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2010年11月25日 (木)

納得する考え方

 昨日、勤務先の面倒臭い仕事に携わるスタッフのアクセスに対して、『まぁ、頑張れ』という記事を急遽アップした。

http://replica2st.cocolog-nifty.com/diet/2010/11/post-2be9.html

 である。

 その直後、担当者が研究棟に尋ねてきた。何やら、話を社外でしたいとの事だそうだ。

 まぁ、話すのは幾らでも話せる。

 でも、抱える境遇というのは、個人にしか判らない事。なかなか難しいのだ。相談したいには、理由がある。その理由というのは、少なからず、境遇に対する不満というか文句というか意見があるから。でも、だれでも、そういう感情は持っているものだ。

 それを、どう理解するか?である。

 バリバリのバイタリティとやる気で進めるのも一つだけど、、、、、色んな周辺事情を鑑みて、時を切り売りして金を得るという割り切りも一つである。人間の感情には必ず、相反する感情が存在し、それがバランスして行動を決めている。どこでバランスするか?納得するかは、個人の価値観次第であり、それの何が正しいか?というのは、個人でしか決める事は出来ないのだ。

 そのバランスポイントが得られない状態がフラストレーションであったり、ストレスであったりするものだ。それが嫌なら、経営者と喧嘩するなり、自立するなり、色んなアクションが選択肢として選べるのだ。そう言うモノである。

 色んな考え方がある。例えば、勤務先のような低レベルの会社であっても待遇が悪くない、、、、ならば、、、、その待遇のために時間を切り売りして、必要最小限の拘束時間のみを提供して割り切って過ごす、、、、そういう考え方もアリである。

 勿論、未来においてみんなが幸せになれるような技術を追求して切磋琢磨するのも良いだろう。そのために、今の物質的な対価は見ずに取り組むのもカッコイイだろう。

 何が正しいか?それは、個人次第なのだ。大事なのは、個人が納得出来る形を見出す事だ。

 まぁ、個人的に思うのは、仕事に限らず、趣味でも、健康管理でも、遊びでもだけど、何か一つの部分で自己表現出来る世界があれば、それ以外は、放置プレイでも良いような気もする。放置プレイでなくとも、気力を集中しない世界というか、そういう時間の過ごし方は自分なりに妥協できる理屈を組み立てて過ごすのが大事。そのぐらい気楽に過ごしても良いように思う。
 実際、仕事というのに使命感を持っていない人の方が遙かに多いだろうし、多くの人の本音の部分では、残業という時間を過ごす事の目的が残業代だったりする訳である。気力を持って取り組む例、世界は案外少ないのだ。納得出来なくても、そこで時間を売っているという思いで気分が落ち着けるのなら、それでも良いのでは無いだろうか?
 全てを突き詰める、、、それって、なかなか難しい。分野を問わず、自分で自己表現出来る分野を一つ維持するというので良いような、そんな気もする。

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