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2010年11月23日 (火)

疎通か否か

 車、単車、自転車、、、、人が乗って進むモノ。これを不特定多数、基本は他人同士の公道で使う訳だけど、その時、必ずや交錯が生じる。

 基本、後から急いでいるというか、速い車両がやって来たら、どうする?っていうと、速いから追い付いてきた訳だから、素直に譲るというのが普通だろう。
 逆に、走っていたら前走車両に追い付いた、、、、その場合は、前が遅いから追い付いた訳で、抜く気が無ければ一定以上の車間距離を確保して追走するか、、、、ペースを落とすつもりが無ければ、抜ける場所で一気に抜くのが普通だろう。

 少なくとも、自分はそう思う。

 絶対にしない事、、、、それは、後から急いでいる車が来た時に、敢えて抜かさせないようにブロックしながら意図的にペースを遅くする事、、、、自分が急いでいる時に前の車をかわして抜ける瞬間があるにも関わらず、煽り立てて抜かずに急き立てる事や、車間距離をゼロ的なベタ付けで煽る事。

 しかし、街中では、交わした途端に猛然と追っかけてくる人とか、そういう嫌がらせ的な事をする人も少なくない。これが嫌がらせかどうか?気に障るかどうか?っていうと、世界が同じ系統ならば、割と何とも思わない。まぁ、その場合は、アイコンタクトやゼスチャーっていうのが付き物。特に、単車で峠の場合はそうだ。そういう瞬間はメットのシールド越しに意志疎通が出来る。そういう場合、場合によっては併走状態ってのもあり得る話。車でもそう。

 しかし、最近思うのは、自転車の場合は、そういう意志疎通というか、アイコンタクトって意思伝達が無い場合が多い感じである。

 この違い、、、、、そう、単車や四輪の場合、ミラーの存在が大きい。単車、四輪の場合、お互いの接近をミラーで確認するのはザラ。ミラーを見ない奴というのは世界が違うし、ミラーで意志を確認し、挙動で返事が出来る。だから、そういう交錯が生じても嫌な気分にはなりにくい。

 自転車の場合、音もしない。ミラーも無い。それ故に、交錯する場合、連みOKかどうか、、、それは、接近した時のゼスチャーが大事だ。ゼスチャー無しのびっくり箱的且つ、無愛想となると、、、、、単車や四輪で感じるような『連みOK!』って気分にならない。

 過去に自転車で連みOK!って気分になった人は極少数。ネコモトの常連さんと思しき古いTREKに乗った人。同じく常連さんのTREKに乗った女性の方、他にはワインカラーのキャノンデール、青いDEROSA、ブルーのパナチタンくらい。それ以外は、、、、

 まぁ、基本は相手の邪魔せず、邪魔されず、、、これが大事。所謂、不干渉のマナーみたいなもんだけど、干渉とか連みをするなら、普通は挨拶が必要、、、それだけの話。

 挨拶無しで干渉、、、これが礼儀知らずというか、そういう感じだ。

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