中小企業
物事の進め方。物事といっても設計とか開発のようなもの。それは人それぞれだけど、自分の進め方は自分で納得しているし、自分は自分で納得した進め方しかしないから、全く気になる事は無い。
しかし、、、、、周りには納得出来ない進め方に従ってジレンマやストレスを抱えている人も居るようだ。
チョット相談を受けた時、どういう指針で進めている?って聞かれたので、何するにしても、猿まね、模倣、パクリはNG。人として価値が考えると、新しい事、誰も気付いていない事を、周知の論理で説明出来る方法で見出すというのを基本としていると答えてみた。
人がやっていない事、気付かない事、知られていない事でありながら、目的を適える手段として論理の破綻が無いような方法を見出す。それは、論理を積み上げて目的を適えるという願いを具現化した手法で表すという作業の事。論理を積み上げるには、行動の目的の理由となる問題、欠点の洗い出しと、その因果関係を見極める事。その因果関係から問題解決の最短の手法を見つけるという事。といった流れで思考を展開すると、説いてみた。
つまり、方針というのは自然というか本質に近い部分を見抜き、最も道理に適った方法を見つけると言う事であり、それ程、複雑な事ではないのだけど、それに従って行動することが答えに辿り着かない自分を諦めさせない、そして納得させる唯一の方法でもあるのだ。
そんな話をしたのだけど、本人的には、問題から目的を辿る事が出来ない。辿るようになりたいけど、人から聞いたら自分で辿る事が出来ないから無意味、、、、、なんて悩んでいる。
まぁ、自分で筋道を立てられるようになるには、学問や科目の垣根を越えて自然な眼で物事には道理があって、その道理の多くが全ての現象で相似、類似という事が判るようにならなければならないし、その為には、そういう自負が得られるような習熟をどんな世界でも良いから一つ達成することも必要。更には、そういう流れで業務を行う組織で、進め方を目の当たりにする事が大事だとも伝えてみた。
すると、今の境遇では、それは難しいらしい、、、、まぁ、難しいかどうかは個人次第で印象はガラッと変わるけど、、、、確かに、ワンマンで、同族で、中小な企業では、道理通りの動きっていうのは難しい。物事を進めるには色んな知恵の集約が必須というのは、自分の趣味の技術公開の記事でも唱えている事だけど、組織が誤った方向に行かないよう、方針が勝手な方向に行かないよう、、、、そうするには、進む方向に対する意見が通る社会である必要がある。組織全体をそういう風に変える力があれば、そんな境遇でも気にならないかもしれないが、道理に従った進め方をしたくとも、組織の掌握等其処までの気力が湧かなければ、色んな気持ちになるだろう。別の道も歩みたくなるかも知れない。
まぁ、道を選択するのは自分だ。どんな選択をするか?5年後、10年後がイメージ出来るか?今のストレス要因を打破できるか?或いは、今のストレス要因を前提条件として織り込んで生き方を変えるか?等々、、、、色んな選択肢がある。
さて、どうするんだろうか?悩みは幾らでも聞いてやる。
以上、中小企業で働く或る人の悩みだ。
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