« 育児教育 | トップページ | 薄暮のバックフォグ、、、 »

2010年10月19日 (火)

弛んだ皮の限界は?

 秋の番組入れ換え期には各局とも特番番組が結構放送される。
 特番の定番と言えば、警察、衝撃映像、、、は昔ながらだけど、最近はダイエット、美容関連が結構多い。

 ダイエットというと少々でないダイエットが多い。下手すると三桁kgのダイエットとかがそうだ。最近では190kgから55kgという過激なダイエットが紹介されていたけど、このような極端なダイエットでは弛んだ皮の処置が最終的に一番の悩みどころになるようだ。

 外科的な処置で弛んだ皮を切除するっていうのは、個人的には凄く違和感を感じる。しかし、弛んだ物はどうしようもないらしい。

 体重のコントロールして良い変動幅はどの辺りか?を考えると、不可逆な変化範囲に出ない事という風に考えれば、減量しても弛んだ皮を外科的に処置する必要の無い範囲の事なのかな?って気がする。

 自身の場合、体重で20kgを落としたけど、それによって皮が弛んでどうしようもないという事態には至っておらず、恐らく85kg中の20kg程度、つまり25~30%程度の体重変動では、そういう心配とは無縁なんだろう。
 では、変動体重率が何%を越えたら皮の切除手術が必要になるか?

 例えば、190kgを55kgというと、190kg中の135kgを除去だから70%以上を減量する。これはアウトみたいだ。55kgを基準にする345%、つまり3.45倍。重量で3.45倍と言う事は容積で3.45倍だから身長は不変だから、断面積が3.45倍、つまり長さ方向では1.86倍である。ウエストが60cmの人ならウエスト120cm、、、これは確かに皮の弛みが問題になりそうである。
 自分の経験からすると65kgが85kgなら1.3倍、長さ方向では1.14倍、ウエストで70cmならウエスト80cm、これはセーフな訳だ。

 (肥満状態/標準状態)の平方根が皮膚の延伸率に相当する訳だ。この延伸率数値で皮の切除が必要かどうか?の境界数値があるのだろう。普通に皮膚の2箇所に印を付けて引っ張っても印の距離は殆ど変わらない。どんなに頑張っても120%はにはならない。1.2倍が限界とすれば、1.2^2=1.44、体重が1.44倍というと60kgの人が84kg、45kgの人なら65kg、、、そんな感じ。でも、根拠は無いけど、この辺が皮膚切除不要の限界数値のような気もする。これ以上の増加は、皮膚の組織の生成という形で皮膚が長くなるような気もする。

 逆に皮膚組織っていうのは常に新しい組織に生まれ変わっているのも事実。案外、減量の速度を新陳代謝に合わせれば切除手術も不要なのかも知れない。1.4倍を一つの目安にすると、ダイエットによって定める体重の目標は、1/1.4、つまり現状体重の0.7倍を一つの目安として減量し、その体重を維持して生活すれば弛んだ皮も目に余るような状態にはならずに目立たずに減っていくのかもしれない。
 例えば、190kgスタートなら135kg程度でキープして暫く待って、次に95kg、次に67kg、そして47kg、、、という風に皮膚組織の再生に合わせて行えば良いのかな?という気もする。

|

« 育児教育 | トップページ | 薄暮のバックフォグ、、、 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 弛んだ皮の限界は?:

« 育児教育 | トップページ | 薄暮のバックフォグ、、、 »