« crcdisk.sys その後 | トップページ | 好き嫌い »

2010年12月15日 (水)

IDEモードでインストールしたVistaをAHCIモードに変更する。

 先日、Vistaのcrcdisk.sysの読み込み遅延で起動不良になった状態から回復させるのに、ググって見つけたのが、

 結構なトラブルが一般的らしい。で、解決策は、
1.HDDのSATAケーブルの差し替え?
2.CMOSクリア?
3.BIOSでACHIの設定をSATAからIDEにして再度SATAに戻す?
4.OSの再インストール
 って方法。

 結局、対応はベンダー名を正確に返せなくなっていたDVDマルチを交換して回復したけど、BIOSの確認で見つけたのが、SATAのConfiguration設定。

 この設定は、IDE、RAID、AHCIの三つが選べる。そして、デフォルトのIDEモードでシステムはインストールされている。
 モードとしては、IDEモードよりもAHCIモードの方が新しく、色んな機能が強化されているらしい。

 で、このモードをAHCIモードにしたら、どうなるか?

 基本、Vistaでコレを行うにはVistaの再インストール(修復セットアップ)が必要とされており、モードをIDEからAHCIに変えて起動しようとすると、起動途中でエラー画面が表示され、IDEモードに直さない限りは起動できないとされている。

 しかし、AHCIモード時にVistaの標準AHCIドライバが導入されるチップセット(またはHDDコントローラ)では、レジストリ設定によりこれを回避できる。

http://support.microsoft.com/kb/922976/ja

にマイクロソフトから方法が示されている。

方法を簡潔に記すと、

1.[スタート]ボタンをクリックし、[検索の開始]ボックスに「regedit」と入力してEnterキーを押す。「ユーザーアカウント制御」ダイアログが表示されたら、[続行]をクリックする。
2.起動したregeditで、左のレジストリツリーから「HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\Msahci」というサブキーをクリックする。
3.右側のウィンドウにある[Start]という項目を右クリックし、[修正]をクリック。表示される画面で、[値のデータ]に「0」と入力し、[OK]をクリックする。
4.レジストリエディタを終了し、続いてVistaを終了する。
5.BIOSセットアップでAHCIモードに変更し、Vistaを再起動したら、デバイスマネージャでAHCIが有効になっているか確認する。

 この設定を一度行なうと、IDEモードに戻しても、エラーを起こすことなく起動できるようになる。

 メリットは、eSATAの外付けHDDのホットスワップが可能になったりする事。まぁ、変えても体感的に何かが変わるか?というと、体感上は感じる事は難しいかもしれない。

 Vistaはインストール後にこれが出来る。Windows2000、Xpでは一般的には出来ない。評判は今一だけど、結構進化しているのがVistaである。Windows7は購入しているけど、パッケージは未だ未開封である。

|

« crcdisk.sys その後 | トップページ | 好き嫌い »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: IDEモードでインストールしたVistaをAHCIモードに変更する。:

« crcdisk.sys その後 | トップページ | 好き嫌い »