フラッシュバック
同じ地域に長く住んでいるせいか知らないけど、生活圏における風景を見て最近はチョット不思議な感覚を受ける事が多い。
それは、、、、、パッと目に入る風景を見た瞬間に、その場所の数年前、十数年前、三十年前の風景が、かなり正確に鮮明に記憶として蘇る。その場所がどうで、何があって、そこで何をしたとか、その時の季節や記憶の中での行動の前後の出来事が正確に思い出される。
子供の関係で、幼稚園、小学校に出掛ける事が少なくないけど、当時の小学校(今は改築して全く違う建物になっている)の校舎の構造、階毎にあった音楽室や理科室の配置、怪談の位置等の間取りから運動場における器具や遊具の配置、色から絵にかくことが出来るほどの鮮明さで蘇る。
これは歳を取ってから感覚。少なくとも数年前には思わなかった感覚である。
実に不思議で気持ち悪い感じである。小学校に限らない。街や行動範囲全般における記憶が昔の事が昨日のように思い出される。
まぁ、人との話や約束事でも、誰が何言ったとかの内容も本人が忘れているような事でも忘れない事が多いけど、最近の記憶の鮮度を見ると我ながら気持ち悪い感覚である。
因みに、中学時代の教科書の科目別のデザインや内容等でも鮮明に覚えている部分が少なくない。どのページにどんな挿絵があって、その注に何が書いてあるとか、そいういうのが映像的に記憶として蘇る事がある。
記憶力云々という前に、何か別の事が起こる予兆かな?って考えたり心配になったりする。むしろ気持ち悪い感覚である。
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