IDEモードでインストールしたVistaをAHCIモードに変更する。
先日、Vistaのcrcdisk.sysの読み込み遅延で起動不良になった状態から回復させるのに、ググって見つけたのが、
結構なトラブルが一般的らしい。で、解決策は、
1.HDDのSATAケーブルの差し替え?
2.CMOSクリア?
3.BIOSでACHIの設定をSATAからIDEにして再度SATAに戻す?
4.OSの再インストール
って方法。
結局、対応はベンダー名を正確に返せなくなっていたDVDマルチを交換して回復したけど、BIOSの確認で見つけたのが、SATAのConfiguration設定。
この設定は、IDE、RAID、AHCIの三つが選べる。そして、デフォルトのIDEモードでシステムはインストールされている。
モードとしては、IDEモードよりもAHCIモードの方が新しく、色んな機能が強化されているらしい。
で、このモードをAHCIモードにしたら、どうなるか?
基本、Vistaでコレを行うにはVistaの再インストール(修復セットアップ)が必要とされており、モードをIDEからAHCIに変えて起動しようとすると、起動途中でエラー画面が表示され、IDEモードに直さない限りは起動できないとされている。
しかし、AHCIモード時にVistaの標準AHCIドライバが導入されるチップセット(またはHDDコントローラ)では、レジストリ設定によりこれを回避できる。
http://support.microsoft.com/kb/922976/ja
にマイクロソフトから方法が示されている。
方法を簡潔に記すと、
1.[スタート]ボタンをクリックし、[検索の開始]ボックスに「regedit」と入力してEnterキーを押す。「ユーザーアカウント制御」ダイアログが表示されたら、[続行]をクリックする。
2.起動したregeditで、左のレジストリツリーから「HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\Msahci」というサブキーをクリックする。
3.右側のウィンドウにある[Start]という項目を右クリックし、[修正]をクリック。表示される画面で、[値のデータ]に「0」と入力し、[OK]をクリックする。
4.レジストリエディタを終了し、続いてVistaを終了する。
5.BIOSセットアップでAHCIモードに変更し、Vistaを再起動したら、デバイスマネージャでAHCIが有効になっているか確認する。
この設定を一度行なうと、IDEモードに戻しても、エラーを起こすことなく起動できるようになる。
メリットは、eSATAの外付けHDDのホットスワップが可能になったりする事。まぁ、変えても体感的に何かが変わるか?というと、体感上は感じる事は難しいかもしれない。
Vistaはインストール後にこれが出来る。Windows2000、Xpでは一般的には出来ない。評判は今一だけど、結構進化しているのがVistaである。Windows7は購入しているけど、パッケージは未だ未開封である。
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