ミドルクラス
カワサキからミドルクラスのNinja400Rが登場。結果、先月の販売台数では、Ninja250R、Ninja400Rの二台が揃ってクラスナンバー1の売り上げなんだそうだ。
ユーザーニーズがカウル付きバイクに少し向いているのだろうか?それは、よくわからないけど、、、、
それとは別に、今月発売のMr.BikeのBGでは懐かしのNS400Rが拍子に載っていた。NS400Rというと一時期所有していた事のあるバイク。ガンマ400/500やRZV500Rと含めて自分の乗るビッグ2ストは何にするか?を判断するために手に入れていた事のあるバイクだ。
結果、半年も所有せずに、その売却金額をGL500、GL700、CX-EUROをまとめ買いする時の軍資金に足したのを覚えている。
当時、NS400Rとガンマ、RZVを比較した時に、車格的、作りの本気度的、走り的な点で没にしたけど、それでもNS400R自体は所有欲を満たす丁寧な作り、メカニズムは見て取れた。作りの精度的にはガンマを遙かに上回る丁寧な仕事だったのも覚えている。
今回のBGにもNS400Rに対する論評はそんな感じだったけど、それに較べると、Ninja250/400Rの車体構成の本気度というか、そういうのを見ると、当時のバイクで言えば、GPX250/400R的とも言える。少なくとも、当時のビッグ2st、バリバリのF3レプリカ的な何かとは違う。基本は、ビギナー~ツーリスト向けな印象である。どこかで一歩引いたような印象を受ける。中型クラスでは売れ線とは異なるシングル、ツインでも例えば、グース、SRX、、、、過去のGL、SVとは雰囲気的、オーラ的には異なっている。ここで引き合いに出した単車は、少なくともビギナー方向に向いているようには感じない。ツーリスト~ベテラン向けな印象である。
そんな印象は、メカニズム、車格、デザインの複合的な要素で決まるのだろう。個々のパーツのグレードというよりも、パーツの構成的な抑揚が見られるか?っていうのは結構大事である。価格を抑えるにしても、全てを凡庸なパーツで構成したものと、核となる部分には拘りの設計思想が垣間見え、周辺を落とすというようなモノなら同じ安価なパーツを使っていたとしても空気感が変わってくる。
別に出力志向ではない。2011年モデルのZX10Rの如く200PSオーバーなんて事もどうでも良い。しかし、ミドルクラスのそれっていうのは、少なくとも、ワクワク感は感じられない。これって、どうなんだろう?寧ろ、これ買うならER-6nだよな!って気がするのは確か。
もう少し、本気汁バンバンのミドルクラスが出ないだろうか?SuperMonoばりの250ccとか、そういうの、、、、
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