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2010年12月13日 (月)

世代の心理

 12/8の『めざましテレビ』では、午前~昼下がりにおける人の集まる場所、カラオケ、ゲーセン、スポーツジムにおける年齢層の調査結果が報告されていた。

 そこでの傾向、、、、若年層が減って、高齢者層が増加しているという話。

 昼間にカラオケ、ゲーセンに出掛ける事無いから不明だけど、そこに高齢者層が集うっていうのは、パッと見て、言ってはならないけど、違和感を感じる。
 まぁ、集う人のインタビューでは若い頃の歌を謳うと元気になる!って事だけど、そりゃぁ、たしかにそうだなぁ、、、、と素直に思う。

 実際、自分のローラー台漕ぐ時は、バナナラマとかシーラ・イーのプロモーションを見ながら聞きながらってパターンが多い訳で、何故に、それを選ぶか?っていうと、1984年当時のディスコ(今ならクラブ)通いで流れていた音楽であり、PVだったりするからだ。

 そういうノリで各世代の印象に残った音楽を楽しむという意味で、カラオケBOXに集うのも理解できる。

 しかし、、、個人的にはゲーセンに集うっていうのは、よくわかんない。

 で、本題のスポーツジムの話だけど、これは夕方以降に通っている自分から見ても、通う人の6割方は高齢者というもので、正しく!って印象。逆にメタボで働く30~40歳代は殆ど見ない。勿論、20代も見ない。殆どが50歳代後半以降の世代だ。

 エアロビクス、筋トレ、スイム、、、、、多くが50歳代以降の世代である。健康に気を付ける、身体の衰えを実感しているが故に、注意するというモノなんだろう。

 人生も折り返し地点40歳を過ぎたら確実に衰える。60歳を過ぎたら、残りの時間、世間でいう老いに伴う様々な機能低下についての情報、そういうモノが現実の問題として感じられるのだろう。それが、元気な身体を維持していこうというモチベーションに繋がっているのだろう。そういう世代の機能低下を防ぐような社会の活動として、貯筋とか、脱ロコモとか、そういう言葉が生まれている。60歳代のムーブメントとして、こういう生活を選ぶ人が増えているというのは、その年齢になると、機能低下を現実のモノとして受け止める人が多いということ。
 まぁ、40歳代を中心に流行している自転車も、メタボ、肥満による健康を害する状態を認識している人が多いからというのも一つの理由だろう。30年チョット前に40歳代を中心に流行したジョギングブームなんかも同じモノだろう。(これは、自分の父親が30年前の自分が小学生高学年~中学時代にジョギングに出掛ける時に無理矢理誘われていたので覚えている)

 世代毎が引き起こすブーム、、、、、それは、世代の抱える共通した心理現象に基づくモノが多い、、、、そんな感じである。

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