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2010年10月28日 (木)

トイデジ?旧デジ?

 自転車にSDムービーを取り付けて、車にドライブレコーダーを取り付けて、、、、で、再びカメラについて関心が行っている。今回のカメラ関心の発端は動画撮影だけど、基本は一緒ということで、、、、

 で、カメラ、ビデオを色々調べてみて思った事。それは、、、昔の基本から変わっていないって事。

 先ずは、実質高性能、高スペック志向の正攻法の製品があって、これは画質も美しく、簡単に素晴らしい映像が撮れる製品。高機能、多機能でありながらコンパクト、集積度も高く非常に優れている。これはカメラ、ビデオ問わずである。一般に大手メーカーが主力として販売するモノ。カメラなら製品サイクルの短命化も進み驚く程低価格で買える。1万円以下で入手できるものもある。光学ズームは当たり前、AFは当然、小型化を進めたためか専用バッテリーモデルが多い。最近は裏面照射CMOSとか新しい撮像素子が使われている。画素数も強烈で1000万画素も普通。一言で、、、、凄すぎる。このシリーズラインナップは底辺でも一通りの機能は備えている。凄い時代である。価格はローエンドでも概ね2万円以上、主力製品は5万円以上というパターン。但し、型遅れは半値で買える。

 次が、スペックだけ見れば高機能っぽい製品。画質は、、、、最低だろう。機能は多いけど、使えない。しかし、機能を見れば割安感がある。言ってみれば安物製品群。メーカーは大手カメラブランド、家電ブランドではない。それ系専門のブランド。製品サイクルは大手ブランドよりは長め。価格は大手メーカーのブランド製品の半値~1/3くらい。しかし、大手メーカーの型落ち製品の方が当然ながらに遙かに高性能。製造国は中国製。中国製がダメという訳ではないけど、製品の思想が全方向でコストダウン優先主義。
 いってみれば、大手正攻法製品の振りをした安物。実質低性能、表示スペック優先主義だろう。

 最後が、性能でなく趣味性、遊び優先主義。画質は求めていない。基本はトイ、オモチャである。性能自体は高性能のフリをした前記機種と同じだろうけど、それを割り切って、それを楽しむという考え方から、こういうモノが好きな人には最高の存在だろう。コレ系の製品を性能で語るのはナンセンス。趣味性の強い性能、機能特化主義。

 こういうパターンのようである。個人的には、カメラに画質とか、そういのは求めていない。カメラに求めるのは、記録というかメモである。画像なら文字が読めるとか、風景なら変色しないとか、マクロなら詳細が呆けないとか、動画なら歪まないとか、そういうレベルである。緑が茶色になるようなのはNGだし、ピントが合わずに撮れないのもNG、動体撮影が歪みまくるのも困る。記録として満たされれば良いのだ。

 つまり、必要最小性能で機能特化主義というのが理想。使わない機能は不要。車載品なら可動部分なんて在ると邪魔。そんな感じ。暗所、炎天下で撮影するならAFなんて邪魔。そういうことなのである。

 カメラ的には、使い勝手から言うと、単焦点で固定焦点というのが好み。しかし、記録として使える機能を絞ったカメラっていうのが現状のラインナップでは存在しないのが残念。用途としては、記録。記録の確認はL判程度、或いは、PC画面一杯でOKなのである。つまり、、、、画素数的には200万画素でも大きすぎ。100万画素クラスが丁度良い。ターゲットとしては30~300万画素の単焦点、固定焦点機なのである。

 こうして考えると、1998~2004年頃のエントリーモデルしか選べないのが残念。
 何か良いのは無いかな?と探して、選んだのは、、、、現状ベストはオリンパスのC-120(単三4本以外は全てOK)、フジのA101(暗所に弱いのが残念)、現状次点がキャノンのA310(形状とAFなのが×)、オリンパスのC-2(画角とAFが×)というところ。独特故に気に入ったのがコダックのDC3800(遅いけど画角と発色が◎)、DX3215Zoom(固定焦点の広角ズームがレア)、フジのDS-10(CCD30万画素を単三2本駆動)、インテルのCS630(PCカメラとして使えるCCD30万画素)というところ。これらは、少なくとも画像的には妥協出来る結果が得られるからOK。

 期待したものの、記録的に厳しい判断となるけど、それでも気に入っているのが、昔の安物カメラに属するであろう次の機種。トイカメラだけど真面目に一芸を得ようとしたであろう機種。それがLargan Chameleon 0.3/Maxell WS30/slim、AGFAのCL18、カシオのLV-20。この辺のカメラ、身分?を弁えて使えれば結構綺麗に撮れるのだ。

 最後がダメダメと言わざるを得ないモデル。これは最近ならリコーのCaplio RR211ってモデル。これは、、、、小さいのが取り柄だけど、記録として見るとChameleonとかWS30にも及ばない。綺麗に撮れる事の方が稀。色合いも変。ピントが合う場所が殆ど皆無。暗いと全くダメ、、、、、リコーブランドだけど、背伸び系安物製品と一緒という判断。

 リコーのカプリオを使う前は、単純に単焦点、固定焦点に拘っていたけど、画角の使い辛さも強烈に自覚したけど、それ以上に、この時代(2004年迄)の製品では記録として使うにはCMOS機はダメという制約が加わったのである。暗いと粒子状ノイズが大量に出る。明るいと白跳びする。動体撮影すると歪む。

 いろいろと探しているけど、どれも今一なのが現実。単焦点、固定焦点でメモ代わりに使えるのは無いのである。これくらいの希望は叶うだろう!って思いながら、解に辿り着いていないのである。オリンパスのC-120、フジのA101が今のところ最高なのだ。チョット古めの単焦点、固定焦点、広角気味、CCD撮像素子というのがカメラに求める仕様。これが無い。今の時代にも、それを満たしてくれる製品は皆無。

 デジカメなら要求順位は、乾電池駆動は当然として、
 単焦点>広角>固定焦点>CCD
 というのが今の選択条件。車載動画なら稼働部分の無さ+CCDというのが必須のような機がする。

 そうやって、マイベストのメモカメラを探しているけど、相変わらず最近のモデルはチョット吟線に触れないのばかり。過激に小さくする必要も無いし、機能を満載する必要も無いのだけど、、、、とうことで、正攻法の製品がダメかな?って思いから、最近のトイデジはどうなんだろ?って関心が新たに湧いてきた今日この頃である。

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