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2011年2月12日 (土)

摺動試験装置

 無注水軸受の摺動試験を行う時に用いるのが試験装置である。
 でも、試験装置と一言で言っても、この作り方は様々である。試験というと、基本的には周速と面圧が試験条件となるけど、その言葉の意味を考えると、装置を具現化する方法には多くの選択肢がある。試験を行うといっても、その意味を把握しなければ試験装置としては、殆ど無意味である。

 例えば、軸受の試験を行うにしても、そこで言う面圧っていうのは、何の作用によって生まれる面圧か?を理解する必要がある。負荷の掛け方、掛け方の違いによって部材が受ける負荷を適切に模する事が出来なくなる場合だってある。そうすると、試験を行っても、それは試験装置に限定した結果しか得られないという事になるのだ。

 一言で水力学的な力といっても様々。それを水力機械以外の試験装置で、水力学的力と同じモードで再現するとなると、そう簡単な話では無くなる。この辺を最初の段階で明確にしておかなければ、全く無意味なのだ。

 自分の装置を含めて、協力会社、エンドユーザーの研究部門の装置を多く見てきたけど、、、、正直、どれも今一というのが素直な感想である。

 試験装置とは、試験を行うのは何を模する試験なのか?を理解して、それと同質な環境を簡易に再現できる機構を生み出す事、それと、同じ試験を繰り返せば同じ結果が得られるような試験条件を常に揃えて行う事の出来る工夫が必要なのだ。

 今、自分の作った試験装置で試験を行っているけど、今の自分なら、これと同じデザインは使わない。やはり、ある部分にチョット無理があるのだ。

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