アイドリングストップって要るの?
自動車の環境技術の中で、ハイブリッド以外の簡易的な手段として注目が高いのがアイドリングストップである。
最初は別に何も思わなかったけど、、、アイドリングストップっていうと、アイドリング機会が長い、多い場所で有効なんだろうけど、正直、そういう交通環境で車を使う前提が間違いのような、そんな気がする。発進停止を繰り返し、停止時間が長い環境、、、、そんな場所で車を使う事自体が間違いかな?って気がする。
郊外を連続的に走行する場合、アイドリング停止なんて状況は皆無。そういう状況こそ車が活きる。車を活かす場所で、機能に見合った部分でエコ!って取り組みの方が自然なような感想だ。
最近の日本の車の在り方をみると、車本来の使い方でない部分で一生懸命開発しているような気もする。CVTっていうのは世界でも進んだ技術だろうけど、無段階変速といってもベルトテンションとベルトフリクションで伝達効率が決まる世界。あれって、長時間の連続移動という状況では抵抗損失が馬鹿にならない筈だけど、そういう状況を考慮した上で発展しているのは、連続的なドライブが無い状況で有効という判断に基づいているのだろう。どんな状況?っていうと、速度の変化幅の広い状況、即ち、市街地で有効ならOKという判断だろう。
こうしてみると、CVTにしろ、アイドリングストップだろうが、最近出始めた航続距離が短いEVなんてものは、全部、市街地限定の移動手段としての発達にしか見えない。
市街地、混雑地というのは、世界の潮流としては自家用車の乗り入れ禁止とかが本流のようだけど、そういうのと較べると、独特だなぁ!って見えてしまう。
自分としては、CVTもアイドリングストップも不要なように思う。変なデバイスは無しで軽量シンプルに作るのが一番エコなように感じる。全車MTにすると市街地運転が煩わしいと言う理由で簡単に台数が減るような気もする。
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