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2010年10月18日 (月)

最終処分、、、、

 最終処分という言葉で、最近頻繁に聞くのが高レベル核廃棄物の地層処分って奴。偶然だけど、テレビ番組で見掛けたのが地下鉄、艦船、戦車の海底での魚礁としての再利用、、、、

 これ、言葉は最終処分で安全とか役立つとか言っているけど、、、、、経済性優先で目に見えないところへの廃棄に過ぎない。安全な地層の中だから捨てても良いという理屈も身勝手な経済論を正当化しているだけだし、海底にスクラップを捨てるのも魚が偶然利用しているだけで、無くても魚は今迄生きてきた訳で、そんなのは都合の良い理屈だろう。

 この辺りの考え方は、今一釈然としないもの。要は手に負えないから第三者に直接的に迷惑の掛からない世界に捨ててしまえ的にしか見えない。

 実は、今行っている先行待機ポンプ用無注水軸受けを構成する軸受側の材料だけど、これはWCをベースに複合炭化物を組み合わせた材料。これをゴム-樹脂系のハイブリッド緩衝材を用いて軸受成形しているけど、この廃棄は非常に厄介。
 通常の超硬合金と違い結合相がNiとかCoといった金属質でないのが質が悪い。リサイクル性も今一、そもそも原料の入手性も悪く殆どが中国原産に頼っている。

 で、最新Verは、WCという厄介な炭化物は使わずに等価な性能を確保しており、リサイクル性にも非常に優れたモノ。

 なんでもだけど、機能追求すると非常に難解になるけど、実際の技術としての正しい進め方は、難解になって使用後に困惑するような系は実用品とは為り得ない。最終的には、普遍的な技術や工法、材料でスマートに作る事。シンプル、スマートになればリサイクル性も自ずと高まるのである。

 技術とはそういうものであり、スマート、シンプルを突き詰めるのが正しい方法である。

 現在の日本製品を見ると、デコレーション、マルチファンクションという方向で、なんだか進む方向性を見誤っているような感想。その果てが、上述の地層処分とか海中廃棄に繋がっているように感じる。勿論、世界がそういう方向ならば、世界全体の進む方向が破滅に向かっているように感じる。

 先の記事のウェブボットでは無いけど、そういう危機感を持つ人の情報発信が悲観的な予測を生みだしているのかな?という気もする。

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