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2010年12月10日 (金)

全力先行待機ポンプ用無注水軸受って言っても、、、、

 ひょんな事から表題のモノが出来た。
 出来たと言うよりも、それ以上に過酷な使用環境向けに開発していた軸受が、本来の用途アプライの前に、先行待機用途、排水ポンプ用途に使われている。

 これ、自身の経験で作って過酷な使用用途で経験した色々な問題を解決してきたモノ。

 それ故に、自信はあるけど、これって、どう?って気もしないではない。

 っていうのは、、、、先行待機用途に一部企業殿に採用頂いているし、使用を検討下さっている企業もある。

 しかし、、、、これ、全採用になっても大した金額に為り得ない。

 その割りに、このシステムのコストは結構バカにならない、、、、正直、今の受注状況、市場動向から考えると、何故に、大企業が受注に向けて競争したり、こんな分野外の技術に関心を持つか?

 これが凄く不思議、、、、、この程度の生産量なら、正直、作らずに寝かせて置いて良いような気もする。

 偽らざる感想。

 でも、折角生みだしたモノ。寝かせるのも今一、で、最近思う事。これ、先行待機用途でなく、本来の用途、、、、そう、それは揮発性液体を扱う高揚程(ヘッドが大きく、荷重が大きい)ポンプに使うべき、、、、でも、自社で使わないなら、思い切って、韓国のライバル企業に技術供与しても良いかな?って気もする。

 そう、肉を切らせて骨を立つ的な普及だ。

 正直、競争力のアイテムとして普及に足止めを掛けるよりも、、、、、、スタンダードを目指して広く普及するのが良いような気もする。

 そう、自分が儲ける意識は無い。考えたモノが広く使われる方が有り難い。

 中国企業でも、韓国企業でも、いっそ全てを提供しようか?とも思う。

 この技術、既に使ってくれてるユーザーとは別の企業から引き合いを受けた。技術指導の可否判断を先月中にする予定だったけど、一ヶ月遅れである。非常に申し訳ない。

 一応、懸案事項は、取り敢えず、クリアになった。方針も決まった。年末から年始に掛けて実験データ収集が忙しそう。

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コメント

この手の設備は小さなモノからジェットエンジン駆動の大型のモノ迄存在します。
私の作ったのはセラミックスと複合材料の組み合わせですが、このセラミックスが大型装置への適用を妨げています。

ということで、クリスマス前に最新のシステムの特許を申請したところです。最新のシステムはセラミックスを使うが故にサイズの上限があったのですが、これを遙かに上回る巨大のサイズが実現出来るアイデアです。今度の無注水軸受はセラミックスを全く使いません。それでいて耐摩耗性、耐焼き付き性を維持し、注水後の異常振動を抑制する事の出来る数値関係が維持出来るのが特徴です。

来春早々、この業界の大手企業であるH社、D社に技術プレゼンスを行う予定だったりします。

投稿: 壱源 | 2010年12月27日 (月) 23時53分

こんばんは。確かに凄いことですね。
 こちらは都市水害に備えた、地下の池が作られている地域があります。水害が起き無そうな川へ放流するのに、ジェットエンジン付きポンプを使っていると聞きます。そんな所へこの特殊なポンプが使われているんでしょうね。有り難い物です。

投稿: クマ | 2010年12月27日 (月) 19時20分

構造的には大雨で溢れた水を溜めるタンクに設置したポンプですね。ポンプの羽根車はタンク底部に位置して、その羽根車を十数メートル上部に設置したモーターで駆動する訳です。駆動軸は軸受で支えられているのですが、その軸受は水に浸かっていないと回せないのが普通な訳です。
因みに、ポンプの能力は大きなモノでは30000m3/h程度の吐出量で配管直径は2mクラスだと思います。
駆動軸の直径は300mm程度ですから巨大なポンプですね。
この巨大なポンプの羽根車をブン回す訳ですが、タンクに水が来る前、最大で60分程度は全力で空回しするものです。タンクに溢れた水が来てからポンプを回しても排水が間に合わないからですね。60分間の空回しは車のエンジンでオイル無しで60分間レッドゾーンで回し続けるようなモノです。それに耐えるシステムが貴重とされているのですが、作った本人から見れば、市場的にチョットレア過ぎました。(笑)

投稿: 壱源 | 2010年12月13日 (月) 23時34分

 こんばんは。
 揚水ポンプで水が無い状態から吸い上げると言うのは確かに凄い事ですね。私が使っている洗濯機に、風呂から組み上げるポンプが付いています。これも、ポンプ部分には水が必ず入っているのではないかと想像しています。石油ストーブ用電動ポンプも吸い上げ管先端に羽が付いて廻っていますし。

投稿: クマ | 2010年12月13日 (月) 22時41分

ポンプというのは凄く普遍的な機械ですね。
でも、ポンプっていうのは水の中で動かすのがデフォルトであり、今やっているのが、水無しでも長時間回せるポンプを実現する部品なんですね、、、
難しいものなんですが、逆に、レアというか先進すぎて使う箇所が剰りにも限定されているのが難しいところです。

投稿: 壱源 | 2010年12月12日 (日) 01時29分

 難しい事は判りませんが、ポンプと言えば水害が多そうなベトナム辺りは需要が多そうな気がします。勤勉そうですし。

投稿: クマ | 2010年12月11日 (土) 23時58分

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