« 今日からサイクル試験 | トップページ | 真理が見えないと無意味な模倣で終わるのに、、、、 »

2011年2月18日 (金)

隙間の数値計算

 先日、最新の無注水摺動システムの試験を行いたいという連絡を来社頂いた企業さんから頂いた。
 試験で評価するということである。試験で評価する上では、モノを製作する訳だが、理論をモノに宿すには、理論を具現化する寸法数値を決めるのが大事である。

 数値の決め方、、、、これが一番大事なのである。数値を漠然と、ハンドブックを利用したり、慣例を利用したりして決める、、、、これってアリ?というと、、、、全く有り得ないのだ。

 数値を決めるには、理論にそった数値計算の解を用いるのが大事。これは、常識的と思う人は、多分、学生とか経験の浅い人。数値計算の解を用いるというのは、多くの製造業において幻想というか稀。殆どが、経験とか慣例とか、伝聞で何となく決められている事ばかりなのである。
 それが常識となっているのは、経験上問題が起きていないからというだけであり、まぁ、或る意味、そこで用いられている数値に拘らなくても問題は起きていないから着目していないだけでもあるのだが、その数値の根拠を理解するという事自体が実務上は不要とされている。

 しかし、、、世の中では、色んな問題が起きているのも確か。その問題対策というのは、対策者にしか判らない話も在る。対策した人の対策が伝聞で広まって利用されているのが現実だが、対策した人でなければ、新しい問題の対策も出来ない。伝聞での利用者は、誰かの対策を待って取り入れるというのが実状なのである。

 大事なのは、対策を見つけた人の対策は如何に生むのが効率的か?というと、、、これは、やっぱり理論に基づいた数値計算なのである。数値計算こそ全て。数値計算するには理論というモデルを作る事が出来るかどうか次第なのだ。数値計算=モデル化能力とでも言えるだろう。

 ということで、連絡頂いた企業さんには、数値計算を行うための試験条件を聞く事にした。試験条件から、新しいシステムを理屈通りに動かす具体数値を算出していくのである。

 久しぶりに、この数値計算を行うプログラムを取り出して眺めてみた。色んな条件でプログラムの動作確認をするのだけど、ハンドブックに書かれている数値が出る条件というのは、やはり限られた条件の時。そのハンドブックで書かれた数値が全ての使用環境を網羅するのでは無い事がモロに判る。
 今は、この計算結果を連続的に動かしてチャートを作成出来るように改造しているけど、こういう数値計算プログラムを使いやすく改良していくというのも、これまた愉快である。

|

« 今日からサイクル試験 | トップページ | 真理が見えないと無意味な模倣で終わるのに、、、、 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 隙間の数値計算:

« 今日からサイクル試験 | トップページ | 真理が見えないと無意味な模倣で終わるのに、、、、 »