ホイールサイズ
自転車のホイールっていうのは結構判りづらい。判りづらいのが沢山あるけど、その中で特に判りづらいという印象を頻繁にもたらすのが、20インチと27インチだ。
20インチというと、WO仕様、HE仕様で、本来はリムへの留め方だけど、その辺は非常に曖昧となっており、違いとして明らかなのはホイール直径のサイズ。ETRTO表示で比較すると前者が451mm、後者が406mmである。この違い、ブレーキゴムの固定位置でいうと20mm以上違うので、直径的には下手すると2インチ近く違うのだけど、何れも20インチという呼称。
DAHON等小径車では20インチの406サイズを451サイズに交換するのが、好き者にとってのチョットした流行。まぁ、変えてどうか?というと、手間程の体感の変化は少ない。寧ろ、タイヤの選択肢が減るデメリットの方が大きいかな?というのが正直な感想。
我が家では451仕様の小径車は、ルイガノMVF改、オ・モイヨWW、西DAHONの三台、406仕様はスピママ号、ビーンズハウスB-BH062改というところ。実用は406仕様ばかりだけど、全く不都合は感じない。
ところでARAYAのHE20インチ用リムでGP-710がある。これ、KENDAの20×1.50タイヤが履けない。マラソンスリックなら履ける。
http://replica2st.cocolog-nifty.com/diet/2007/05/406_91d1.html
こういう経験もした。こういうのは初めての経験だったなぁ、、、。
次、普通は迷わないけど、昔の自転車好きにとっては悩むかも知れないネタ。
それは、700Cと27インチWO仕様。700Cというのは本来、チューブラーサイズ。それに応じたWOというと27インチである。それが1980年頃だと思うけど、チューブラーと互換サイズのクリンチャーが登場した。これが700Cサイズ。大昔はスポルティーフというと27インチでタイヤサイズは1-1/4とか1-1/8が殆ど。700Cサイズはチューブラー互換と言う事で、ロードレーサーといえばチューブラーという時代で、ロードレーサー互換のファーストライディングというモデル用のタイヤ。ロードレーサーとスポルティーフの間のモデル。スポルティーフのフェンダーレスモデル用のホイールサイズだった。
因みにホイール外径は700Cが635mm、27インチが643mm。ETRTO表示(ビード径)だと前者が622mm、後者が630mm、半径で4mm違う。まぁ、この程度だと取り付け上の問題は少ないけど違うのは違う。少なくともタイヤ自体の互換性は無いのだ。
何故に、こんなネタ?っていうと、昔の27インチの自転車の入手を検討しているからだったりして、、、、。
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