無知って怖いなぁ、、、、
先日の寒波で、お姉ちゃんがヒール付きブーツで乗った自転車の転倒続出していた話では無いけど、その日は他にも、近所のオバチャンが団地の入り口の勾配で車がスタックして動かない状態になっていたりもした。因みに、この時は車二台で二人がそうなっていた。そして、その斜面に水をまいていたりしたけど、気温は氷点下、水では雪は解けない。直ぐ凍ってアイスバーンになって状況は悪化すると思っていたけど、、、
バリバリの圧雪路面で自転車とか、圧雪下でノーマルタイヤの二駆のAT車で急坂とか、、、それって、結果は言わずもがなだろうに、、、、なんで、見えるはずの危機というかドツボに突っ込んでいくんだろう?というのが素直な感想。
これって、会社の労災で、こういう事したら怪我するだろうに!とか、職場で作業をさせたら、殆どの場合でネジや工具を壊す奴のやり方を見ると、そういうやり方したら100%駄目になるだろうに!とか、そういうのとそっくりである。
何れの場合も、やる前から悲惨な結果が見えると思うのだけど、この人達は、そういう悲惨な結果に好き好んで突進しているような、そんな感じ。何故に死に急ぐ?って見える事しばしである。
まぁ、結果には原因がある訳で、結果の善し悪し如何に関わらず、それに結びつく原因があるのは事実。悪い結果には、当然、結果を呼ぶ原因がある。その原因が見えるか見えないかで、その原因をトラップと見立てた時に引っ掛かるかどうかが結果の分かれ目となるのだ。
悪い結果を生みやすい人というのは、悪い結果の罠に掛かるのだ。その罠が見えれば避ける事が出来る。避ける事が出来れば、事故、怪我、破壊は防ぐ事が出来る。罠が見えなければ、事故、怪我、破壊を起こしやすいのだ。罠が見えなくても失敗していない、、、、これって、運が良いだけで偶然なだけである。
罠が見えるかどうか?それって、罠が罠って書いてある訳でないから、行動の際に注意すべき事を見抜いて、その障害を取り除く注意力があるか?ってこと。つまり、行動の際の状況判断力であり、行動の指針決定力ということなのである。事故や怪我、破壊を起こす奴っていうのは、何をやらせても同じ結果となる場合が多い。つまり、駄目な奴は行動の指針決定が出来ないし、注意力もないのだ。注意力とは、物事の因果関係を知識として持つかどうか?ということ。危険が見えるのは、とある状況を危険や失敗の原因として捉える力があるというだけである。
先週末の寒波と寒波が引いた週明けにおける気温を週末の段階で判断して、絶対にクーリングタワー等の冷却系を起動するな!と指示を出したりしていたけど、言われれば当然と思える事も言われる当人の意識としては言われた段階ではポカーンって事も多いけど、結構、そういう奴は多い。そういう奴に、こういう話をしてやっても、当人が自分への戒めと捉えないで人事だと思っている奴も多い。
危険が見えない奴っていうのは、言っても気付かない。自覚出来ない。そういう人が多いのである。
まぁ、無知っていうのは怖いものである。
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コメント
冬の車の立ち往生、、、、ホンマ、風物詩ですね。
最近は工具が使えないバカも多く、首を絞めたくなります。
ネジを緩ませたら100発100中でネジの頭を舐める。ナットを締めさせたらネジを潰す、、、、死んで欲しいです。
投稿: 壱源 | 2011年1月20日 (木) 23時53分
こんばんは。
家の近くの春日野団地もスリップ多発で、車もバイクも立ち往生してるのを多く見ました。
車でも危ないのに、バイクで凍った坂道を下りようとか「自殺志願者か?」と思ったりします。
毎年の恒例の風物詩ですが、結果が考えられない人が多すぎて困りますね。
投稿: いちけん | 2011年1月20日 (木) 20時36分