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2010年12月31日 (金)

一年を振り返って

 今年の振り返ると、どんな年だっただろうか、、、
 総括として、フィジカル面では良い年では無く、精神的には良い年だったような気がする。

 昨年の1/22にトラブルで左肩を強打して機能、筋力(ベンチプレスで発生できるパワーレベル面で)を回復させるのに二週間程度要した。その違和感が完全に無くなるのに2ヶ月程度掛かった。
 3/22頃だったと思うけど、自歩道で対向暴走自転車を確認したので左路肩で待機していたら、暴走自転車にのったWILCOMの社員が激突してきて眉間に深い裂傷、額の擦過傷を受け、用品、用具の被害を受けた。傷の完治に10日程要した。
 更に、9/16頃だったけど、高校生通学自転車が原因でバーストさせられて、跳んだ先で右肩を強打した。年初が左肩、今度が右肩。これは左肩以上の負傷で、パワー回復に二週間、違和感消失に二ヶ月チョイを要した。
 最後が、12月に入ってから、スイムでブレストのピッチを上げすぎて、左膝に平泳ぎ膝を発症させた。日常生活+バイクで不具合は無いけど、スイムには違和感というか、恐怖感を感じている状況。

 ということで、結構、怪我や負傷が多かった一年である。

 そんな中、明るい?ニュースというと、経済的には厳しかったけど、プロボックスにS/C搭載可能なCBA型が辛うじて購入出来たということ。プロボックス+S/Cという車検対応可能な新車仕様で入手できたのはラッキー。車自体も言う事無しで満足度は高い。
 パソコンもAVPCで運用しているP6Tの不調がDVDだったらしく、交換後は快調。
 自転車は?っていうと、細かいモディファイが進んで、所有自転車はどれも自己満足だけど、カッコイイ雰囲気に纏まってきた。

 精神的には、四十代半ばということで、考え方が変わってきたのが大きな変化である。三十代迄は、競争大好きで、物事を積極的に進めて目立つというか、頭角を表すのが大好き。身体への不安は無し。という路線だったけど、四十代を半分過ごしてからは、身体のケアを重視。健康への不安や恐れから体調管理に最大限の注意力を働かせるというパターン。仕事や職務は、基本、言葉は悪いけど、率先して組織のために機能するというのは無しという割り切りが生まれた事だろうか?言ってみれば、応援大好きで、基本は地味に存在感を消して、、、、という方向にシフトした。日本の企業システムから考えると、社会人前半が給与に大して労働貢献が多く、後半が反対となる。となると、組織的にも機能を果たす部分では後進に譲るのが自然とも考えられる。これからは、今迄の貯金というか、貢献を根拠に、自分の健康や体力に全てを注ぐというのが自然の流れという気もするのだ。

 四十代、、、不惑という。惑わないということ。四十代という、寿命の折り返し地点、労働寿命(定年迄)でも折り返し地点。半分を過ごして得たのは、身体が大事。という確固たる考えである。自分としても、その考えから大事なのは健康管理、体力維持に全てを注ぐという考え方。やはり、惑わないのである。

 色んな怪我やトラブルで、やはり機能低下を感じる。機能低下を補うというか最小限度に留めるには、24時間でケアやトレーニングに割く時間を増やすしか無いのだ。財を意地して身体のメンテ時間を増やすには、育児、睡眠等の所要時間は削減出来ないので、他を削減するしかないのだ。

 そういう思いが確固たるモノとして認識出来たという意味では、非常に重要な一年だったと思う。

 この時期に気付かない人が生活習慣病という重大疾患信号を放置して、後に癌、高血圧、ストレス、肥満という、人としての機能を失いかねない状況に陥るのが現代社会なんだろう。
 不惑という年代で気付くべき事は、人生の半生を元気に保つという事、健康や体力維持が一番という気持ちに惑わない事である。体力維持に割く時間というのは確実に多く必要となってくる。一日24時間という枠で、身体のメンテ、ケアに時間を割くとなると、少なくとも収入を維持したまま、それに掛かる時間を少なくしないと成り立たない。例えば、今の年収を100%としたら、それで満足なら、それを維持しつつ、健康の為の身体メンテ時間を少しずつ増やす方法を考えるのが大事だ。身体のケアやメンテの時間は今後確実に増えていく。

 今の年収が昇給で増えれば良いけど、不景気等で減ることもある。不景気で減っても年収レベルは維持したい、、、、となると、、、、目減りした年収を補う術を準備するのが大事。その術は最小限度の努力で最低限確保出来れば良いのだ。100%が80%となり20%減ったら、20%に相当する収益を他で得れば良いのだ。
 20%の収益を昇給で賄うには、組織の収益性を20%以上高めるように組織が機能しないと活けないけど、組織が機能しない状態で自分が貢献するとなると、そこでの負担は非常に大きく重いものとなる。組織で自分だけ20%アップなんて有り得ないからだ。
 しかし、自分だけの20%の収益向上ならば、サイドビジネスでどうにか為る。最小限度の収益力確保なら自分の努力は自分のためだけ、、、、そういう割り切りも必要となるだろう。

 今の時代、国も企業も過度に当てにするのはNGだ。好む好まざるに関係無く、個人主義的な世の中になっている。自分の身は最終的に自分で守る必要がある。最悪の事態に備えた保険というか、そういう事を考えなければならない。我が身で稼ぐ術を育てる事が大事だろう。方法論は人それぞれだけど、自分の場合は、アイデアの提供くらいしか今は出来ない。そういう自分の出来る範囲で、公共性の高い分野で特許数件を個人的、同族的に申請出来たし、そういう意味でも順調だ。
 余談だけど、二十代~三十代前半では、特許申請は企業での申請だけど、四十代になってからは全件を個人的、同族的に申請している。これからも、更に有効なアイテムを見つけて勝手に申請していくつもりだ。
 自分に与えられた力で、自分だけの収益力維持に使えそうなモノは?っていうと、純粋に新しいアイデアを生み出す事くらいである。特許をつくり、販売形態をつくり、そこでの上がりを得る程度しか無いのだ。そして、アイデアに過度な期待を載せない事が大事。アイデアは普遍化すると上がりは期待できない。アイデアを常に生み出す事も大事だろう。

 要は一発のみで欲は掻かない事。大事なのは、最小限の満足を維持するのに必要なモノを最小限度の負担で得る事。兎に角、身体が大事。健康維持、体力維持のメンテ時間が確実に増加していく訳で、それを肝に銘じる事と気付いたのが今年一番の収穫だ。

 ここ数年の運動=メンテ時間だけど、三十代なら一日1時間程度、四十代なら1日3時間は欲しい。五十代では1日4時間くらいは必要になりそうだ。それをしなければ、今の体力(因みに、体力年齢は二十代)は維持出来そうにない。六十代となったら、起きている間は常に運動しているような感じかもしれない。そういう事を考えると、今、惑わぬ方向性を定める事が出来たという点で、非常に有意義な一年だったと言えよう。

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