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2011年1月17日 (月)

拘り

 昨日の記事は前日のエンドユーザーさん、エンドユーザーさんに卸すサプライヤーさんとの飲み会の席の話が起点の記事。
 物づくり、仕組み作りっていうのは実に楽しいモノ。でも楽しいかどうか?は、拘りに沿うか否かによる。

 楽しいのは、、、自分でやる。真似せずやる。前例に似せずやる。独創的にやる。ということ。オリジナリティー重視、優位性重視なのだ。それで居て、根底が突拍子も無いデタラメでなく、一応論理で説明できるというのが大事。基本的な論理で説明出来て、なおかつ、前例が無いというのがベストなのだ。

 逆に、楽しくないというか、やる価値が無いというのは、聞いてやる。真似てやる。似せてやる。パクってやる。指示に従ってやる。発想が他者にあるということ。模倣で結果追求主義、、、それが、仮にNGでなく、それなりの結果が出ていても、、、そう言う事をやるのは、回りがどう思うかは関係無しにプライドが許せない。やる価値無しなのだ。

 最悪なのは、結果を誤魔化す。データを改竄する。成績表を捏造する。体裁を取り繕うためにウソを並べ立てるというのは、それが顧客に見破られずに澄ませられていたとしても、、、、、、それは、完全にアウトなのだ。そういう商品を販売するという行為は、詐欺にも値するもの。留置場ものなのだ。何年か前に自動車メーカーのクレーム隠しとか、牛肉の偽装とか、建築での強度偽装とかあったけど、あれは氷山の一角。遡れば、大学の人工心臓飼育記録更新ネタとか、いろんな改竄や偽装があったし、公の目に触れていないだけで実際は酷いモンだろう。

 でも、この三つの考え方で製造業の深部を見た時に、自分の楽しいと思う最初に挙げた考えっていうのは、少数派、、、、、っていうか、皆無に近い。中小企業では殆ど有り得ない話である。殆どが他の2つの論理を容認、黙認というパターンだろう。

 この考え方に忠実に生きるという拘りは持ち続けたいモノである。一般に、一番上が○、二番目が△、最後が×かもしれないが、自分的には一番上が○で、次が×、最後は論外と思う。しかし、こういう純粋な主義を貫くっていうのは、相当に難しいのが現実だったりする。

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