ATプロボックス
11/6の土曜日、プロボックスのコーティングメンテということでディーラーに半日程車を預けた。
そこで、代車を借りたのだけど、チョイスとしてはプロボックスバンのAT車である。
これ、一度乗ってみたかったのだ。基本は同じだけど、装備は全く何もない素の仕様。パワーウインドーも無い。集中ドアロックも電動ドアミラーも無い。しかし、、、、これ、悪くないのである。もしかしたら何もない方がカッコイイかも、、、、って思ったのだけど、興味があったのはAT車の走り。
最近は、効率重視、燃費重視でATというとCVT全盛だけど、個人的には昔ながらのトルクコンバーター式のATが好き。特に、発進時のトルクは目を見張るモノがある。発進時ではトルコンの入出力回転差によるトルク増幅作用が非常に力強く感じる。イメージ的には油圧にトルクを溜めて開放するというパターン故に発進の瞬間は非常に力強い。これはMT車をも上回る。自分のS/C付きさえも上回る感じ。低回転での加速、発進といった状況ではシンプルで合理的なトルク増幅方法だ。
街中でのダッシュで50~60km/h迄は非常に軽快。
小さい車程、MT車でキビキビ!って言われるのが普通だけど、市街地のストップアンドゴーの環境では、トルコン車も捨てがたい。これはこれで結構楽しい。
そう言えば、マツダのスカイドライブってAT機構はトルコン式ATでありながら走行状態では即ロックアップで効率追求というモノだけど、CVTよりは良さそう。そもそも、ベルトテンション強めに掛けるというのは生理的にチョイ受け付けない。動力伝達時のフリクション最少となるとベルトテンションよりもギア、スプロケのような伝達の方が合理的と思う。
発進時には小排気量車ではトルコンによる増幅作用によるトルク補助が有効だし、感覚的にアクセルオン=エンジン回転数上昇=車速上昇の方が馴染みやすい。変速クッションを緩和させるにはトルコン式もメリットは大きい。確かにロックアップ領域を拡げる事が出来れば面白い。
プロボックスのATに乗りながら、最近マツダが発表したスカイコンセプトは結構楽しみ!って考えたりしていた。
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