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2010年10月17日 (日)

モノコック構造

 ここ数日、表題のモノコックネタの記事にアクセスが多い。
 それは兎も角、偶然だけどモノコックの記事を読んでいた。

 何?っていうと、愛読の『RACERS』のVol.6で取り上げられていたカワサキGPマシンのKR500の記事を読んでいたからだ。

 昔のGP500を思い出すと、モノコックフレームというと、初期のNR500、それとKR500というモデルである。
 このKR500はガソリンタンクを構造体としたモデルで、これにフロント周りを直付け、エンジンをぶら下げて、リヤピポットユニットも直付けという構造。正しくモノコックである。このモノコック構造の評判は当時的には、高剛性すぎてタイヤが追いつかないという欠点があり、剛性を落とす事で戦闘力を高めたという記事を見つけビックリしたのである。

 因みに、KR500は1980~1981年がモノコックフレーム、1982年がバックボーンフレームで最近ならカワサキ市販車のZX12R、ZZR1400に通じる構造にチェンジした事が紹介されているけど、初期の1980年型の構造は正に合理的な構造だな!って今更ながら思うのである。

 さて、モノコックというと車の世界では一般的だし、最近では自転車フレームにも似たような語句で聞くけど、、、、、最近の自転車でいうモノコックというのは、思ったのはモノコック構造に非ずという印象である。

 モノコック構造というと、フレーム構造を有さないということで、そういうフレーム自体は存在しない。単純にフレームパイプの溶接接合部分を無くすというのはパイプワーク構造からプレス鋼板構造に過ぎないということ。単車なら昔のDAXのような形、或いはヤマハのプレス鋼板のモナカ構造で有名なTZR等のデルタボックスフレームとか、そういうモノである。最近のカーボンファイバーの一体成型品なんかはモノコックというよりも鋼材をCFRP素材い置き換えており、構造体としての強度保持としては、通常の鋼管フレームと同じ箇所の構造材が在る訳であり、やはりフレーム構造として理解すべきと思う。

 一体成型品のメリットとしては単車でのデルタボックス構造と同じく、強度設計の過不足無い設計が出来るのがメリットだろう。でも、それはフレーム構造の延長であり、フレームという概念の延長に過ぎない。
 仮に自転車としてモノコック構造を生み出すとすれば、メインパイプという大きな構造体で作るのでなく、ケージ構造がモノコック構造に一番近いだろう。思い付くのは、モールトンのような細いパイプワークで構成された構造。この細いパイプで囲まれた面を薄い板材で囲い、パイプ自体を取り除く事が出来れば、それはモノコック構造として定義されるもの。

 逆に言えば、モノコック構造というのは立体形状を保持するのに適した形状であり、自転車のようなメイン部分が平面構造のモノを立体構造に置換してモノコックを作るという意味では、ちょっと向かないのかもしれない。
 自転車系統でモノコック構造が生きる形態としては、三輪車とかリカンベントのような幅の存在するシャーシ的な概念があるものに限られるように思う。
 まぁ、メイン三角が貝殻が閉じたようなモナカ構造に置き換えられたとすればモノコック構造体と言えるのでは無いだろうか?

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コメント

そうですね、モノコック構造というと箱形状構造体が無いと成立しませんね。自転車の場合、二枚貝の併せ構造くらいしか有り得ないですね。
一体成形構造≠モノコック構造ですから、難しいですね。
ただ、単車の場合はダブルクレードルのように構造体に厚みがあるからモノコックはあり得るかも知れません。
自転車の場合、案外クランク、チェーンリングをフレーム内部に取り込む構造が生まれれば成立するかもしれませんね。

投稿: 壱源 | 2010年10月17日 (日) 23時14分

 スーパーカブも、モノコックかと思って居ました。
 二輪車でモノコック構造、特に自転車では存在し無さそうですね。出来てもしなりが無さそうですね。

投稿: クマ | 2010年10月17日 (日) 23時06分

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