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2011年1月31日 (月)

クランクデザイン

 全く個人的な主観の話。
 自転車のデザインで物凄く大きな影響を及ぼすのは何処か?まぁ、一番はフレームデザインだろうけど、パーツで言えばクランク、チェーンリングのデザインだろう。

 そんなクランクだけど、昔はコッターピンを打ち込むコッタードクランクが基本だった。これ、特殊なクランク抜きの工具無しでクランクの脱着が可能であり、自分としては結構好みだった。高校生から大学生の頃は、スポルティーフにプロダイのコッタードのクランクを使いルネパターンのチェーンリングでトリプル化して使っていた。
 しかし、自分の高校生時代、1980年代初頭の段階で既に時代遅れ。プロダイのコッタードを入手したのは1983年だったけど、それでも相当に苦労して手に入れた記憶がある。

 で、当時の主流は今でも実用車、軽快車では普通に見られる4面テーパーのコッターレスクランクだ。自分の競技自転車生活の時代はこの時代。

 しかし、、、現代は4面テーパーも時代遅れ。コッタードからコッターレスに変化することでデザインがかなり洗練されたのは確か。クランクの取り付け嵌合が4面テーパーからセレーション嵌合等に変わっても外観的には変わらないけど、最近はホローテックのようなクランクとBBシャフトが一体となってスラストをベアリングで支えるタイプとは異なるようなクランクが登場してからは、デザインが随分と変化した。シマノが先鞭を付けたデザインだけど、今や殆どのパーツメーカーの主流である。

 そんなデザイン、、、、正直、自分としてはキ・ラ・イだ。一言でいってボッテリしているし美しく無いから。ホローテックの最初の頃はカブトガニみたいだし、今の世代はヒトデみたい。剛性、強度面では問題無いのだろうけど、どうにも美しくない。
 しかし、通常のコッターレスクランクの5アームデザインなら何でもOKか?というと、それも違う。材質の質感もあるけど、形も大事。5アームなら、5箇所で固定するのが基本だろうけど、その一箇所をクランクアームと兼ねているようなデザインは好きじゃない。普通の5アームならOKか?というと、アームが手前に凸な湾曲をしたデザイン、SORAの3300系のクランクとか、その時代のシマノクランクのデザインだが、やっぱり嫌い。湾曲なら手前に凹形状な湾曲デザインが良いし、アーム自体が薄手のデザインが好み。色的には基本はシルバーポリッシュが好きだけど、着色系ならシルバーは嫌。着色なら黒かなぁ、、、しかし、黒着色なら下地たツルッととした黒よりも、結晶塗装風にザラッとした黒色の方が好きである。

 そんな風に最近のクランクを見渡すと、現行品でデザイン的に許容できる品物が案外少ない感じである。
 個人的には安価なクランクだけど、SRAMのTRUVATIVのTOUROのクランク、結構好み。造型、色合い、悪くない。安価なのも良い。

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