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2011年3月31日 (木)

サドルを長く使う、、、、

 サドルを長く使いたい。そのためには疲労で壊れる箇所に繰り返し大きな変位を与えない事。大きな変位というのは、どういう事か?というと、割れる箇所近傍に大きな力が作用するということ。
 つまり、大きな力が繰り返し作用するから疲労で割れる訳だ。

 そこで、サドルの壊れる箇所を見ると、、、大抵は前よりの箇所。どの自転車で割れるか?というと、ラングスターが多い。

 因みに、サドルっていうのはサドルレールによって座面の前後で支えられている。

 サドルをシートポストに固定する時、サドルレールの中で固定する箇所は或る程度の自由度がある。レールの真ん中辺で固定すれば、固定箇所の前後で受ける力(重量)は同じくらいになる。しかし、レールの後方でサドルを固定する。つまりサドルを前出し固定すると、サドルの前側は長いレール、後側は短いレールで固定される。するとサドルに掛かる力は前側のレール取り付け位置に大きな力が掛かり変形が大きくなる。
 つまり、応力の集中を招き、繰り返しの変形が大きい状態にも繋がる訳だ。

 何故に、こういう事になるか?っていうと、、、、これは、乗り手+乗り方でポジションを出す時に、出されたポジションと自転車側のジオメトリーが在っていないからである。

 そうなんである。

 ラングスターの場合、自分が買うべきサイズより1サイズ大きい車体を買ったのが大きな失敗なのだ。ラングスターではSAが74°、TOP長が538mm+ステム長が90mmでリーチが628mmある。なんだけど、自分がトラック、ピスト系で選ぶ場合は、SAが75.5°、TOP長が530mm、ステム長が65mm、リーチは595mm以下が目安なんである。ロード系の場合はSAは74.5°、TOP長が530mm、ステム長が80mm、リーチが610mmを目安としている。

 ということで、自分のベストに合わせるように取り付け位置の工夫を行ったのが失敗の元だったんだろう。取り付けの工夫としては、SAの違い修正のために、サドルのセットバックで18~20mm程の前出しをしている。元々がステム長90mm+トップ長が538mmだからリーチで628mm。サドルの前出しを行ってもリーチが610mmである。ロード的に使うなら問題無いけど、ピスト的、TTバイク的に使うには、前述の595mmどころか、さらに縮めたい。これを修正するのにステムは-25mmで65mmに交換してリーチとして610-25=585mmを作っている。

 しかし、結果的にサドルレールの後方気味で固定するのでサドルの前側が厳しい。特にラングスターの場合はDHバー常用で乗っているので、更に前傾度の深い、前乗り状態でサドルの前部よりに座っているのである。結果的にサドルが壊れやすいのだ。

 まぁ、昔の頑丈なサドルならOKだけど、最近のサドルはダメダメなのである。

 サドルを長く使うには、、、、、体型+乗り方=ポジション=ジオメトリーとなるように車体を選ぶのが大事なのだ。

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教訓を生かすか?切るか?

 高台の集落は先人の教訓に従い守られた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110329-00000888-yom-soci

 だそうだ。

 でも、多くの人は災害の事はあまり気にしていないんだよなぁ、、、勿論、原発の設計にしても然りだ。大きな災害があった時は、確かに、そういう機運が盛り上がる。しかし、年月が経てば感心を失う。

 最近では住宅広告で平成3年台風19号に耐えた家、阪神大震災に耐えた家なんて宣伝しているけど、それで選ぶ人っていうのが、どれ程居るか?1000年に一度と言われれば、この後、1000年は無いか?とも思う人も少なくない。

 しかし、災害っていうのは襲ってくれば確実に被害を受けるもの。この危険を教訓として過ごせば、このように無事で居られる。しかし、災害が1000年に一度だから、、、という数字の確率論で物事を進め、安全率が○○%だから的に進め、あまりにも安全サイドに振ったら設計出来なくなるという論理で進めると、その万が一で痛い目に遭う。

 物事の進め方を、確率論、統計論で進めるのが正解か?を考えさせる出来事だ。それは、今の放射線の影響で数字云々と言われている事を飲むか?飲まないか?にも通じているように思う。確率論、統計論、、、、この論理には条件がある。条件を外すとどうか?という所が見えない。なんだか途中から危険な放射線の限度が100msvから250msvになったりしているし、誰も訳判らない状態になっている。そうしないと事故処理作業が出来ないから法的制限を緩和しているだけあろう!となると、信用できるか!という、こういう意識を誰しも持つのは仕方ない事かもしれない。
 教訓に従うときは、そういう論法は不要だけど、確立論、統計論に従うと、その数値に煽動されたりする。それに対して信用度が無ければ、その論理に発表前に論理のすり替えで安全を謳っているのでは?という嫌疑も生むのである。

 因みに、自分は理系で基本的には数字を重視するけど、私事になると絶対安全を志向する。確率的に安全とか、発ガン性は0.5%しか増えないと言われても、駄目な物は駄目という風になってしまう。

 自分の住んでいる広島では、一応防災Webなるモノがある。

http://www.bousai.pref.hiroshima.jp/hdis/index.jsp

 広島の場合で全国でも土砂災害危険度はワースト一位であり、当然、家を構える時はその災害マップで危険!ってなっているところは、如何に便利で、如何に日当たりがよくってもパスしてきた。

 何をどう捉えるか?非常に難しいものだけど、個人としては教訓、歴史に従いたい。論理というのは、得てして見落としているモノがあるものである。そういう不完全な論理で出された確率の数字なんて信用出来ないという思いが強い。勿論、そのような数字の根拠を納得出来れば別だけど、、、そうでない場合は、石碑の教えではないが、教訓を大事にするものだろう。

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取り敢えずはそうだろう。

 取り敢えずの処置だろうけど、

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110329-00001138-yom-soci

 一ヶ月以内に準備出来る体制って、たかが知れている。大事なのは、一ヶ月以内に取り敢えずの体制を作り、その後は十分なバックアップを備えると言う事。

 それでも、取り敢えず一ヶ月という期限を切って動くのは素早い対応と思う。

 先のこども手当をつなぎ法案で半年延命を決断したのと同様、当面の方向性としては良いように思う。

 ただ、こども手当の半年後に児童手当に戻るの?とか、その辺も大事。案外、半年後に解散、総選挙でもするのかな?

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増額断念、早いじゃん。

 子ども手当の増額を断念。予想されていたとは言え、決断は速かったし、良かったと思う。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110330-00000449-yom-pol

 子ども手当自体を撤回という意見は、その他の制度の絡みから個人的には反対だったけど、増額については、そもそも不要だと思っていたから、なんか肯定的に受け止める事が出来る。

 でも、これで捻出は2085億円、、、、もっと絞れ。国会議員の数も給料も減らせば?

 子ども手当を将来的に無くすにしても、児童手当を復活させるのは如何?という気もする。あの所得制限、、、チョイ理解出来ない部分も多いからだ。

 将来的には、公立学校の授業料、給食費、教材費を無料化したり、保育所等を充実させることで子ども手当でも児童手当でも昇華する方が理想。

 手当というよりも育児経費の実費無償化で進めて貰いたい。

 後は、被災地の教育環境復興を最優先に取り組むという姿勢もアピールして貰いたいものである。ストーリー的には手当から無償化、無償化環境の構築、構築には被災地優先というストーリーが望まれる。

 あと、高速無料化はどっちでも良いけど、ガソリンにかかる揮発油税もドンと53.8円でなく100円程度上乗せしても良いのでは無いだろうか?そうすれば、軽く3兆円くらい捻出出来るだろうに。無料化しなければ、その予算も合わせて5兆円規模になるのでは無いだろうか?

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原子力から転換出来るか?

 エネルギー政策の見直しが行われるそうだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110329-00001112-yom-pol

 まぁ、こういう事態に陥っているのだから、これ以外の論調は出てこないだろう。

 この影響は国内のみならずであろう。海外でも原発反対派の意見が大きくなるのは当然であろう。
 結果、原子力方面に進んできた国家、企業も大きな戦略転換が強いられる。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110329-00000000-diamond-bus_all

 これなんかそうだ。話が逸れるけど、運用した東電、監督する政府に対して、多くの知見と情報を持つメーカーが初動で関与できなかったというのは、あまりにも悔やまれる事態であり、初動の甘さが指摘されても仕方ない、、、、しかし、結果が今であり、悔いても仕方ないのも事実。

 そんな事態の中で、原子力に変わるエネルギーを見出す事が出来るか?というと、これは相当に難しい問題なのも事実。風力でも地域の人からすれば耐え難い騒音問題もあるようだし、太陽光で賄うにしても限度がある。

 言葉では簡単にクリーンエネルギーとかLNG置換とか、いろいろ言えるけど、簡単なら事は進んでいた訳であり、それが停滞しているには理由があるのも事実なのだ。

 結局のところ、エネルギー供給を原子力から変えるというよりも、原子力依存前の状態に戻すというか、省エネ技術、省エネ運用を目指すというのが方向性なんだろう。効率勝負なのだ。

 電気っていうのは、基本、蓄えるのが難しいエネルギー。特に、蓄える量を多く、長くというのが問題。ならば、少しだけチョットの間だけ蓄える方向なら可能ともいうこと。エネルギー需要の少ない時間帯に蓄えて、重要最大時に蓄電分を利用するようなシステムなんかは企業に義務付けても面白いかもしれない。夜間充電して当日消費に必要な蓄電システムを義務付けるとか、そういう方向での話が現実的にも思う。或いは、地域別に休日をシフトするというのも今なら現実的な策の一つかもしれない。

 はたまた、通常火力等で発電するにしても、最終的には効率を高めてエネルギー供給能力を上げていくのが大事だろう。発電というとガスタービン、蒸気タービン、、、これを用いた発電となる。タービンにおける効率を高めるというのも一つの着眼になるだろう。効率の悪いモノは淘汰されて、良いモノだけが生き残るだろう。

 今の消費形態を維持して原子力発電分を長期計画であっても置換するというのも大切だろうが、電気の消費形態、保持特性を考慮して、バッテリー、コンデンサー周辺の技術を適用するという事も併用して進めていくのだろう。

 色んな事が思い付くけど、エネルギー置換にしても効率向上にしても、従来以上に緻密で高度な技術と配慮が必要なのは言うまでもない。日本という国には得意分野かもしれないが、簡単にビジネスチャンス!って言える程、誰でも簡単に出来る訳でもない。勿論、海外の企業でも同じ、、、、、

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チョット遅れています。新型軸受

 引き合い頂いている新型軸受の件。
 現在、三社(D、H、T社)と同時進行中なんだけど、価格的に折り合えない話が出されて、それに対する打開策を講じている。
 ただ、震災の影響で急遽試作しているモノの納品が遅れており、それが開示出来ていないから、その分、遅延している。それをすっ飛ばして、価格的にOKな企業だけ先に進めるのも本意でないから、敢えて停滞させている。

 さて、無注水起動軸受システムは軸部分と軸受部分から構成されている。軸部分は既に実績のあるもので、それなりに高価なんだが、軸受部分が今回の鍵。軸受部分は、基本は金属材料なんだけど、そのままで使うには条件によって寿命時間が異なる。そこで、寿命を画期的に延ばす処置が必要ということで、とある処置を施しているのだが、そうすると、前世代の無注水起動軸受より数%しか安くないのが不満らしい、、、、

 この基本価格に対して40%近く安価に出来るのが、構造だけでシステムを提供する方法。これは、システムだけで或る程度の無注水起動を許容するものだけど、その中間を何とか提供しようと試作中である。

 これは、構造だけで無注水起動を可能とするモノに簡易な処置を施すのだが、それによって性能は大幅に向上する。価格的には、ベースの15%アップ程度で済む予定。

 この価格体系を明らかにした上で、関係企業に同じ回答をリリースする予定だ。

 申し訳ないが、試作品が上がるまで待って頂きたい。

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2011年3月30日 (水)

言える訳無いじゃん、、、

突っ込んでも、素直にハイ!なんて言えないよ、、、、

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110329-00000032-reu-bus_all

言わなくても、光明発言なんかで、みんな判っていると思うけど、、、、あんまり、突っ込むのもどうかと、、、

恐らく、色気としてあったのは間違い無いだろう。震災前の外国籍の方からの献金問題等々で窮地に立たされていたのは事実。それで国難でリーダーシップをアピールして、、、、という色気は間違いなくあった筈。そして、その時は、それ程の事態と思っていなかった筈。事態を甘く見たのは本人だけでなく、東電等からの情報連絡の密度から判断したんだろう。それは間違い無いと思う。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110329-00000088-san-pol

のセリフなんて象徴的だろう。

それが会見での映画の臭いセリフのような抽象的な内容だったり、光明が見えてきたとか、撤退すると東電はない!なんて誰も聞きたくない話が漏れたりの言動に見え隠れする。
 更に、その後の与野党調整、大臣配置、避難指示、海江田発言、岡田発言等々を聞いても行き当たりばったりで、みんなが何を求めているか?が見えていない状態が続いている様を見ても判る。

まぁ、推測だが、、、、、だれも、納得している訳でない。ただ、今、対応するのは菅さん+民主党なんである。それ故に、叱咤激励しているし、大変な役をこなす事への労いがあるだけである。

 でも、今は突っ込みどころではないのだ。責任論は後からで良い。取り敢えず、見通し、最悪でも良いからシナリオを明らかにして行く事。これが大事。みんな、今の事態の深刻さは理解しているし覚悟しているだろう。ならば、何処まで逃げるべきか?何を諦めるべきか?それをハッキリ言うべき。

 健康に害がない!なんて言いながら、規制値の何倍、何万倍、、、、なら、規制値の意味は?って事をみんな思っている。そんな規制なら要らないだろう。乳児に悪いなら、2歳なら大丈夫?或いは、放射線を外から浴びる事と放射性物質を体内に取り込んでずっと放射線を浴びる事の違いは?なんて事も、情報が錯綜して誰も理解していない。判らないから、取り敢えず、自分の身を守れ的になる。これが、日本全国のペットボトル水や電池の買い占めに繋がる。

 結局、先が見えないからみんなパニクるのだ。

 本音を言えば、、、、与党の国会議員総出で被災地、事故現場の生の声を聞いてこい!そして、例えば、軽はずみな発言をした奴は、バケツリレーで高濃度汚染水を汲み出せと言いたい気分なんだが、、、、

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蛇行∩逆走、多すぎ

 決して自分の自転車運転が安全とは言わない。正直、トークリップ付けて車道で左端とはいっても40~50km/hですっ飛ばして居るんだから、、、、最近は歩道は基本走らない事にしている。自転車通行可歩道であっても原則は走らない。自転車歩行者遊歩道は利用するけど、基本は車道である。

 以前は歩道を走行する事もあった。歩道走行時は、歩行者が居ると基本は徐行だけど、自転車と遭遇する時は注意程度で済ませていたのだが、避けて停止していても前を見ずに激突されることがあったり、横っ腹に突っ込まれたりと散々だったので、歩道は走らない事にしたのだ。

 一番快適なのは、歩道が整備されている車道を自転車で走る事。そういう場合、低速の自転車は間違いなく歩道にいるから安心なのだ。

 自転車に乗って一番ウザイ存在、、、、それは、自分以外の自転車。特に、軽快車に乗ったオッサン、学生、社会人というところ。オバサンとか子供二人乗りは遅いので関係無い。

 ウザイのがオッサン、学生、社会人の乗った軽快車だ。これと歩道の整備されていない道路で遭遇するとき。これが一番ウザイ。

 今日も昼ポタの最中で、合計6台のウザイ自転車に遭遇した。6台とも、オッサン、学生、社会人である。そして6台全てが蛇行のフラツキ気味で路側帯ではない思いっ切り車道の真ん中を逆走して向かってくる。これがウザイ。正面から接近すると、どうやらパニクるらしく、蛇行の度合が加速してふらついて、、、、それで接近する。正直、蹴って転かせてやろうか?と思う程。

 それでいて、目つきが生意気、、、、自分は悪くないという意識。これが良くない。

 自転車の流行云々の前に、流行とは関係無い生活に根差した実用自転車の使い方が極めて問題多い。流行系、ブーム系は、おそらく一時のもんだろう。ブームがされば居なくなるので関係無い。しかし、土着系チャリは質が悪い。路側帯、歩道、道路外側帯とか、そういう区別もないだろう。歩道の何処を走るか?というと、歩道の車道寄りが正解だけど、歩道でも左側自転車で一番左端を走る人も居たりする。結局、自転車は車両として認識されていないのが原因だけど、既に、遵法意識を根付かせるのはマナー、モラル頼みではダメかもしれない。

 それにしても、、、、、、車道で蛇行しながら道路真ん中を逆走してくる奴、、、、死んでくれ。

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予防接種の効力

 被災地ではインフルエンザ等呼吸器疾患等によって震災関連死に陥る人も増えてくるという。阪神大震災の時は死者数の内900名もの方々が関連死によって亡くなったという。あの時は1/17が地震発生、しかし、今回の震災は3/11である。震災の発生如何に関わらず、巷ではインフルエンザが流行しており、今年のインフルエンザは流行が遅いな!って思いも持っていたのだが、振り返ってみると、昨年の新型ブタインフルエンザも春以降だった。

 しかし、インフルエンザの予防接種は例年は11月以降で、その効果は3月くらい迄とされている。予防接種が11月という根拠は流行期が空気が乾燥した冬場の感染拡大で流行するという考え方に従っている。
 でも、去年辺りから流行期が少しずつずれているような感じ。今は子供の通う学校、宿場でもインフルエンザが蔓延しているようだが、予防接種の効果が期待出来ない時期に蔓延期がずれたのだろうか?それとも、流行期間が拡大して、従来の予防接種の有効期間で覆う事が出来なくなったのだろうか?

 インフルエンザの予防接種は何をターゲットにしているか?を調べてみると、今シーズンのインフルエンザワクチンには1本のワクチンに3種類の抗原が含まれいるという。

(1)新型ブタインフル A/カリフォルニア/7/2009(H1N1)pdm株
(2)季節性A香港型 A/ビクトリア/210/2009(H3N2)株
(3)季節性B型 B/ブリスベン/60/2008株

らしい。ターゲットが一つのワクチンで予想が外れて流行するというのなら理解出来るけど、複数種のワクチンであるにも拘わらず流行が後れてくる、、、、というのは、予想が外れて効果が無いという訳でもないだろう。

 ってなると、インフルエンザ自体が進化して感染力を強化してきているのだろうか?

 また、インフルエンザが流行しても感染して重病化する人もいれば、軽症で済む人、発症しない人、感染しない人も居る。一言で抵抗力で片付けて良いかも判らないし、何が抵抗力か?ということも判らない。
 用心に越した事は無いけど、感染して高熱になる人、なる様を見ていると怖いような気がする。自身、家族がインフルエンザとかアデノウイルス、ノロウイルスでダウンしても感染したとしても自覚症状も無いし、何も気付かないから辛さは判らないけど、身近でそういう様を見ると非常に怖い思いをするのも確か。

 一寸前に多剤耐性細菌が話題になったこともあるけど、疾病、感冒に対しても対策が非常にむずかしくなっていくのだろう。

PS:ところで、今回の震災では、被災者の方々の避難所なんかは流行性感冒からみると格好のターゲットになる。そういう場所で、このような事態が引き起こされる前に、予防接種を始めとした対策を先手を打って取っていくのが大事なんだろう。

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見通しは?

 東電がフランスに支援を要請したというニュース。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110328-00000159-jij-int

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110329-00000048-sph-soci

 支援を要請したという行為に対しては、時期が遅過ぎとか色々あるようだけど、伝えられるニュースを聞いて機になる事が一つ。

 それは、(汚染除去などで)状況が管理できるまでに数年から数十年を要するという話。

 一寸前に、東電の副社長のコメントで「残念ながら何カ月、何年と言えるまで具体的な方策、スケジュールは詰まっていない」と報じられていたが、この先の見えない状況で、この事態が何時まで続くか?というのが最大の関心事なんだろうけど、今になっても先の状況が伝えられずに、外から数年とか数十年、30kmどころか半径100kmという話が飛び込んでくる。

 こういう状況から、言いたくても言えない状況になっている程、最悪の事態に近づいているのか?と不安が掻き立てられているのでは無いだろうか?

 今、誰しも最大の関心事は、この一点に尽きるんだろう。

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2011年3月29日 (火)

自覚出来ない恐さを取り除くには、、、

 原発事故で漏れだした放射性物質に対する過剰反応、、、、こういう声が多い。

 でも、目に見えない。放射線を受けても、その段階で自覚出来ない。影響が後に残る。そういう恐さや情報が人々の心を支配している。

 そういう、よく判らないものが身体に当たって被曝するとどうなる?それを体内に取り込んだらどうなる?それによって汚染された土地に放射線の影響は何時まで残る?そこで農業、漁業、畜産業は営める?と言う事がよく判らないから不安が不安を読んでいる。 

 それに対する東電、政府の会見や発表、マスコミの報道で安全性が連呼されても、人の行動が落ち着かないというのは、人の多くが東電、政府の発表を信じ切っていないと言う事の裏返し。

 そんな不安な状態を解消するには何が必要か?というと、やはり不安の元の原発からこれ以上放射性物質を撒き散らさないようにする事。これしか無いようである。

 地震が起きた、津波が来た、原発の非常停止が不完全に終わった、、、、その後の、政府、東電の対応、、、、この流れが、今の不安の根源なんだろう。終わった事を蒸し返してもしょうがないけど、今の気持ちの多くは、この状況に到る過程から導き出されたモノ。

 そして、原発の状況は安定的な冷却状態を確保するには問題山積であり見通しが付かないとさえ報道されている。問題が数週間、数ヶ月とも言われている。そんな先の見えない状態が不安を読んでいるのだろう。問題の先行きが不透明になり長期化する程に、これまでの経過を批判する声が出てくるモノ。
 それが、いろんなニュースになって伝わる。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110328-00000071-jij-pol

 これなんか良い例だ。ローカル紙では

http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CO2011032701000673.html

このように伝わったりする。

 この事態を収拾するには、やはり一刻も早い事故原発の安定状態の確保だろう。

 すでに、タービン建屋の高濃度汚染水を送るつもりだったコンデンサーの中が一杯になっているという。送り先が無い上に、どこかから外に漏れているという話も伝わっている。
 そして、この汚染水は原子炉内由来という事で、冷却水を送る程、高濃度汚染水が大量に発生する事態。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110328-00000061-maip-soci

現状、汚染水を増やさずに冷却させるには、汚染水を加えずに循環する事しか手立てがない。手をこまねくと、汚染水が流出して外部環境を更に破壊する。これが前述の住民の不安に繋がる。

このように手詰まりになる程、初動対応に対する苛立ちの意見が強くなるのである。

今すべき事、何が何でも原発の深刻な事態を収拾させる事。これしかないのだろう。

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アルミ?カーボン?やっぱり、クロモリ?

 ラングスターのフレーム、かなり怪しい。記事に紹介したとおり、クランクを軽く踏む。すると、ハンガーが結構捻れる。この量は、自分の手持ちのバイクとは較べようの無い量。
 しかし、見た目上は問題無い。乗り味的には、ヒルクライム等で大きな駆動力を掛けた時、ミシミシ、キュッキュッって音がうるさい程聞こえるくらい。

 ということで、フレーム交換を一つの選択肢として検討中。

 フレームで重視するのはジオメトリー、これでは、FELTのFootPrintか、HARPのCM-1000のどちらかで決まりなんだが、どっちを選ぶか?という点で最大の悩みどころは何処か?というと、材質。

 自分は基本的に鋼材志向なのだ。スチール系(クロモリ、マンガンモリブデン、ハイテン、ステンレス)が好き。他の金属素材ならチタンが好きという傾向。アルミとかカーボンとか、本質の部分では好きではないのだ。

 しかし、ピストとかトラックレーサー風を買うなら、クロモリホリゾンタルな流行系はパス。

 そういう訳で、2008年にラングスターを購入したのだが、走行距離で現時点で14000km弱、、、、でも、不調を感じ始めたのは10000kmくらいから。走行上、問題無いのかもしれないが、乗る度に異音がするのは気持ち悪いので、今のより頑丈なフレームが欲しい。

 で、カーボンのフェルト?或いは、スチールのHARP?どっちにしようか、、、、検討中なのだ。

 自転車に復帰して4年程度。昔はスチールオンリーだったけど、今は選択肢が豊富。それで、興味半分でアルミを買ってみたけど、結論としては、好きだけど、3年も保たないのなら要らないという結論。

 他の材質を見渡すと、今ならカーボン、カーボン+アルミバック、、、、ここで複合系は接合部が信用できないので、やっぱりパス。となると、、、、カーボンが候補として出てくる。
 個人的には樹脂の繊維補強材であるカーボンは今一怪しいという認識だけど、壊れるまで使った事が無いから判断は難しい。そういう状況。果たして、カーボンは14000km以上使えるのだろうか?貶すのは簡単だけど、乗って判断しないと判らないのも事実。

 取り敢えず、紫外線劣化は屋内保管だから問題無い。スチールより良いのは、錆びないということ。それからチョットでも軽いということ。果たして、どうするか?心はFELTのカーボンに傾いているのだが、後は色。色が黒しかない。黒を塗り替えるつもりもない。HARPのCM-1000も白、赤、青しか選択肢は無いけど、スチールだから塗り替え可能。塗り替えるならシルバーを検討している。シルバーにしたいのは、今のポリッシュフレームのラングスターが在る部分で目印みたいになっているから、それはキープしておきたい気もする。そういう点でCM-1000も割り切れない何かがあるのは確か。

 

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平均で40km/hオーバー、、、

 3/27の日曜日、北からの風が強かった。
 そんなコンディションに助けられて、太田川橋からALSOKホール横北大橋の西詰め迄を15分台で走覇できた。過去は16分台を数回記録していたけど、15分台は初めて。

 走行中は基本的に45km/h前後、速度の乗る場所では最高速度で55km/hオーバーにも到達する。因みに、その時の心拍数は185~200bpmというところ。今回は、北からの強烈な追い風+河口に向けての勾配+信号のタイミングで停止する場面(つまり減速する場面)が無いという好条件に助けられてである。
 まぁ、その分、往路の向かい風では疲労の割りに所要時間は19分以上と風に撃破されたのが良く判るけど、、、、

 何にしろ、15分台は初めての経験。

 因みに、機材は終わりかけているラングスター。後三角周りがかなりグニャグニャっぽい自転車。トルクを掛ける毎に耳に迄聞こえる軋み音。チョット力を込めるだけで見た目に判るハンガーの捻れ、、、、

 こんな適当な自転車でも、不思議と走っている時は気にならない。気になるのは、ヒルクライム時くらい。変な感覚である。

 ニューマシンを欲する一方で、この終わりかけた車体にも何かがあるようにも思う。終わりかけているという判断の元でも、従来以上に走る訳で、これは終わりかけているという感覚が自分の錯覚なのか?という気持ちにも繋がる訳だ。

 そういえば、単車でも完全に新品が良いという訳でもない。壊れる直前が一番しっくりくるという事も実際にある。どうしようかなぁ、、、、

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インフルエンザ?

 我が家では、帰宅したら手洗い、うがいをやる事を一番大事な事として躾ているのだけど、小学二年生の娘は言う事は聞かない、、、、結果、先週、急激な発熱と様々な症状に見まわれて、診断の結果、インフルエンザ。発症の直後から、子供部屋から出さない安静状態とさせているのだが、その甲斐なく、下の息子も発熱、、、、症状はインフルエンザとも思えないのだが、何だかやばそうな感じ。

 我が身も時間の問題か?と思いつつ、既に数日が経過している。症状は出ていないが、勤務先の事務所では自分が感染源になってはいけないのでマスク着用で過ごしている。

 因みに、昨シーズンの新型インフルエンザでも、自分以外の家族はアウト。新型の予防接種前に拡がってしまったのだが、今シーズンはインフルエンザの予防接種の免疫効果が失われて居るであろう今の時期になってヤバイ感じ。

 来週末の家族でのレジャーイベントは予約しているけど中止になるかもしれない。

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2011年3月28日 (月)

いい加減に、、、

 政権与党に厳しい情勢

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110326-00000572-san-pol

 まぁ、そうだろう。政権与党の震災対策。自民党にしても、これ程の状況に対処した経験が無いから、良いも悪いもないけど、、、、取り敢えず、今の対策を批判する事は出来ないし、それなりにやっているとも思う。しかし、それは良いとか悪いの判定する材料にはならないこと。ここでの対応が政党や政府の評価にはならない。菅内閣の支持率の上昇は、この国難に対応している事に対する労いであって、対策を評価しているのではない事を自覚すべきだ。
 まぁ、それでも勘違いして、俺は凄いぜ!って菅さんは思っているかも知れないが、、、、そうではないのだ。単なる、大変だけど、今はアンタがやるんだからしっかりしなよ!的な激励の意味、労いの意味なのだ。それを気付かない程、与党もバカではないだろうけど、、、それ故に、政党支持率はクソみたいになっているんだ。

 与党が指示されない理由、、、、それは、何度も言うけど、現在の政権与党には愛がない。人の心が読めない。自画自賛。そして、何かにつけて悪者を作り、それを攻撃するパターンは、ハッキリ言って見飽きたと思われているのだ。

 その辺は、いい加減に気付けよ!

 今は東電を悪者にしているのかもしれないが、悪者にするのでなく、感情的になるのでなく、冷静に聞く耳を持ち、矢面に立っている東電を導くような優しさというか、それが無いと、事態は好転しない。

 愛が無い、優しさが無い、、、、、これが、結局、本当に人が望んでいるモノが見えない体質の原因だ。

 誰かを批判する、、、、万年野党体質が抜け切れていないのが最大の原因かもしれない。

 自民党も民主党も、、、、どっちもどっち。個人的には、それ以外を応援したいし、そうするつもり。

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そうかもしれないけど、、、

 東電の隠蔽体質批判のニュースが少なくない。被曝した孫請け会社の作業員に対する危険通達の恐らくは意図的な不伝達とか、津波高さが想定外とか、、、、で、今度は危険度の指摘を受けてもスルーしていたという話。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110326-00000044-maip-soci

まぁ、問題が起きて指摘され、指摘されては謝罪すれば済むというか、謝罪のポーズで許されるという奢りがあるんだろうけど、それはさておき、放射性物質の流出による土地の影響がどれ程残るか?といった情報も間違い無く保っているはず。これは国も然り。そういう情報を提供して、地域の方の行動判断になるようにするのが一番。国も東電も、地域の方が、今後どうするのがベストか?を判断するための正確な情報を発信するのが一番だし、それをプッシュするように周りが動かないと、不安が不安を呼ぶ事態を収拾出来ない。

原子力発電所の冷却の目処で収拾するのでなく、今求められているのは、不安が不安を呼ぶような政府や東電の態度を改めさせて、深刻な状況の中で地域の方が行動を決断するに見合う情報を提供し、不安の中にも次に踏み出す一歩に確信を持たせる事が望まれている。不安が不安を呼ぶのでなく、不安を払拭して踏み出させるための情報発信をさせるように社会が動かないといけないような気がする。

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アルミフレームの寿命

 ラングスターのフレーム、もう終わりっぽい。ダッシュ掛けたら反応悪いし軋む音がする。ヒルクライムでトルクを加えると、、、やっぱり軋む音がする。

 最初は、ホイール等部品の組み付け?って思っていたけど、、、、

 土曜日にチェックしてみた。

 まず、シートステー、左右を挟み込むように軽く手で握るだけで1~2mm程たわむ。次、チェーンステー、同じく軽く手で握るだけで2~3mm程たわむ。特に、駆動系側が酷い。

 で、クランクに足を載せる、、、踏み込むのでなく軽くである。すると、、、BBの水平が軽く失われる。クランクを手で押さえても同じ。

 こんなもんか?と思いながら、手持ちの自転車、シルクのピスト等を触っても、そんな事は無い。ラングスターのフレームの緩み具合は著しい感じ。

 ニシダサイクルさんでお兄さんと話しをする流れで、何台かの自転車のフレームを見たけど、自分のラングスターは明らかにユルユル。

 スペシャライズドお得意のA1アルミ、、、、、週末使用で僅か3年も満たないのに、、、、フレームが終了っぽい。見た目、クラック等は見えないのだけど、内部で疲労が進行しているのだろうか、、、、中古でジャンクで売るのも危ない。フレーム交換せんとヤバイかもしれない。

 候補は、、、、FELTのフットプリントか、タキザワサイクルのCM-1000のどっちか。取り敢えず、アルミフレームはもう要らない。アルミフレームが硬い、、、、そりゃぁ無いな。脆すぎ、砕けすぎ、、、他がどうか知らないけど、傾向は同じだろう。責めて、、、2万㎞くらい保てよ、、、、、ゴミだな。実質、15000km以下で終了である。

 クロモリの質実剛健系で安価に部品移植でCM-1000にするか?或いは、FELTのフットプリントってモデルにするか?迷うところだ。手入れが適当で道具として使うので錆びないカーボンも悪くないか?と思う今日この頃。

 因みに、CM-1000、FootPrintの仕様は

Frame&Fork CM-1000 \29,800

ST  TT  SA  HA  CS  FC  D  OF
460   530    75.5   73    403    578    60    43
500   540    75.5   74    403    581    60    43

FELT  FOOTPRINT  \168.000

ST  TT  SA  HA  CS  FC  D  OF
480   525    76.0   72    410    590    70    45
520   535    76.0   73.5  410    588    70    45
540   535    74.5   73    410    589    70    45

というパターン。買うなら、最小サイズ。他にもシングルスピードは結構あるけど、自分的には、この二つの内の一つしか有り得ない。
昔乗っていたピストのジオメトリーに近いのは、FELTのモデル。普通にピストならHARPだろうけど、TTっぽく使う自分の乗り方ならFELTの方が合っている。

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真っ暗で自転車

 関東地方では計画停電で夜中に真っ暗になる場所もあるという。
 そんな真っ暗の場所を移動する。移動の手段として、四輪、単車、自転車が考えられるけど、この中で自転車での移動。これは結構恐そう。

 四輪、単車の前照灯は、それなりの明るさがあるので、視界は確保出来るだろうけど、自転車の前照灯というか、灯火は、前を照らすモノというよりもも、存在感を示すモノ的な意味合いが強いために、真っ暗闇では案外役に立たない。

 街灯等でそれなりの明るさが確保されている時は、それなりに見えるけど、真っ暗闇の中での自転車は街灯無しでは殆ど見られない。特に、最近はLEDバルブ式の前照灯が多いけど、これは更に厳しい。

 自分自身は、通勤等に自転車は使わないし、日常的に実用には使用しないけど、通勤、通学といった日常に利用する場合、真っ暗闇とか、雨天とか、そういう場面で使う人も少なくない。自転車の利用がエコ、健康に効果的ということで広まっていくけど、暗闇、雨天、或いは、その両方という視界が失われる場面での利用は、気を付けて運転する留意以上に、自分の存在をアピールするような注意も必要だろう。

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ガソリン代高騰でも、、、

 中東情勢、新興国の発展、それに加えて東北関東大震災、、、、これらが影響してガソリン代が高騰しているという、、、、

 今、レギュラーでリッター150円を突破、、、、さぁ、大変!って世間の空気だけど、、、、実は、ガソリン確保に奔走もしていないし、燃料代が高い!って言われている程、気にしていない。逆に、世間が騒いでいる程、高騰していないなぁ、、、、って感じなのだ。確かに、リッター単価は最近10円くらい上昇したような気はするのだが、、、、、ということで、ちょっと振り返ってみた。

 今、為替でいうと1ドル80円レベル。確かに輸出産業には厳しいけど、これが1ドル130円とからだったらどうなるか?原油価格は1バレルで昔は40ドル程度、今は105ドルとかも言われており二倍以上なのだ。

 原油の原価を最初に計算すると、為替レート×バレル単価÷159=原油リッター単価

 今の時代でいうと、80円/ドル×105ドル/バレル÷159=53円/リットル
 昔は?っていうと、130円/ドル×42ドル/バレル÷159=34円/リットル

 しかし、円が安いとすると、、、今の原油価格×円安110円くらいでは?
            110円/ドル×105ドル/バレル÷159=72円/リットル

 原油単価=ガソリン単価ではないけど、少なくとも1リットルの調達価格で34円が72円で+40円になるところが、53円だから+20円に抑えられている。抑えられている理由はやはり円高の効果がデカイと言う事だろう。円安だったら最低でも20円以上は高くなっている筈なのだ。

 ところで、月別のガソリン代は5000円~10000円くらいの人が多いのだけど、実際、ガソリン代が高くなったと言っても、実際は、2割程度のモノだから、月に1000~2000円の負担増に過ぎない、、、これを、厳しいと声を上げるかどうかは難しい問題ではないだろうか?

 因みに、ガソリン税はリッターあたり53.8円課税されている。今の150円の中で50円が税金。100円がガソリンの純粋な値段。これは原料費+その他コスト等であり、それに占める原料比率は50%くらいであり、結構厳しい商売というのも理解出来る。

 ところで、これの税収がどうか?を見てみると、

http://www.mof.go.jp/jouhou/syuzei/siryou/132.htm

 である。揮発油税は総額で3兆円弱、重量税は7500億円規模なのだ。震災以降、高速道路無料化断念の方向で進んでいるようだけど、無料化にするには年間の通行料金が幾ら?が問題。これが2兆3000億円らしいけど、揮発油税の53.8円を100円にするだけで軽く捻出出来る。揮発油税を150円にしたらどうか?というと、それで税収は3倍弱になる訳だ。揮発油税を150円にするというと、ガソリン代が今より100円アップ。つまり、家計の月当たり燃料代が6~7割アップ。つまり5000~10000円なら、8000~17000円程度になる訳だ。
 家計に対する圧迫は月に3000~7000円程度、、、、これを大きな影響と捉えるかどうか?これも微妙な気がする。高速道路を利用しない人から見れば負担は増えるけど、3000円~7000円というと、月に一回程車で遠出したら軽く支払う金額である。

 個人的には、高速道路無料化+揮発油税に加え復興目的でも炭素消費でも構わないから自動車使用環境整備税を加える方が合理的だと思う。物流を活性化すると必ずや交流から産業が生まれる。緑ナンバー軽減とか、復興地域軽減という処置も講じやすいし、そうすれば復興地域への物流も活性化するだろう。

 月の燃料代を抑えるためには、真の意味でのエコカーも普及するだろうし、移動用途における適材利用の促進で自動車利用が或る意味抑える事も出来る。
 特に、復興財源として物流コストを下げて、復興地域の負担を軽減する等を考えれば、ナンバーの色、登録地域で追加税軽減も可能だし、弾力的な運用で恒久的な財源として確保出来るし、悪くない方法だと思うのは自分だけだろうか?

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2011年3月27日 (日)

ラングスター不調

 昨年の夏辺りから不調である。ピックアップが悪い。ダッシュのレスポンスが悪い。ヒルクライムで軋み音がうるさい。

 ホイール?ハンガー?ヘッド?ステム?クランプ?、、、、、色々見たけど悪いところは無い。

 しかし、乗った感じ、、、、アルミフレームっぽくない。凄く柔らかい感じ。踏んだ力の内、幾らか逃げるような感じ。シルクR1の方がはるかにまとも。

 細部を確認するけど、見た目上の問題は無い。しかし、、、、乗り味が、この一年で急激に悪化。走行距離は15000kmも走っていない。14000km弱。この緩み具合、内部で破壊されている?疲労が進行している?走っていて断裂しそうな感触。

 アルミフレームに限らず、自転車のフレームが普通の使い方でダメになるなんて考えにくいのだが、、、、、、何故だろう?

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何処が何時まで?

 避難地域についての議論が多い。理由は、政府発表、様々な報道、いろんな情報が飛び交っているから。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110325-00001048-yom-sci

 こんな話を聞くと、だれもが不安に思うし、将来大丈夫?って危惧を保つのは当然である。
 ネットが発達した現代、似たような状況の事故で、チェルノブイリが事故後どうなった?街がどのように失われたか?が簡単に見る事が出来る。それだけに、皆、将来が心配なのだ。

 今、事故発生から少しずつ避難エリアが拡大し、屋内待機から避難指示に変えるとかどうかとか、そういう風に進んでいる状況では、被害が拡大していると誰もが考える事。

 最悪、今の事態が長期化した時、何処から何処までが最悪住めなくなるのか?そういう見通しが絶対に必要だろう。だれもが故郷を捨てたくないし、そこで再生したいと願うけど、それが出来るかどうか?それが不安なのだ。その辺の人の気持ちが汲めていないように見えてならない。苦言だけど、今の政府与党は、人の気持ちが汲めない人(菅、海江田、仙谷、、、、)が多すぎ、、、

 仮に、原発が最悪のシナリオで進んだ場合、どうなる?何処が失われるけど、何処までなら大丈夫的なメッセージの発信が欠けている。

 これは今の農作物摂取制限についての対応、飲料水の取り扱いの対応にも言える事だが、この辺、何とかして欲しい。

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今言うのは、それではない。

 東電の免責についての言及。枝野さんの「安易に免責等の措置が取られることは、この経緯と社会状況からあり得ない」コメント、まぁ、そうだろう。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110325-00000980-yom-pol

 だけど、この被害の総額は如何ほどになるか?想像を絶する額になるのでは無いだろうか?法律上は免責も一定額は可能なようだけど、これが果たして自然災害か?というと、人災的側面も大きく、後の祭り的だけど、初動対応の選択次第では状況も変わったと言われている。
 初動行動では、忘れ去られつつあるけど、廃炉を避ける措置行動があったとも言われており、その辺りの決定に際して菅さんが立ち会っていたならば、その辺も明らかにした上で、どうだったか?というのはしっかり検証する必要があるだろう。

 状況の深刻さは日に日に増しており、事件、事故発生直後の事が混乱に乗じて曖昧になりつつあるが、その辺はしっかりして貰いたい。

 今後、原子力発電をどうするか?どうすれば国民感情に沿うか?をしっかり考え直さないと、何も進まないだろう。

 原発事故は一体何処まで深刻化するか?これが、一番の関心どころのはず。

 その地域は最悪どうなるか?生活出来るか?どのエリアが、最悪何年くらい立ち入ることが出来なくなるか?、、、、正直、どれ以上の距離を離れたら安全なのか?最悪のシナリオが如何ほどか?が判らないから、皆、不安を持っている。その不安が、風評被害という形で損害を拡大しているのも事実だろう。

 原発事故の損害額というのは、政府の報道、会見によっても随分と変化すると言う事を、枝野さんは理解して言うべきだろう。

 初動対応における指導不足による後悔とか、いろいろあるだろうけど、済んだ事をとやかく言っても改善しない。大事なのは、現時点以上に損害を拡大しないように何をするべきか?を考えるのが重要。免責云々というのは、物事が片づいてからの話の筈。大事なのは、広がる不安を抑え、風評を含め被害の拡大を最小限度に抑えるためのアクションである。

 世論を誘導するには、誰かを悪者にするのが手っ取り早いけど、原発事故で東電云々を攻める気持ちは判るけど、それは政府のする事ではない。(今の政府、誰かを悪者にして、、、っていうのが多すぎだが、、、、)政府は、国民生活への悪影響を現時点から悪化するのを防ぐのが一番に行うべき。

 取り敢えず、風評拡大、万が一での放射能被害の拡大、福島県への物流停滞による避難生活悪化進行を防ぐにはどうするか?を先にやって欲しいものだ。

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3/20~3/26の週の検索ワードピックアップ

★P6Tフリーズ
 crcdisk.sysの読み込みでフリーズする事ある。SATAのケーブル説もあったり、ケーブル差し替えで解決したりとあるけど、、、、我が家の場合、DVDドライブの不良だった。これを外せばフリーズ解消。そこで、DVDドライブを交換すると、それまでの不調が嘘のよう、、、

★CCDドライブレコーダー
 ミツバ商事のDR-9がお奨め。チョット本体が大きく設置に苦労するけど、画角も選べるし悪くない。バックミラーの前側に装着している。常時撮影で取り残しが無いのが良い。なお、映像ファイルは二分間隔で分割保存で古いファイルがオーバーライトされる構造。エンジン停止後も内部電池で撮影しているので、車を離れて直後の状況も記録される。短期の駐車での当て逃げも撮影出来る場合がある。

★KODAK DC3800
 広角単焦点+AF+単三電池2本駆動という方程式を満たす数少ないカメラ。画角で35mm以上のカメラなら見つけることが出来るけど、33mmというと、このDC3800以外では、CANONのPowershotA300/310、オリンパスのCAMEDIA C-160くらい。PowershotA200以前は画角が36mm、CAMEDIAもC-160、C2は36mm。そう言う意味で貴重な存在。DC3800の画質は優秀だけど、時代的に動作が緩慢。C-160も遅い。今の目で見ても速いと思えるのはA300/310。これが機能的にベストだけど、デザイン的にはDC3800が一番とも思える。C-160はメディアが標準速のxDオンリーというのが欠点

★前乗り
 前に座るのでなく、前傾度が高いから、ハンガーからみて重心が前にある状態。当然、その分、上体の活用度が上がる。前傾度の大きさの度合が前乗りの度合。単純に言えばハンドルも低くなる。計測上のリーチ長も短くなる。前乗りで腹筋~背筋といった大きな筋肉が使いにくいという説は、エンゾ早川さんの本で書かれているらしいけど、それは嘘だろう。ピスト、トラックレーサーなら必須ではないか?逆に、スポルティーフとかランドナー、街乗り仕様は後乗り気味となる。

★ビーンズハウスB-BH063A
 DAHONのOEMじゃないB-BH063のMCモデル。違いはフロントキャリアステーの形状と、オートライトのライトボディーの変更。他には大きな違いは無い。
 カスタムに向かないという話も聞くけど、DAHON用パーツの利用の制限を受ける程度。
 フロントの多段化も、その気になれば451化も可能だろう。所詮自転車、本人が望めば何だって出来る筈。

★XZ400でサーキット
 連続走行は厳しいかも知れないが、、、、、深いバンク角で結構面白い。ステップを半分くらい失っても車体は安定している。XZ400Dの場合、カウル内側にベンチレーションが装備され、冬場は温風(ラジエター通過風)が膝元に導く事も出来る、、、理想はツアラーでの利用だろうけど、、、。

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2011年3月26日 (土)

作業は人まかせ、、、、

 情けないというか、自分さえ無事だったら、、、

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110326-00000421-yom-soci

 情報の共有というか、そういうこと?黙って知らない人にやらせろ的な発想なのかな?

 指示する側、経営者、、、、それと、現地で作業する側、、、、全く違う立場。

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出来る事

 津波の被害、原発の事故、非常に大変な状況になっている。こんな事に何が出来るか?考えてみると、祈る、義援金を送る、現地の生活を圧迫するような消費行動を取らない、、、これは実践しているけど、他に何?

 事故処理にあたる自衛官、消防隊員、東電の協力会社社員のような事は出来ない。ボランティアで現地に飛ぶ事も出来ない。

 出来る事、、、残念ながら、今、何も出来ない。

 でも、工業分野に身を置いている現状で出来る事、、、やっぱり、生活を守るニーズに適ったモノを提供して、将来起こりうる危機回避に役立つモノを作る努力をすると言う事は出来そう。

 そろそろ、脳内をリセットして来週からは、意識の向きを修正しないといけない。

 今、行っているのは、津波には無力だけど、高潮とかゲリラ豪雨による水害から生活を守る先行待機ポンプに適用できるかもしれない摺動システムの開発。具体的には、水が襲ってくる前から排水に備えてポンプを全力運転する事を可能せしめる摺動システムだ。

 少なくとも、既存同系統のシステムに劣っている部分は無い。これで儲けようって意識も無い。なるべく多くのポンプメーカーに供給し、広く普及させたい。普及させるためには、安価で広く支給する。権利ばかりを主張しない。こういう姿勢は貫きたい。
 出来そうな事、、、、あれば、社会を守る事の出来る機器を支える何かを生み出す事くらいだ。

 既に、数社から引き合いと製作依頼も頂いている。滞らすことなく、これを処理していこう。

 こういう機器を支えるシステムを作る上では、今回の事故を参考に、見通しに基づいた安全率のような考えはやっぱり排除して、絶対的に安全で壊れないという方向性だけは守りたいものである。
 究極を追求すれば、製作コストの跳ね返り、エンドユーザーからは価格的に厳しいという声も頂いている。それに対して、極力、コストを下げる取り組みも行うけど、それであっても、絶対的な信頼性を失わないシステムにしないといけない。

 ということで、今回、こんなところで敢えて発表してみる。

 無注水起動ポンプ用軸受システムであるが、この核となるベアリングのグレードを新たに追加した。

 追加バージョンは、従来の完成想定品と、機能検証品の中間グレード。機能検証品は出荷する予定はなかったのだけど、これもグレードとして追加する。機能検証品は通常材料で素材比+加工費、中間グレードはそれに対して加工後に材料改質費を追加、その上の製品は改質と加工を繰り返す処置が必要。

 価格比は、原価ベースで機能検証品を1とすれば、中間グレードは1.3倍、従来製品想定グレードは1.7倍である。

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フェードアウト

 原発の復旧作業では中央制御室の重要性が説明される事があるようだけど、原発に限らず、装置類は制御室は結構重要。

 制御室というのは、運転記録、監視~製品の場合、出荷検査、性能検査を行う統括センターみたいなもの。基本、ここで出される数値は真実で無ければならないけど、現実世界では、必ずしもそうとは限らない。都合の悪い数値は出さない事もあれば、修正?する事もある。大っぴらに出来ない場合は、これを忍者のように紛らわせるのも大事、、、、

 これ、装置の自動化が進む程、或る意味、簡単に出来るのだが、、、、その自動化の請負を十数年前から数年程携わっていたけど、最新のモノでも既に十年が経過している。

 制御機能、記録機能、、、、色んな機能を与え、使う側のリクエストは全て加味した構造。それ故に、大声で言えない機能も当然有しているのだが、そういう本音と建て前を分ける機能は、どうしても自身で納得出来ないモノ。

 ということで、利用状況を見ながら、システムの機能修正、それが適わなければシステム停止という方向で取り組んでいる。一気に行うのは難しいから、少しずつ移行するという方向。移行といっても次も自分が!というのでなく、その関与から完全に離脱するという意味。離脱=システム停止ということだけど、新しいOSへの対応とか、そう言う面で抹殺しようとしている。

 勿論、一気の停止は業務上困るだろうから、別の代品の準備を急がせてというパターンである。

 今回の原発事故の政府や東電の対応なんかを見ると、行動は何のために、誰のために、行うか?という、目的と対象を明確にしないといけないという思いを新たにしたので、自分の良心に抵抗のあるものは、やはり、修正しないといけないという思いを新たにしたところ。

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使い分け

 最近はテレビを見ると震災、原発関連なんだけど、3/21の夜中にローカル放送でバイクビズって特集の自転車啓蒙番組をやっていたので見た。

 でも、、、個人的には、何から何まで自転車で賄うっていうのは正直、違和感を感じる。

 自転車は単車や四輪の代わりにはならないのである。中でも実用性という部分では四輪以外に考えられない場面がある。個人的には通勤は?っていうと、やっぱり四輪車が便利である。朝、支度して即乗って出掛ける。四輪の良いところ、、、荷物を運ぶ事が出来る、装備に気を遣う必要が無い、移動中にラジオで情報も聞こえる。天候に左右されない。一寸した勾配でしんどい思いもしない。実に最高である。特に、出掛ける先に駐車するスペースが確保されており、決まった時間の移動ならば、移動時間がたとえ二輪に較べてロスがあったとしても気にならない。
 単車の場合は、装備に時間が掛かる。天候の危惧も必要。となると、日常的に使う場合、単車では四輪に勝てない。
 自転車ならどうか?も同じである。天候の危惧、走るコースによっては疲れる。
 ということで、確かに単車、自転車はエコかもしれないけど、個人的には通勤するなら100%四輪で他の選択肢は無い。他の交通手段を選ぶのは、、、、仕方なく四輪が使えない時に限るだろう。
 勿論、車は実用のみという訳でもない。四輪の運転はそれ自体で楽しい。この楽しさはライディングする二輪とは違い、機械を扱うという的な楽しさで別の楽しさもある。

 単車にしても機動力と時間を重視すると、これ以上の選択肢は無い。四輪が溢れかえる時間帯に素早く用を済ませたい。その活動エリアが広範囲で起伏を多く含んでいる、、、、そういう状況。休日の夕方の市街地に郊外の住宅地から出掛ける場合なら単車に限る。
 装備の手間を掛けても、それ以上の利便性は掛け替えが無い。
 更には、自分の場合は、単車は趣味としても無二の存在。単車は純粋にライディングしていて楽しいのである。この楽しさは、、、、、、四輪よりも上だ。

 自転車は何時つかうか?というと、、、、やはり、ある拠点からの短い移動。具体的には半径で5km以内程度だろう。その範囲の移動で、込み入った場所程活用度が高まる。モロ、近場のチョイ乗り専用である。
 他には、、、、生活の中で確保できる2時間未満の時間を使って健康に役立てる時くらいである。

 趣味的に半日で何処かに行く?というのも限度がある。積載性ゼロの自転車、高価で防犯性ゼロに近い自転車で街に出るなんて、ナンセンスなのだ。

 ということで、自転車は、起点から半径5km程度のチョイ乗り+短時間の健康管理用が目的であり、単車は、趣味でライディングを楽しむため、素早く用を済ませたい時、四輪が実用全般と言う事になる。

 未だに、何でもかんでもを自転車で賄う、自転車大好き!って感じにはならない。自転車大好き!ってのは、自転車をモノとして改造したりして扱う時くらいなのが現実だ。

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燃費計ってどうなん?

 代車で借りていたパッソだけど、燃費計が楽しかった。

 で、燃費計というと、速度計と燃料噴射量から計算できるもんだから、普通は故障診断コネクタ、故障診断コネクタのカプラーオン接続タイプで売っている筈。ということで調べてみた。

 検索して出てくるのを羅列すると、

 TECHTOM(テクトム)のFCM-2000シリーズ、PIVOTのe-nenpiといったところが引っ掛かる。前者が二万円台、後者が一万円台という様子。

 装着するか?というと、微妙だけど、結構面白い。詳しい人なら自作で工作を楽しむという例もあるようだ。

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2011年3月25日 (金)

原子炉よりプール損傷では、、、、

 原子炉の温度が400[℃]に到達というニュースでドキッとしていたけど、その後、原子炉の温度は180[℃]前後というニュースを聞いて一安心していたのが木曜日。300[℃]が原子炉設計圧力の90気圧で限界値、臨界点の374[℃]で218気圧、400[℃]は?と恐かったのだけど、、、、

 金曜日のニュースでは原子炉が204[℃]、つまり1.5[MPa]である。15気圧弱というところ。なる程、、、、、という理解だけど、原子炉格納容器の圧力の情報が出てきた。これが3.1~3.85気圧、、、つまり格納容器内の温度が120[℃]前後ということだろう。

 圧力状態はこんな状況だけど、作業員の方の事故後、三号機の建物から高濃度の放射性物質が検出された事から、原子炉自体が損傷している可能性があるとの見解。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110325/k10014895461000.html

 である。しかし、掛かっている圧力を考えると、原子炉自体が壊れているとも考えにくい。寧ろ、原子炉の損傷というよりも、プール壁面の損壊による汚染水流出では無いだろうか?というのが自分の感想。

 理由、それは、使用済み燃料プールの容量と保存数の情報と事故状況からの判断。

号機  プール容量  使用済み燃料   新燃料
1     900       292       100
2    1240       587        28   
3    1220       514        52
4    1590      1331       204
5    1590       946        48
6    1770       876        64

 という状態で、三号機、四号機で大きな水蒸気爆発が発生。4号機は燃料本数が多い割りに水面が確認できたとか、そういう話。でも4号機は保管燃料が少ないのに一番激しい水素爆発。発熱量が少ないのに大爆発。というのは、水位低下による燃料棒異常発熱+水素発生と考えるべき。何故に水位が低下したか?というと、漏れ出たからと考えるのが一番合理的。これは、ずっと前から記事にしている内容だ。

 ニュースでは原子炉損傷の可能性とあるけど、、、、プールとちゃうか?が感想。

 実際、

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110325-00000043-mai-soci

 のような記事もあるし、こっちの方が納得出来る。

 原子炉の損傷も重大だけど、プールの漏れも重大。何しろ容量が大きい。循環するにしても漏れ出た水をどうするか?漏れを塞ぐにはどうするか?を考えるだけで大変な事が想像される。

 まぁ、プールには容量を遙かに超える3720トンの水を注ぎ込んだという話も在る訳で、オーバーフローによって汚染水が下に溜まったというのが一番希望的な観測となるだろう。
 原子炉(及び、それとの蒸気、復水の出入り口系統)から漏れたという話が多いけど、そうでない事を願うばかりである。

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水の飽和蒸気圧( JIS Z 8806 )

 最近は原子炉内の温度が報道されるので、抜粋してみる。
 沸騰水型原子炉は圧力容器で水を沸かすのが基本。つまり気液二相状態。水の気液二相での飽和蒸気圧を並べてみる。

温度 ℃    飽和蒸気圧 kPa(※MPaとは違う。MPa時は1000で割る)
373.946     22,100 (C.P./critical point)<<圧力としては218気圧
370        21,044
350        16,529 <<炉内が加圧水のタイプは耐圧で180~200気圧程度
300        8,588 <<今回の沸騰水型設計限界は耐圧で80~90気圧程度
250        3,976
200        1,555
150         476.2<<最新のニュースでは185℃で0.5MPa程度との事。
100         101.4<<コレが一般の沸点。1気圧なら100℃で沸騰
50         12.353
30          4.247
20          2.339
15          1.706
10          1.228
5          0.873
0          0.611

 因みに、超臨界状態とは表の一番上より高温高圧の領域。気液の区別の無い状態。装置としては、気液分離装置が炉内に不要でシンプルで高性能な原子炉が出来るだろう。臨界型の原子炉があるなら、多分、そう。
 前記事と重複するけど、もう一度。水の超臨界状態は見た事無いけど、二酸化炭素の超臨界状態(31.1℃、7.4MPa以上)は作り出した事がある。臨界物性の実験で、高圧液面計を模した圧力容器の中に二酸化炭素を閉じこめて、加熱、加圧操作を繰り返して行い超臨界状態の二酸化炭素を作り出した時である。液面計構造故に内部状態が観察出来るのだけど、液面が消えて一気に揺らぎ出す光景は一種異様。その状態から圧力スイングさせると、揺らぎ状態全てが発泡するかのような状態を経て二相に分かれるのである。

 現状で炉内温度が185℃という報道が正しいなら爆発する事は無いだろう。

 ホンマ、400℃になっていたのなら、、、、チョイ、恐い。

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次ほしいのは?

 先日、FELTのシングルスピードのクロスバイクであるフットプリントが欲しい的な話を記事にしたけど、見れば見る程、欲しくなる。値段的には定価で17~18万円くらい。

 好きでないブランドのFELTで、好みでない材質のカーボンなんだけど、この世間の好みを外したような構成と、何と言ってもジオメトリーが最高。これをベースに朝走行用の自転車としてラングスターからパーツ移植してしまいたい。

 それから、別の選択肢としては、拘りのセンタープル直付けのフレームを用いた実用的なスポルティーフが欲しい。

 部品は、富士ロード用に殆ど全て調達してあるので、フレームが欲しい。これでツーリングバイクを作りたい。

 前者のFELTのバイクは、最近、ラングスターでヒルクライムに使うとフレームがギーギー言うから。それ故に、健康機材として欲しい。ダイエットの道具としての物欲。

 後者のスポルティーフは、懐古趣味。それも、、、、乗るためでなく、所有して喜ぶため。こういう形を作りたいという気持ちのため。盆栽としての物欲。

 物欲というと、単車も欲しいのがあるし、車も弄りたい箇所があるけど、それはまた、、、、
 

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ACのCM、何時まで?

 ACのCM、こればっかり。しかし、これが切っ掛けでこんなニュースも、、、

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110323-00000008-jct-soci

 ACのニュースと一言で言っても色々である。

 この中で、個人的にキツイというか、不愉快なのは、、、、アニメで『こんにちは、おはよう、、、』って奴。リズムが頭から離れなくなっていたのだけど、今は聞きたくない意識で過ごしていたせいか、逆に思い出せない状態。しかし、この映像とリズムは、どうも気分的に受け付けない。

 他のCMは別に気にならない。ニュースで取り上げられている詩集ネタも悪くないと思うし、イビチャ・オシムさんの脳梗塞、仁科親子の子宮頸がんのCM、難民キャンプを映したCMとか、この辺は気にならない。

 でも、アニメでリズミカルすぎるのはチョット駄目。

 最近はSMAPとか長友選手の東北関東大震災からの復興を応援する系のCMも出てきたようだけど、、、、新しいCMの前の病気に注意を促すCMも良いと思う。

 アニメ+リズム、、、、、やるなら、夕方迄とか子供が見ている時間帯に抑えて欲しい。

 会話とか語りかけは何とも思わないけど、リズムのある歌はチョット、、、、、

 自分としては、普通にCMをやって企業の支援に対する取り組みを字幕で重ねて流す方が遙かに災害を受けていない地域に対しては支援促進になると思うんだけど、、、、

 今のような、完全に同じ方向を皆で向いて、、、っていうのは、或る意味怖い事のようにも感じる。

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「深刻な懸念が残る」福島原発

IAEAの原発状況評価が緩和されたという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110324-00000007-maip-int

しかし、チョイ前の記事にも、電源復旧から核心に進む程、実効的に負荷の高い作業が待ち受けており、核心に向かう程作業環境が悪化するという感想を書いたけど、やはり、そういう意見も少なくない。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110324-00000638-san-soci

 実際、作業員の方が被曝して病院に運ばれたというニュースも報じられている。外部電源を引く、中央制御室の照明を点けるところ迄が終わっても、核心問題の部分は津波による浸水による電動機の交換、その後の爆発事象によるラインの気密チェック等々色んな問題が待ち受けている。この作業を完了させるには、物理的、肉体的に大変な作業が待ち受ける可能性が高い。

さらには、周辺地域にとって緩和を実感する状況に到っているとは言い難い。

地震から二週間近くが経過して、マスコミが被災地の取材に訪れて被害状況、復興に向けた活動が紹介されるのだが、それを見ると、原発に近づく程、地震発生状態から変化が見られない状況に取り残されている様が鮮明に見えてくる。

 ニュースでは、半径20kmが避難区域、半径30kmが屋内待避区域とされており、地図の上では、赤や黄色で示されているだけだけど、実際の広さが膨大な面積である。このエリアが使えない状況。入れない状況。手つかずな状況なのだ。

 それで、飛散した放射性物質騒ぎが周辺自治体で騒ぎを引き起こしているのが現実である。

 皆の関心は、飛散したモノが閉じこめる事が出来たとして、その地に何時になったら戻れるか?いつから片付け等々の作業ができるか?復興できるか?ということだろう。
 現状、見通しが全く立たないのは、地域にとっては深刻度は非常に大きなモノである。

 何も知らされていない、避難しろ的な話だけでは、チェルノブイリで廃墟となった街の風景を思い浮かべる人も出てくる。そういう危惧を取り除くには、現在の汚染状態だったら、最長でいつから戻れるか?とか、そういう情報は、生活から立ち上がる人にとっては、未来のために必要なのでは無いだろうか?

 悲観する事もいけないが、楽観も出来る状況ではない。しかし、楽観出来ない状況で前に進むには、正確で迅速な情報と対応と、そのように動いているという行政の姿勢が必要。行政に不信感を持ち、情報の伝達のレスポンスと内容に不信を抱かせるのが一番良くない事だろう。

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ダイエット器具の耐久性

 最近は、世代別流行の比較等を取り上げた番組を見かける事が多い。
 で、近年多く見かけるのが、ダイエット、健康関連である。時代を遡る程、モノや道具に頼らず手間暇掛かるというのが傾向。最近になる程、お手軽簡単という傾向。

 ここ十年くらいを見ると、ダイエット器具、健康器具というのは数と種類の増加は著しいものであり、これを扱う通販番組の拡大も著しい。

 記憶を遡ると、幼少の頃のテレビ宣伝でインパクトがあるのは、『スタイリー』って腰の運動マットが思い出される。これ、果たして効くのか?というと、よく判らないけど、このような健康器具は、今や、深夜通販番組取り扱い商品では不可欠なモノだ。

 実際、自分も何種類か手に入れた事がある。

 オーソドックスにエアロバイク、手軽さ故に衝動買いしたステッパー、重量を嫌って導入した油圧ダンパー式ベンチプレスマシン、ラバーテンション式ベンチプレスマシン、ローラー台、、、、

 しかし、これらの機器を振り返ってみると、、、、

 エアロバイクはフリクション式、マグネット式双方を調達したけど、フリクション式が6ヶ月、マグネット式が2年で負荷ユニットが機能しなくなった。それで廃却。ステッパーについては、毎日の使用で4ヶ月程度でフリクションダンパーのフリクションが摩耗?によって掛からなくなった。油圧ダンパー式マシンは3ヶ月でダンパーオイル漏れ。ダンパー交換を繰り返すも、ダンパー取り付け部が金属疲労で折損、溶接して使用を続けたが、最終的には廃却。1.5年が限界。ラバーテンション式はラバー断裂に3ヶ月、その後、DIY店でスプリングとシャックルを購入して代用したが、スプリング寿命が5ヶ月程度、負荷不足故にスプリング数を増やすと、スプリング固定部、グリップバーのフレームが金属疲労で折損、最後はフレーム全体が歪んだので廃却。ローラー台は毎日30km程度の走行で使っているけど、ベルト系は1年程度で交換。ローラーのベアリングも交換しながら使っている。

 結局、、、、、どれもこれも、連続仕様で半年保てば御の字の状態。

 割と使えるのは腹筋、背筋両用台。これはベースにアングルを加えて使いやすく改造したモノだけど、これは現在3台目で少なくとも2年以上は使えているので満足。それから、筋トレ系ならダンベルは悪くない。スクリューダンベルは糞だけど、ロックボルト式のミズノのダンベルは快調。ローラー台も定期交換すれば取り敢えず使えるという感じ。

 多くの使えない健康器具というのは、殆どが、中国製。中国製が悪いのでなく、このようなデザインを企画した側が、器具に想定した耐久性が低すぎると言う事。毎日の使用で半年で壊れるって言うのは、、、、、どうなんだろう。

 恐らく、器具に頼る消費者が半年も使わないだろうという読み故だろうけど、、、なんだか不満である。使えなくなった途端、場所を取るゴミみたいな存在だから、半年で大型ゴミになるのはチョイ困るし迷惑な話だ。

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新車発表も生産再開も

 地震の影響でシビックシャトルの発表が延期されていたけど、ハイブリッドでミニバン、ワゴンで注目を集めそうだったプリウスαも発表が延期された。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110323-00000014-rps-ind

 新型どころか、通常の生産再開ものびのびになっている現状では仕方ないかも知れないが、、、

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110322-00000647-san-bus_all

 なんでも、自動車の部品メーカーの被災による部品調達が滞っているのが原因という。

 自動車産業の基幹工場がダメージを受けた訳ではないが、裾野の広い産業故に、何か一つでも調達不能になると生産全体がダメージを受ける。そういう意味では、経済損失は甚大なモノになる。

 そういえば、勤務先の製品も部品の一部が関東東北方面からの調達だったために、その調達が無理な状態で、今後は減産が予想されたりしている。

 今回の災害では、津波という機械にとっては最悪な海水浸水と、原子力事故という避難地域に工場があると、どうにもならない事態故に、その影響は長期間に及びそうである。

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折角新型新幹線がデビューしたのに、、、

 2011/3/5に東北新幹線でデビューした最速320km/h新幹線E5系はやぶさ、2011/3/12に九州・山陽新幹線でデビューした300km/h新幹線N700系さくら、、、、E5系は震災の影響で一端見納めだという。N700系さくらはセレモニー中止で静かなスタートとなった。

 本来、新型の高速車両のデビューというとお祭り気分で盛り上がるところだけど、それが全く無しというのはチョット寂しい。過去に500系デビューの時のワクワク感というのが、今回の新型車両では味わえなかったのは残念。

 一刻も早い東北地方の復興と、そこを疾走するE5系が戻ってくるというのを願うばかりである。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110323-00000013-jij-bus_all

によると、被害は1100箇所に上るらしいけど、深刻な被害は確認されていないという。

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2011年3月24日 (木)

暫定規制値の何倍って表現は判りづらい

 水とか野菜に放射性物質が検出された事で大騒ぎである。
 聞き慣れない暫定規制値を超える放射性ヨウ素が検出されたとか、そういう報道が矢継ぎ早である。

 暫定規制値というのは、食品衛生法上は規制されていないので、当該問題の専門機関が定めた摂取制限をベースに定められた数値。暫定という言葉は、どの法律で決めたか?の部分が食品衛生法でないというだけであり、数値的には、専門機関の認めた根拠に従った制限値である。

 つまり、専門機関が人体への影響度を考慮して定めた数値と言う事。

 実際は、どんなモノで、何かを入れれば影響するというのは不可避な事で、制限というのは影響度に何がどう現れるか?で専門機関毎の解釈で決められている。
 その敷居の条件は?っていうと、国民の平均摂取量に従い、当該飲食物を1年間継続して摂取した時に、ヨウ素の甲状腺での線量が50msv以下、セシウムの全身的線量が5msv以下という基準。

 これによって、色んな飲食物から何倍検出されたから食べるのは控えよう的な行動が物不足の状況を作り出している。

 できれば、数値が幾らだから、摂取するならば年間にどの程度、週にどの程度に控えるべきという表現の方が人々に優しい発表では無かっただろうか?

 規制値の何百倍!って数値だけが一人歩きすると、この地域のモノは全てパス!という消費行動になるのは分かり切っている。責めて、流通上の検査、管理で、ダメと許容を分別するような行動は取れなかったのか?とも考えたりする。

 勿論、現地の混乱状況から、取り敢えず、人が足らないから、止めてしまえ的な発想で動いてしまったとしても、それを責める事は出来ないが、出荷規制するにしても、規制値と測定値を較べる表を出すよりも、どのインターバルで、どのように食べたら規制根拠の制限に到達するから、摂取するなら、これを守れ的な指標も出してもバチはあたらなかっただろう。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110324-00000005-khk-l07

なニュースを見ると、やはり政権には人の心を思いやる気持ちが掛けているように感じる。制限して結果として消費者が敬遠したとしても、情報を判りやすく、そして生産者を最大限保護するような取り組みを態度と姿勢で示して欲しかったと思うのである。

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チンプンカンプン

 日々、原発事故ニュースが飛び込んでくる。
 多くが、東電、政府の発表であるけど、今一つ、ピンとこない。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110324-00000549-san-soci

 例えば、このニュース。圧力容器内圧力が5.1気圧から4気圧に下がった!とかの話。

 しかし、原子炉耐圧は?って事を考えると。チョイ前の報道発表は設計温度が300[℃]という報道。これから言えるのは、内部は300[℃]の飽和蒸気を格納する。つまり、蒸気圧が90気圧くらいなのだ。因みに、沸騰水型原子炉の場合は、動作形態から考えても加圧型原子炉より常用圧力は低い。加圧型の場合、内部は臨界近辺迄考慮しているだろう。水の臨界は374[℃]で218気圧。この域ではないだろうから、350[℃]近辺、180気圧前後が設計の使用上限だろう。
 そう言う事を取り出して比較すると、報道でいう圧力容器ってどの部分?って気がするのである。4気圧とか5気圧の話なら、容器厚さが15cmというのも道理に合わない。
 飛び交う言葉の何が何を示しているか?というのがピンとこない。

 これに限らない。多くの人は情報がチンプンカンプンだろう。

 例えば、μsv/hrと許容値は?
 これも1時間あたりの放射線量だけで一回ごとのCTスキャンとどう?とか、年間浴びる上限放射線量と較べてどう?っていうのも矛盾。
 条件事に時間あたりの線量を積算するとき、生活形態にあわしてどう?連続して浴びずに影響が減衰すると考えてどう?とか、発生源の事態でどう?とか判りやすい情報で提要しないと話にならない。
 ミリとマイクロの混同も主婦からすれば同じに見える。そんな情報を未統一で流すのも如何なものだろうか?
 不安で誤った情報をデマと避難するまえに、デマが広まらないように、判りやすい情報を提供する必要がある。

他にも、飲食物の暫定規制値。
 これも、不安に思う人が多い。飲んだら内部被曝になるのでは?という危惧に対する説明が正確でないから、水の買い占めに走るのだ。

更には、農家の出荷制限。
 これも、栽培形態で影響が違うのでは?って農家の人の話もあるけど、少なくとも、手間が掛かるとしても集積地毎に検査してOKとNGの仕分けくらい仕分け人が居るんだからヤレよ、、、、と思う程。一緒くたに危ない。危ない根拠も混乱しているから、地域一帯の野菜はNG的な空気が蔓延するのである。
 自衛隊とか消防庁におんぶ抱っこでなく、農林関係も働け。

 他にも色々だけど、情報が正確でない。伝聞的な情報の伝達になっているから統制を失っているような、そんな感じ。

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相当、熱いだろう。黒煙は難燃材の燃焼かな?

 原子炉4機から水蒸気、三号機から黒煙、、、

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110323-00000624-san-pol

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110324/k10014866611000.html

 まぁ、あれだけ大量の水を掛けているのだ。出て当然と言えば当然だろう。
 昨日のニュースでは、一号炉の炉内の温度は400℃ということ。確か、水の臨界点は647K、22.064MPa、、、判りやすく言うと、374℃で218気圧ということ。それ故に、内部圧力は設計限界の300[℃]で90気圧を大きく超えた状態であり、相当の高温になって、相当の圧力が掛かった状態。当然、原子炉容器表面の水分が蒸発してもおかしくないし、当然、設計限界を超えた圧力故にリークしていても不思議でない筈だ。

 水蒸気が出るのも当然だろう。黒煙というと一般には難燃材の燃焼で見られやすいけど、被覆材なんかが高熱の原子炉外壁で溶融気化しているとも考えられる。建家自体が耐火構造だろうし、難燃材で作られているだろうから、そういうモノかな?という感じだ。
 因みに、黒煙というとゴム、樹脂を高熱に晒した時に炭化する過程でよく観察される。ゴム材料の高温による溶融、燃焼、炭化の試験を、最近迄ネタにしていた無注水軸受の前世代モデルの高負荷無潤滑摺動試験で耐久評価で繰り返し行っていた事があるけど、その際も真っ黒な煙が立ち上るのを見てきた。因みに、その際、溶融が300~400℃、燃焼が500℃~、そして炭化という感じである。今回の事故の映像による黒煙もそんな感じ。ケーブル、損壊配線の被覆材が炉外壁で溶融燃焼炭化しているのでは無いだろうか?

 一見、小康状態のようだけど、気体とか煙が出るのは、高温な状態が進んでいる。そして、容器の内圧は、300[℃]上限で与えられる飽和蒸気圧の90気圧を大きく超えている状態。金属製原子炉内部が400[℃]、外部は普通に考えても、それと同等の温度。そう言えば、ヘリコプターから撮影した格納容器表面部の温度が130[℃]以上と報道されていたけど、辺り一帯はサウナのような状態になって居るんだろう。

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計器復帰で徐々に細部が明らかに、、、

 チョットずつ判ってきたようだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110323-00000471-yom-sci

 このニュースによると、実際に二号機における作業は難しく作業エリアに入る事が難しいようだが、電源復旧によって得た情報から現在の状態が徐々に明らかになっている様子である。
 電源復旧によって明らかになった危険な情報として、一号炉の炉内の温度は400℃ということ。仮に炉内全体の水が400℃という温度と仮定すると、、、、、確か、水の臨界点は647K、22.064MPa、、、判りやすく言うと、374℃で218気圧ということ。まぁ、原子炉の測温部分が400℃というだけで、全体を見れば其処までの高温には到達していないだろう。それは中の水が超臨界と言う事も無く、取り敢えず水位という概念があるらしいので、測温部近辺の温度のみが400℃ということだろう。この原子炉は格納容器内の水に外から覆われており一応は熱を奪われている。それで超臨界状態には到達していない、液体の存在する状態。ニュースでは内部圧力迄知らされていないが、最高でも臨界圧以下だろう。

 厚さ150mmの鉄製の圧力容器の耐圧性能は幾ら?沸騰水型原子炉の耐圧が90気圧程度、加圧水型の原子炉容器で175気圧。沸騰水型だから90気圧級なんだろう。ニュースから設計温度が300℃ということだから蒸気圧から言えば設計圧力は8,588kPa、つまり90気圧位なのだ。つまり、この耐圧限界の数値は裏付けられた数字である。安全率の見繕いが如何ほどか?は知らないが、測温部検出温度が400℃、水位が存在する、冷却を始めたという情報(18ton/hrの注水を4時間で10℃降下。常温で70トンの水で10℃降下出来た訳だ。)だ。こんな状態だから、系としては300~350℃位で内圧は最高で170気圧くらい掛かっている状態かもしれない。具体的には想定の倍近い圧力が掛かっている状態、、、、

 温度が上がるからと言って注水しても熱源の熱量が膨大であり、このままでは耐圧限界を超える事態に陥り兼ねない。となると、内部の水を循環させて排熱しなければ破綻するのは目に見えている訳だ。想像だけど、圧力容器設計の段階で、安全上臨界点辺りまではカバーしているだろうから、今は一杯一杯という状態だろう。この域では温度を1℃下げるだけでも圧力は一気に降下するから冷却が兎に角大事な訳だ。

 因みに、超臨界状態というのは液相と気相の区別が無くなるような状態。水の超臨界状態は見た事無いけど、二酸化炭素の超臨界状態(31.1℃、7.4MPa以上)は作り出した事がある。臨界物性の実験で、高圧液面計を模した圧力容器の中に二酸化炭素を閉じこめて、加熱、加圧操作を繰り返して行い超臨界状態の二酸化炭素を作り出した時である。液面計構造故に内部状態が観察出来るのだけど、液面が消えて一気に揺らぎ出す光景は一種異様。その状態から圧力スイングさせると、揺らぎ状態全てが発泡するかのような状態を経て二相に分かれるのである。 

 ところで、事態が判ってくると事態を深刻に受け止めてしまうモノ。以前から危惧というか心配していたのは、システムの健全性。地震の揺れだけでシステムが物理的に完全に破壊されると言う事は無いのだろうけど、それ以外の衝撃を受けると、やはり破損や汚染の可能性は否定出来ない。

 1号機、3号機については原子炉内、或いは、使用済み燃料保管プールの何れかから発生した水素に起因する爆発。4号機については、燃料保管プール内燃料の異常昇温によって発生した水素に起因する爆発。これは、二号機以外の建家の損壊を招いた爆発事象だ。この爆発は、原子炉を守るコンクリートの壁を吹き飛ばす程の衝撃を持っており、その衝撃は少なからず燃料プールにダメージを与えているのではないか?という危惧だ。

 物理的なダメージの次は、1号機、2号機については津波の深刻な浸水被害が危惧されている。これも相手が塩分を含んだ海水故に、復旧には多くの機器の交換が必要だろう。

 このような事態から作業無しでの復旧は不可能だけど、作業は外部電源の復旧から制御系の復旧を経てシステム用機器の復旧迄を行う必要があり、進展する程に、労働的に厳しさが増していく。その厳しい作業が行えるかどうか?が作業環境の汚染度であり、そういう面で見ると、原子炉格納容器とサプレッションプールの接続部近傍の爆発を起こした2号機周辺での作業の困難さが予想される。

 事態を見守るしか手立てはないが、少しでも良いニュースが見られる事を祈るばかりである。

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原発反対運動と原発の今後

 今回の福島原発の事故で原発反対運動が各地で巻き起こりそうである。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110323-00000184-mailo-l35

 こんなニュースも聞こえるけど、当面、新たな計画、建設中工事のストップ、点検中原発の再稼働、稼働中原発の点検による停止後の再稼働、更には、使用済み核燃料の地層処分に向けた取り組み、、、、一連の計画の大幅な見直しが必要となりそうである。

 しかし、原発が無くして賄えるか?というと、これも難しい問題である。実際に、エネルギーの1/3を原発に頼っている現状では、原発を急に止めるというのは実に難しい。

 利用者がリスクを負担という概念で、原発を都市部に建設というのも現実問題不可能。万が一のリスクは、やはり考慮すべきだし、そうなると、これは非常に難しい問題。

 しかし、あってはならない原子力発電所の事故が発生したら民間企業が処理出来るレベルを超えているというのは、今回の件で誰もが理解したのも事実。

 となると、、、原子力発電所の運営は民間が行うべきでないというのが合理的であり、責任の所在も明らかになるし、万が一の損害も国の責任という道筋も判りやすいので、こういう方向に進むのでは無いだろうか。

 先の記事で、高速道路無料化賛成で、ガソリンに掛ける税率を大幅に増やす事で財源を確保する方が良いという案を記事にもしたけど、国内の電力需要と供給能力、原子力発電への依存率を考えれば、電気使用量にも原子力発電電力利用税大きくを掛ける等の処置で、エネルギー消費を抑える意識を社会に根付かせるのも有効かな?と思い付いたりする。

 通常発電で賄える量の個別分配分迄は、相応のコスト分で負担し、世帯あたり、施設あたり、過剰に使用する分は原子力発電依存度が高いということで、高額な電気使用税を加算するという方法で、電力消費抑制意識を定着させ、徐々に原子力発電依存率を低下させるという方向の選択肢も選ぶ事のできるようになるのではないだろうか?

 大量消費社会故に原発が必要となる。それで作られる電気は殆どが、エネルギー依存社会で消費される。その消費者にリスク分保険を含んだ課税を行うというスタイルが、先のガソリン使用税と同じ考え方だけど、非常にシンプル故に、弾力的な運用も可能かな?と考えたりする。?これは、

http://replica2st.cocolog-nifty.com/diet/2011/03/post-585d.html

に記載した内容と基本は同じ考えであるけど、どうなんだろう。素人考え的には悪くないと思うんだけど、、、、。

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放射能汚染が拡がっているのか?

 福島県の農畜産物から放射性物質を基準値以上検出し、福島県の水道水からも検出というニュースが報道されてから何日も経っていないけど、、、、

 福島県の近隣の県の農産物からも放射性物質を検出し、遠く離れた海水中からも検出し、とうとう都心の浄水場からも検出されてしまった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110323-00000556-san-soci

 である。

 都会には人が多く住んでいる。風評ではないけど、そういう情報があれば、取り敢えず避けとこう的な行動をとるのは本能的な行動故に、乳児に控えろと言われると、誰もが自分も避けよう的な行動になるように見える。人口の規模が規模だけに、下手すりゃパニックになりかねない。

 この度、放射性物質としては、ヨウ素とセシウムを良く聞くけど、ヨウ素は半減期が8日、セシウムは30年。ヨウ素は早く無くなるけど、人体に入ると甲状腺に集積しやすいから質が悪いということ。このニュースは昨晩のNHKのニュースで広大医学部の先生が説明していた内容。

 色んなニュースでも言われているが、大事なのは検出された放射線の強さが半減期に従って減じているか?と言う事。そうであれば、新たな飛散は無いということで、そうでなければ継続的に飛散していると言える。

 問題が収束するまでは、各所で放射線の検出騒動で部分的なパニックとか買い占め騒動、不買運動が起こる可能性がある。一刻も早い、原子炉の安定的な冷却状態への移行が望まれるところである。

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上半身とペダリング

 自転車でペダルを漕ぐという行為。基本は脚の運動。脚を動かすのに自転車マニアの合い言葉である『ハムストリングス』を使って漕ぐ。

 こんな話があるけど、それはさておき、自転車で比較的高い出力を持続しているときにペダリングの周期と連動して動く部位がある。

 具体的には何処か?というと、胸、肩、上腕部の筋肉である。この部分がペダリングと連動して動いている。意識を高めて注意すると、筋肉の膨張収縮が繰り返されている。 
 つまり、上半身~腕の筋肉も使っているのである。実際、肩とか腕を痛めている時とそうでない時は速度のノリが全然違う。

 そういえば、自転車に乗っている時、ハンドルバーにはどんな力が掛かる?って話を人とした事があるけど、自分的にはハンドルを押している意識が強いけど、人によっては引っ張るという意識の人も居れば、ハンドルには力を掛けていないと言う人も居る。

 どれが正しいか?は別として、少なくとも自分の場合はハンドル押しているし、握っているところを支点に力を加えているのは間違い無い。

 そんな事を常に思っているのだが、、、、そう言えば、ヨーロッパのサイクルロードレースも新しいシーズンを迎え、J-Sportsでは中継されたりしている。そして、ふと見ると、、、、多くの競技者の腕を見ると、やっぱり筋肉の膨張収縮が見える。みんな使っているのである。
 身近には上半身は下半身を固定するために使う的な人も居るけど、自分の場合、上半身の筋肉も駆動に関与すると思う。勿論、何が正しいか?どうでないとダメと言う事はないけど、筋肉は色んな部位を活用する方が楽なのは間違いないだろう。

 こういう運動で初めて全身運動。ダイエットに効果的となるわけだ。

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脳内整理中

 先週一週間は、原発事故への対応状況と政府のパフォーマンス的な言動からブログ事態が本来とは懸け離れた方向に走ってしまった。

 ということで、今週は方向性を修正中なんだけど、頭の中を切り換えるというのは、結構難儀である。
 ダイエット、健康、自転車、単車のネタを閃いても、時々刻々と入ってくる原発ニュースで考えが纏まらない。

 脳内を整理整頓するというのは、自分が思っている以上に大変である。実際、先週は泳ぐ気分でなく、スイムをキャンセルしたけど、そういう感じなのだ。
 平常状態に精神状態を戻す事。これが一番大事。

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パッソに乗ってみました

 代車でパッソを借りている。
 と言う事で、チョイ前の事故修理代車の時のデミオに続き、今度はトヨタのパッソに乗る機会を得た。

 パッソというとトヨタ最小のコンパクトカー。殆ど軽自動車と変わらないサイズ。ボディーフォルム的には非常に短いボンネットの2BOXであり、全長の割りに室内の居住空間は狭く無い。街乗りでは普通に使える広さである。まぁ、シート自体が小振りで作られているのも効いているだろう。

 しかし、四人乗車での積載能力は軽自動車並。初代デミオ、二代目デミオでは折り畳み自転車を余裕で収納出来た。三代目の最新のデミオでは辛うじて収納できたけど、パッソでは不可能。リアシートの6:4分割の広い方を倒してどうにか搭載出来る程度である。

 パワステは割と重めなのには少々驚いたけど、操作系自体は悪くない。走ってみてどうか?というと、流石にパワー不足で、AT故に非常にかったるい印象。走る印象の悪さに輪を掛けて印象が悪いのは制動力。制動力が明らかに不足している感じ。

 そんなパッソだけど、面白い事が少々。

 それは、燃費計を装備していること。これ、見ていると結構色んな事が判る。発進時は概ね4~5km/L、駆動が掛かって走行している時は9~11km/L、減速傾向、空走状態に近い時は17~25km/L、惰性で駆動力が断絶された状態では30~58km/Lと言う事。

 因みに、自分の通勤経路で使っている団地裏の山越えでは登坂で4km/L程度、下り坂で18km/L程度。それから通勤時間帯の路地裏で12km/L、幹線道路走行時が15km/L程度。アクセルオフの惰性の際に瞬間的に30km/Lを軽く越えるけど、再加速時は一気に下がるパターン。
 これで平均燃費が8km/L程度ということ。この数値、チョイ前のデミオでの6.5km/Lよりはマシだけど、プロボックスの11km/Lよりは劣るという数字である。

 しかし、この燃費計っていうのは嵌るなぁ、、、、これはこれで面白いオモチャである。

 チョット、燃費計を装着してみたい衝動に駆られる。

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2011年3月23日 (水)

ライフラインは分散志向、利便性よりも耐性重視

 チョット前の記事に我が家はオール電化は嫌いって記事コメントを書いた。

http://replica2st.cocolog-nifty.com/diet/2011/03/post-c8d6.html

 理由、それは停電になったら全部停まるのが嫌だから。ガスは敢えてプロパンガスにしてある。ガスなんて、ライフラインが途切れた時、復旧がかなり難しいと考えているから。

 因みに、実家に住んでいた時は、温水器を例にとると、太陽熱+深夜電力利用の電気温水器+灯油ボイラー+ガス急騰と4系統あったりしたけど、大事なのは、危機に対して分散して備えるというのが基本の考え方。

 ところが、最近はエネルギー会社の消費者取り込み指針をエネルギーのクリーン化、集約化によるローコスト化を宣伝文句に電化住宅の推進が図られてきたが、結局、それが思わぬ負担となっているそうだ。

 水は兎も角、ガスと電気は併設しておくのが良いし、ガスにしてもローカルな状態。所謂、スタンドアローン設置の方が外のダメージの影響を承けにくいのだ。

 土地の買う時もバス停から近い、駅から近い、或いは、日当たり重視とか、平野部志向と色んな見方がある。何を選ぶか?プライオリティーをどう付けるか?というのは個人次第だ。プライオリティーの最上位に何を持ってくるか?保険を付けすぎると日常に負担を抱える。何が良いか?は言い切れない。

 しかし、自分は、万が一を重視する性格。住宅購入の際は、利便性も或る程度は考慮したけど、瀬戸内在住の自分の意識としては、活断層の多い西部丘陵地帯の団地や、最近急速に発展した山の窪地を豪快に埋めて作った大規模団地はパス、平野部デルタ地帯もパス、台風19号で遭遇した状況から風の吹き込む方向には山等が遮る場所を選んでいる。これは、潮風で単車が錆びるのを防ぎたいという意志が強かったのだが、、、、

 結局選んだのは、地盤も市内有数の硬い地域であり、近くの工事でも地盤が固すぎて工事が難航している地域。以前の2001年芸予地震の際も中心部で震度5~6を記録して団地下の5階建てマンションが一棟倒壊した時でも、花瓶一つ倒れなかった場所だ。勿論、団地の区画でも盛り土でなく切り土の区画、背後の山林からいうと谷スジから外れた土砂崩れマップ外という部分を選んでいる。何よりも自然災害に対する耐性を重視しているが、ライフラインにしても、集約型でなく、極力分散型にしてあるのだが、こういう方が何となく安心出来る。

 今回の災害では、都市型の生活空間が大きなダメージを受けて昔の生活の方が強かったという声も聞く。

 自分のような考え方は、こんな災害前では少数派だったけど、、、、今は案外違うかもしれない。

PS 3/24追記

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110323-00000569-yom-bus_all

このように、今更ながら気付く人も少なくない。

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予算動向を見て

 復興財源を確保するために、高速無料化棚上げ、こども手当廃止、、、いろんな案が飛び交っている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110322-00000521-yom-bus_all

 この突拍子もない動きはいささか納得出来ないのも事実。言う事なす事、全部が行き当たりばったりなのか?予算のため、野党の合意を取り付けるため、震災を都合良く利用的にという穿った見方も出来てしまう。

 しかし、復興に要する時間の長さを見れば、取り敢えずは国債の大量発行は不可避であり、その総額に較べると予算の並べ替えで財源捻出という措置が長続きするとも思えない。大量国債で一時は凌ぎ、昨年迄のクソ予算であっても、当面はそれをつなぐ事で急場を凌ぎ、大量国債発行を考慮し、長期復興を見越した予算の組み上げが一番大事であろう。
 大量国債を発行する事を前提に、尚かつ、長期の復興のための長期に渡る財源確保と色んな事を考えると、違った案も出てくる。復興の進捗と共に事情も変化する訳で、硬直的な制度では立ちゆかなくなるのは目に見えている。硬直的というのは、既存予算の一部を復興財源に充てるという考え方がそうだと言える。そうではなく、財源を確保するにしても、復興の進捗に応じて弾力的に運用できて形が望ましい。そのためには、財源のシステムをシンプルに作り替える必要があるように思う。

 戯れ言だが、個人的には、高速道路無料化、排気量で区分けされた自動車税率軽減か廃止という方向が良いと思う。当然、他を変更しなければ財源不足に陥るが、既成概念を無くす考え方次第で対応できるだろう。
 高速道路無料化に伴う不足分が問題になるなら、その分をシンプルに燃料に課税すれば良いのでは無いだろうか?道路関係を走行距離に連動するであろう消費燃料に課税するならば、リッター300円でも良いのではないだろうか?他に合理的な課税方法としては、純粋に車検証記載の重量に応じて課税を加えれば問題無いのではないだろうか?結果として税収アップを皆が納得出来る形で図れば良いのだ。皆が納得するにはシンプルな仕組みが大事。となると、自動車を使用する頻度による道路への負担を考えると、使う頻度に連動する燃料に纏めて課税というのがシンプルではないだろうか?

 郊外で通院でしか使用しない高齢者等を考えると、低燃費の自動車利用という形で負担は道路に与える影響、環境負荷の小ささは、少ない燃料消費故に、それに大きな課税が生まれても、現行制度、つまり、所有するだけで大きな負担を負うというモノに較べればトータルで負担は軽減出来る。

 燃料税+重量税、これで使用頻度による環境負荷に対する負担と使用エリアで受け持つ道路修繕比等費用負担を負うというシンプルな方法を、この際、採用する事は出来ないのだろうか?
 シンプルにすればする程、地域別、事象別の税負担の一時的軽減措置を含め柔軟に対応できるように見える。シンプル故に、税収のコントロールに際しても不公平感を減らす事が出来る。

 今の世論は、与党、野党の論議の中で、こんな時期だから高速道路無料化なんて!って勢いだけで進んでいるようだけど、こんな時期だからと言う事で議論を重ねず取り敢えず的に物事を進める事だけは止めて貰いたいものだ。

 正直、高速道路無料化でもガソリンに税金を大きく掛けるというのはアリだろうし、税負担を登録地域、ナンバーの色でコントロールするという方を併用すれば判りやすい気もする。被災地域税率軽減処置とか、業務車両はそれ(緑ナンバー)用の税率とか、そうすれば、本当の意味でのエコも推進出来るだろうし、トータルでの不要な自動車利用も抑える事が出来る。自動車利用が減って税収減となっても税率によって税収を保つ事も出来るし悪くないと思ったりする。

 勿論、これは今の思い付きだが、、、、

 これに限らず、様々な税、保険、年金っていうのは、システムが複雑すぎる。この辺を判りやすく合理的に改めて貰いたいものである。

 こども手当廃止の論議はあるようで、それを復興予算に充てる事もありかもしれないが、長期的、全国的に見れば、例えば給食費を公費負担とか、現物支給よりも必要経費負担という形で展開すれば実効性も確立出来る筈。

 今、こういう時期で、マスコミ、野党を含めて廃止論議が高まっているけど、システムとして整えた上で復興予算を確保出来るシステムを作る方が大事だろう。

 正直、そのための議論のために、どうにもならない不完全な旧年予算であっても、つなぎ予算で繋げる幅を確保して時間をかせいでも、未来や復興に合理的なシステムを作ってもらいたいものである。

 しかし、民主党の行き当たりばったりでポリシーの無い動きを見ていると、期待出来ないなぁ、、、、

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照明点灯!

 福島原発で中央制御室の照明が点灯したという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?b=20110323-00000000-jij-soci

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110322-00001134-yom-soci

 久々に明るいニュースである。純粋に現場作業に携わった方の献身的な作業の賜物だ。

 照明が点灯したということ、制御室内の計器、盤は生きている可能性が高いということ。

 恐らく、外部の冷却システム本体迄の配線系統、特にJB(ジャンクションボックス)の類も、当然、耐圧防爆、防水機能は有しているだろうから。かなりの期待が持てる。チョイ前に公開した記事の良い解釈の一つが証明された訳だ。

 

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『アリーナには人も モノもあり~な』?、、ホンマ?

 これ、ホント?ホントなら、一度死んでくれ。

 ここ最近の民主党政治家の言動、発言は、お粗末を通り越して人間失格状態だろう。

 菅、仙谷、海江田、岡田、、、、、、ドイツもコイツも、、、、、まぁ、枝野官房長官の自画自賛の部分は、自画自賛という言葉はマスコミの言葉だから真偽は知らないからコメントを控えるけど、岡田発言は、海江田級のアホだろう。海江田の場合、謝罪のコメントも救いようがない。『不快な思いさせたなら、、、?』、、ってことは、当人は発言の無礼を自覚していないということか?
 海江田にしろ仙谷にしろ、現場部隊の志気を高めるどころか、削ぎ落とすような人選。人の行動は、人の信頼感に基づくという基本的な事が見えない菅では、どうにもならないだろう。出てきて話す会見内容というと、三流映画のスピーチのような内容しかないし、、、

 そういえば、岡田は野党に『政府の邪魔するな!』発言の後に、閣僚増員で責任部門を野党に丸投げするという提案をしたけど、狂っているとしか思えない。

 個人のブログとは言え、あまりに悲観的な内容はどうよ?って思いから、最近は啓発口調の記事にしたり、色んな状況から見える良い解釈を掲載したりしようかな?って思っていた矢先に、こんなアホみたいな話が伝わってくる。

 政治主導を言うならば、国民感情を大事しないとだめだ。国民感情というより、政治主導と名打った自画自賛のパフォーマンス合戦なら止めておいた方が良い。

 過ぎた時間は取り戻せないのは仕方ないけど、果たして、この次は何が出てくるか?心配でならない。

 この問題がどんな結末に向かうか?は知らないけど、悲惨な結果になると、政府は徹底的に東電を責めて、現原発推進のルールの元になった自民党時代の体制を糾弾するだろうし、最悪を回避できたとすると、オレオレ的に出てきて政治主導の成果だ!と自己アピールするというのが想像できる。

 正直、地域のためには絶対に悲惨な結果だけは回避して欲しいけど、その結果をオレオレ的にアピールする政府、与党は絶対に許せない気がする。オレオレ詐欺だろう。

 初動が遅れたとか、対応のまずさとか、情報開示させる力が足らないとか、それは能力の問題故に過度に責める事は出来ないかも知れないが、少なくとも、人の心が読めていないような言動だけは絶対に許せない。国の指揮を執る資格は無いし、組織の志気を削ぐのなら指揮官の資格も無い。ホントに人の心がチョットでも残っているのなら、事態収束の上、自分で辞めて欲しいものだ。

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電源復旧の次の一手のためには?

 停止した福島原発に外部電源を引く工事。各号機の外部の受電盤迄の接続は終わったとの事。現在は、通電可能か否かをチェックする段階という。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110322-00000047-mai-soci

 此処までで考えて、物事を前向きに考えて状況を見てみる。

 原子炉格納容器とサプレッションプールの接続部分の一部欠損が疑われている二号機を含め、原子炉格納容器への注水によっても注水海水が外部に激しく流出していないかもしれない。
 同様に、1号機から3号機というのは、炉心に海水注入して水位を確保するのが難しい程に内圧が上昇するということは、原子炉本体及び、それに接続する配管系からのリークは今のところ無いと言う事。

 つまり、ベント周り、あるいは、サプレッションプール近傍の凝縮水エリア以外に顕著なリークは無いと言う風に捉える事が出来る。

 これは即ちどういう事か?循環系の駆動機、制御盤が損傷を受けていてもポンプを含むラインの漏れは現状抑えられていると言う事。

 で、このポンプの駆動には、電動機、制御板が全滅であっても、電動機が交換可能かどうか?ということだが、この電動機が東芝等から調達されているという話から判断すると、電動機は屋外に設置されているのだろう。それも、形態から考えると、電動機とポンプは横型の接続であろう。

 この接続には電動機をカップリングから切り離して交換する必要があり、それにはクレーン車が必要だが、そのクレーン車が作業できる空間を確保するためというのも74式戦車を投入したということかもしれない。このような状況も考える事が出来る。

 問題は、循環系を長期に渡って停止していること。これが一番心配。如何に速く機器の再起動が図れるか?これが全てであろう。
 モーターは交換可能だが、ポンプは交換する事は難しい。但し、ポンプの吸い込み、吐出の前後に分岐ラインが予備的に設置されているようならば、その取り合いだけで健全なポンプシステムを入れる事が出来る。

 この辺の情報が全く不明なんで何とも言えないけど、こういう情報も公開した方が良いかもしれない。

 良いニュースというか考え方としては、一応、冷却系の気密が保たれているということ。これは結構重要な事。これが破けてダメなら今のような小康状態は一気に通過している筈。

 政府、東電には、機器交換でなく、このようなシステム入れ換えの可能性も検討すべきだろうし、そういう準備に入るなら、そうなっているという情報を公開する事が安心と信頼を取り戻すもんだと思う。そういう情報の公開が、思い掛けない救いの手を民間から受けるかもしれないのだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110322-00000050-jij-soci

これなんて良い例だろう。

情報の公開は、そう言う事である。東電、官僚の言いなりの発言+政治家の失言+政治家の宣伝とは違うのだ。この辺は、菅も海江田もしっかり肝に銘じるべきだろう。

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シングルスピード+ドロップ=スカチューン?

 本来は先週公開予定の記事。地震、原発事故関連での政府対応への苛立ちで公開が遅れていた記事。今週からは、記事のカテゴリーは基本は従来通りで定時公開の予定。

 最近、広島でもよく見掛けるのが、シングルスピード+ドロップハンドルな自転車。一見、ピスト?って感じだけど、見掛けるのが殆ど街中。それにメッセンジャーバッグ装備+スニーカー系の靴、ストラップ類は無しというパターンに加え、停止動作中はクランクを止めているので、所謂、ママチャリと同じでシングルスピードというモデルだ。

 これ系の自転車の多くはカラーコーディネートされており、基本はファッションアイテム的な存在。

 これをカッコイイと言えばそうかもしれないけど、街中で使うには難点がかなり多そう。

 細いタイヤ、泥よけ無し、決して軽くはないギア比、常時前傾姿勢、積載性の乏しい車体、、、こういうパターン、広島で特に頻繁に見掛けるようになった。

 この間、このパターンの自転車で後輪にブレーキキャリパーが装備されていないのを見たけど、コースターブレーキが付いているようにも見えなかった。前輪だけで停まるというものだろうか?

 固定ギアでもブレーキは必須だけど、フリーギアタイプなのにブレーキが見当たらない、、、、頭のネジが何本か抜け落ちているのかも知れないが、それでも、そういう選択というのは、自転車に求める格好良さを究極のシンプルさで表現しようとしているからなのかもしれない。

 確かに、制動装置レス、シングルスピードというと、かなりシンプルに見えるし、BMX等小径車に較べるとフルサイズ700Cでシンプルというと、全体的に透けた感じ。

 そういえば、、、、、

 この傾向は、十年程前にTWとかFTR、SRとかで流行った奴。そうバッテリー、エアクリ系を取っ払ってサイドカバー辺りをガラガラにする系統。スカチューンって奴に似ている感じがする。確かに、当時のスカチューンを好む層と、今のシングルスピードを好む層というのは、傾向的に同じ人種のようにも見える。

 スカチューン系の人、走りの面でみると全然なパターンが多かったけど、今のピストルック好きもそうだ。基本、見た目重視で、シンプル路線。これ系っていうと、これに絡む女性も似たようなモノを好む傾向。

 っていうことは、流行であり廃れるのも時間の問題なんだろう。

 今の自転車ブーム、、、、、ダイエット健康志向系、体育会系、オタク系のロード系ユーザー+見た目重視のファッションサイクルユーザーの二つのムーブメントが重なっているから大きなブームになっているのだろう。

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2011年3月22日 (火)

みんなが不快感を感じている

詳細を差し控えて陳謝、、、、、こういうの現政府は得意だな。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110322-00000040-jij-pol

詳細を差し控えて陳謝っていうのは、結局、取り敢えず謝っておけ的な発想か?
なんで、そういう発言になったか、素直に言った方が良いのではないの?焦って判らなくなったとか、自分が未熟だったとか、、、、、、体裁取り繕い過ぎだろう。

謝り方にも色々だけど、一段落したら辞めてしまえというのが本音だ。海江田も仙谷も現場の心を掴めない奴だろう。

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カタストロフ

 地震が発生した。津波が襲来してきた。原発が緊急停止した。

 しかし、

 津波襲来による原発の安全装置の多くの部分が機能を失った。

 その段階での判断、炉心冷却に対して、炉心への直接冷却の前に、様々な意志の結果、格納容器注水という手段を選択、菅さんの視察、、、、、で、水素爆発発生、炉心の温度及び圧力の制御を喪失。炉心内の燃料棒露出、、、、、

 その間、放射性物質の大気解放、汚染物質の爆発による飛散で、地域全体への農畜産物の汚染、飲料水の汚染、、、、、、

 その後の対策状況としては、賢明な自衛隊、東京消防庁による放水作業、電源復旧の試みがなされているけど、それまでの処置、例えば、原子炉格納容器全体への注水作業により炉心の圧力抑制機能の喪失に伴う、減圧処置に対してドライベントしか行えなくなっている状況。

 結果として、現時点で打てる対策の選択肢は相当シビアに限られている。

 選択肢が限られて打てる手立てが絞られていくのに相反して、被害の広がりは拡大傾向である。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110322-00000078-yom-soci

 のように、隣接海域の海水から放射性物質が検出されたという。

 大きくは報道されていないが、石原都知事のコメントが正しければ、都の屈折放水塔車は4時間を超える連続運転の結果、故障したという。これは、本来の用途が要求される事態において使用出来ないというリスクも抱えているということ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110322-00000005-jij-pol

 このような事態の深刻化に伴い、電源復旧に注力してする作業も困難を極めている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110321-00000094-mai-soci

 この報道では、作業員1人の被ばく量が従来の制限値(100ミリシーベルト)を大きく上回り、150ミリシーベルトを超えたとも言われている。

 このような状況を見ると、決して『光明』という気分にはなれない。

 情報が無いから何がどうなっているのか?は見えないけれど、三号機、四号機が水素爆発を来す程、使用済み燃料貯蔵プールの水位が下がった理由として、誰しもが思い付くプール、配管系統の損傷による漏水とか、プール容量を超える放水による電気系統の更なる損傷とか、放水分の内、飛散した水の排出システムの損傷による汚染水の土壌への影響とか、そこで発生しうるリスクへの悪い想像をするのは、やはり情報の少なさに対する苛立ちが大きく影響している。

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政府の心の無さに失望

 こんな記事を見付けた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110321-00000081-jij-pol

 石原都知事が正しい。政府、大臣の話、完全に狂っているとしか思えない。

 更に言えば、情報を正確に伝えていないから、ホース類敷設を手作業で行う羽目になっているので、こんなところにも情報伝達の落ち度がある訳だが、政府、東電は何を考えているのか?
 そもそも放水車にしても長時間連続で使える代物でないのは誰でも理解しているのだが、そういう常識に気付かずに公言しているなら、クソ以下だ。

 速やかにやらないと処分するって、、、、政府、大臣、首相は何様か?与党議員の誰かが行動を起こしているのか?どいつもこいつも動きが見えないで、そういうコメントだけ聞こえるというのは、正直、物凄く苛立たしい。

 言いたくないけど、ホントに作業している人の心を理解しているとは思えない。会見で格好いい事言ってるけど、言葉が虚しく響くだけだ。そもそも、初期における炉心への海水注水を決断出来なかった初動対応の処置が現状を生んでいるとも考えられており、その辺の事を考えたら、東京都とか自衛隊に対して、こんな仕打ちは有り得ない。

 仙石官房副長官指名とか、海江田の発言とか、、、、人の心が読めない政治家に国民の心が読める筈が無い。

 エライとかバカではない。人に対する気持ちの無さが許せない。こういう時こそ、人の心を読んで、冷静な行動を取るのが政府の役割だ。政府が感情に惑わされてこういう言葉を吐くのは、指揮を執る資格が無いということだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110321-00000575-san-soci

「あの強気の知事が涙を流して礼を言ってくれた。上から物を言うだけの官邸と違って、われわれのことを理解してくれている。だから現場に行けるんだ」とのこと、、、官邸の心の無さが伝わる、、、、正直、悲しくなる。

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何の光明?

 菅政権の対応のドタバタぶり、人の心知らずぶりが目に付きだして嫌気がさしているところだけど、

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110321-00000011-maip-soci

 この会見でいう光明って何?

 確かに、自衛隊、東京消防庁の懸命の努力で使用済み核燃料貯蔵プール周りの状態は小康状態を保っているかのように見えるけど、、、、、

 この光明って言葉を今使ってよいか?というと、チョット違和感を感じるなぁ、、、。

 今の状況にしても、現場で働く人の指揮を殺ぐような言動が目立ち、傍目には、もっと進展している筈の状況を遅らせているのが政府対応のように見える。

 このような事態における総力戦では、何よりも人と人との信頼関係が一番大事だけど、その重要度が見えていないのは、光明というよりも危機的な状況に感じる程。

 指揮官に求められるのは信頼感+ドタバタしない冷静さ。これが全く欠けている。正直、次は何やらかすか?心配。

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謝って済むのか?

 副社長の会見。廃炉の明言を避ける。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110321-00000122-jij-soci

 立場上、経営の選択肢を狭める事は言えない。言ったら自分の立場が厳しい。これは普通の事態での話だが、現状でも、日本的経営者のセオリー通りの回答しか出来ていないところに、自己都合の色が見え隠れする。

 既に、農産物、畜産物の出荷制限についての補償、賠償問題も浮上しつつある。東電は保有資産を全ての権利を放棄してでも謝罪に見合った賠償が求められる事態。

 なんか会見が心に響かない。

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津波が高くても、、、

 福島原発の機能を奪った津波の高さが14mだったとのニュース。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110321-00000034-maip-soci

 だけど、それでも機能を失って良いか?という考え方に基づくと賛否が分かれそう。

 個人的には、このような5mの津波なら安全という限定的安全で、限定が崩れた時の緩和処置が機能していないというのは、やはり、チョット違うように感じる。

 設備に求められる安全というのは、過去記事でも何度も訴える本質安全が必要。例えば、高熱による溶融、流出が危惧されるなら、全てを失っても絶対的に耐える耐熱材料で最終防御を施すとか、そういう考え方だ。
 多くの機械を見ると、異常状態に陥ったら、異常性を促進するような変化を来すモノが多い。

 身近な例では、シャフトの抱き付きなんかがそうだ。温度が上がると抱き付く。抱き付くと温度が上がる。この繰り返しで、破滅に向かうというのは結構多い事例なのだ。

 本質安全とは、危機的状況に移行する事を食い止めるような構成である。それをエネルギーを駆使して実現するのでなく、摂理的なメカニズムで実現してこそ本質安全なのだ。

 今回の場合、国の「原子力白書」でもシビアアクシデント発生の可能性について「工学的には考えられないほど低い」などとしていた訳であり、統計的に大丈夫、確率的に大丈夫という、如何にも脳内処理のみで物事を進めるという手順、如何にも、秀才、天才が物事を進める手順に落とし穴があったのだろう。

 少なくとも、津波がどうのと言う前に、バックアップ電源を含めて喪失という割と単純な事に対する保険が無かったのは、設計段階のリスク予測に甘さがあるように思う。

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灰色、黒色の煙とか白煙とか

 福島原発3号機近辺で煙が立ち上ったという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110321-00000418-yom-soci

 だけど、煙の色が灰色、黒色というのが気になるところ。

 白系なら水蒸気、しかし灰色、黒色というのは何某かの燃焼を伴ったもの?という危惧を抱かせる。場所は燃料プール近辺らしいのだけど、三号機は温度が高いのが気になる。

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/disaster/498032/slideshow/401070/

 この情報によると、場所によって128℃とか62℃の温度。62℃はいざ知らず、128℃というのは水なら簡単に蒸発する温度である。外部からの測定温度がこの温度であり熱源近傍では更に高温の可能性がある。これが火災に結びつくか?というと不明だけど、物質の気化という形での煙では無さそうである。

 それにしても、一難去って、、、、相手が相手だけに、少しの変化も非常に心配になる。現場で作業されている方も、気が気ではないだろう。

 夕方には二号機近辺で白煙との情報も。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110321-00000534-yom-soci

 煙が見えるという情報しか聞こえない。状況はどうなっているのか?は全く見えないだけに、心配は尽きない。

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電源復旧作業と放水作業

 電源復旧工事の進捗は、如何に?が関心が高くなっている。
 昨日あたりから、津波を被った直後の設備の状況についての報告を耳にするようになってきたが、具体的には、設備の設置してある空間の膝下あたりまで浸水しているという報告だ。
 つまり、そこまで海水が浸水しているということ。

 それと気掛かりなのが、三号機で続いている放水作業。この作業では、3742トンの水が放水されている。これは、プール容量の1400トンを遙かに上回る量。それで、放水故にプールに全量入っているとは言い難いのが現実。これは月曜夕方のニュースでも報道されている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110321-00000526-san-soci

 冷静に考えると、これは一種の津波みたいなもんで、冷却設備室の浸水状態を更に悪化させているのではないか?という危惧だ。まぁ、水没とは違うから、そういう心配は無用だと思うけど、放水した水が何処に行ったか?は気になるといえば気になる。

 この心配に対してニュースを発見した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110321-00000559-yom-sci

 である。プールの状態も全く見えないだけに、想像が想像を呼ぶ事態。何時までも放水、注水で事態を保つ事は不可能であり、やはり恒久的に安定状態を保つ状態に如何に移行できるか?が重要。電源復旧は必須だけど、本来のシステム外でも冷却機能を維持出来る方法を早く見出さないと危険は去らない。

 水を掛けるというのは選択肢的に選べないための措置だけど、プールの健全性評価も忘れてはならない。仮にプール損壊、溢れた水の処置ルートが損壊していたとすると、あの場所は殆ど永久に使う事の出来ない場所となるわけだ。

 次の一手を考える措置、、、、この先見性を併せ持った対処が事態の変化に対応する選択肢を確保することになる。対処療法的な処置で追い込まれるというのが一番悪い。

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エネルギー政策の転換点

 この記事の作成時点は3/15である。
 現段階で、福島第一原発は極めて厳しい状況の陥っている。特に、二号機は悲惨な状態であり、一部には撤退という声を伺える。

 地震、津波の災害も甚大だけど、少なくとも日時の経過と共に確実に一歩ずつ進展しているのだが、原発の不具合は確実に後退しているかのような状況。

 この事態は、企画中、建設中の原子力発電所が完成に漕ぎ着ける事が出来るか?更には、稼働中の原発も今後稼働続ける事が出来るか?を大きく左右する事態である。

 恐らく、原発の問題、使用済み核燃料の地層処分の問題は、実質的に不可能になるのではないだろうか?
 少なくとも、原発、処理の問題の両方とも、本質安全な体制やシステムが生まれない限りは、社会に受け入れられる事が難しいように見える。

 原子力発電が担う電力量は23%だという。比率的には関西電力が48%、北海道電力が40%、四国電力が38%、少ない方は、沖縄電力が0%、中国電力が8%だという。

 23%の電力、、、、これを代替えエネルギーで賄うのは難しいけど、少なくともそういう方向に進まざるを得ないのかも知れない。或いは、原発が必要ならば、エネルギー消費の多い都市部で発電するような覚悟が求められるのかもしれない。

 今年の初め、辛卯の年で大きな変革が求められる年かも知れない的な話を記事にしたけど、この地震と災害が価値観を変えるタイミングになるのかな?なんて考えたりもする。

 大きな変節はもっと先だったのかもしれないが、変節のタイミングを早める出来事がこれなのかもしれない。

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2011年3月21日 (月)

自粛ムードと節約、買い占め

 東北地方、東日本の震災の影響で、西日本側は経済を牽引すべしという話。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110320-00000588-san-soci

 これは、その通りである一方で、それを履き違えると意志が逆に働きかねない。

 実際、西日本、へたすりゃ沖縄でも見られるという乾電池の買い占め騒動。西日本で乾電池を買い占めるとか、不必要に燃料給油に過敏になったりという行動が東北地方への物資供給に影を落としているのと同様に、剰りにも派手にイベントを開催し派手にやっていくというのも、結局はエネルギー消費を増大させており、そのエネルギーはどうやって供給するというと、元は石油エネルギーであったりする訳で、派手にやるという意味は、どこの部分でという理解が大事だろう。

 不要不急の行動や大量のエネルギー消費を伴うイベントというのは、基本は控えめというのが道理であり、経済を牽引するという意味では、生産活動を活発に行うというのが大事だろう。

 関西が元気とか、西日本で牽引というのは理解できるけど、やはり生産活動、付加価値創出活動では活発に動くのは大賛成だけど、経済指標の内、不要な消費とか買い占めによる要素が大きな割合を占めるようになるのは、賛同しかねるところである。

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原子炉の今後は?

 最近の原子炉報道は、使用済み核燃料貯蔵プールの水位と水温で安全云々が主だけど、大事なのは何よりも原子炉内部の状態。

 1号機から3号機の内部にある燃料の発する熱の問題。この熱を奪い取らなければ本質的な問題とならない。これを安定した状態にするためには、なによりも恒久的な冷却システムの確立。それを実現する一番の期待を、本来の冷却システムの復旧で、そのための外部電源接続。

 しかし、この原子炉は本来の冷却システムを取り戻したとしても、これを廃炉等の処置をするにしても、冷却システムを稼働させて基本は放置し、放射線レベルが低下した状態を待って解体作業に入っていく訳で、その工程に要する時間は、スリーマイル島の事故発生から処置に要する時間を参考にすれば10年という時間が掛かるとも言われている。

 今回は、原子炉内に海水を注入しているし、炉内で燃料棒が水面上に露出したり、空焚きしていた時間はスリーマイル島の際の露出時間に較べると非常に長い。これは、燃料棒を被っているジルコニウム合金製の被覆管は大きなダメージを受けていると考えられている。

 当面は

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110321-00000115-san-soci

 で報道されているような手順で進めていくのだろうけど、その次は?を考えると、膨大な時間と手間が待ち受けている。

 敢えて、こんな記事を書いたのは、今回の事故は原発の事故の問題とは別に、地震、津波の被害から復興が必要であり、それには阪神大震災の場合でも15年の歳月を要して今があるのである。

 原発の処置で10年は先に進めないとなると、天災部分の災害復興そのものが、それだけ遅延の影響を受けかねない。となると、周辺への放射線の影響を迅速に終息させるための廃炉手順、ストーリーを、そろそろ準備して考える必要もある。

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セリーグ開幕とゲーム運営は賛同得られる?

 セリーグの開幕は3/29となった様子。

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110320-00000092-mai-base

 では、減灯ナイター、9回打ち切り、、、いろいろ報告されているようだけど、、、、

 9回打ち切りってどうなの?っていう気もする。そもそも、東電、東北電力管内でのゲーム開催は辞めた方が良いのではなかろうか?

 電力供給は4月末で15%分程復帰させるという報道もある。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110320-00000060-jij-soci

 周辺状況を含めて考えれば、開幕は4月末迄延期するのがセパとも道理にあう。4月以降開幕で、基本はデーゲームで行い、東電管内にホームを持つ球団は、ホームを一時的に移す等の処置が必要なのではないだろうか?

 無理に開幕して、ゲームは9回打ち切り、、、これは逆に魅力を失いそう。

 追記だけど、Jリーグは4/29再開を目指すという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110320-00000260-sph-socc

 だ。この方が遙かに良心的というか現実的で理解を得られそう。プロ野球機構っていうのは、古いせいか、考え方がどうもお役所的というか、そんな感じ。

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食べ物への影響拡大

 放射性要素を暫定規制値を超えた値で検出というニュースだけど、事故を中心とした周辺全体で規制値を超えたモノが見つかるという事態が拡大中である。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110320-00000627-yom-soci

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110321-00000017-jij-soci

 この手の物質というのは、土壌への影響が軽微でも、作物、それを摂取する人と進む程、濃縮するもの。

 取り敢えず、現段階では出荷品の自主回収、出荷自粛という措置が取られているようだけど、こういう食べ物の安全性に対して、消費者のみならず、それを扱う販売事業者も敏感であり、今後の消費行動への影響が懸念されるところである。

 汚染度が健康に影響するか否かの判断と、健康と判断された時に、その情報を信用して貰うためには何が必要か?というのを今の段階から発表する側は考慮して欲しいモノである。O157 and  カイワレ and 菅直人で検索すると、結構色々と出てくる。安全は重要だけど、安全と定義する意味と影響をしっかり考えて対処して欲しい。
 ただ、原発対応の初動でのミスが政府の判断が逆の意味で誤った方向に行かない事を望むばかりである。チョットでも出たら辞めよう的な行動は、消費側から見れば同意を得るかも知れないが、そのチョットの基準次第で生産者、特に、近隣の地域での生産者に大きな打撃を与えかねない。その辺を慎重に見極める必要がある。

 原発っていうのは、このような事故が万が一発生したら、その影響の深刻さは普通の事故の比ではない。

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食べ物への警戒感

 ホウレンソウとか牛乳に暫定規制値を超える放射性ヨウ素が検出されたという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110320-00000320-yom-soci

 売る側としては、その産地のホウレンソウ等は撤去されたという。取り敢えず、食べても健康被害は無いといわれているが、実際の売り場からは姿を消す。

 この問題、ゴミ焼却場近辺でのダイオキシン、O157とカイワレの問題等の時と似ている感じである。

 どんなに安全をアピールしても、消費者は口に入れるモノ故に警戒度は高い。結果的に購入を避ける傾向が強い。これは、鳥インフルエンザとか口蹄疫とか、畜産物に対する警戒にも見れる話。

 害はないよ!っていう一方で、暫定であれど規制値で定義された数値を上回るのも事実。この辺を合理的に説明する理由が必要。これは、計測放射線の強さで安全とか危険を言う場合でも然りだ。

 安全といっても時間が経てば、安全と言ったことが過ちだったというのは、昭和の時代の公害病なんかがあるけど、そういう事をしっているから消費者は警戒するのである。

 今回は、見えない放射能を相手にして、安全の理由が説明されいているけど、そもそも最初に定義された上限値とか規制値があるのに、その決められた値を超えていても大丈夫と言われても説得力に欠けたりしている部分がある。目に見えない不安感っていうのを多くの人が感じているのは事実だろう。

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都合良すぎ、、、気の毒

 日曜日のニュースは菅さんの防衛大学校での訓辞ネタが、チョイ吃驚。

 「危険を顧みず死力を尽くして救援活動を続ける自衛隊員を誇りに思い、ご家族に心から敬意を表したい」

 ってネタだけど、まぁ、今の状況でギリギリ事態の悪化を保ち、被災者を二万人規模で救援したのは、誰でもない、自衛官の働きあっての事。それゆえ、訓辞どころか、一生頭が上がらないだろう。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110320-00000585-san-pol

 この記事の言うとおり。

 仙石さんなんかを官房副長官に任命するなんて、、、、

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110320/plc11032020480028-n1.htm

 最新の内閣支持率は久しぶりに上昇したけど、これ自衛官様の働きの御陰。但し、やっぱり原発事故への対応には批判的で、これが多くの人の感情なんだろう。

 地震、津波の被害は甚大だけど、確実に時間の進みは未来に繋がっている。しかし、原発事故対応は未来を模索しているという印象が強い。どん底に落ちかけている状況を、自衛官、東京都の消防が防いでいる。それにしても、任務にかける誇りっていうか、使命感というのには頭が下がる思いである。

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信用するには

 福島原発の事故状況、現状の報告は全てが東電、政府経由の情報のみ。これが、懐疑を生む理由なんだろう。

 東電というと、将来は補償等の問題もあるので影響を過小報告するのでは?と思う人が少なくない。政府発表でも然り、批判を受ける部分のある初動対応とか、それ以前に、国策としての原子力推進の方針、更には、この問題に限らず様々な問題に対する補償にたいする政府姿勢が人々お懐疑の元にあるのだろう。

 どんなに正確な情報だとしても、やはり、それを100%信じるか?というと、難しい。

 そういう意味で、今回のIAEAの測定開始等は、その情報の信頼度を上げる上で効果的だ。IAEAに限らず、今回の事故とは無関係の第三者機関の調査、発表というのが多くの人の信用を得る上で必要不可欠だろう。

 国民の多くの不安の根底は、海外の反応と国内の状況のギャップだけど、これとて、情報発信が不足して海外に一部しか伝わらないのが理由。つまり、国内で聞かされている情報だけでは、捉え方では海外のような反応になるというのは、やはり情報不足、精度不足、安心材料として足らないと言う事の裏返しだろう。

 国内にいても、海外にいても評価が同じならば人々は安心する訳だが、そのためには、発信される情報が状況判断に必要な情報でないと難しい。その情報の信頼度には、やはり第三者機関の監視や計測が不可欠。
 政府与党だけで取り組むという姿勢は、そういう意味で信頼度を下げる方向に作用する。

 何よりも信頼度を上げるには、多くの立場の人の目が必要であり、そういう方向に方針転換する必要があるだろう。

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格納容器は満水状態なんだろうか?

原子炉格納容器注水って操作を一番最初に施して、後に原子炉内への注水に切り替わったと思うけど、原子炉内の注水よりも格納容器内への注水を重点的に行い、ほぼ水で満たされたという報道も聞いた覚えがある。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110313-00000520-san-soci

である。原子炉内には水は満たされていないけど、格納容器には満たされたという事。

これに対する危惧は、過去にも戯れ言的に記載したけど、今思うのは、原子炉内が発熱による加圧環境、高温環境で或る意味平衡が保たれているけど、発熱が続いているために確実に昇圧しているということ。温度上昇+昇圧で炉内圧力は上昇する。この内圧が原子炉内耐圧ならOKだけど、今思うと、原子炉内の圧力調整の役割が原子炉格納容器のサプレッションプール(圧力制御室)の役割の筈。このサプレッションプールで昇圧水蒸気を凝結させて減圧するというシステムの筈だけど、原子炉格納容器全てが水で満たされているということは、サプレッションプールにおける蒸気液化による圧力制御機能が失われていると言う事でもある。

 これって、原子炉格納容器とサプレッションルームが水で満たされているというのは、その水量で原子炉内の発熱を留める事が出来ない場合における炉内発生蒸気を凝結させて圧力を下げるという機能を失っていると言う事にもなる。少なくとも、サプレッションプールの凝縮水の冷却排水システムが死んでいると密閉系になっているはずだ。

 この場合、炉内圧力を下げるには大気中に放射性物質入りの蒸気をベントする事しか手立てがない。或いは、サプレッションプールに注入した手動による操作を用いてでも海水を抜いて発生蒸気を凝結させる容積を確保する必要があると言う事なのだろうか?

 そんな危惧をずっと抱いていたのだが、その兆候はニュースからも伺いしることが出来る。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110320-00000378-yom-soci

がそうだけど、三号機内の圧力が上昇し、その上昇圧力を減じる機構を失っているから大気開放しかないのか?という危惧に繋がる。この状況からの脱却は本来の冷却排水システムを完全に復旧させるしか手立てが無いということなのだろうか?

 電源復旧で機器が機能するか?或いは、本来の機器の代用となる機器を宛う事ができるか?これが命運を握っている。ここしばらく、目を離す事が出来ない。

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次の一手

 嘘か本当かしらないけど、取り敢えず、懸命な注水、放水作業で、使用済み核燃料保管プールの水温が保たれているという。

 その一方で本題の原子炉内の温度、水位、圧力状況は余談を許さない状況。

 この綱渡りでの状態を長期間維持するのは実質不可能。それは、取り敢えず冷却機能をディーゼル発電で再起動した5号機、6号機も同じ。何はともあれ持続的、継続的に安定的に設備の発熱部分を冷却させる機能を取り戻す事。

 現時点で、外部電源を引き込む作業迄は完了したという。しかし、津波や放水で海水を被ったり、水素爆発でダメージを受けているであろう本来の冷却系がそのまま無事という事も考えにくい。

 こんな状況で先はどうか?というのが多くの人々の不安のタネ。この不安を取り除く事が何よりも大事で、そのためには、策を展開し次の一手を準備している事を公開する事のようにも思う。

 万が一の設備、それは給水システムであったり、コンデンサー等の冷却システムの筈だが、そういった非常時設備は米軍の提供申し出に対して、要求回答が為されていないのが現状。

http://sankei.jp.msn.com/world/news/110319/amr11031918420010-n1.htm

だけど、そういった設備を使った場合の手立ての検討を行っているという情報公開も皆に対する安心材料になる。

 これからは変化する状況に応じた対策立案で、そこまで見通して居るんだ!という情報も政府の信頼回復に繋がる筈である。

 国内には、冷却システムに使えそうな装置、プラントを製造する企業は数多くあるし、ものによっては即転用可能な機械類も実際に存在している。何をどう使えば危機回避に有効か?という選択肢を準備するというのは、最前線外であっても探るという事は出来る筈だが、知恵を集約する事を進めて貰いたい。知恵を集約するには、現状の情報を広く公開発信することが大事であり、それで先の一手が選択肢としてあるという事を示す事が、多くの人の不安を取り除くことのように思う。

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復興状況の明暗発生の責任

 東北地方太平洋沖地震が発生して一週間が経過した。数多くの人命が失われ、多くの街が流出して何もなくなってしまった。
 しかし、被災地の復興状況は、一週間という短い期間の割には驚くほどのスピードのようにも見えるし、被災した方々の生きる力というか歩みは確実に前進しているのがわかる。

 しかし、福島第一原発の状況は悲惨な状況に向かい、時間と共に厳しい状況に陥っているように見える。

 そして何よりも歯がゆいのは、福島第一原発の被害の拡大が、地震、津波の被害者の復興を著しく妨げている様である。最悪のシナリオではないけど、この原発の問題が片付かない限り、この地域の再生は有り得ない状況になるということ。
 この場合、この地に対して、この結果は天災として片づけられるのか?というと、それは違うように思う。

 原発被害の深刻化というのは、未経験の事態とはいえ、初動対応の拙さが根本の問題解決を遅らせているように見える。使用済み燃料保管プールの問題なんぞ、従事者、東電スタッフからすればパワーサプライが失われた時点で今の事態を招くって事は、当然判るはずの事。それに気付かず、爆発して気付くというのは、如何にもお粗末である。
 問題の一番の深刻な問題の炉心冷却についても、冷却システムが失われた時点で、炉心内への海水注入処置の決断と、外部電源の復旧行動を政府主導で行うべきだったといえる。東電とういう設備運営者の判断で炉心への海水注入なんて決断は、即断できないのは判り切っている話だから、そこは政府の指導で行うべきだし、その後の東電と政府の意思疎通の無さを見ると、東電にとっての原子炉再生を最重要とした判断が今の事態を招いたとしか思えないのが現実。
 原発のバックアップシステムの不足が問題でなく、不測の事態における民間の意識(利益追求の意識)主導の対応に政府が口を出せなかったという人災的側面が多いように見える。

 勿論、東電にしろ政府にしろ、ここまでの事態になるとは予測していなかっただろうし、この事態は自然災害だから的な意識をもっているだろうが、様々な問題がこの事態を招き、結果として地域の復興や住民に負担を負わせているのが現実である。

 正直、最低でも、この地域の復興の遅れ(他の被災地域に対して余分に被る不利益の分)に対しては補償という形で応えるのが東電、政府の責務のように思う。

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2011年3月20日 (日)

放射能への警戒感と政府への信頼感

 政府は放射線レベルは全く問題ないと色んな機会に報道している。

 しかし、その情報に対するみんなの反応は政府の思惑とは違う。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110320-00000010-jij-soci

 これなんて、影響度は問題無いよといっても、やはり消費者側は自然と避けるモノである。影響無いとはいっても、近くで採れた野菜というだけでパス、、、、これは、至って普通の心理だろう。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110316-00000190-jij-pol

 コレだって然りだ。通常の6600倍、、、、最大で330μsv/hr、これだって大丈夫。仮に大丈夫なら通常の基準値の意味は無いし、1000μsv/年には三時間で到達する。ずっと屋内で生活する訳にもいかない、、、、一時的なら大丈夫かもしれないが、生活するという点で皆不安を覚えているのだが、それに対する説明が無い。それ故不安なんだろう。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110319-00000073-jij-soci

 結果がこの状態。しかし、誰を責める事も出来ない。報道から受けた心理がこの結果になっている。そのエリアに誰も近付きたくなくなる、、、、、これ、みんなの不安によるものだけど、政府の安全報道を信用していない証拠だし、やはり放射線に対する恐さを本能的に知っているからとも言える。

 だれが何と言っても、そういう感情が、都市圏での買いだめ、買い占め、物不足という事態にも繋がっているのだ。がんばれ日本、がんばれ東北という形で報道されているけど、報道されない感情で支配的な部分は、やはり恐いと言う事である。

 しかし、

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110317-00000026-rbb-sci

 こういう報道が逆に買い占めを加速させたり、上述の放射線の安全報道を枝野さんが言う程に警戒感を募らせたりしているようにも見える。

 言えば言う程、警戒感を煽っているようにも見える。

 地震も津波も被害は甚大だけど、原発事故の影響が一番大きい。影響するエリアは日本全土である。実際、中国地方では放射能漏れの影響でフランスからの美術品借り入れがストップされて催しも中止されている。放射能漏れ、、、、これは、地域の孤立もあるかもしれないが、国家の孤立ということにも繋がりかねない。各国の政府が安全だといっても、民衆の心理や企業の意志は別の部分で働くのだ。

 人の行動とういうおは心理次第、国家との信頼感次第だけど、今の日本は国家への信頼感が低いのかもしれない。信頼というのは一朝一夕には築けない。

 実際、色んなニュースを見て、

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110319-00000026-mai-int

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110319-00000025-mai-int

 こういう報道を聞くと、逆に冷静に受け入れてしまうというのは皮肉とも言える。

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プールの状況

使用済み核燃料保管プールの状況について

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110319-00000615-san-soci

こういう報道がある。アメリカの言い分だ。これ、自分と同じ考え方。

http://replica2st.cocolog-nifty.com/diet/2011/03/post-cd5a.html

である。

少なくとも3号、4号の水の減り方は尋常でないし、燃料棒の露出が水素爆発の原因なら、水位が一気に減るということの説明は、プールからの水漏れしか思いつかない。

そりゃぁ、水漏れしていない事が望ましいけど、それを信じるには、水素爆発を起こした燃料棒の露出を合理的に説明できないと信じる事が出来ない。こういうのが皆が知りたい情報だと思うんだが、どうなんだろうか?

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どっちが本来の担当者?

 昨晩の会見、放水作業を終えた東京都のハイパーレスキュー隊の会見は、一言で言って頭が下がる思い。ホント、家族の事を考えると、、、、なんとも言えない思いで一杯。

 しかし、その一時間後の原子力安全・保安院のコメント、、、、『放水が今後も行われて、放射線の数値が低下することを期待する、、、、』おい、期待するって、、、、どういうこと?1時間前のレスキュー隊の会見、聞いてないの?って事。

 なんか違和感が拭い切れない。

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ラングスターの次

 最近、ラングスターはフレームがよれるような感じが凄くする。ギシギシ言うのが顕著。 そろそろ、、、、かな?って考えている。で、ネクストチョイスを検討中。

 コレまでの候補は、タキザワサイクルさんのHARPのCM-1000ってモデル、それからBSのアンカーPA3ってモデル。

 ダイエット利用のバイクには、流行のクロモリホリゾンタルを買うつもりは全くない。スローピングデザインの現代のバイクが好み。一番はアルミのヘアライン仕上げの車体を何よりも望んでいる。

 しかし、、、、、ないのだ。

 今度は、ジオメトリー的にバッチリ的なのが欲しい。欲しいジオメトリーも決まっている。

 そんな中、まぁ、良いかな?って思っているのが先の二台。しかし、何れも決め手に欠けるのが現実。HARPのCM-1000も悪くないのだけど、鉄の極太チューブっていうのは、チョット抵抗あるんだなぁ、、、、鉄でも良いけど、鉄以外が欲しいのだ。なぜなら、鉄のフレームは沢山持っているから。アンカーのPA3なんかも悪くないけど、アルミなのにポリッシュとかヘアライン仕上げが無いのがチョット不満なのである。

 で、躊躇していたのだが、土曜日の朝走行の帰りにニシダサイクルさんで見付けたモデルにときめいた。

 ブランド的には好みでないのだけど、インスピレーション的にグッドなのがある。

 それは、FELTのクロスバイクシリーズにあるフットプリントってモデル。

http://www.riteway-jp.com/bicycle/felt/2011/9415701.html

 である。FELTのトラックモデルならTKシリーズなんだろうけど、買うならクロスバイクシリーズのこっち。ジオメトリー的に全く異なるシリーズで、FELT的トラックのTKシリーズのジオメトリーよりも、こっちの方が百倍も好み。見る限り、踏むには脚力が相当必要な感じ。なによりも、カーボンフレームっていうのが好奇心をそそる。付いているパーツがゴミみたいなもんでこの価格。フレームはまずまずかな?って気もする。世間でいうカーボンが如何ほど?って体験したいというのもある。それ故に、これ、かなり気になる。これの一番ちっこいモデルが欲しい。

 因みに、現ラングスターのブランド、スペシャライズドも嫌いなブランド。でもラングスターはOKだったのだが、そんなラングスターよりも相当に好み。これ、良いなぁ、、、、。パーツをフルで移植して乗りたい。

 ニシダサイクルさんで取り扱い可能だし、これ、気になるなぁ、、、、。

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また思い付き?

 東電も不愉快だけど、菅さんの行動も見えない。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110319-00000084-jij-pol

 っていうのは、なんだか唐突すぎるし、思い付きで話しているの?って感じ。考えがあるのかもしれないけど、これまでの唐突さに加え、錯乱が入っているかのよう。自民党も好きでないけど、気の毒。これで断ったりすると、これで自民党を批判する人も出てきそう。これは、チョット違うだろう。

 TPPとか、与党が飲める野党の予算案を出せとか、与謝野さん入閣とか、、、、瞬間的にそう思っただけとしか思えないような唐突な行動が見え隠れしたけど、救国内閣なんて国民の耳に心地よさそうな言葉で、入閣打診っていうのは、チョイ、いやらしすぎ。

 仙石さんの突然の官邸復帰は身内故に判らないでもないけど、チョット行動が見えない。突拍子無さ過ぎる。救国を望むなら、政府与党の議員を現地派遣なり関係省庁常駐なりして情報を逐次正確に収集して、自分が機関等の連携に不満を持たないような指示命令が出来るように、自分の駒を使うべきだろう。

 最初の手順をすっ飛ばして抽象論で救国内閣なんて言っても、それ、最少不幸社会かなんかしらないけど、意味が見えない。震災以降の会見でも気合い注入的な話に終始して何を目的に具体的にどんな指示をしているから的な話が全く無いのは悲しすぎる。夢かたるだけなら誰でも出来そうだ。夢にしても突然の話は、妄想とか思い付きだ。自分を客観視してから話して欲しい。

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申し出とかではなく、、、だろ?

 どうも、このところフラストレーションが溜まる。何に?っていうと、東電のコメントが伝えられるニュースだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110319-00000666-yom-soci

でもだけど、『・・・今後お客様から損害賠償などの申し出があれば、・・・』でなく、自分で脚運んで頭下げて、納得頂くまで、損害賠償を受け入れて頂くよう努力するだろ?

 どうも、話の内容が人事っぽいのが気に入らない。言いがかりでも何でもないけど、思い付くだけで損害賠償不可能な金額になるだろう。

 昭和一桁、昭和十年代生まれ世代が入社する時代において、東電というと超一流のブランド企業である。それは今までずっと続いてきたのだ。逆に言えば、嫉妬もなんもあるかも知れないけど、そういうモノとして皆が見てきた訳であり、その見られてきた評価を裏切るような事はこれ以上続けるべきでないだろう。最後の後始末くらいは、さすが東電!って評価を受けるように企業の伝統を現経営者は守る義務がある。

 原子力発電が必要という策に則り進めてきた訳で、地震で予想外の事態に陥ったのは仕方ないにしても、予想外の事態からの対応行動が、全てをぶち壊しかねない状況になっている。東電を含めエネルギー産業を担う企業っていうのは、それを担わせて頂ける社会的信用があったはずである。それが揺らぎかねない状況。対応の遅さを嘆いても、解決にもならないし、周りの損害をチャラに出来るはずもない。今の時点で次の一手で変わる事を切望したい。
 現経営陣は、我が身よりも、最後は最悪の結果になったとしても、さすが東電!って言われるような姿勢で取り組んで頂きたいものだ。

 そう思ってみていると、報道や会見の中に、やはり責任逃れ、転嫁、不可抗力故に知らない的な意志が感じられるのは実に寂しい事である。今からでも遅くないので、さすが東電って思われるようなモノが感じられるようにしてほしいものである。

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こういう事は早く言えよ

 四号炉のプールの発熱が顕著、、、、今頃言うな。

http://www.asahi.com/national/update/0318/TKY201103180577.html

 なら、なんで三号炉が先に空になるようなの?漏れてんじゃないの?

 蒸発で水位が下がるよりも、漏れて水位が下がって、露出部で沸騰しているパターンっていうのは、以前の記事にも書いたけど、こういう心配している人が多いのに、、、心配になる理由は情報が出ていないから、みんな勘ぐる訳だ。

 IAEAにしても、情報公開の密度、速度に問題があると言ってるし、、、、、ダメだなぁ。

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何やってんのか、、、

 このところ、東電、菅のあたふたした様子が顕著。
 大臣ポスト増やして野党に入閣要請って、、、、何か順番が違うような感じだ。

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110318-00001107-yom-pol

 なんて、聞こえは良いけど、国内全般に影響の及ぶ事件故に、既に既存官庁を大臣が本来なら前面に出て動いていなければ嘘だろうに、、、、

 ポスト云々の前に動けよ、、、、、動きの遅さ、手順に拘りすぎが、諸悪の根元では無いのだろうか?

 この場合、谷垣さんの理屈の方が道理に合う。谷垣さんも拒否するなら党として支援活動をすればよいのに、活動が見えないのがチョイ残念。せめてダメダメ与党に対策等の助言、提案でもしてやれよ、、、、。

 監督官庁の大臣がもっと出て良い筈だけど、出てこないのは、大臣がパーな訳?それとも、出させない官邸がパーな訳?

 最近、呆れっぱなしだ。

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泳ぐ気力が、、、、

 今週末、特に事情が無いのに泳ぐ気力が沸かなかった。
 遠くの話なんだけど、やはり原発事故への対応に対して苛つく気分があるのと、現時点で対処がどうなっているか?が気になってしょうがないから。

 泳いでいる間はニュースから遠ざかる訳で、常にニュースを見ておきたいという衝動が、泳いでいる場合でないという気分にさせたのが理由。

 東電の会見、保安院の会見、政府の会見、、、どれを聞いてもイライラする。やはり、事故対応に対する情報の少なさと対処手順のちぐはぐ感が拭えないから。正直、大丈夫か?という心配が大きすぎるから。どうも、我が身の立場とか、利益とか、損得勘定とか、そういうのが対応を拙くしているなという気が拭えないから。余計に苛つく。

 他には、プロ野球ネタ。おい、ナベツネ、ナイターやったら電気食うの判るだろうに、何で、やるの?アホちゃうか?やるなら、西日本地域で全部やるとかの施策を先に言え。野球で元気を与えるって、、、、、電気が無い状況でナイターをロウソク照明でやるのか?

 でも、ナベツネさんを含め、東電とか菅さんとか、、、、結局、損得感情優先で行動するんだろう。それ故に、優先順位を付ける条件に経済性が一番上に来るんだろう。

 この辺の意識が、やはりイライラの原点。

 物事を進める際に経済性や重要だけど、経済性がリスク対処に影響しては絶対にならない。

 経済性優先主義の世の中がこういう事態を招くのだ。ちいさな事だけど、カネカネ言う奴が嫌いなんだけど、、、、こういう奴がしきる対処行動が今為されていると思うと、やっぱり心配。心配すぎて、、、、泳ぐ気にさえならない。

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3/13~3/19の週の検索ワードピックアップ

★ルイガノMVF
 タルタルーガとか、パシフィック・リーチ、ビアンキ・フェニーチェが同じもの。Rブレーキキャリパーの取り付けがチェーンステー上側だからフロント多段でインナーギアを小さくすると干渉の可能性。Vブレーキ仕様ならチェーンステー下側だからOK。Vブレーキ仕様でFメカ台座を持つモデルは、ビアンキ・フェニーチェかルイガノMVFの初期モデルのみ。
 改造するなら、Vブレーキ台座+Fメカ台座のモデルが良い。勿論、Vブレーキ仕様でもキャリパーに換装するのはOKである。
 これ、ショックユニットを外すと縦回転で小さくなるらしいけど、現実的には行わない。前後サス装備で結構快適なモデルでお気に入りである。

★狭いところが掃除できる掃除機
 スティックタイプで、クリーナーヘッドに遠心分離ユニットの無いモデル。知る限り、旧式だけど初代シャープのサイクロンクリーナー、EC-SA10/11しかない。

★軸受性能
 性能、、、、何の性能?ってことになるけど、、、、まぁ、軸受なら耐焼き付き性だろう。無潤滑で何処まで耐える事が出来るか?これが性能差として定義できる。
 軸受の抵抗なんて要素、現実問題は無視して構わない。何処まで耐えるか?或いは、壊れ方を制御できるか?が鍵。

★ミドル(V)ツイン
 街中で4速以上が使える。山間部の峠で2~4速のパワーバンドで走れる。これが基本。これ以上のスペックは街中や峠でローギアオンリー、、、、これ以下のスペックは高速道路等で不足。
 650~900ccぐらいのツインエンジンが一番面白い。今の時代なら、個人的にはSV650S、TRX850あたりがベスト。500ccクラスになるとトルク感が薄い。900ccを越えるとオーバーパワーだし、ツインの場合、低回転走行が不可能。低いギアで低速走行すると発熱量が多すぎる。SV1000とかVTR1000は悲惨。火傷する。でもSV650Sなら市街地渋滞に捕まっても3速以上で楽勝。

★DHバー仕様でシフター
 DHバーの考え方次第。これをアタッチメントと捉えるか?或いは、メイン操作ポジションと考えるか?で違う。DHポジション、長距離走行はかなり楽珍。それ故に、自分はアタッチメントと捉えずにDHバー先端にバーコンを装備している。実に快適。街中では使えないけど、街中は走らないから全然OK。やみつき。

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2011年3月19日 (土)

不満なら仕切れ

 現場で作業に携わる方の事を考えると、こんな言葉は出てこない筈だ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110318-00000217-jij-pol

 連携に不満と言う前に、その行動がどうだったか?を情報として統括していたか?が問題だし、その辺の情報を収集していないで結果だけ見て文句を言ったのなら、とんだ勘違いだ。

 現場の情報が上がってこないなら、現場に政府から情報収集を担うに値する地位に居る人間を派遣してでも情報を集めてこいと言いたい。

 情報は待って聞くモノではないはず。情報は自分で取りに行け。情報収集が不満なら統括部署に人を配置して強制収集するぐらいでないと、連携に不満なんて言葉を吐く資格は無い。

 菅さんも大変だとは思うけど、今の事態はチョイ前の自分の言動や行動が招いていると言う事を理解すべき。何が不満、、、、そんな話は、大きな視点でみると責任転嫁だ。東電がクズなのは判るけど、監督官庁があるのだから、それが本来の機能をすればよい筈。原子力安全・保安院の薄ら笑いを浮かべた会見を見ると、やはり情報を待っているから、、、という言葉しか出ていない訳で、全て他人任せな体質が見て取れる。

 監督する立場というのは、待って聞いて、聞いた話に内容が無ければ、伝える内容として判りませんと回答するというのとは違うのだ。判らないなら判らない理由。何時になったら判るという言葉がセットで必要であり、それを言わせるのが行政、政府の役割だ。

 そういう意識がないから、他人の責任にするような発言が漏れ聞こえるのだ。

 菅、、、、、シャンとせい。

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天災だけか?

 眠たいけど、やっぱり一言。

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011031900027

 を見ると、やっぱり苛つく。「極めて重く受け止めている。わが国が経験したことのない大規模地震に伴う津波といった自然の脅威によるものとはいえ、このような事態に至ってしまったことは痛恨の極み」との談話、、、、

 最初の段階で原子炉に海水注水せずに格納容器側に注水していたような気がするけど、、、どうなん?
 ディーゼル発電機がダウンした段階は作業者が作業可能な環境に留まっていたのに、対応悪化でドツボに陥ったのは、経済性優先の考え方が原因であり、これって、天災か?

 リスクより経済性を優先する考え方は、企業における安全衛生の考え方の基本に反する考え方と理解しているけど、天才的な解釈で経済性がリスク以上の優先順位となるような解釈があるのか?

 それなら、、、、天災というより、天才だな、、、、

 原子炉を本質安全で構成する、、、、炉心溶融しても融けない容器で作るしかないだろう。最高到達温度が2300℃なら、それ以上の温度で耐えられる材料を用いるのが基本。鉄如きの低融点材料、厚さを確保しても融け落ちるリスクがあるなら、それは条件的安全。融点が2300℃以上の材質、金属でも探せるし、コンクリート等のハイブリッドを用いれば可能な筈だ。それを講じていないというのは、経済性で本質安全を実現していない証だろう。融けても大丈夫。そんな対策でも足らない位。システム設計で条件付き安全で都合のよい設計を講じた時点でもホントは失格なんだけどね。

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ACのCM、止めれ!

 地震が発生して三日目辺りからCMが流れるようになった。
 しかし、、、

 AC、旧公共広告機構のCMばっかり、、、、音楽流すCMや、最後のACってフレーズ、頭に残りすぎ。洗脳というか、ウザイ。

 普通に企業CMの方が良い。最初は気にならなかったけど、あのCMを見たくないがために、フルでNHKばっかりになる。

 これが、監禁等で同じ事ばっかり言われて洗脳される奴だろう。少しは考えて欲しいと思うのは自分だけだろうか?

 せめて、、、、歌系は止めてほしい。話とか映像、字幕だけなら気にならないけど、音楽のリピートはキツイ。

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廃炉?廃社だろう!

 記者会見のニュースが報道された。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110318-00000682-san-soci

 だけど、廃炉も検討していかないといけない、、、、ってコメント。これが対応の遅さの原因の判断の遅さだろうなぁ、、、、

 正直、東電は解体した方が良いだろう。っていうか、民間の電力会社に原子力発電なんて行わせないのがスジだろう。原発の有事の際の対応や補償は民間で賄えるレベルではない。

 廃炉どころか、廃社が既定だろうと思うけど。

 ただ、原子力発電自体を辞めるべきか?というと、これは相当に難しい判断だろうなぁ、、、心情的には辞めた方が良いとは思うけど、なかなか立場が違えば難しい判断なんだろう。
 興味深いのは推進派の意見を言う人は、都市部在住の人。反対する人は、郊外で原発の近辺に住む人。安全とはいえ、潜在的なリスクを覚えるから、原発建設は郊外になる。それが本当のところだろう。電気が沢山欲しい人が住む地域に原発作るのが一番良いような気もする。電源は地域分散で、地域に必要な電源は地域で賄うとかなら、随分と形が違うのかな?という気もする。

 そのぐらいの気構えなら安全装置の張り巡らせ方も随分と変わるんだろうなぁ、、、、今回の安全装置は三重だったけど、最後の装置は無力だったわけで、結局はディーゼル発電装置のみが停電時対応だった訳だ。これが都市部設置の原発だったら、安全装置はもっと多く準備されていたかもしれない。

 設置する場所でリスクの見越しが変わるというのは、やはり営利企業故のコスト勘定が見え隠れする。こういう万が一の事態が及ぼす被害の深刻さをコスト評価すること自体が間違いであり、原子力事業自体は民間運営から切り離す必要があるようにも思う。火力等は民間運営も有りかもしれないが、原子力は官主導(管ではダメだけど、、、)で運営する方が良いかもしれない。そういう意味で、東電は廃社ではないけど、解体して事業分離して原子力事業は取り上げた方が良いかもしれない。

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地震

 あの地震以降、内陸部で比較的大きな地震が連続して発生している。

 地震の専門家ではないけど、地震っていうと地殻の動きで、プレート境界型の地震は、プレート同士の押し合いで、一方の変形の限界に到達した時に元に戻る時の挙動。

 まぁ、いってみれば摩擦振動、スリップスティック現象みたいなもんである。変位の開放が地震である。変位が開放されると隣り合うプレート同士の接する力は変化する。変化すると、プレートの内部歪み、残留応力分布も変化する。この変化が内陸の地震になるという論理だろう。
 しかし、プレートが複数接してバランスしている状態を考えると、その複数の関係の一部で応力開放が為されると、他の部分でのプレート間に掛かる応力が変化するのは、釣り合いを考えると当然思い付く事。

 で、東北地方太平洋沖地震で応力開放が為されたら、北アメリカプレートと太平洋プレートを押し合う力が変わる。すると、当然、太平洋プレートとフィリピン海プレートの間の応力関係も変わる筈。フィリピン海プレートというのはユーラシアプレートと太平洋プレートの板挟みだから、フィリピン海プレートと太平洋プレートに掛かる力とフィリピン海プレートとユーラシアプレートに掛かる力は連動して変化するはずである。

 この力の変化が、問題となる東海・南海・東南海地震での南海トラフの歪みを大きくする方に変化したか?或いは、小さくする方に変化したか?というのが連鎖するかどうかの判定になるのだろう。仮に、内部歪みを大きくする方向に応力が増大したら、連鎖という言葉が用いられるのだろう。
 言えるのは、連鎖、連動ではないけど、間違い無く、影響はあると言う事だろう。

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東電、菅、、、、

 3/19深夜に公開する予定の記事を急遽公開してみた。

 理由は、

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110318-00000096-yom-pol

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110318-00000015-mai-soci

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110318-00000503-san-pol

 である。

 これ、結局は事故状況を甘く見ていた証ともとれる。まぁ、言っても仕方ない事。時間は戻らないから、今から何するか?ということだろうけど、これを教訓に出来る事、、、、不可能かもしれないが、半径80km圏内に正確な情報を伝えて待避行動をとらせることかなとも思える。80km圏内の待避に必要な時間稼ぎ的な処置なら原発に対して処置可能なようにも見える。

 こういうのを見ると、情報公開が全く為されていないというのが良く判る。

 東電、菅さんに辞めろというのは簡単だけど、命を掛けて任務を全うして辞めろと言いたい気分だ。自分の身が無傷で撤退というのは有り得ない、、、っていうか、許されない。

 追記だけど、

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110318-00000555-san-pol

 こういうニュースもある。しかし、色んな発言が疑念を醸し出しているのも確か。火のないところに噂は立たないのも事実。昨日の3号機が限界?だから、放水・・・って発言も、限界って何が?って疑念に結び付くもの。保安員が危険だから現地から撤収したという報道も然り。

 そんなことより、今必要なのは、絶対的な防御服でシステムの回復が計れる作業体制を整える事のように見える。どっかに、少々の放射線なら防げる作業服は無いのだろうか?冷却システムの復旧には絶対的に工事が必要の筈だから、そのためには放射線の影響を消す事自体不可能なら防ぐ体制を作るのが優先順位最上位のようにも見えるなぁ、、、、

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原発対応から見える事

 福島原発の対応、炉心への注水活動で炉心内の水位は半分程度が保たれているとか、、、それで今やっているのは何?っていうと、使用済み核燃料保管プールへの注水というか放水、散水行為。しかし、この効果を得る時間を考えると、かなり厳しい。点検中の5号機、6号機も毎日5[℃]の水温上昇。今が70[℃]なら30[℃]上昇に6日。6日で沸騰状態になるということ。

 ここで、ふと思った。同じ条件と考えて良い5、6号機が未だ70[℃]に保たれて、共用プールもヤバイかもしれないという情報。現時点で1、2号機の話が出なく、3、4号機が特に今ヤバイ?っていうと、それって水漏れしているからではないかと、、、、、水漏れの原因は建家の水蒸気爆発、冷却配管の損傷部からの漏れだろう。それで水位が急激に減ったのが原因と考える方が道理に沿う。3/18時点で水が残っているかどうか?の状況だけど、すでに4m燃料棒が露出しているかも知れない的な話は、既に水位で8m程度は漏れ出ているのだ。1週間で8m分が無くなっているのである。それでいて水蒸気が発生しているというのは、発熱で蒸発したというよりも、水漏れで失ったと考えるべきだろう。

 となると、一度で30トン程度というのは、満水で1400トン、燃料棒が露出ということで2/3以上は失われている筈。つまり1000トンは無くなったのだ。1000トンが7日で漏れたということは、日に150トンくらい漏れたということなのだろうか?これに放水量30トンというと、正直、厳しすぎるように感じる。

 こんな話が今頃出てくるというのは、気付かなかったというよりも、報告する必要性を認めなかった政府と東電の意思が働いたのだろう。その意思の根拠、恐らくだけど、炉心への海水注入等を行わなくても、世間を騒がせなくても、原子炉を安定状態に持ち込めるという目算があったのだろう。隠す意思というよりも、言う必要性を認めなかったということ。もっと言えば、簡単にシステムの再起動とバックアップ機能による対処が可能と考えていたのだろう。そう、舐めていたというのが正解だろう。それが対応を後手に廻らせて、舐めていた事を認めるような発表が行えないというのが今の事態かもしれない。

 ところで、現時点で期待を掛けるような報道が多い電源復旧でも、冷却プールでさえ水漏れ箇所が疑われている現状でシステムが機能するか?というと、かなり厳しい感じを受ける。それを当人達が自覚しているから、電源復旧工事を後回しにしているという辻褄が合う。本来なら電源回復による冷却システム再起動が最優先の筈だけど、電源回復工事の遅れ具合を見ると、優先度的に低い状態に位置付けられているような気もするし、その時点で外部電源による再起動というのは可能性的にかなり厳しそうである。

 この論理でシステムが起動できそうなのは、離れた5、6号機、それから建家のダメージの少ない2号機程度、後は、1号機、4号機、3号機と厳しい様子。しかし、どれか一つでも解決出来なければ、問題は解決出来ないと言う事だ。これが原発事故の怖いところ。
 客観的、冷静な判断を行えば、これら全てが問題なく解決できる可能性という面で、米、韓、豪、仏各国が80km以上の避難勧告を出しているのが現実だろう。

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2011年3月18日 (金)

或る意味、凄い

 福島原発、先週の金曜日に被災して緊急停止した。緊急停止は良かったけど、バックアップシステムから何まで全て停止してしまった。これはマズイ。

 しかし、基本機能が完全に停止して、建家が爆発したり、火災で炎上したり、サプレッションプールが欠損しても、大爆発のThe Endには到っていない。それも40年前の老朽化の進んだ設備なのに、、、、

 これって、考え方を変えると、凄い事。

 そして、、、、危険な状態が続くという事態が一週間も続いていると、これが日常的に感じられてしまうっていうのも、或る意味、怖い話。

 地震当日から3日目くらいは、NHKも民放も地震の報道番組一色だったけど、水曜日あたりからは、普通に民放の番組も流れている。
 ブログのアクセスを見ると、地震ネタよりも自転車ネタでお越し下さる人の方が多かったりする。少なくとも、西日本に居ると災害があったと言う事自体が危機感として伝わっていない。これは、阪神大震災の際も、奥尻島の津波被害の際も同じ。

 ニュースでは、日本を応援する海外の声が紹介されたり、その元となる救援の様子、市民の秩序等々が紹介されているけど、被災地からの距離に反比例して危機意識が希薄になっているように思う。

 これも、考えようによっては、凄い事。

 更には、急激な円高の理由が、復興特需を見込んだ動きという話もあるけど、急激な円高が復興特需を支える民間活力をバックアップするか?というと、これも厳しい筈だけど、それでも、こういう風に為替が急激に変動するって言うのも、、、、

 これも、みんな金感情で生きているな!って思いから、やっぱり凄い事だと思ってしまう。

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震災の政府対応

 地震発生直後、政府の対応はどうか?というと、最初は好意的に静観していたのだけど、一週間経ってみてどうか?というと、具体性が極めて乏しいという失望感の方が大きく感じる。

 官房長官の枝野氏の登場回数は非常に多いのだけど、発表する内容自体が伝書鳩的な印象が日に日に強まるというのが正直な感想。
 総理大臣の菅さんについても、気合い、精神論的な話が多く、展開する政策、対策の具体案というのが実に見えにくい。蓮舫さんにしても、今何しているのか?さっぱり見えない。

 政権に対する地震発生前のゴタゴタは一時収束しており、国全体が今はそれどころではないと言う認識で、本来の使命である国の舵取りがどうかを注意深く見守っているのが今だ。その見守られている間に何をするか?実効性のある手順を示す事が出来るか?というのを皆が見ているポイントである。

 災害復興予算に本来の政策予算をまわす等の話も出ているけど、それに対する議論は少なくとも必要だけど、それも見えない。緊急事態だから仕方無い的に突発的に提示されるのも如何なモノか?と思いながら見ている状態だ。
 赤字国債発行云々の議論があるようだけど、やはり分けて考えるべきが筋の筈。今すべきは迅速な対応と復興のスケジュールの提示。その予算が厳しくとも、生活する人間の事を考えれば、出所が無ければ、やはり国債発行で良いだろうし、その穴埋め等については、後に議論すれば良い事。先に何をするか?の順番というか、優先順位を理解していれば、これを止めて、あれに充てる的な場当たり的な話は出ないようにも思う。

 充てて止める的な思想では、不足したら、これも止める的な思想になる。それって、理念喪失状態ということ。方針が定まらない予算なら、時間を割いて議論したりする価値も無かったという事になる。今すべきは何、次が何、、、、そういう優先順位が判るような指針発表こそ、政府の会見で示されるべきであり、みんなで頑張ろう的な話は、別に総理や政府が言わなくてもよいような気もする。頑張れる手立てや環境をこのように整えますから、その順番で役割を担って下さい的な会見がなされないのは、正直、大きな失望に繋がっている。

 恐らく、国民はこの震災対応で評価に執行猶予を与えた筈だけど、個人的には、その猶予に答えているとは見えないというのが実直な感想だ。

 ここまでは3/17の昼の内容。

 で、追記。

 管さんのやり方、、、何となく、悪者を仕立てて攻撃するという手法なんだろうか?地震前のパフォーマンスは前代表の追求行為に何ヶ月も掛けて、今回は東電の経営体質への攻撃。東電の対応が云々の前に進める権力はある訳だから、、、、、

 誰かの弱味、欠点に追い込みを掛けるよりも、自分で何かを具体的に示さないと、、、、最小不幸社会って意味も全くアブストラクト。ダメだろう。基本、ターゲットありきで応答するタイプの人なんだろう。ターゲットを定めるタイプの指導者が必要なんだよなぁ、、、、

 今の気分的には、亀井さんの方が無茶でも物事は進みそう。

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1ドル76円台?

 そもそも、前日辺りから嫌な予感はしていた。
 しかし、3/17早朝の段階で、1ドルが76円台を付けた。

 地震、津波、原発の被害に四苦八苦しているけど、これが復興需要を生むとの見方が広がり、その復興需要は相当な規模をもって長期間続くだろうという読みが働いたのだろう。

 思い起こせば、阪神淡路大震災を引き起こした兵庫県南部地震が起きた際もそうだ。1995/1/17に地震が起きて為替相場はどうなった?っていうと、前年の1994/12迄が1ドル100円程度だったけど、1995/1以降円高に推移して、1995/4には戦後最高値の79円75銭を付けた。この円高水準は1995/8迄1ドル100円以下の水準となり、地震前の水準に戻ったのは1995/10迄待たなければならなかった。

 前回の阪神大震災での経済損失は10兆円と言われているが、今回の損失は、恐らく、それ以上。特に原発問題の解決の糸口が見えていない今、先がどうなるかは全く不明。

 これに関して、企業業績を圧迫するといった懸念が広がっているのも事実だけど、楽観的な見方をすれば、これだけのダメージでも復興は確実と見られているというのも事実である。

 円高は、輸出産業主導で景気回復を目指すという事に対してはネガティブな要素なのは間違いないし、それに関連する製造業等の雇用情勢にも良い影響は無い筈だが、円買いが進むというのは、それを上回る内需予測があるとも捉えられているのあろう。

 阪神大震災の際は、被災から円最高値更新には3ヶ月のラグがあったけど、今回は一週間。この様子から、瞬間値的な円高最高値なのかもしれないし、本当の為替傾向は、もう少し時間が経ってからでないと判らないというのが本当のところだろう。心理的な過剰反応的な側面が強いようにも見える。

 被害額自体は阪神大震災の10兆円を上回るけど、生産資本の喪失という点から見ると、被災地域の違いを含めて考えると、別の見方もあるようにも見える。金融市場への影響は案外軽微かなとも個人的には考えるけど、実際どうか?というのは判らない。 

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2011年3月17日 (木)

散水とか放水とか、、、、効くの?

 今、昼休み中だけど急遽記載。

 ヘリによる散水作業が始まったそうだ。合計4回、上空から散水。午後からは高圧放水車で放水も始めるかも知れないとか、、、

 集中豪雨的な降雨でもなければ水が溜まる事は稀故に、散水を上空から四回繰り返したところで、水槽に水が溜まるのか?というのが凄く疑問。放水車で放水してプールに届くか?プールに入るか?というのも、これもなかなか厳しい。ましてや、放水車の場合は保有水量は4トンで一分で空になるそうだ。水を入れながら作業を繰り返す作業が現実性を伴うか?も難しい判断だ。冷却水槽の水循環システムを下手に破壊しないだろうか?と言う方が心配。

 常識的には、外部電源を接続して電源復旧して本来の冷却システムを運用するしか無いのだろうけど、報道されている設備の破損状況を想像すると、冷却システムが機能を果たす程度の損壊で免れていると考える方が厳しい。

 あたふたせずに、有効策を講じて状況を悪化させないのが大事。

 よく判らないでネジを緩めてネジ山を潰しドツボに陥るような喩えをしては不謹慎かもしれないが、有効性を見極めるのが大事だろう。

 良い案が思い浮かべば誰も苦労しないのだろうけど、現状の状況、機器類、必要装置の仕様等は洗いざらい公開して注視している多くの人の意見を集めるくらいは出来そうなんだが、、、、

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電源復旧着手

 福島原発の状況が停電+非常用電源の故障、最終手段の蒸気の気化凝結を繰り返す排熱も無力ということで、外部から海水を使って冷却していたのだけど、一向に事態が改善しない。
 で、誰もしもが、解決は本来のシステムを復旧させるための電源復旧しかないと考えていたし、それは素人の自分でも思い付いていた事だけど、

http://replica2st.cocolog-nifty.com/diet/2011/03/post-fbbb.html

http://replica2st.cocolog-nifty.com/diet/2011/03/post-ddf5.html

 やっと、その取り組みが始まっているみたいだ。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110316-OYT1T00556.htm

http://www.news24.jp/articles/2011/03/17/06178606.html

 しかし、、、、その行動に移るのが剰りにも遅すぎる。水を掛け続ける作業が永遠に可能な筈が無いのは当初から判っており、非常用発電機がダウンした地震発生当日の段階で、電源復旧工事に着手していても良かったはずだし、多くのブロガーが電源復旧に注力すべきって話は、3/14~3/15には出ていた話だ。
 せめてプロとか政府は情報をいち早く多く握っていた筈なのに、、、、って歯痒い思いが募る。

 まぁ、過ぎた事はさておき、取り敢えず、外部電源が復旧の可能性があるとすれば、本来の冷却システムが使えるかも知れないという話。後は、冷却システムの駆動電源ということは、基本は電動機駆動のポンプということ。ポンプは兎も角、電動機が大丈夫か?という話になる。津波による冠水、更には、放水車、ヘリ散布による海水はモーター等には良いはずもないので、その辺も心配である。冷却システムに用いる電動ポンプの仕様はどの程度なのか知らないけど、モーターとポンプでモーターを交換する手間等を考えると、モーター駆動のポンプを一式調達して現地に送り込んだ方が速いのか?という気もする。

 少なくとも、消防車、放水車のような能力を遙かに超えるユニットは民間の協力を扇げば、直ぐにでも調達出来るはずだ。

 他の懸念としては、爆発、火災等で、システムが完全に無傷ということも考えにくい。すると、緊急設置でありながら常時稼働が出来る方法も何案か準備すべきだろう。少なくとも、炉心に外部から注水可能なインターフェースがあるのなら、そのインターフェースに常設できる送水設備の手配、準備の指示くらいは政治主導で出来るはずだと思う。

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安全な量はどっち?

 福島原発の人的な影響について、マスコミ、政府の発表では、μsv単位示されるのは、基本は安全な数値、人体に直ちに影響の無い数値という。例えば、20μsv/hrは問題無いよ的に発表している。
 根拠は胸部X線撮影が一回で50μsvだからとかの話だ。しかし、話を聞いていると無理に安全をアピールしているかのようにも聞こえる。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110316-00000205-jij-soci

でも、20μsv/hrは24時間で480μsv、これが二日で960μsvで一年間の許容量になるとの報道も為されている。
因みに、胸部X線撮影は普通は年に1~2回程度。これを一日十回ずつ撮影し続けるのと同じというのは、やはり違和感を感じる。

ところで、年間の許容値が1000μsvなら、一日なら2.7μsv/day、時間に直すと0.11μsv/hrとなる。東京辺りで0.36μsv/hrなら三倍だから4ヶ月足らずで許容限度値に到達するという事とでも言うのだろうか?
恐らく、こんな単純な事ではない筈だけど、単純に単位を見ると、このようにも見えるのも事実なのだ。何でもだけど、濃度自体が負荷強度に大きく影響するから、こんな事は無いと思うけど、安全を謳うならば、そのような情報をセットで提供し、本当に疑いなく安全だと言う事を納得させるよう情報提供が必要である。
勿論、今のレベルが持続する訳ではないけど、何の情報も無いままで注意して見る側からは、福島対策が長引くと、結果的にそうなる可能性を含んでいると思いかねない。
そういう複雑な情報提供が混乱を招くという話で、情報の一部提供に留めるならば、一刻も早い問題解決が必要の筈だ。現場の作業従事者には頭の下がる思いで一杯だけど、兎に角、問題の沈静化が一刻でも早く訪れる事を祈りたい。

 不安を煽るのではないけど、安全、危険の基準を統一して、そこに違和感を感じないような情報提供と的確な避難指示が必要なようにも思う。
 1000μsv/年という許容値が絶対値として存在するのなら、その数値は問題の無い時に医学的に定められた基準だろうから、客観性が高い限度値の筈。そうなると、ホント言えば、それに従ったケアや生活指導を地域に正確に提供する方が安心度が高いようにも思う。なのに、0.1でも1でも20μsv/hrでも、あまりにもざっくりと、『安全です!』をアピールするのは、やはり逆効果のように感じる。

 安全情報を信用させるには、何よりも正確な情報と適切な処置情報を提供するのが一番だろう。

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SD動画のリアモニター出力

 これ、パナソニックのSDナビのユーザーの関心だろう。CN-MW200D/250Dってモデルの事。

 しかし、、、結論から言うと、、、、不可能。

 説明書にも書いてある。SDワンセグ動画はリアモニターでの再生は不可能なのだ。リアモニターで出力出来るのは、ナビのDVD動画とテレビ画面だけ。

 しかし、方法として一つ残されている。

 それは、、、、ナビ側の外部入力端子にメディアプレーヤーを接続する事。そうすれば、前後モニターにメディアプレーヤーの再生映像は映る。メディアプレーヤーがSDメモリタイプならメモリ動画も再生出来るのだ。

 方法は、ナビのAVインターフェースコードの本体背面から20cmほどのピンプラグを延長して引き出す。これに、外部接続機器を繋ぐ。外部機器は12V電源で駆動できれば尚良い。勿論、リモコン駆動出来ないと厳しいだろう。

 そうすれば、リアモニターにも何でも映し出す事が出来る。

 我が家ではHDD PLAYER5でやっている。結構、快適。DVDドライブ、直ぐ壊れるから使いたくないからね。

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本質安全志向

 先日もチョット書いたけど、大事なのは本質安全志向である。

 通常の安全っていうのとは違う。通常の安全っていうのは、想定の範囲で安全という注が付く。つまり、ある条件で安全というだけ。その条件に持たせる余裕が安全率と言う言葉だ。

 思うに、人命に関わる機器の設計思想は、限定的安全でなく本質安全思想が必要である。

 津波にしても10m以下なら大丈夫、、、でも10m越えたらアウトとか、、、、そういうのはダメだろう。

 今、片手間という訳ではないが、半分趣味で行っている事がある。これは、大企業が製品として自治体に納める機械に用いる部品。機械は何?っていうと、最近ヒット率の高い製品、『先行待機ポンプ』だ。これは、ゲリラ豪雨等で急激な豪雨で雨水が溢れ河川等が氾濫し、都市部が浸水する事故に対応するポンプ。このポンプは豪雨警報が発せられると、雨が降る前から雨水を集めるタンクに設置したポンプを回して、流れ込む水を来た端から海等に送り出すポンプ。つまり、雨降り前にブン回すポンプだから、原則、水の無い状態で高速運転が強要されるのだ。

 となると、どうなるか?車のエンジンにオイルを入れずに回すのと一緒。つまり、回転体を支える箇所が焼き付くのである。
 水無しで運転すると温度が上がる。下手すると焼き付く。温度が上がっている状態にいきなり水が入る。急激に温度が下がる。すると、下手すると高温ガラスを急冷すると割れるように割れる。さらに、泥水が入る。エンジンに砂を入れるようなモノ。すると、回転部分が一気に摩耗する。

 こんな具合。こんな条件で何年も安心して機能させるには、水無し運転でも温度上昇が起こらないし、焼き付かない。急に水が入っても砕けない。小石や砂を噛み込んでも削れない。こんなシステムが必要なのだ。

 こんなシステムで皆が苦労するのは、水無しで焼き付かない。焼き付くのは、軸が膨張して軸受にカジル状態。理由、軸が膨張するから。軸の周りが膨張しないから。これの対策には、条件を指定して発熱量を制限して、ある限度で使える的な対処を行うのが殆ど。

 でも、これって条件付き安全に過ぎない。

 本質安全とは何か?

 それは、温度が上昇すればする程、軸と軸の周りの隙間が広がればよいのだ。そういう設計思想、材料設計が必要なのである。

 また、砂で削れないために砂より硬い物を使う。硬い物を使うと熱変化で割れやすいのは皆知っている事。そこで、硬い物を厚くしたり、割れにくいように分割構造を採用したりする。しかし、厚くても限度で割れる事実は変わらないし、分割にする程、隙間に石やドロを噛み込むリスクが高まる。そこで、或る程度の異物なら安全という思想で物事を対処する。

 やはり、これって条件付き安全に過ぎない。

 硬い材料の割れのメカニズムを理解したり、噛み込みの原因となる物体の動きを理解したら、運転中は自然界の法則的に隙間にドロが入らない構造とか、割れが発生しない構造もあり得る。

 これが本質安全なのだ。

 こういう本質安全に従った思想こそが完璧というか絶対に必要なのである。

 本質安全を理解するには、挙動を細分化して、挙動を支配する論理に従った設計を行うのがベストなのだ。それが出来ないと、、、、、本質安全の実現は困難だろう。

 因みに、開発中のシステムは高温になる程、強度が増して、高温になるほど物理的に焼き付きと反対方向に変化する。そして、そもそも割れるという概念が通用しないモノで出来ている。因みに、これが先行待機ポンプ用の無注水起動摺動システム。

 今は、このシステムの運用状態を遅れ無しにピックアップできる監視システムをデザインしている。構造的に従来品と違い、センサーへの検出遅れが最小限度となっているので、実にスマート。理想は、本質安全なシステム全ての完成だったりする。

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停電で止まるなんて、、、、、

 福島原発の状況は日々悪化の様相を呈している。
 しかし、、、、原発の安全システムというのはインターロック。インターロックが異常事態への対応だけど、停電っていうのは想定していなかったのか?或いは、停電の原因に海岸という立地から津波、高潮による冠水等は想定しなかったのか?というのが凄く疑問である。

 先日、勤務先の工場の自家発電プラントのタービンのメタルが焼き付いて止まった。
 理由、、、、現場作業員が電気配線を間違えて全停電になったから。結果、タービンのLOポンプが停止してタービンへの潤滑油供給が停止してクラッシュ、、、、停電で自家発が止まるなんて、、、って思っていたけど、

 これって、似たような感じ。停電を想定していない。停電の原因を想定していない。停電とは、システムへの電源供給が絶たれただけという状況しか想定していないのが、剰りにもお粗末である。

 それに思うのは、4号炉の使用済み核燃料保管用プールの冷却が停電で動いていないなんて、当初から判っていた筈だけど、煙が出るまで気付かないなんて、、、、、、これはパニクっていたのかもしれないが、人災というかボケというか、何とも言えない。それでも笑い事ではないのだ。停電!って段階で、使用済み核燃料プールは大丈夫?って普通は気付よ、、、、、

 今のところ、毎日、火事、爆発と繰り返して現場の作業担当の方はたいへんなのは判るけど、今度は破れた建家の壊れたところから放水、、、、それって、効果あるのだろうか?

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2011年3月16日 (水)

地震、多すぎ

 東北地方太平洋沖地震の後、新潟県中越地方で大きな地震が発生、その後、静岡県東部富士宮で震度6強を記録する地震。更には小さいけれど岐阜県を震源とする地震、、、、随分と広い範囲で多発している。

 まるで、何年か前に見た映画、日本沈没の一シーンかのように地震が国内で多発している。

 気象庁的には、内陸地震と東北地方太平洋沖地震のプレート地震は無関係ということだし、南海トラフとも無関係という発表だけど、素人の胸騒ぎとしては、剰りにも広い範囲故に、嫌な想像をしてしまう。

 地震に限らず、火山活動等を含めると、ここ最近は剰りにも沢山の災害のニュースを聞くような気がするけど、このような状態が気持ち悪さの原因。

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注水支援中止中

 福島原発での注水作業に準備していた180人の特殊隊が支援を中止して待避中との事。

 放射線量も前日迄のμSVの単位からmSVの単位に変わっている。-6乗から-3乗だから純粋に単位だけで1000倍。1557μSV/hrから400mSV/hrということは、ザックリいって250倍の強さになったと言う事。

 既に、近隣で作業すると言う事そのものが難しい。作業員の事を考えると、支援作業を含め作業員に作業を強要させる事事態も難しい状況。

 二号機の周辺に大量の放射線量が観測される状況では、隣接する一号機、三号機での作業も難しい。しかも、一号機、三号機は原子炉格納容器自体は水で満たされているけど、原子炉内の水位は下がったままであり、最悪の事態を回避するには、状況を確認しながらの操作が前提の筈であり、二号機異常の待避で人が居なくなると、一号機、三号機、共に厳しい状態に陥らないとも言えないのだ。

 今思うのは、本来のシステムの早期な復旧しかないように思う。元々の冷却システムの電源喪失、非常用電源となる自家発電システムが津波で使えないという事態で、システムに必要な電源を与えるのが一番の筈。移動可能な自家発電システムを持つモノを隣接させて電源を与えるしかないのだろうけど、陸路、空路が不可能なら、例えば、大型のタンカー、コンテナ船、洋上設備のようなモノは利用出来ないのだろうか?

 それはそうと、今回の原発、相当に古いモデル。40年前のモデルだ。基本、東芝のプラントである。
 運用しているのは東電かもしれないが、作ったのは東芝等の企業。プラントの勘所は作った人間が一番詳しいと思うんだけど、古すぎて誰も残っていないのかなぁ、、、、

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やばいのか?

 嫌なニュース

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110315-00000531-san-pol

 である。抜粋すると、『・・・・・・東電の対応に苦言を示した。さらに「撤退などあり得ない。覚悟を決めてほしい。撤退したときには東電は100%つぶれる」と厳命した。』

 という報道。撤退という言葉を東電側が出したという事を暗に言っているのか?つまり、当事者の本音として万策尽きたということなのかもしれない。燃料棒が一部溶融したと疑われる炉心に注水するには、炉心自体の圧力弁を開放して怪しい蒸気放出が免れない現状だし、既に、その操作を行っても炉心水位を安定的に保つ事が出来ないのは経過が示している。

 恐らく、二号機のサプレッション・ルームとの接続ラインに亀裂の予兆等が早い段階に確認出来ていたために、二号機だけ特異な対応を取らざるを得なかったのだろう。それで高温炉心への直接注水を行わざるを得ない状況。その操作の剰りにもの難しさが、水位変動の大きさで報道されている通りで、このようなコントロールを行っても燃料棒を低温状態となるまで冷却し続けるということが出来ないという判断が、先の撤退を伺わせる報道に繋がったのかも知れない。

 しかし、諦める訳にはいかない。情報を公開してでも英知を結集して次の一手を編み出すしかない。対策のアイデア等の必要な可能性を持つ情報収集に出来る事は、やはり関係機関、専門機関に限定してでも良いから、正確で詳細な事故情報のリアルタイムな発信だろう。その情報伝達の即時性の無さが、菅さんのイライラに繋がっているように見える。

※記事作成はAM9:30頃だけど日時は明朝正午に設定してある。理由は、本日付けの記事が増えるから。

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原子炉格納容器の欠損は何時?

 原子炉格納容器に欠損が見られたらしい。メディアで提示される図でいうと下部のコブのようなサプレッションルームと呼ばれる部位への接続部分らしいけど、欠損によって格納容器の気密が保持出来ないとなると、底が抜けた状態になると言う事だろうか?このサプレッションルームと原子炉格納容器を接続するラインには、概要図を見る限りでは遮断弁等は無いようだ。

 ここは炉内で発生した蒸気を受け入れる事で、蒸気を凝縮したり、蒸気中の有害物質等をトラップしたり、或いは、炉内異常時における炉内への供給水源のような役割を持っており、この部分の接続が維持出来ないと、炉内発生蒸気が未処理状態のまま外部に流出するという事態を招く訳だ。

 今回の福島原発の事故状況を解説するために提示される図ではよく判らないが、原子炉格納容器に対して円環形状のプールが二カ所以上のラインで接続されているようだが、少なくとも、その内の一つのプールへのラインが損傷したということ。

http://www.tohoku-epco.co.jp/whats/news/2003/31106a4.pdf

 損傷箇所で原子炉格納容器と外部の密閉が失われているのかどうか?が気になるところではあるが、それよりも、厚さ30mmの鋼鉄製の原子炉格納容器から出ている部分が爆発によって損傷を受けたと言う事は、相応の現象がそこで生じたと言う事。

 ところで、一号機、三号機では、原子炉格納容器に注水作業を行って外部からの冷却を行い、そして炉内注水を試みるという手順だったのに対して、二号機では格納容器への注水操作の前に高温高圧の原子炉への直接注水という作業を行っているという事自体に違和感を感じていたのだが、もしかしたら、二号機では割と速い段階に格納容器の部分に亀裂、不具合が見つかっており、格納容器の気密信頼度(耐圧性)から格納容器への注水作業が選択肢として選べなかったのか?という気もする。

 仮に、早い段階で格納容器の気密が一部失われていたとすれば、今回の作業は仕方なくという事だったのかもしれない。
 炉内への注水作業は、高温高圧という事で非常に難しいものだろう。そこへの注水というと炉内減圧が絶対必要の筈だが、そのためには炉内からの減圧弁開放に頼らざるを得ない。そうしながら炉内への注水作業を行うのは非常に困難な作業であり、それ故に、炉内水位が激しく変動するという事態に陥ったのかも知れない。
 原子炉への直接的な減圧操作と注水作業で炉内水位を維持するというのは、非常に不安定で、直近に生じたような満水位から一気に空だき、その後、2m迄回復しながら、再びダウンスケールというような水位の変動は暫く繰り返すように思う。
 一号機、三号機は原子炉外部の原子炉格納容器を水で満たす事で温度を維持し、その上で減圧し注水を行うというストーリーであり、原子炉格納容器を水で満たすということは、原子炉注水時における水位変動を抑えるという意味を持っているのかもしれない。

 午前9時の段階で報道されるニュースでは、敷地境界で制限値の16倍の放射線を観測しているということで、サプレッションルームとの接続ラインの欠損部から発生した蒸気の影響が強く疑われるが、こういう状況で炉内の冷却を行うには、本来の冷却システムの機能を復旧する事が最善のようにも見える。
 ディーゼル発電機による冷却システムが機能しない理由が何か?の報道は全くなされていないが、その辺の情報も気になるところである。

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HDDプレーヤー

 携帯機器に関して、関心が無いせいか、かなり疎い。
 そもそも、携帯して使うという意識が無いため。それ故、パソコンのような情報端末でもデスクトップしか関心が無い。

 しかし、よのなかは、ネットブック、スマートフォン等々、データを扱う機器の携帯可能なモノが少なくない。
 最近は、USBの普及のせいか、メモリ、HDDをリムーバルメディアとして使うっていうのも普通のようだ。

 この辺の知識、時流に全く付いていっていないのが現状。

 しかし、車を換えてから、オーディオ関連を携帯端末で賄う的な考えにシフトして、最近は今更ながら的にiPodを利用したりしている。

 で、今の関心事、、、、、カーナビのDVDドライブを利用せずにメディアを車内で再生したいという事。更に、再生映像を後部モニターでも表示させたいということ。元々はカーナビのSD動画再生で後席モニターにも映し出したい的な希望だったのだが、これが適わない。

 そこで、CN-MW200Dを調べると、カーナビの外部入力なら後部モニターにも表示できるということで、CN-MW200DのL1端子にメディアプレーヤーを搭載しようと考えたのである。

 その準備としては、カーナビのAVインターフェースコードの外部端子を延長してコンソール近辺にプラグを引き出す。
 次が、車載可能なメディアプレーヤーを探す。

 で、見付けたのがビクターのCU-VS100である。しかし、安くない。SDメモリドライブというのはメリットだけど、安くないのがいけない。
 で、次に見付けたのがHDD PLAYER5って商品。HDDとSDメモリ内のメディアファイルを再生可能というもの。因みに、HDDは無しで、SATAの2.5inchに対応するとのこと。

 購入したのは、HDD PLAYER5である。これ、メディアファイルのコピーはPCを使うので電源はUSB給電だけど、車で使う時は、電源の確保が必要。
 そこで、DC12V電源をDC5V×2Aに落とすコンバータを準備。最初は、車内のAC100Vインバータを利用してHDD PLAYER5付属のAC電源を使う事も考えたけど、チョイ今一。で、5Vダウンコンバーターを準備した。

 次がSATAのHDDを購入して、さてフォーマット、、、、となると、、、最近は意識していなかったけど、300GBクラスとなるとNTFSオンリー。しかし、HDD PLAYER的にはFAT32しかダメとのこと。これで、FAT32フォーマッタを探して対処したのだけど、最近は色々と規格が登場している。
 後は、再生可能ファイルがWMVフォーマットが多いようなんで、映像ファイルを変換してHDDに保存していけば、これで映像コンテンツが車内で再生出来るようになるのだ。それにしても最近は色んなものが出回っているものと感心するばかりである。

 

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不惑、知命、、、

 このサイトを見た。

http://www5.airnet.ne.jp/tomy/koten/rongo/rongo_d.htm

 である。ここで、

『子曰く、われ十有五(じゅうゆうご)にして学に志(こころざ)す、三十にして立つ、
四十にして惑わず、五十にして天命を知る、六十にして耳順(したが)う、
七十にして心の欲するところに従えども、矩(のり)を踰(こ)えず

わたしは十五歳のときに、学問によって身を立てようと決心した。三十歳になって自分の立場ができた。
四十歳で自分の方向に確信を持った。五十歳で天から与えられた使命を自覚した。
六十歳で誰の意見にも耳を傾けられるようになった。
七十歳になって、自分を押さえる努力をしないでも調和が保てるようになった。

 を読んだ。つまり、志学=十五歳、 而立=三十歳、 不惑=四十歳、 知命=五十歳、耳順=六十歳、 従心=七十歳である。

 為る程、実感として理解出来る。自分の歩みを振り返ると、多少の前後差はあるけど、気分的、精神的に納得出来るところがある。ということで、今進んでいる方向というのは、こういう人間の考えの変化に則っているように思う。

 恐らく、このように生きろ的な話でなく、振り返れば、こういう風に生きてきたなぁ、、と気付くようなものなんだろう。

 まぁ、それが正しいかどうか?は別として、恐らくだけど、人間の成長過程で人が抱く気分を言葉で表しているだけなんだろうけど、、、、。こういう風に精神が変化するというのは、人としての宿命的な傾向なんだろう。その傾向に従って進む道が正しいかどうかは別問題だけど、それが社会的な正義に一致していれば、それは幸せな事なんだろう。

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2011年3月15日 (火)

空焚き?

 福島原発の二号炉が空焚き状態になったとの事。こちらは炉内に外部から注水するポンプが何らかの障害で機能を失ったのが原因だという。
 人為ミスというような字幕がテレビ画面に出たり、ポンプの燃料切れ、燃料系統の故障という話が出たりハッキリしないが、兎に角、4mの燃料棒が完全に露出したんだそうだ。

 その後、炉内注水を試みるも水位計が変動する程度しか入らないという話だったり、水位が30cm程で完全露出状態が続いているとか、停滞し気味だったんだが、途中から、基準水位から-330cmという話(70cm?)が出て、直ぐに、2m迄回復したりとか、いろんな時間の変化の割りに水位上昇が速いような報道が為されている。

 一号機、三号機における処置の経過に較べると、一度水位を失いながら水位の回復が早いというのは、結局、原子炉内の圧力を下げたというのが一番だろう。原子炉内の圧力を下げる操作は、安全弁の開放によるものだろうけど、安全弁の開放とは、即ち炉内蒸気の炉外流出ということ。恐らく、一号機の場合は、炉内蒸気の流出をギリギリ迄減らす努力を優先し、二号機の場合は、最悪の事態を回避するために多少の炉内蒸気の放出を行う選択をしたのかもしれない。

 炉内注水のポンプ機能停止が燃料切れとか色んな話があるけど、ポンプの掃き出し先が高圧な状態であり、ポンプ自体がかなり厳しい運転状況で酷使されていたのかもしれない。これが、給水ポンプの吐出系統の漏れ、ポンプ側の駆動機のトリップ、燃料切れという状態を引き起こしたのかな?と想像したりする。

 それにしても、非常に高温の熱源を水冷するために発生する蒸気によって高圧な状態となっているタンクに水を送るというのは極めて厳しいというのがよく判る。それでも消防用ポンプ車のポンプなどでは、ホースの長さ、高さを考えると相当に高圧仕様の筈だが、長期連続使用に耐えられるモノでは無いのかも知れない。

 原子炉を安全に運用するためには、最終的には水冷という方法で排熱するしかないようであり、水冷する方法として最終手段を準備するという教訓になるのだろう。しかし、事故で教訓を得て原子力利用を社会が再度受け入れるには、何としても今回の事態が収拾されなくてはならないのも事実である。収拾出来なければ、教訓として原子力は二度と使えなくなるかも知れない。何としても、最悪の事態が避けられる事を祈りたいモノである。

 日付が変わる時間帯に追記。

 二号機の圧力が上昇しているそうだ。水位が半分以上になって圧力上昇、減圧処置をしながら注水しているようだが、、、、

 二号機に限らず、一号機から三号機について思う事。非常事態的な原子炉格納容器への注水処置は理解出来るけど、本来の冷却システムの復旧状況はどうなっているのだろうか?エマージェンシー的な処置が持続的に機能を維持するか?という意識故だけど、本来のディーゼル発電による冷却システムの不具合というのは全く修繕不可能なんだろうか?その辺も気になる。

 日付が変わったのが今からの追記。

 注水のための減圧経路が塞がって内圧上昇し、炉内水分の蒸発の結果、再度、燃料棒が全部露出したという事なんだそうだ。水位低下で水が液体状態で抜けるという事では無い。水位で2mに相当する水分が一気に蒸発する程に燃料棒は高温状態にあるということ。減圧経路を確保するバルブは合計11個あるそうで、これまで開放していたバルブ自体は圧力応答式で高圧になると開放、低圧になると閉鎖する弁らしい。それを常時開放できる手動式のバルブで対応するらしい。
 何にしろ、状況的にはかなり悪化しているような印象。

 炉内圧力が上がらないような状態を保持し、注水水分を蒸発させて潜熱で冷却し続けるしか手立てが無いのかも知れない。密閉して冷却するには対象の熱量が大きすぎるような感じだ。バルブ開放で継続して注水して蒸発させ続けるくらいしか思い浮かばないなぁ、、、。

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原子炉格納容器注水、、、

 原子炉格納容器に注水して、容器内の原子炉の周りを海水で取り囲む、、、、しかし、原子炉内の水位は上昇しない、、、、、そもそも、原子炉内の水の冷却システムというのは、原子炉内の水が対象であって、原子炉外で原子炉格納容器内の水を入れ換えるようにくまれていない。

 http://replica2st.cocolog-nifty.com/diet/2011/03/post-a2db.html

 に書いたとおりだ。原子炉格納容器と原子炉内の導通というか、それはそれ程大きくないバルブだけなんだろう。それも容積から見ると非常に小さな穴に等しいのかもしれない。

 果たして、格納容器内に注水した海水は原子炉内にホントに届くのだろうか?注水する理由は、それとも原子炉内を満たすものでなく、空になった原子炉の温度を外から冷やして原子炉内圧力を下げて、内部水位を回復させるためなのか?その辺が良く判らない。

 何にしろ、露出した燃料棒が溶融している可能性があり、その温度は2700℃とかのレベル、、、、常識的に考えると、仮に原子炉内に水分が残っているとしても、そこは異常に高温で、異常に高圧となっているだろう。この非常に高圧となった炉内に水を入れるというのは相当な圧力差が無いと不可能であり、圧力状態を考えると、どう考えても原子炉内に海水が入るというの不可能な感じを受ける。

 となると、原子炉の周囲を海水で満たし熱を奪うという効果しか期待できないかもしれない。この原子炉っていうのは、内部の温度状況から考えると外壁側も相当に高温となっているだろう。そこに海水を注水する、、、、結果、注水された海水の原子炉外壁に接する部分は激しく沸騰する。そこで海水の気化から発生した水蒸気が分解して発生した水素が格納容器外に漏れて、それが爆発したという事なのかもしれない。常識的には水を熱分解して水素を発生させるには3500℃が必要だけど、酸化しうる原子炉外壁、原子炉格納容器内壁、それと海水という複数の元素を含んだ溶液という状況が、注水当初には予想しなかった量の水素を発生させたと言う事かもしれない。

 何にしろ、海水から水素が発生する程の熱量を原子炉外壁が有しているとういこと。それ程の熱量を注水したら入れ換え不能な海水で奪う事が出来るのか?原子炉の熱容量と炉外注入海水の熱容量から100℃以下に抑える事が出来るのか?を冷静に考えると、1号機の格納容器全体が海水に満たされても水位が回復しないというのは、圧力が高い状態となっている訳で、格納容器内の海水の温度がどのような変化をしめしているか?を公開する事が望まれるように思う。

 その後の報道発表等で、原子炉の炉壁は150mm程の鋼鉄製、原子炉格納容器の容器隔壁は30mm程の鋼鉄製ということだが、果たして、炉壁の厚さから耐圧能力はどの位だろうか?

 今回は高温原子炉に向けて、外から海水をぶっかけるという荒技であり、そこで生じる熱衝撃も相当なモノである。それによって原子炉を構成する炉壁等に損傷を受ける事が無いのか?というのも心配の種である。

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車両保険

 保険については関心が少ない。それ故に、自分がどういう契約しているか?もハッキリ言って把握仕切っていない。まぁ、トータルサポートで対人、対物、搭乗、車両+特約って一般的なもの。既に60%割引だから気にしていない。

 そうなんだけど、ふと疑問に思った事がある。

 っていうのは、今回の柴田商事店主100%過失の貰い事故だけど、100:0だから、修理代、治療費は一切合切向こう持ち。実害というと不愉快な気分だけだったのだが、立場を変えると、向こうの立場。100:0というのは被害者を100%保証するのだけど、当然、加害者側も車の損傷なりを受けている。これ、誰がが何処から払うの?って調べると、、、、加害者側の車両保険等からしか払えないんだそうだ。万が一、加害者側が車両保険に加入していなければ自腹って事なんだそうだ。

 印象的に車両保険というと、駐車中の当て逃げとか、天災による被害、自分の不注意対象と思っていたけど、自分が過失100%の時は、自分の出した自分のダメージは自分の車両保険が必要になるということ。

 こうして考えると、、、、車両保険って結構大切である。

 使った事は無いけど、なるほど!って感じである。

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バネ感

 押し出されるような!とか、弾けるような!といった形容詞でフレームが喩えられる。特に、チタン、クロモリ、カーボン系のフレームの形容表現に多い。

 で、これってどういう意味?というと、感じる事が出来るかどうか?と言う前に、形状的に説明してみる。っていうのも、これでの質問があったから。

 これ、メインサイトにも記事にしている内容と被る。

 そもそも、ペダリングというのは踏んでいる瞬間とそうでない瞬間の繰り返し。駆動力は断続的に加えられる力で生まれている。

 ペダルを踏んで動力が伝わる時、どうなっている?っていうと、チェーンが張った状態になっている。実際に、チェーンリングとスプロケットの歯の間のチェーンは突っ張っている。この状態でチェーンはチェーンリングを後側に、スプロケットを前側に引っ張っている。この状態は、クランクが水平状態に為った時である。このチェーンがチェーンリングとスプロケを内に引っ張る時どうなるか?一部は、推進力となるけど、一部がハンガーとリアアクスルを縮める方向に作用し、後三角の駆動系側が縮もうとする力が掛かる。結果、後三角が駆動系側に歪んでいる。
 ところが、クランクが垂直方向になって駆動力が抜けるとどうなるか?そうなると、変形した後三角が元の形状に戻ろうとする。つまりチェーンリングとスプロケの間のチェーンを拡げようと張力が発生する。この張力はスプロケ側から見ると駆動力として作用する。

 行ってみれば、【ペダル水平時における入力=駆動力+後三角を変形させる力】であり、この【後三角の歪みが開放される時に発生する張力=ペダル垂直時における駆動力】となっているだけである。加えた力の一部が遅れて駆動に使われるということから、押し出されるような!って表現に繋がっている。
 カーボンフレームで後三角が左右非対称のモデルが見られるが、この辺りの事から後三角の力学的な負荷が左右非対称という理屈に基づくモノであり、これは合理的なデザインといっても良いのだ。
 このような変動トルクの平滑化を狙うために後三角をカーボンでデザインしたり、シートステーをキャリパー上で合流させるようなデザインが存在するのである。

 同じフレームでもシートステー、チェーンステーの太さ、断面形状、シートステーのシートパイプでの繋ぎ方を見る事で、フレームがコンフォート系?或いは、レスポンス重視系?って事も或る程度は見抜けるのである。こういう風に、フレームのスケルトン、パイプの結び方、断面形状、三角の大きさ等々で、結構、乗り味はイメージできるのである。

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2011年3月14日 (月)

気象庁とか原子炉対策の発表を聞いて思う事。

 今回の東北地方太平洋沖地震、、、その前の3/9の三陸沖地震、M7.3の地震だ。
 この地震の被害では、牡蠣の養殖イカダ、ワカメの絡み合いで被害を受けたとの漁師の方の話がニュースで流れていたけど、このニュースの時には、その時の地震は、通常のプレート境界で発生する地震とは無関係という気象庁の発表があった。

 しかし、3/11の激しい地震があって、関連があったかも知れない的な気象庁の発表である。

 その時の会見は今でも覚えているけど、3/9の震源域はプレート境界から離れているし、震源深さも違うから関係無い的な話だったんだけど、、、、

 勿論、それだから今回の大きな地震が南海トラフと無関係といっている事を信用しない訳ではないのだが、専門家のいうプレートが違うから関係無いとも言い切れないような気もする。結局は力学のバランス。隣接する三つのプレートの力学の関係が崩れたのは事実であり、無関係とは言えない。正確には精査しないと判らないというのが公共に対する発表として適切なんだろうけど、、、、ちょっと、腑に落ちない。

 それとは全く別の話だが、福島原発の異常時対応の段階について。
 本来は、異常が生じたら、原子炉に制御棒を入れて冷却システムを起動する。しかし、冷却システムが停電で起動出来なくなるとディーゼル発電機によるバックアップ系冷却システムを起動。それもだめなら、ヒートポンプ的に熱を除去するシステム。

 しかし、今回は三つのバックアップが全て機能しなくなった。

 で、どうしたか?っていう、炉心に外部強制注水で炉心の冷却水位を確保する処置を講じた。

 しかし、注水しても水位が回復しない。

 で、どうしたか?っていうと、原子炉を被う原子炉格納容器全体に海水を注水。

 これで冷却、、、、、ホントか?

 原子炉の冷却が機能するのは、発生熱を配管による排水で冷却するから叶う筈。

 しかし、原子炉外の原子炉格納容器全体を水で満たして大丈夫?っていうのは、外部との熱のやりとりは、原子炉内の水。原子炉外で原子炉格納容器内の水は外部と入れ替わるためのルートを持っていないのである。熱を奪うと同時に、原子炉格納容器内の水は熱を蓄えるだけである。排熱は?っていうと、原子炉格納容器壁と空気の空冷だけだ。
 当然、強度を持つ容器だから100℃以上になっても蒸発はしないけど、内圧が確実に上昇するはず。炉心の温度が2700℃以上になったとの報告もあるけど、原子炉内+原子炉格納容器全体を水で満たしたとして、その全体の温度が絶対に100℃を越えないという担保があるのだろうか?凄く疑問である。

 完全に反応が停止しないとなると、、、、、逆に原子炉格納容器内に注水した海水自体が保温材となって温度降下を妨げるような、、、、そんな感じ。

 さらに、原子炉格納容器内の海水は原子炉内の燃料棒を冷やす水と同じもの。何故ならば、原子炉内注水を講じても水位が回復しないのは、原子炉内と原子炉格納容器の間が通じていると言う事。つまり、原子炉格納容器内全体が原子炉内と同じ様な状態。そこに大量に満たした海水って、その後、どうするの?っていうのも、これも疑問。

 今回の原子炉格納容器内全てを海水で充填して原子炉内も海水で水位を回復させるというのは、発生する熱が冷却水側の熱容量で100℃以下に抑えられるという前提の博打的な要素を含んでいるように危惧してしまう。

 この辺の話は官邸発表では一切無いし、記者の質問も無い。

 原子炉のバックアップとして、起動状態から停止させる時に100℃以下に冷却するために必要な水量を水槽等で確保して最悪の状態でも保持水で対処するという処置も必要だったように思う。最悪、設備を水没的に冷却出来る担保が無いっていうのは、最低限度必要な事だったのかもしれない。こういう想定があるならば、少なくとも原子炉格納容器無いを水で満たせば確実に何時間で何℃になるという発表があるはずだが、そういう保険で原子炉格納容器のサイズ決定はしていなかったのだろう。

 今回の発表を聞いて思うのは、圧力状態を注視しながらベント操作を行うとの事で、未だ緊張感が高い様子だが、ベント操作自体が想定外のような東電、政府の発表であり、今回の海水注入というのは、その対処で温度が100℃になるかどうか?っていうのは、実は、誰も把握していないようにも感じる。

 報道で安心させるには、少なくとも、今の状況は何?それとリスクは何?それから次の一手があるのかどうか?それに合わせて避難指示がどうだ?をハッキリ判りやすく報道すべきだろう。現状、炉内圧力が0.25MPaとのこと。保安院の発表から言えば悪くない数値らしいけど、0.25MPaというと2.5気圧。少なくとも炉内温度は100℃以下ということは無い。それはそれで良いとして、格納容器に海水注水して炉内圧力がどう変化したか?その変化の傾向はどうか?炉内耐圧は幾らで、設計上限はいくらか?格納容器の耐圧は幾らで設計上限が幾らか?その辺の具体的数値が安心と信頼に繋がるように考えたりする。

 現時点では、原子炉格納容器内に海水を注水しても原子炉内には必要な水位が確保出来ていないということ。直感的には原子炉内は結構な圧力状態になって、原子炉外原子炉格納容器内よりも高圧になっているのだろう。それ故に、原子炉格納容器経由で原子炉内に注水が思うように行えない。原子炉と原子炉格納容器の圧力差を無くすためのバルブ系統の動作が完全で無いとういのが想像出来るが、原子炉格納容器に注水した状態で、そのバルブ系統に対するアクセスの手段に何があるのか?等々、色んな思いが巡る。

 この辺りの情報公開が何よりも大切で、現状に対する処置として選んだ選択肢の正当性を含め判りやすく発表し、それに応じた避難行動を示すという事が何よりも安心と信頼を生むように思う。

 昨日の避難指示を半径20kmに拡大したのは、念のためと言う事だったけど、論法的にはやはり違和感を感じた。下手に説明すると不安を煽るという事もあるかもしれないが、この辺がどうにも釈然としない。

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災害耐性地域の活用

 今回の東北地方太平洋沖地震による東北関東大震災は、地震の規模を示すマグニチュードは当初発表の8.8から9.0に訂正されて発表された。
 地震の震源は震源域と言う言葉で南北で500km、東西で200kmと非常に広い範囲で三回に分けて持続的に断層の破壊が続いたそうだ。

 これは東北地方沖のプレート境界で発生した地震だけど、同類の危険というのが東海・東南海・南海沖地震で、予測される地震規模は、やはりマグニチュード8.0以上ということ。
 万が一発生したら、同じ様な状況が海岸地域に襲いかかる訳だが、沿岸が都市部となっている地域の場合、被害は今回の被害の数千倍にも及ぶ事が伺える訳だ。

 このような事を考えると、被害の想定域のど真ん中に日本の中枢である首都が存在するというのは、あまりにも危険なような気がする。
 最近は首都移転論で大阪、名古屋といった地域の名前を聞く事があるけど、移転というよりもバックアップといういみで地形的に安全性の高い地域にバックアップ体制を築く方が遙かに有効のようにも思う。

 日本全国、何処にいても危険と隣り合わせかもしれないが、比較級的に災害リスクの少ない地域というのは確実にあるはず。火山が無いとか、外洋に面していないとか、バックアップならば、そのような自然上の適性で見るのも一つの手かも知れない。

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広島駅周辺の激坂シリーズ!?

 チョット、表題の記事を見つけて笑ってしまった。

http://esprit-de-nord.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/post-01c6.html

 等々だけど、坂が三つ四つ紹介されていた。モロ、生活圏であり、この中のいくつかは自分のヒルクライムコースと重なっている所もある。

 勾配だけなら色々だけど、現実問題、自転車で乗って上がって交通の迷惑にならないか?というのが大事であり、そういう点ではお奨め出来ない坂もあるけど、、、

 広島駅の北口(新幹線口)の北側の二葉山を越えるルート。これは新幹線口側からの登坂は交通量と道幅から言うとお奨め出来ないコース。二葉山なら北口側から山越えして牛田地区から上るルートならお奨め。牛田地区から山越えに到る経路は、大きな団地(東園団地)のメインストリートを上がり、峠山頂のパスタ屋の角から更に上に登り切るのがお奨めである。
 北口側から二葉山を目指すなら、牛田地区への通り抜けではなく、尾長天満宮方面に向かい光が丘団地を抜けて、日本山妙法寺、正廣寺を抜けて仏舎利塔(二葉山平和塔)に向かうのがベスト。二葉山山頂に続くけど、その斜度は尋常でない。原付の古いモデルなら坂道発進不可能となる。山頂に向けて斜度がきつくなるので結構厳しい。これはピストでは不可能。

 因みに、この二葉山を牛田方面に抜けると、この二葉山の北側斜面の団地を降りてバス通りを右折する。右折して山頂方向に向かうと途中左折するのが桜ヶ丘団地、左折せずに真っ直ぐ上ると女学院大学に入る。女学院大学前は四つ角交差点であり、右折すると松風園団地、左折すると牛田早稲田方面早稲田団地に接続する。松風園団地の方は距離が短く勾配も15%レベル。牛田早稲田方面はバス通りなのでお奨めしない。
 お奨めは、その下の途中左折で入る桜ヶ丘団地。これは斜度で22%越えである。距離は短く、路面は荒れているので快適ではないが、この団地を越えて上に上に向かうとずっと坂で早稲田小学校迄続く。

 この中で自転車でお奨め出来るのは、東園団地から二葉山を登り、途中パスタ屋の角から老人ホーム(寿老園)に向かうコース。それと、北口から光が丘団地を通って仏舎利塔山頂に向かうコース。この二本。寿老園コースはピストもOKで最大斜度で17%レベル。仏舎利塔山頂に向かうコースは最大斜度で25%越えだから変速機必須コースだろう。

 このコースは市内在住の人にはお勧めのコースだ。安芸郡府中町の甲越峠は遠い。可部の奥も遠い。

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付き合い方、変更計画

 最近の自転車生活を振り返る。
 まずは、2006年の頃、実用目的で2005年モデルのDAHONを買ったのが始まり。

 乗ると思った以上に走る!ということで、『折り畳み自転車、凄いぜ!』でインパクトを受けた。で、折り畳み自転車で昔乗っていたスポーツサイクル並に走れるか?を知りたくなった。

 DAHONが速かったので、DAHONベースで出来る事全てやったらどうなる?が関心事。それで作ったのが西DAHON号である。作って乗ってみると、ほぼ満足!しかし、、、、、乗っていくと、どうにも為らない不満が湧くのである。自転車自体が能力の上限を決めているような感じ。DAHON故の長いステム、ハンドル形状が自分の目一杯で漕ぐ事の阻害になっていると判断である。

 次のターゲット、特にステム周りの貧相さ、ハンドル周りの特殊性がスポーツサイクルとしてダメという判断で、小径で折り畳みでもドロップハンドル必須だな!という事で、折り畳み+ドロップハンドルのレ・マイヨWを買った。これに西DAHON流の改造を施して、これがオ・モイヨWW号に為った。
 この時は、フルサイズ用のパーツを小径車に組み込むという工作上の楽しさも趣味として好奇心を刺激していたし、ギア比とポジションさえ何とかなれば、自転車なんて何でも良いという考えを実践したかったのである。これが2007年のこと。

 で、オ・モイヨWW号で遊んで、自転車なんて、ポジションとギア比さえ揃えば基本は一緒。性能差なんて糞みたいなもんという思いも納得。

 次、、、、自転車を不自由にしたらどうなるの?って関心に移り、どうせならピストバイクだろうという選択。不自由な自転車にしたらダメなの?を知りたいという事で買ったのがラングスターである。
 これに乗って遊ぶと、不自由な自転車なら不自由なりに楽しめるということで続けているのが今まで。

 一方で、普通の自転車に乗ったらどう?って感じで何台か作ったけど、正直、感動は無い。一言で言って、どれも一緒。最近はギア比さえもどうでも良い気がする。自分用のギア比が一つあれば、後はどうにでも為る的な納得をしている。

 色んな自転車に乗って、普通でないのが楽しい。固定シングル、小径車というところだろう。普通のフルサイズのロード系モデル、、、、当たり前すぎて感動もへったくれもない。ロードバイクで無いと到達出来ない世界も無いだろうし、結局は乗り手次第だろうという判断。
 ロードバイクでも在り来たりでないのは楽しい。在り来たりでない楽しさ、つまり、レア度であったり、自分の工夫の入れ具合と言う事だ。自転車を機材として捉えずに、美術のキャンバスのように素材と捉えれば、その素材に加える手間が楽しい。

 自転車をスポーツ機材として見るのは、もう辞めようかな?と思う今日この頃。運動するなら効率の良いスポーツが幾らでもある。自転車の楽しさ、単車や自動車のように法的な制約に激しく縛られることなく好き勝手出来る。それでいて超安価。単車ならタイヤ交換するような金額で、基幹部品の交換も可能。車なら過給器搭載レベルのカスタム経費で相応なモデル自体が手に入れる事が出来る。自転車では、モノを買っても知れている。モノの構造も単純故に、少々のモノはハンドメイドで作る事も可能。必要な強度も単車等に較べると屁みたいなもんである。調整のシビアさにしてもそれ程でもない。この辺の手軽さは、プラモデル的な楽しさだろう。

 自転車の趣味としての付き合い方は、競技上のポテンシャル云々でなく、自己満足度合、盆栽度合のような方面で付き合おうと思う今日この頃である。

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2011年3月13日 (日)

原子力保安院

原子力保安院、、、聞き慣れない言葉だけど、重大事故が発生したら、そういう組織が動くらしい。

まぁ、それは良い。

しかし、彼らの対応には疑問符が付きまくりである。

昨晩の会見でも、何言っているか判らない。喋ってる本人が薄ら笑いを浮かべている。一度、顔洗って出直してくるべきでは?というのが正直な感想。

今朝の会見でも、なんだか要点が定まらないような話。会見なら伝わるように伝えるのがスジだが、その辺が全く駄目。多分、優秀な人間なんだろうけど、当事者意識があるのか?事務手続き的に行っているだけのような、そんな感じ。

経済産業省、前身は通産省。通産省、通産局の技官の方とは過去に仕事上何度かお会いして話をした事がある。補助金申請後、企業側としてプレゼン等を行い、申請認可後、事業進捗過程の監査等だから結構長期間だけど、その際の技官の方は非常に優秀で歯切れの良い方だったのだが、今回の保安院の会見者は、あまりにも酷い。言葉も聞き取れない。何が言いたいのか判らない。税金返せと思う程。

何度も言うけど、何で話の途中で薄ら笑いではないが、笑顔が出るのか?それが理解出来ない。

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地震発生後一夜明けて、、、

 土曜日の午後2時46分に地震が発生し、直後に津波が襲ってきて一晩明けてから、被害の様子が報道で明らかになってきた。

 地震による建物の倒壊も震度7と言う事なら阪神大震災並だったのだろうけど、そんな事よりも、その後に襲ってきた津波の破壊力に愕然とするばかりである。建物の三階以上にまで水が押し寄せている。そして木造家屋、船舶、自動車が入り乱れて散乱した様は目にした事のない程の光景。さらに、津波が退いた後に海水が残っており、地域全体で70cm程度の地盤沈下だという。70cmの地盤沈下ということは、海抜高度が70cm以下の地域は海になったと言う事だし、同じ生活エリアを維持するためには最低でも堤防を70cm程高くして排水しないといけない、、、、、それに要する時間が想像出来ない。
 まぁ、此処までは天災なんだろう。

 しかし、原子力発電所の異常時バックアップのディーゼル発電機による冷却システムが起動出来ないとか、工業地帯一帯で多発している消火する事の出来ないコンビナート火災なんていうのは、天災というより、人災的側面も多分に含んでいる。
 これら設備の事故が直接、住民の財産を脅かした訳ではないかも知れないが、そういう設備の事故が、後の想定される被害予測から、優先順位上、政府機関の対応で上位に来ているのは事実であり、そういう設備の事故が、総合的な救援の遅延になっている事も事実である。

 本来、そういう設備のバックアップは機能すべきが当然であり、それがバックアップ機能しないって、、、、一体、何?って思うし、コンビナート火災、LPG、LNG基地で手の施しようが無いとか、、、、バカですか?って思う。想定外が生まれるようなら、そんなリスクを生む設備を使って事業を営む資格なんて無いだろう。

 この度の災害で人命、財産が多く失われた事は極めて遺憾だが、その救援活動の迅速性に影響を及ぼしたという点で、原発関連の事、発電所、備蓄基地、コンビナートっていう事業設備の事故は少なからず存在している筈であり、その事業設備を所有する事業者は、それ自体が被害者かもしれないが、災害を増幅した加害者であるとも見える。少なくとも、自分はそのように感じる。このような事業者の事業が公共インフラを支えるとは言っても、それで利益を得ている事実に変わりはない。
 少なくとも、事業主、事業者は、その事を自覚した上で、そのような設備を受け入れる事を認めた地域に対して最大限の支援をすべきだろう。理想を言えば、何か重大な事態に直面すれば、コンビナート設備なり原発なりの設備が緊急避難場所として頼りになる存在となるほどの安全性があって当然なのだ。それが出来ないのならば、極論すれば、街の再生を無償で請け負うべき代償を払っても不思議ではない。実際、このような設備を、或る意味、高齢化の進んだ集落に置いていて、そこで起こった事故からの再生を集落に住む人が独自で出来るか?というと、それは有り得ない。
 公共を支える企業ならば、それを存続させてくれている住民の生活再生に政府と一体となって取り組むべきだろう。

 企業自体が定めた想定値に対する安全率で安全をふれ回るような、危険な設備を過疎地域に配置するというのは、超御都合主義だ。

 今後、企業にはこのような責任を求めても良いと思うし、企業の作る設備は本質安全な論理の設備建築しか許可してはならないのでは無いだろうか?

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中学生の事故

 チョイ前のニュースで中学生の自転車事故が多発って記事を見つけた。

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110308k0000m040129000c.html

 である。

 この記事から引用すると、『中学生の交通事故件数の9割近くが自転車乗用中だったことが、毎日新聞の集計で分かった。高校生は7割、小学生は6割に上る。大人を含めたすべての交通事故件数に占める自転車事故件数の割合は2割にとどまっており、小中高生による自転車事故件数の比率は突出している。専門家は「自転車を取り巻く問題に社会的関心が低かった結果、立場の弱い子供が犠牲になっている」と警鐘を鳴らしている。』との事。

 果たして、中学生の立場が弱いのか?というと、、、、、無茶な運転、身勝手運転が最も酷いのが中学生とちゃうか?っていうのが率直な感想である。

 自転車の利用比率からいうと中学生、高校生は小学生を遙かに上回るだろう。この中学生、高校生の通学車両の運転状態っていうと、正直、恐怖を感じる程。二人乗り、併走、逆進、携帯、ゲーム、ヘッドホン、、、、何でもあり的な運転である。それで居て、この辺の世代は、オラオラでつっぱらかった世代。反抗期、悪ぶりたいので質が悪いのだ。

 世代全体に言えるけど、自分が一番エライ的な錯覚に陥るような世代が自転車に乗る。ルール遵守とか公共性という価値観を持ち合わせていないのが彼らだ。

 日本の交通事故処理で言えば、自転車がアホでもぶつかった車が悪いと見なされるのが普通であり、それって、自転車が字面通りに交通弱者?っていうと、かなり怪しい。

 変な事故処理で自転車とぶつかった車が悪い的な処理が変な論調を作っているだけだろう。

 事故が起きれば、歩行者だろうが、自転車だろうが、高齢ドライバーだろうが、どっちが原因で何が悪いか?を明確にすべきである。加害者とか被害者の定義を怪我の程度で決めるような考え方が間違い。信号待ちで突っ込んできて死んだ自転車が居たとすれば、遺族が損害賠償を責務を負うくらいの判定があってもおかしくない。

 先日の高齢者の正面衝突事故でも、下手すりゃ温厚そうな高齢者の道理が通り兼ねない。ドライブレコーダー様々だったけど、悪は悪である。ぶつかったら痛いのはどっち?的な区分けでなく、過失の度合はドッチが酷い?って考えるべき。少なくとも、俺はそう思う。

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3/6~3/12の週の検索ワードピックアップ

★スポルティーフ
 定義的に難しい。ロードとランドナーの間全てをスポルティーフというなら、何でもOKだろう。しかし、細かく分けると、、、やっぱりスポルティーフの定義はフェンダー+センタープルキャリパーブレーキだろう。センタープルキャリパーブレーキでもピポット直付けがベストだろう。それがスポルティーフ。台座別体のモデルはスポルティーフモドキとしたいのが勝手な感想。カンチブレーキならディアゴナール、700Cツーリングだろう。ハンドルがフラバー系ならプロムナードという感じ。
 スポルティーフ、、、、基本、ロードレーサー+WOタイヤ+フェンダー+センタープルキャリパーブレーキ。機能で言うと、高い速度域の自転車故に、ロードレーサー風のクロウスなレシオの駆動系。

★4600系TIAGRA
 関心は新しい10速カセットスプロケットだろう。歯数構成は画像から読み出すと、
 ・11-25Tは、11-12-13-14-15-17-19-21-23-25T
 ・12-28Tは、12-13-14-15-17-19-21-23-25-28T
 ・12-30Tは、12-13-14-15-17-19-21-24-27-30T
 という構成。11-25Tは既存のロードコンポーネントと同じ。12-28Tは11Tが消えて28Tを追加。12-30Tは、21Tから3T跳びで30T迄繋ぐパターン。基本はアウター×13-14-15Tが常用域指定だろう。クランクアウターで50Tだからロールアウトで7m~8m!チョット重い。フロントダブルならトップから7枚程度が使用領域。となると17-19-21T近辺か?この辺りで5.5m前後で50cm刻み。この辺なら結構使える感じだけど、14T以下は不要なぁ、、、、、このカセットを使うなら、クランクはアウター46T、43T辺りが理想だ。こういう場合、同時リリースされたCX70/50のクランクセットで46-36T辺りと合わせるとイイ具合になりそう。

★FWD-OTX
 TWO-TOPで販売されていたATXのケース。スチールケースだけど、内部アクセスが考えられていて使い易いケース。電源は当時のモノでは力不足。時代遅れ的な部分としては高発熱のCPU、ビデオカードの発熱量には対応出来ていないカバー部分。PentiumIII世代迄なら悪くない。我が家ではPentiumIII-Sの1.4GHz、デュアルマシンで使用している。

★レイノルズ531
 マンガンモリブデン鋼。色んな話があるけど、違いを明確に言う事は出来ない。違い的には、パイプを爪で弾いた時の音がクロモリパイプに較べると高い音がする。(我が家の二台のレイノルズフレームと我が家の他のクロモリ車と較べて)。高強度故に薄く作られているからだろう。重量はかなり軽量。BSテーラーメイドのカイセイのクロモリフレーム、海野のD2×D2のクロモリフレーム、ステンレス、アルミのフレームに較べると、駆動すると弾けるように加速する印象。しかし、単体で乗っただけでは判らない。同時に較べて初めて解るという質。シルクR2と小林フレームはホイールも同じ、ギア比も非常に近い、ポジションも同じ、違いはフレームだけといっても良い。フレーム的には弾ける感じがするのは事実。

★シクロクロスクランク
 46-36Tでの検索が多い。46-36T、、、、53-39Tとか50-34Tに較べると随分マシ。でも、アウター46Tなら46-38Tとか46-39Tの方が使い易い。インナー34Tレベルを望むなら、アウターは44T以下が有り難い。世間に流通するカセットの多くは12T~15Tが1T刻み。この領域の事を考えるとアウターは46Tでもプロユースレベルだろう。
 オッサン、素人が使うなら、、、、カセットのトップ歯数がもう少し大きいところからスタートするか、クランクアウターをもっと小さくしたい。
 シクロクロスクランクも良いけど、スタンダードクランクで46-38T、コンパクトで43-34Tを使い分けた方がカセット的にも使い易い。個人的には、43-34Tでカセットは12-13-14-15-16-17-18-19-21-23-25Tなんて11sを合わせると、実に使い易い。5m~6mを3~4等分出来ると長距離が楽である。

★カローラフィールダーの荷室
 4人乗車状態で荷室長は880mmである。タイヤハウスの出っ張り、リアゲートの傾斜を考えると有効寸法はビックリする程大きい訳ではない。プロボックスが荷室長が1080mmだから奥行きで200mm違う。全長はプロボックスより200mm以上長いけど、荷室長は200mm短い。その分、人員が乗る居住空間は段違いの差。プロボックスの室内はヴィッツ以下かもしれない。パッソ級といっても差し支えない。
 でも荷室に自転車を3台も4台も載せる事を考えないならフィールダーが良いかもしれない。個人的にはTRDカスタムカーのGTターボが気になる。価格も270万円くらいとリーズナブルといえばリーズナブル。最近、S/C仕様のプロボックスでなくても、TRDターボのフィールダーでも良かったかな?と考えている。 荷室の広さというのを第一条件にせず、乗用車としての色気を入れるとフィールダーも悪くない。

★川内自転車公園
 このキーワードで見られているページは、
http://replica2st.cocolog-nifty.com/diet/2011/03/post-91f9.html
 である。
 この公園、河川敷でアスファルト舗装されている場所。そこはペイントで教習所のコースのような塗り分けがなされており、子どもの自転車教育の場的な空間。
 実際、小学生以下が自転車の練習に集う場所。土日は小さな子供を連れた家族でにぎわう空間。ほのぼの空間である。自分も子供を連れて来る事が少なくない。
 ただ、そんな場所をスポーツサイクルの展示会場で丸一日占有するというのは、正直、疑問符だらけ。この場所、平日は自動車が乗り入れ出来ないので、開放日は実質週末だけだけど、そこを民間が占有するっていうのは、、、イベント会場でない現状を踏まえると、やっぱり違和感が残る。

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2011年3月12日 (土)

地震が連鎖

 当初は、今回の地震は東海・南海・東南海地震とは無関係という話が気象庁から出ていたけど、自分としては

http://replica2st.cocolog-nifty.com/diet/2011/03/post-ecdf.html

こんな感じを受けていた。

 しかし、新潟県中越地方震源の地震が多発しているし、神奈川界隈でも地震が誘発されており、連動ではなくても、連鎖しているような感じ。地盤とか地殻の状態なんて、一カ所で大きな応力開放が行われると力学的なバランスが狂い、新しい平衡に向かう方向で変化が生まれるのは自然な考え。実際に、こんなニュースも出ている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110312-00000213-yom-sci

 近年発生した地震っていうのが再発的に起きても不思議でないだろうし、周期的に起こりうる地震が起きても不思議でない。

 阪神大震災の時以上の緊張感を世間から感じるし、週明けてから普通に仕事に出掛けて良いモノか?という気もする。なんか、とてつもない胸騒ぎを感じると言ったら言い過ぎかも知れないが、、、、

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原発の事故状況を見て、我が先行待機システムを思う

 福島原発、ドツボになっているような感じ。危なっかしい。

 午後三時半には原子炉の建家が吹き飛ばされている。なんでも減圧処置を講じて、冷却用水の給水中の出来事だったとか、、、映像を見て思ったのは、爆発しても火が出ていない。爆発のタイミングが給水作業と前後してとの話。一瞬、水蒸気爆発?って気がしたけど、正式な発表は為されていない。その後の経過としては、避難エリアが半径20kmに拡がっているので、状況は悪化しているのだろう。悪化した状況を改善させるには、そこに到達して処置しないと出来ないけど、実質、それはかなりのリスクを伴うもので、その作業自体が不可能なようにも思う。それでも、最善の策を講じるために諦める訳にはいかない。非常に深刻な状況である。

 ところで、日本各地に原発が建設されているけど、その場所は今回の事故が起きた場所同様に、漁村等ののどかな集落ばかり。暗に、今回のような状況で人的被害が甚大になるのを避けるという意識が働いているんだろう。
 使用済み核燃料の地層処分でも人口密集地外で計画されているけど、結局、リスクを感じるから、このような事になる。

 テクノロジーの粋を集めても想定外はあり得る。想定外を想定するのに、何処まで必要か?というと、非常に難しい問題だけど、危険に対して防御が、終末的に破壊を抑えきる事の出来ないモノは実用に供するべきでない。本質的な防御システムというのは、安全率とか、そういう言葉で安全のフリをするものとは違う。

 こんな危険な事態で私事を出すのは不謹慎だが、現在行っている無注水起動摺動システムは、実は三世代目である。最新モデルは第三世代のシステムだけど、前世代の第二世代のモデルは、この安全という面で大きく異なっている。

 前世代のモデルは世間でいう安全率を謳い安全をアピールしてきた。どういう事か?というと、無潤滑で受ける条件を与えて、その条件で耐えられる時間の限界をこちらの都合で決めてきたと言う事である。ユーザーの条件の何倍なら大丈夫ですよ!という論理で作ったシステムである。
 しかし、最新の第三世代システムは、何が起きても壊れようが無いというシステム。そもそも、自然科学的、熱力学的に、無注水で運用する事が本来の使用法というスタイルのシステムだからである。つまり、無注水という条件、時間に制約は無いのだ。実際、そういう運用を行っても何も異常事態を示さないのである。

 多くのエンジニアの言う、安全率、、、、これって都合の良い言葉である。売る側が売るために謳うだけ、、、、こんなの意味無いのだ。

 安全率には想定値に対してという注釈が付く。想定値自体の根拠があやふやである。その辺を理解する人が少ない。

 安全の定義は、本質的に破壊に向かうか否か?で判断する必要がある。本質的な破壊に進む程、破壊要因を緩和する論理を生み出さないとダメなのだ。

 エンジニアとしては、原発関連のような知見を持ち合わせていないが、自分のテリトリーの中で世の中に出すモノには、少なくとも、こういう自覚を持って取り組みたいものである。

 少なくとも、人命に関わる製品としては、安全の定義に絶対性を付加させなければならないだろう。

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地震、連動?

 3/11に東北地方太平洋沖地震が発生して、今、3/12の午前6時半頃。
 新潟県で震度6前後の地震が発生中、そして関東、神奈川辺りを震源とする地震も発生。更には、千葉県東方沖でも発生。

 地震が南下しているかのような印象。

 東海・南海・東南海の連動地震とは関係無いとは言われても、大きなプレート境界型の地震で、津波被害を受けた地域の水が引かない状態で、識者によると地盤沈下の可能性も指摘されており、それほど大きな地殻変動が生じたならば、隣接プレートも何らかの動きが出るような、そんな印象。

 首都圏の帰宅難民の様子がニュースで報じられていたけど、直接的な被害というより間接的な被害で、これ程の影響を被っている。首都圏に直接的な被害を与えるような地震が発生すると、それこそパニックというか、国の機能が失われる事態も連想されてしまう。

 正直、恐怖を感じる程。

 先記事

 http://replica2st.cocolog-nifty.com/diet/2011/03/post-0a5d.html

 ではないけど、ニュージーランドの地震は太平洋プレートとオーストラリアプレートの境目近辺の地震。今回の太平洋沖の地震は北アメリカプレートと太平洋プレートの境目。先日の新燃岳はフィリピン会右レートとユーラシアプレートの境目にある。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Plates_tect2_ja.svg

 地震とは火山活動をみると、太平洋プレートの周りで活発な地殻変動。それでいて、新燃岳とか長野県中越というとユーラシアプレート側。太平洋プレートとユーラシアプレートの間の小さなフィリピン海プレートが動くのはごく自然、、、、、、気象庁が連動しないといっても、どうしても、東海、東南海、南海地震に繋がるような、そんな危惧が拭えない。

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過去最大級の東北地方太平洋沖地震

 金曜日、午後から所要で移動中、ニュースに飛び込んできたのが表題のニュース。一昨日の地震の余震?或いは?って聞いていると、津波、、、、車を停めてテレビを視聴すると、、、物凄い映像が、、、、、まるで、怪獣映画、SF映画のような光景である。

 1995年の阪神淡路大震災を彷彿させる、いや、それ以上のインパクトである。マグニチュードで8.8というのは観測史上最大で阪神大震災の180倍のエネルギーだそうだ。
 阪神大震災の場合は、直下型で津波が無かったけど、今回の地震は津波が凄い。1993年の奥尻島地震の津波が記憶に新しいけど、奥尻島の地震と阪神大震災が同時に襲ってきたかのような地震である。

 被害は甚大で、宮城県、岩手県を中心に壊滅的な被害を受けている様子。気になるニュースとしては石油備蓄基地も被害を受けたとの話。

 話は変わるけど、最近はニュージーランドのクライストチャーチでの地震被害、ハワイ島キラウェア火山の活発な活動、新燃岳の噴火と地球の活動が活発で、地震自体も中国を中心に多く発生していて、嫌な感じがしていたのだけど、まさか、これ程の地震が来るとは、、、、
 今回の地震では余震が数分間隔で継続しており三陸沖から関東地方に広い範囲を震源とした地震が発生しており、もろにプレート境界型の地震とのこと。
 プレート境界型の地震で、他の地震と連動はしないとの気象庁の発表だけど、東海、南海、東南海地震に繋がらないの?っていうのが素人ながらの心配。

 それから、原子力発電所、、、、やっぱ、あれは要らないもんだ。最近は地層処分なんていってるけど、危機的な状況に陥る事はありうるというのが実証された今、無くても良いような気がする。

 あと、個人的には、無注水起動軸受システムの共同試験を行う企業の多くが、今回の被害エリアに近いところ。チョット心配。みんな大丈夫だろうか、、、

 続編記事は、

 http://replica2st.cocolog-nifty.com/diet/2011/03/post-ecdf.html

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自転車、時間が勿体ないなぁ、、、

 最近、自転車に乗って健康作り!って気合いでホームコースを走ったりする事が、少々億劫というか、時間が勿体ない!って考える事が少なくない。

 っていうのも、自転車を利用する最近の主目的が健康作りである。数年前は、久々にピストに乗れるか?とか、小径車でフルサイズ以上の性能が実現出来るか?的な関心があったから、のめり込んでいたけど、その辺が全て一段落したら、今の自転車は健康づくりの、ルームマーチDXみたいなもんである。

 つまり、ダイエット器具、健康維持器具にしか過ぎない。

 しかし、、、

 時間あたりのエネルギー消費の効率を見ると、自転車なんて屁みたいなもんである。

 色んなサイトにエネルギー消費比較のサイトもあるけど、自分の場合、カロリーメーターをコンディションに合わせて利用しているのだが、それでも1時間で500kcal程度の消費に留まっている。

 でも、、、、、水泳なら一時間で1200kcalを超えるのは楽勝である。

 健康維持=新陳代謝増進、カロリー消費率命的に考えると、、、、、自転車如きで時間を使うのは、、、なんだか勿体ないというのが正直な感想である。

 泳ぎに出掛ける時間が取れない時、例えば、昼休みなんかの場合には多少は役立つかも知れないけど、休日午前中の3時間とか、そういう時間の使い方ではプールに通った方が遙かにマシかな?って気がする今日この頃である。

 自転車に乗りまくるよりも、泳ぎまくる方が健康には役立つような、そんな気がする今日この頃である。

 自転車でタラタラ走る。せいぜい200~300kcal/hrレベルである。少なくとも、タラタラサイクリングでは痩せないだろう。気張って走っても600kcal/hrも行けば御の字だ。

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12ヶ月点検

 プロボックスの12ヶ月点検を行いました。結果、気になる箇所が二つ程、、、、、

 一つ目は、S/Cユニットからのオイル漏れ?ということ。但し、エンジンルームを見ていて気になった事が無いもので、ディーラーでの指摘ということ。一応、状況観察して漏れなのか、にじみなのか、程度を見て、緊急性の判断を仰いだ上で対処する予定。

 二つ目は、バッテリー劣化。今現在、丸一年で走行距離が6500km程だ。しかし、この指摘は、前のエリオでもエスクードでも指摘を受けた内容。まぁ、使い方の問題なんだろうと思う。
 6500kmで11ヶ月だ。月平均でいうと600km弱だけど、購入して直ぐに九州往復等で1500km以上を纏めて走り、夏休みの一ヶ月だけで1000km以上走っているから、実際は9ヶ月で4000kmというペース。つまり、400km程度の走行距離である。つまり、一日平均で13kmしか乗らないのだ。因みに、通勤が片道6~7kmであり、通勤オンリーということ。6kmの走行は時間にして15分程度。それを低速走行で終始する。エンジンを始動してエアコンを作動させる。ナビ、オーディオは常に動作させる。帰宅時は夜間故に灯火類を点灯させて走行する。走行時におけるエンジン回転数は1200rpm程度。特に、昨年の夏にS/Cユニットを搭載してからというもの、走行時の常用のギアポジションが従来より2つ上の状態。殆ど4速、5速を多用している。それでエンジンを回す事が殆ど無いのが実際。ガンガンに走るまわるような使い方なら充電もタップリだろうけど、今は逆だ。

 バッテリーの充電よりも放電の方が頻度的に明らかに多いのが実状。一回当たり走る距離を増やすか、もう少し高い速度域で走らないと実際には厳しい。充電が追い付かないのである。

 学生時代、ヤマハのバイクで高回転連続走行を繰り返すような峠入り浸り生活では、レギュレーターが逝かれて、過充電を繰り返しオルターネーターが真っ黒に焼けた事があるけど、それとは正反対の状況。ノーマルで力の強い車では低回転でもしっかり充電出来るようなオルターネーターが搭載されているだろうけど、、、、この辺が改造車の辛いところでもある。

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同席させるか?

 最近は、色んな組み合わせで色んな話をする事が多い。組み合わせ、場所は様々である。当然、ネタもバラバラである。来て貰ったり、出向いたり、集まったり、、、、立場的にも話をしたり、聞く側にいったりと、バラバラである。

 そんな場面において、数年前迄は関連しそうな業務に就く可能性の在る奴、或いは、同系の仕事に携わる奴、、、、そういう奴等を連れて行っていたのだが、最近は、そういう事は一切無しにしている。

 勿論、自分が出掛ける場合も、自分が、その会合に出る価値が在るか?を純粋に見つめて、聞いても良いかも、、、、的なレベルならパスするし、聞きに行くには、目的が無いと行かないという事にしている。

 聞けば勉強になるとか、、、、知識を広めるとか、、、、そういう、手頃な言葉を言う奴は最初から信用していない。
 自分が話しをする場面において、意思を持った聞き手であれば、その意思やレベルに応じて満足して貰えるように話をするけど、その場に居て、関心するだけのような存在というのは、正直、そこに存在するだけで嫌な気分になるし、むかつくのである。漠然と存在して、判らない癖に頷く、、、、なんか、嫌なんである。

 話をする上でも、判らない、理解していないのに相槌を付く、、、相槌をついても理解しているか?っていうのは、表情や態度を見れば判るもの。判らないのに頷くというのが、ダメなんである。

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2011年3月11日 (金)

幹線道路

車道を自転車で走る。それも郊外から市街地に向かうような道路。これ系の道路は信号も少ない。郊外なら交通量も案外少ない。こういう場所は、思いの外、走りやすい。速度も尋常でないくらい出る。

単独で走っているつもりでも、周りの車の流れの中に居ると、明らかに空気の壁というか抵抗が小さいのが良く判る。同じ場所の自歩道とか遊歩道を走っていると風をモロに感じるけど、車道に関して言えば、感じる風の強さは半分程度。追い風気味の中で車が走行しているエリアを走ると単独で走っていても、実際の抵抗は相当に減っているようだ。

 自歩道を向かい風単独で35km/h弱で走るような感じで、車道なら43Km/h前後は出る。追い風条件で単独で55km/hなら、車の流れに乗った車道空間で60km/hを越える事も可能。車道っていうのは、一定間隔で車両が流れ、両サイドにガードレール、或いは、フェンス、建築物で風が遮られているし、車が一定の間隔で進んでいると空気自体の流れ方が車道外とは違うのだろう。
 他にも、郊外の主要幹線道路の舗装はアスファルトの波打ち箇所もあるけど、綺麗な所も少なくない。舗装したての幹線道路、追い風気味、車列に乗る、、、、、こういうコンディションは自転車で走る上では、相当に有利。自歩道、歩道走行に較べると、同じ負荷で5~10km/hは上乗せできる。40km/hを維持するのも自歩道オンリーでは難しいけど、車道なら20分程度は可能。50km/hなら1分程度、かなりの好条件なら60km/hオーバーも可能。維持出来る時間は条件の良い車道なら自歩道や歩道の二倍以上である。

 そういえば、常用する土手の車道っていうと、歩道よりも一段下に位置して、道路を区切るガードレールもある。歩道、自歩道は土手の最高点の吹きさらしだから仕方無いと言えば仕方ないのだろう。
 車道を走行していて一番楽なのは、パネルトラックの後部。パネルトラックの場合、真四角のパネルを搭載しており、排ガスを出すマフラーが車体側面で道路の中央側。それでいて車体下部まで塞がっていて、トラックの後は大きなエアポケットのような状態となる。このポケットの広さはトラック後部の十メートル以上にも及ぶ。この中に入ると速度を保つのは楽勝。バスの場合は、マフラーが車体真後ろにあるからダメ。ダンプの場合は、荷台したのシャーシ剥き出しで後部走行しても引っ張られる感覚が希薄。空気の乱れと小さな砂等ゴミが気になる。追い風気味のコンディションでパネルトラックの後なら通常では考えられない速度域を保つ事も可能。まぁ、安全か?というと微妙だけど、自転車で60km/hオーバーの世界に素人が突入するなら、路面の綺麗な車道+パネルトラックによるサポートというのも、実現させる条件としてアリだ。

 ただ、最近は速度を出して喜ぶというよりも、負荷を受けても速度を落とさない方法を考えるというのが好み。だから、車道を使う場合、信号のタイミングを見て、車の流れが途切れる瞬間を見計らって利用するというのがいつものパターン。久々に自転車に乗り始めた数年前は、最近の自転車はどうなん?とか、年取った自分で何処まで出る?って関心があったけど、今は速度的な関心が殆ど無い。まぁ、乗っている自転車も、以前のロードバイクとか、改造小径車自体に較べると、速度という面では明らかに不利なシングルスピードである。それ故に、出なくて当然的な思いがあるのも確か。

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潤滑機構を布教?する

 この度の新しいシステム、無注水起動可能摺動システムだけど、これは全力先行待機運転ポンプに対応もするけど、それ以外の用途にも適応可能である。
 具体的には注水が必要な縦型長軸の斜流ポンプ、或いは、激しい相変化を伴う流体を扱うポンプ、具体的には揮発性液体を変動運転状態で使うようなポンプで、プラントのプロセスポンプ等にも適応可能である。水以外の揮発性物質というと、ガソリン、アルコールが該当するけど、これらの流体が運転状態によって気化するようなモノでも使用可能であり、具体的な荷液流体としては、アセトン、メタノール、エタノール、ベンゼン、ガソリン、ケロシン、重油、原油等々が想定される。

 そのためか、最近、当サイトには打ち合わせ中の先行待機ポンプメーカー以外のドメインからも頻繁なアクセスが見受けられる。水処理関連であれば最大手のメーカー、舶用関連であれば中小型の油搬送用渦巻きポンプメーカー等が見られるのは興味深い。

 さて、結構理系の人が見ているので、チョット追記してみる事にした。

 一般の軸受の状態を表す線図に、先日記事にしたストライベック曲線というのがある。これは横軸に軸受定数、縦軸に摩擦係数をとり、軸受の状態で摩擦係数が如何に変化するか?を示した線図であり、境界潤滑、混合潤滑、流体潤滑における形態と摩擦係数の変化も示している。

 今回のシステムでは基本は無注水摺動~境界潤滑における低摩擦係数の実現ということで、固体間の接触物理、接触化学の世界で知恵を絞っており、固体接触が生じても、摩擦係数が増加する因子を一つずつ消す事によって固体潤滑が生じても摩擦係数は低い状態を保つようになっているが、実は、勘所は別の所にもあるのだ。

 っていうのは、ストライベック曲線からも判るように、流体潤滑状態よりも混合潤滑状態の方が摩擦係数が低くなる事がある。この現象を軸受定数が大きな状態でも実現するにはどうすれば良いか?を推定したモデルを作り開発を進めてきた。それが今回のシステムであり、そういうモデルを具体化する上で発生する潜在的な悪癖を如何に無くすか?が開発の指針だったりするのだ。

 混合潤滑状態を作り出すというのが前世代の軸受システム、そして、そのシステムで起こりうる悪癖、特に、無潤滑を容認するために施す数値的な設定が悪癖を呼び起こす事が最大のネックとなっていたのだが、これを根本から解決するように施したシステムが最新のシステムなのである。

 形態的、構造的に大抵の問題は解決しているが、やはり評価は実環境で耐える事ができるかどうか?が一番重要なのである。
 そのために、自分の努めるメーカーのみでの使用では話にならない。そこで、メーカーの製品としてパーツシステムを卸すパーツメーカーを窓口に、出来るだけ多くの(ポンプ)メーカーに評価を委ね、可能なら製品採用を頂く事を考えている。

 

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凹み、窪み

 最近、関節の側が凄く凹んでいるような気がする。窪みというよりも穴に近い感じ。
 特に顕著なのは、三カ所ある。

 一つ目、足首の後横。まぁ誰もだろうけど、足首を90度の状態で拇指球で踏ん張るような形を取ると凄く窪む。
 二つ目、これは膝の外側の側面。特に脚を伸ばして脚に力を入れると500円硬貨を嵌めて立たせる事が出来るような状態。
 三つ目、大腿骨の付け根で尻の部分。力を入れると気持ち悪いぐらいに大きく凹む。
 オマケ的には首の部分。鎖骨と肩の間、この部分はビー玉が完全に嵌り込むような状態。他には肘の部分。腕を伸ばして手の甲を甲側に折り曲げるように力を入れると、肘の横にも凹みが出来てパチンコ玉がピッタリ嵌り込む。

 それらの部位がどういう名称か?は知らないけど、このような部分の凹みは体脂肪率が15%を切った頃から顕著となった様子。イメージ的には、その部分は骨と皮だけのような感じである。

 チョイ前の記事に柔らかい筋肉のネタを書いたけど、筋肉が隆々としている様よりも、付くべき所に柔らかい筋肉を付けて、筋肉の付かない関節部位等は無駄なモノが一切無い状態で骨と皮だけのような状態というのは、自分的には理想に近い。

 ただ、四肢や首の部分はそんな感じだけど、胴体部分というと、其処までの状態ではない。四肢の部分は指で摘むと摘んだ部分の厚みは数ミリ程度だけど、背中とか脇腹は?っていうと、15mm程度はある。

 皮下脂肪、、、、ピンチ・キャリパー法的に言うと、絞り代はまだまだ有りそうである。

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2011年3月10日 (木)

グダグダ政治を見て思う事。

 今の政治、自民党政治が良かったとも思わないけど、最悪だなぁ、、、、
 指針が二転三転して、急に湧いた話が多すぎ。評判や世論、雑紙、マスコミの論評に流されすぎ。流されると主義主張を即ひっくり返す、、、、、ポリシーというか指針が見えない。

 少なくとも、当初の理想実現が難しいからといって、諦めて、元に戻す的な話なら、政権返上が道理だろう。理想実現が難しいなら、プライオリティーを付けて直す順番、変える順番というスケジュールを提示した上で、少しずつ進めるという展望を示せば、世論の総スカンは喰らわないだろう。

 自民党時代から変えるとしても急には変わらないのは百も承知。少しずつ変える、腰を据えて構える。そういう事が何故出来ないのだろうか?批判が入るから元に戻すんじゃぁ、存在価値は無い。

 菅さん、ダメだなぁ、、、、パフォーマンスを行うにしても主義に具体性が無い政治家っていうのは、対処療法的、批判的手法しかとれない。対処とか批判というのは、人の示した具体像にたいする感想。具体性が示せない人のアピールしか無かったんだろう。

 ビジョンが具体的に示せる政治家でないと話にならない。

 まぁ、開発業務で0から1、1から2の違い。生める人でないと話にならないのだ。あるモノを批判したり弄るのは誰でも出来る。

 今の政治家でゼロから1を生み出す事が出来る奴、誰か居るか?昔なら角栄さんなんかがそんなイメージだけど、昨今の政治家で、そういう事が出来る政治家とういと、、、、、極少数だろう。

 でも、世論や組織は、そういうモノに畏れの感情を抱くのが本能的行動。それ故に、そういう人は組織との闘いで多くは消えていく。これって、結構不幸な事。

 高速無料化、子ども手当、年金救済、、、、理念は理解出来るけど、このアピールの仕方が数字に拘りすぎているからバラマキと批判されるのである。理念を道理にする方法なんて簡単に見つかる。理念に従い、計画性を与えれば、賛同は必ず得られる。数字で評価を望んだ時点で本末転倒になる。
 ゆとり世代が点数重視の勉強するジレンマに陥るのと全く同じである。少なくとも、今の民主党政権は脳内ゆとり政権だろう。

 結果を欲するのでなく、結果は付いてくるモノ。結果の前に理念を守り、実現のための手順の具体案を示す作業が出来ない事に人材不足を感じる。

 正直、一度死んでくれ。

 現民主党も糞以下、自民党も同じで糞みたいなモノ。まともな奴はいないのか?

 政治っていうのは未来の舵取り。技術開発っていうのも新しい価値観の創出。地道で正論でないと芽は出ない。持論を正論と信じる事が出来ないとだめ。信じる為には、理論武装しかない。理念を変えず、立場が代わっても主義を見失わない政治家の奮起を期待したい。状況を考えれば、そういう力の台頭は早くても来年以降だろうなぁ、、、、。

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柔軟性、応答性

 先日のプルプル筋肉の話以来考えている事。
 筋肉は力を入れている時以外は柔らかいのが良いのでは?という考えで、柔らかいっていうのは筋繊維の繊維横断方向、筋繊維の繊維と同方向について言える事だと考えている。

 筋肉っていうのは一言でいうとどれも同じようだけど、筋肉っていうのは随意組織であり、筋肉に対しては命令系統である神経組織が接続されており、筋肉が随意組織であるということは、思い通りに動かす事が出来て初めて意味があるとも言える。思い通りに動かすというのは入力、脱力の応答性であったり、様々な動き、力加減が自在に行えるということと言い換える事が出来る。脱力が完全に出来て、大量の筋肉を迅速に運動させるせるには、命令系統である神経系が組織一つ一つに接続されているというのが大前提である。

 勿論、筋肉を動かすと、それにはエネルギーが必要であり、命令系統と併行してエネルギー、老廃物の出入りも迅速かつ高速に行われるという機能が無いと話にならない。

 こうして考えると、筋トレという形で筋肉組織自体を肥大化させて鍛える事は可能だけど、実は、肥大化した筋肉組織を迅速かつ高速に動作させるための神経回路と、その動作を長時間スムーズに行わせるための循環系統も当然の如く必要不可欠ということになる。

 神経回路という部分の発達を成長後のトレーニングで期待するというのは難しく、この部分は身体の成長過程において該当部分をしっかり動かす運動経験によって大きく左右される。スキャモンの発達曲線なんかが判りやすいけど、動かす神経系っていうのは小学校卒業迄が勝負。循環器系は中学卒業迄が勝負ということである。

 そういえば、身体が生まれつき硬いという話を耳にするけど、小学校時分にそういう運動してきたか?の差なんだろう。

 筋肉が随意組織であると言う事を考えれば、筋肉を思い通りに使えないと話にならない。抜く時は抜いて、入れるべき時に入れる。つまり、柔軟で応答性の優れた筋肉でこそ意味がある、、、、そういう事なんだろう。筋肉を付けるトレーニングは数多く紹介されているけど、筋肉の増強には、それに見合った命令系統と循環系がセットというのが使える筋肉の増強に繋がる筈である。

 思い通りに動く筋肉があってこそ、初めて、用途に併せて使える。使う筋肉と見せる筋肉の場合、筋肉が如何に機能するか?という部分が違うのだろう。

 因みに、使う筋肉の場合、何に使うか?というので鍛え方も変わってくるだろうし、何?の部分で、運動する場合に、どの様に使いたいか?を意識していなければ、持っているモノも使えないという事になる。この辺が詳しく判っている人というのが、その競技におけるトレーナーと言えるだろう。

 このように考えると、筋肉一つでも実に奥深いモノである。結局、使える筋肉を得るには、どの様に使いたいか?が判らないと、これまた意味無い訳であり、少なくとも使えるという部分を考えれば、どのように使うのが最善か?を納得して理解するというのが一番大事だということである。

 そういえば、以前、自転車速くなりたいオジサンが、物陰に隠れてスクワットしていたけど、筋肉が付けば速くなるという訳でもないのだ。

 結局、何か答えが欲しければ、踏むべき手順の根拠となる理屈が必要で、その理屈を具現化した時に、それぞれの段階で具体的にどうするか?どうしなければならないか?が判らないとダメなんだろう。

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肺で浮き沈み

 東区のスポーツセンターのプールでしか泳げないと、ペースは結構落ちる。理由は、老人が多く、ターンする場所が温泉浴場状態だから。勿論、レーンも泳いでいる人も居るけど、漂っている人も多いからだ。

 抜けるタイミングでは抜くけど、抜けない時は抜けない。そんな時、どうするか?

 手足を伸ばして慣性で進む速度を調整しながら間合いを測るのだけど、、、、あまりにも退屈なんで、色んな事して遊ぶ。

 何する?っていうと、息を肺から徐々に吐き出すのだ。因みに、肺活量は5300cc以上だけど、そうすると、水面から徐々に沈んでいくのである。まるで潜水艦が潜航するかのごとくである。因みに、体脂肪率は並よりチョイ少なめの12%前後だけど、そんな感じ。

 脂肪の比重は0.9、筋肉の比重は1.1である。水と比べるとどうか?トータルでは判らないけど、息を吐き出すと水没するのである。人間の身体は脂肪、筋肉、骨、水から出来ているんだろう。体脂肪率と骨格筋率を比べると、現状で12%対39%である。肉(脂肪と筋肉)の部分では間違いなく比重は1を超えている。骨の比重は約2くらい。血液とか体液の類は生理食塩水なんかの事を考えると1をわずかに超える程度。すると、今の状態で身体の比重は1を超えている筈だ。だから、息を吐き出すと沈む訳だ。

 でも、体脂肪率が30%、骨格筋率が20%とかなると、息を吐いても浮きそうである。

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2011年3月 9日 (水)

ストライベック線図

 これは対向する二つの物体の状態、荷重、すべり速度および温度(潤滑油粘度の変化として現れる)の関数として摩擦係数を測定して導き出した関係で、ストライベック曲線と呼ばれる物。

 なんでストライベック曲線をふと思い出したか?というと、筋肉ネタで語句を頭から引っ張り出す時に、スキャモンの発達曲線が出る前に、ストライベック曲線が頭の中で湧き出たもの。

 このストライベック曲線は、横軸が粘度×速度/荷重(=軸受定数)に相当するもの、縦軸が摩擦係数に相当するもの。この摩擦係数の違いで対向する物体の摺動状態を対比させて境界潤滑、混合潤滑、弾性流体潤滑、流体潤滑を表現している。

 この線図でも流体潤滑域において横軸の右方向に行く程、摩擦係数が増大する等が汲み取る事が出来るけど、このチャートだけでは摺動を見るには不十分。

 実際には、このチャートの対向する二物体の状態、面粗度、実際の荷重条件等で決まる油膜厚さが如何ほどか?が決まらないとチャートを使うのは少々難しい。

 言葉で線図を描いて、どこがどう!って言う事は可能だけど、実際に各自が直面する事態において、形状等の具体条件を入れて、この線図でいうと、どこだ!って言えるためには、線図の語句だけを覚えていても役に立たない。

 特に無注水起動軸受の摺動形態を設計というかデザインする時は、この線図で言えば左側の領域における摩擦係数を支配する接触の力学、物理、化学反応等から摩擦係数の数値を低くするための条件を与える事が大事だったりする。

 線図からガイドラインは決める事が出来るけど、線図を見て、そこで何をすべきか?どういう方向が線図のパラメータを支配するか?を考える事が実は一番大事だったりする。

 まぁ、戯言だけど、取り敢えず、スキャモンの発達曲線の言葉が浮かんで良かった!?

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幹線道路の車道走行を続けていると、、、

 市街地に向かう主要幹線道路の郊外区間、その車道を自転車で走る。
 交通量は少なくはない。しかし、渋滞する程では無い。信号は1km間隔であるような感じ。車道の制限速度は50km/hだろう。流れる車の走行速度は70km/h前後。バスレーン時間帯、休日の早朝は交通量はグッと減る。非常にまばらで、殆どの車が中央分離帯側を走っている。

 そんな所を自転車で走る。このエリアを自転車で走る。このエリアで自歩道、歩道をパスして車道を走る時、維持すべき?速度は最低でも35km/h。35km/hでは遅いくらい。38km/h以上、いや、40km/h以上で走るのが最低限度のルールかな?と思う。

 因みに、この道路の路肩のアスファルトは如何に?っていうと、バスが通る道路故に道路端はアスファルトが波打っていたり、ひび割れていたりでコンディションは良くないけど、それでも車道と歩道を仕切るガードレールから70cm程の部分はイイ具合にフラットとなっている。そのフラット具合は歩道側の舗装状態の比ではない。

 歩道側の舗装状態は、舗装がマトモな場所では、歩道幅員が最低で1m程、広いところも2.5m以下。幅員が5mを越えるエリアでは、舗装は大昔からノーメンテで舗装のひび割れ+ひび割れ部から雑草が覗きアスファルトはガタガタである。これに加え、他の自転車、歩行者が進行方向、対面方向に限らずグダグダである。

 ということで、歩道、自歩道区間は常識的に考えて25km/h以下、いや20km/h以下で走るのがマナーだろう。そして、車道側では35km/hは最低必要ライン。できれば40km/h、出せるなら45km/h以上で走るのが理想的。

 ということで、車道走行では40km/hキープ狙いで走る。当然、交差点ではない車道を横断する横断歩道のために設けてある信号でも赤信号なら停止するのだが、停止からのリスタートでも一気に40km/hオーバーに乗せるように加速はメリハリを付けて行う。

 この車道走行は距離にして8kmくらいあるのだが、この距離を単独で40km/h狙いで走るっていうのは結構しんどい。
 結果、疲れないように、使える筋肉、使える機能はフルで活用して疲れを一カ所に集中させないように意識しながら漕がないと続かない。ゆっくり目に走っていると判らない世界が確かにある。車の流れに乗るべく、追い立てられながら漕ぐのだけど、太股の内側、下腹部、腹筋、胸、腕、肩の動きを十分に意識して、動力を伝えたい時に伝えるような漕ぎ方となる。こういう意識でタイミングと部位をしっかり認識しているのだけど、こういう乗り方が定着してきたような感じである。
 向かい風でも速度低下は最小限だし、以前よりも速度が走行抵抗の影響を受けにくく為ってきた感じである。単車、自動車流に言えばトルクが太くなったような感じだ。

 特に、動力を伝えるタイミングとそのタイミングに各部の力を載せる時に必要な意識の仕方っていうのが明確に判ってきたように感じる今日この頃である。

 その分、このコース(1周回が23km程)を連続で2周回、3周回と続けると、脚以外の部分、特に上体~腕の部分に疲労感を感じる。

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2011年3月 8日 (火)

ほうれんそう

 現場の作業員には、最低でも『ほう・れん・そう』を守れ!って指示している。

 っていうのも、これまでは、三十路を過ぎても、こんな基本的な事さえも出来なかったから、取り敢えず、『報告・連絡・相談』くらいしなさい、、、、と指示していたのだ。

 っていうのも、これまでは、何某かの事態が生じると、報告無し、連絡無し、ドツボに嵌ってお手上げで泣きつく系のパターンが多かったのだけど、これでは困るということで、キツメの指導を繰り返していた。

 すると、叱られるのが怖いせいか、、、、、ますます報告が遅くなるという悪循環。

 それでも、何とか宥めながら進めているところ。

 で、今日の成果は、取り敢えず『報告』っていうか、事態を見たまんまの通知だけは出来るようになった模様。

 でも、、、、、異常事態が発生する際の報告としては、『○○が動かない』というだけでは、自分的には相当に不満だったりする。○○が動かないという報告に合わせると、そこに到った状況の説明、○○と密接に関係ある機器、例えば、表示器の表示ならば、計測部分であるとか制御部分の機器が動いているか?変な表示は無いか?くらいの報告は期待したいのだが、、、、、これが無いと寂しいモノ。例えば、車が止まった場合には、バッテリー上がり?ガス欠?パンク?ってイメージで或る程度の情報が欲しいのは普通だろう。

 報告といってもメール通知レベルでなく、現状報告を正確に行えないと厳しい。

 その後、現地に出向いて修正したけど、修正する際に不思議に思ったのは、何故かセンサーが緩んでいる。緩めるにしても、初期の状態がどうか?特に調整機器の場合、ゲージで良否判断を行ってから調整なりの解体を行うのが手順だけど、そんなのを無視して緩められるモノは緩める的な作業をするから危険なのだ。

 一歩先が読めない。自分の行動の先がどうなるか?が読めない奴っていうのは、世の中に居るのである。正直、厳しいなぁ、、、っていうのが率直な感想。同じ事は何十回も言っているのだけど、涙目で頷くだけ、、、、実に厳しい。

 ネジを緩めさせるとネジ山を潰す、微調整されたモノであることが見えないからいきなり解体する、力ずくでサイトガラス固定ネジを締めてガラスを割る、、、、いろんな間抜けによって、スイッチカバー、コーティングテフロン、配管、バルブ、ガラス、、、、相当にモノを壊している。

 まぁ、取り敢えず、今日は報告してきたから点数的には100点満点で20点くらいはやっても良いかなぁ、、、、。

 でも、最終的に問題となった場所、これはセンサーヘッドが汚れていたのが原因だけど、奴がセンサーを緩めていたので、結局、センサーヘッドの清掃と位置決め調整を行っていたのだけど、時間間際になるとやってきて、『一時間の残業時間が来たようですけど、、、、』っていうから帰宅させたんだが、、、、この瞬間、この部分を如何にしているか?の関心よりも帰宅欲求が強いようでは、多分、先は無いだろうなぁ、、、、。

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皮膜形成

 今行っている無注水摺動システムでも場合によっては摺動面の表面改質を行う場合、表面に皮膜を形成させる場合があるけど、別分野で熱的な物性改善で狙っているものも、材料表面に皮膜を形成させたりする事も考えたりしている。

 皮膜っていうと、2種類ある。薄膜か?厚膜か?ということ。

 一般に皮膜は薄い程、定着性が優れるとされているけど、薄い程、ダメージによる改質面喪失のリスクが高かったりする。厚膜、薄膜、どっちがよいか?というと、それぞれに欠点、利点があるのが実際。

 そうなんだけど、摺動という事を主としたテーマとして持つ自分の場合、皮膜についてどう考えているか?っていうと、長期使用においてダメージを受けても改質した特性が持続される事を重視する。

 長期に渡って改質特性が維持出来るということは、まずは剥離に対して強いということ。

 剥離っていうと、表面に載せる場合、基材との物性の違いが大きな因子となる。そんな物性で支配的なのが線膨張係数であったり、弾性係数だったりする。これらを如何に近付けるか?というのが安定した皮膜生成での勘所。
表面に載せないので在れば、基材を変化して改質層を皮膜的に生み出すのだけど、こういう処置を施すと厚さが稼ぎにくくなる。

 こういう風に形成皮膜の積層面を使用面として考えるのが一般的だけど、皮膜形成面の積層表面を使用面として使用しないような使い方が出来れば、長期使用でも改質特性が維持出来たりする。
 皮膜っていうのは、特殊な物性を最低限度の範囲に提供する有効な形態。昨今、レアメタルの問題も浮上しているけど、特殊な処理、物性は必要最小限で構成するというのは一つの解決法である。そういう意味で、表面改質、皮膜というのは近未来において重要な技術アイテムとして取り上げられるのでは無いだろうか?

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6日連続、DNS

 先週の月曜日以来、昼休み、昼食後の昼ポタ開始直前に雨が降る。暫く降ったり、直ぐ止んだりと様々だけど、出発定刻の段階で降雨が確認されればパスだから、、、、

 それにしても1週間以上で今日で6日連続のDNSである。

 こんな事、過去を振り返っても記憶にない。非常に不安定で、寒暖の差も激しい。

 火曜日、晴れるだろうか?

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2011年3月 7日 (月)

プルルン筋肉

 最近は、スイムでもストローク中以外は脱力で惰性で進むような泳ぎを心掛ける。それ故に、呼吸状態で身体が水の中で浮いたり沈んだりの挙動が実感として判るのだが、泳いでいる時以外の水中、言ってみれば入浴中なんだけど、入浴中のリラックスした状態では、身体中の筋肉が完全に弛緩したような状態で水面の波打ちに連動して筋肉もゆれる。

 また、水中でなくてもリラックスして身体を揺らすと、脹ら脛、太股、腕、胸、、、、全ての筋肉がプルンプルンでフニャフニャでゆれる。腕とか脚は、力を抜いて水平に保つと筋肉が骨格からこぼれ落ちそうな勢いで弛む。

 筋肉の柔らかさは異常な程かな?と思う。これは、筋肉の横方向の柔らかさだろうけど、身体を動かす動作では身体自体は昔から柔らかく筋肉の力が掛からない方向ののび具合、つまり脱力時の縦方向の柔らかさだけど、これも結構なもんだと思う。

 自身、スイムとかバイクで身体の動作を行う時、限られた力を無駄なくという事で、必要な時以外は基本的に脱力して筋肉が抵抗として働かないように心掛けているけど、逆に言えば、必要なタイミングを外さずに一気に力を入れる事にも注意を払っている。

 思い通りにタイミングは外さず入力して、それ以外は脱力する。この入力、脱力っていうのは効率から考えると重要だけど、脱力時の損失を限りなく小さくするには、脱力時に動作が抵抗を生まないような柔らかさ、しなやかさが重要である。具体的には、力を抜いた時の筋肉の柔らかさと言う事だろう。

 ダイエットでは柔らかい筋肉を目指すというのがあるらしいけど、入力を出力として高い効率に変換するようなスポーツ、具体的には、自転車漕ぎのような行為では、筋肉、筋持久力、心肺能力というモノに加えて、筋肉の質も大事なんだろう。

 そういえば、身体の思い通りの動きっていうと、筋肉の動きを司令する神経系の有無が影響するって話があったけど、多くの筋肉に多くの神経系が繋がっていれば、全ての筋肉が司令に従って動作する。つまり、筋肉の応答性っていうのは神経系の発達が不可欠で、それが無いと、縦方向の動きの柔軟性とか、入力脱力の動作も正確に行えないのだろう。

 色んなダイエット法、筋トレ法が紹介されているけど、筋肉を作るにしても、やっぱり機能的な筋肉でないとダメ。柔らかく反応性の優れた筋肉を作るという事を望めば、恐らく、在る部分のみを誤魔化して筋肉を付けるという方法では叶わないのでは無いだろうか?
 バランスが大事。バランスを保つ結果が、神経系の発達とか、それに応じた血管系の発達になり、それが反応性、柔軟性に結びつく、、、、そんな気がする今日この頃。

 筋トレにしてもダイエットにしても、やはり正攻法が一番。それで得たモノと、短絡的、バイパス的手法で得たモノっていうのは、必ずや違いがあるはずだ。

 風呂に入って自分の身体のメンテを行っていて、ふと、そんな事を考えた日だった。

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新入社員教育、今年からパス

 今年からだけど、表題の如く、新入社員教育で講義をするのはパスにした。
 辞退の理由、、、、

 たてまえは、次の世代に任すべき時期に来ているから!って事。

 本音は、、、、基本は人に理念を含めて教育するのは嫌いではない。しかし、、、、嘘は付けない。教育の際に話す思想的根底には、青臭い話だけど、顧客優先、論理優先、実力優先が背景で、そのために必要なモノを正攻法的に身に付ける事、その必要性等々が話の核になるのだけど、教育後の配属後の実態を考えると、導入時の教育理念の通りに組織が動いていないのは、或る程度の期間を過ごすと当然判る。

 そうなると、、、最初の矛盾、最初の教育との違いを如何に感じるか?というのが問題となる。きつめの話で覚悟していた割りに、なんとも生温いような、楽なような、嘘が溢れるような、、、、って実態を良かった!って感じる人には気にならないだろうけど、最初に言われた話とは違うよ?聞いてないよ!って感じる人には、脱力感というか、無気力感というか、虚無感を与えてしまうような気がする。

 ということで、、、、結果的に、自分の意志ではないが、新入社員の目線から見ると嘘を付かれたと思われかねないのである。

 実際、ここ数年入社した人の中で、モチベーションの高い人数名から相談を受ける事があるけど、やはり、この組織ギャップを自己消化し難い事が背景にある。そのギャップを作った一つの要因に、間違い無く、自分の意見がある、、、、、それって、やっぱり不幸なのだ。

 ということで、思想的な影響は極力排除する。そういう方向で動くのだが、その一環として、取り敢えず、こんな所から始めるのである。

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川内自転車公園?

 表題の検索ワードで訪れる人が多い。

 http://replica2st.cocolog-nifty.com/diet/2007/10/post_b343.html

 の記事である。

 何故?ってググルと、、、、なんでも、三月の第4週の日曜日に自転車展示会なるものが、某ショップ主催で開催されるらしく、それが理由だろう。

 で、この某ショップの展示会内容を見ると、ロードバイクの展示試乗会を行うとの事。

 しかし、そんな告知は、この自転車公園界隈で見かける事はない。知っている人というのは、つまり、そのショップに関わりのある人だけの話だ。

 しかし、この自転車公園は、自転車公園として地域に定着している。具体的に言うと、、、、スポーツサイクルユーザーでない家族連れで子供に自転車を乗せる場所として定着しているのだ。恐らく、そんな家族は、ここでスポーツサイクルの展示試乗会なんて開催されるってことは、微塵も知らないだろう。

 当日、そこに出掛けて、、、、恐らく、愕然とするだろう。

 そこに通ってくる人も結構居る訳で、某ショップの某ブログで告知するだけで、従来の利用者が制約を受けるっていうのは、どうなんだろうか?チョイ、違和感を感じる。

 イベントを開催する、、、これ自体は否定しないけど、やはり、告知が必要だ。本来のイベント会場ならいざ知らず、そうでない公共の空間を利用する場合、そこは通常、どのように利用されているか?を考えて、せめて、その場で告知する事。告知看板を立てる事を行政に許可を受けた上で進めるというのが、普通っていうか、大人の対応のように思うのは自分だけだろうか?

 スポーツセンターなんかでは、少なくともスケジュールが前もって知らされる。そういうのが普通だと思うけど、許可受けているから!的に突然現れるっていうのは、果たして、、、、、。

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プロボックステール四灯化

 年式にも寄るけど、単純にテールランプのラインを分岐させてポジション球をダミー灯室でも点灯させるような改造、世間でいうシャインテールっていうのは不適合。

 テールランプは二灯、ストップランプも二灯。平成18年式以降の車両はこれが基準である。光源四灯化で灯室内に光源を増設するのはOKだし、灯室が分かれていてもレンズが一体の場合は一つの灯室と見なされる。別の灯室でも灯室の距離が近いと一つの灯室と見なす等々の細かい制約がある。

 ということで、最近の登録車両で四灯化を行うのはお奨めしない。

 それでも、プロボックスでダミー灯室を点灯させたい、、、、そういう場合はどうするか?

http://homepage1.nifty.com/firstsource/etc/probox.htm

 にも紹介しているけど、車体側のハーネスのカプラーとランプアッシーのカプラーの間にバイパスハーネスを入れて、そこでテールランプのラインを増設したソケットに分岐させる。増設したソケットをダミー灯室に取り付ける加工を施せば、四灯化は終了だ。

 この状態で、本来の二灯式テールランプの低輝度側は光らなくなる。テールランプは増設したダミー灯室内のバルブとなるのだ。これで、テールランプはコンビネーションランプの下側部分、ブレーキランプは本来の上側部分に分かれる。

 これが一番簡単な方法である。リアフォグ云々はメインサイトの方を参照すれば出来る。

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2011年3月 6日 (日)

春の太田川沿い

 土曜日、ラングスターで太田川沿いを二周回した。
 先週とは違い、ロードバイクを結構見掛けたけど、印象に残る自転車が居たので記事にしてみる。

 それは一周回を終えて二周回目に入るところから。新工兵橋を渡ろうとしていたとき、前方にバリバリのロードバイクが自歩道に入るのを見た。その時の印象は、趣味で競技するような感じの人?って印象。勿論、追っかけるつもりはないので、徐行しながら橋を渡り自歩道に進入。自歩道にはランナー、歩行者が大量で徐行でウォーミングアップモードで走行。自歩道に入って川沿いの直線部分に入った時には、さっきのロードは既に視界から消えていた。

 その後、ゆっくり北上し大芝水門のアンダーパスを潜り北上、更に祇園新橋のアンダーパスを潜る。その後は比治山大学入口の信号の部分で車道に出て走行。車道走行では、38~43km/hで巡航する。すると、歩道を結構な勢いで走るロード、多分、さっき見たロードだろうけど、これに追い付いてスルー。このロード、35km/hくらいで走っている感じ。
 しかし、牛田新町と戸坂の間の車道側の信号が赤になって停止すると、歩道のロードが追い付いてきて先行。信号では1分程停止の後、青になったのでリスタート。車の流れで空気抵抗が減っているためか速度の乗りは良く40km/hチョイで巡航すると、今度は安芸大橋を過ぎたところで再度パス。そのまま走行していたのだけど、今度は口田の信号で赤信号に遭遇。車道走行故に停止すると。再度追いついてきて先行。ここでも信号で1分半程停止。リスタートの段階では、このロードは400m程先行で視界では豆粒状態。但し、車道走行で走ると高陽別れの洞門で再度追い付いてスルー。その後は同じ車道を走行していたのだけど、今度は安佐大橋で信号待ちで停止中に追い付いてこられた。その信号では自分は信号を待って直進、彼は、信号を横断することなく安佐大橋を渡り対岸に移られた模様。

 信号が青になると完全に単独だけど、やっぱり40km/hオーバーで北上。高瀬堰を渡り太田川橋迄走行。速度は基本的に40km/h前後である。太田川橋で記録を撮った後に南下していると、さっきのロードに可部線高架下で遭遇。

 因みに、このロードの彼はトレックのロードバイクで体型的にはアマチュアで競技していそうな感じの人。

 久々に速そうな人を見たというか、ここ3年走って、今まで見た中で一番速いのかな?っていうのが正直な感想。走る場所(歩道と車道)が違っても、牛田から可部迄で時間差的に1分以内というのは、初めての経験だ。

 それは兎も角、今日走って思ったのは、やっぱり走るなら車道だなっていうのも実感として再認識。この人が歩道だったから、干渉は無い。車道で車と一緒に走るっていうのは、或る意味安全でもある。実際、車道で路肩近辺を40km/h前後で走る訳である。この速度域で楽しむのは歩道は危険過ぎる。川沿いの歩道なら信号停止は無いけど、車道で信号停止したとしても安心である。

 車道でTTモードで40km/h前後で走行する。これは結構楽しい。

 ところで、TT風で40km/hを維持しながら走ろうとすると、どの部分の筋肉をどう使うか?というのが実によく判る。ヒルクライムで15km/hを維持するというのもそうだけど、負荷を大きくする程、使う筋肉を多く導入しないと無理。そうすると、筋肉を動かすという意識が生まれるので結構お奨め。車道メインで負荷を高い状態で走る最近は、夜の入浴後のマッサージで上腕、肩、背中辺りの筋肉を使ったような感覚が顕著だ。

 TT走行、ヒルクライムで高負荷走行して久しいけど、最近は腹筋より上、上半身の筋肉を積極的に使っているのがよく判る。腕、肩、背中、、、結構、使っている。意識が集中するから、どこを使っているというも判るし、判れば、どういうタイミングで力を生んで伝えるのがベスト?っていうのも自分なりに自覚出来るのは面白い。

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ダイエットスイム

 水泳はダイエットに効く、、、、事実だ。

 でも、どの位必要か?

 思い返してみる。因みに、二十代後半から現在迄、最低でも週に一回のペースでずっと泳ぎ続けているのだが、、、、泳いでいる量は結構変動している。

 体重が増加傾向の時の泳ぐスケジュールは、、、、、週1~2回で、一回辺り泳ぐ時間が30分程度である。

 体重が減少しているときは、週2~3回で、泳ぐ時間は連続1時間以上。ペースとしては3km/時間ペースだ。

 最近のキープ状態で、週1回、泳ぐ時間は連続1時間弱で3km。

 で、自分の出した結論。週辺り泳ぐ日数に非ず。一回で泳ぐ時間と負荷が重要。最低でも1時間、それで3kmというのが一つの目安のようだ。これ以下だと、、、、健康には良いかも知れないけど減量には辿り着かない。

 こんな記事を書いた理由、、、、3kmスイムって検索が多いから。

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いろんな複合化

 無注水起動摺動システムは、固定軸受側と回転軸側の二つのユニットで構成されている。それぞれのデバイスは、或る意味では単純、或る意味では複雑な構成から成立している。どういう意味か?それは、どちら側も複数の処理を施して複数の技術、複数の要素が組み合わさって出来ているが、マクロ的、構造的にみると非常にシンプルで単一の構造体とも見えるものである。

 このユニットは、使用過程における変化という面でみると単体物質のように物性を継続的に保持出来る能力を有している。
 一方で、システムの性能に寄与する物性の与え方としては、目的方向のみに機能を付加するような考え方で構造的、構成的、機能的には色んな側面を持っており、側面を多く持つということから複合的に形態が生まれていると言う事になっている。

 つまり、複合化物質なんだけど、複合形態としては単体として機能するように仕上げており、複合形態を生み出す時には、異種材料、異形材料を組み合わせているから、それを結合するという部分においては、材料の持つ反応性とか結合性という面で常識として扱われるような技術を駆使したりしている。

 これらのシステムを作る上で用いた技術は、焼結、焼成、蒸着、溶射、塩浴といった手法。これで得た形態としては、FRM的であったり、被膜処理技術であったり、そういうカタチでモノが提供されいている。

 味噌、その表面的、局部的な複合処理であるにも拘わらず、使用過程における性能を決める要素が長期間失われないという事。これが最大のポイントだったりする。こういう考え方っていうのは、或る意味、パズルというかクイズみたいなモノ。結構面白いのである。

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2/27~3/5の週の検索ワードピックアップ

★ドライブレコーダーDR-9
 これ、撮像素子がCCDというのが他の機種と大きく違うところ。暗いところでも綺麗に写るのはメリット。他には、衝撃感知で映像記録を判断するのでなく、運転中は常時撮影という点が違う。つまり、撮れていない、、、、って事が無いのが大きな違い。
 勿論、問題が起きれば一端停止して撮影記録を保護しておかないとダメだ。
 なお、ファイルは2分毎であり問題となるファイルの取り出しも簡単でお奨めである。

★ロードバイクで50km/hを維持
 単独走行なら、せいぜい一分が限界だろう。持続なんて無理。40km/hなら20分程度なら条件によるけど可能かも知れない。30km/hなら結構大丈夫だろうなぁ、、、、。

★マグナム80
 メインサイトに紹介してある。

http://homepage1.nifty.com/firstsource/Motorcycle/Bikes/Magnum80.htm

 である。昔のAR80にKSR2のエンジンを載せてカウルを搭載したもの。サイドカバー周りのデザインも新しい。
 正直、かなり面白い。

★ブルックスB17スプリンター
 細身の革サドル。チタンレール仕様である。HPでは掲載していないけどシルクピストR1に使用中。プラサドルのように破断等のトラブルは無い。快適かつ頑丈。しかし、チョット高価。

★CCDムービーカメラ
 安い機種限定で考えると、Exemode DV301だろう。VGAで撮るとフレームレートは高くない15fpsしかないけど、車載(自動車、単車、自転車)なら十分。何よりも、薄暗い場所でも、それなりに映る。そして端部風景がCMOS機のように歪まないのはメリット。今なら、EXEMODEのアウトレットショップで5000円以下で入手可能。SDHCは非対応だけど15fpsならSDカード2GBでも十分撮れるので問題無い。今、プロボックスとBSトライバイクに搭載している。
 因みに、後継でCMOS+30fpsのモデルを選ぶなら、、、、、軽量さ、電池寿命を重視して単三電池2本駆動で選びたい。

★プロボックスのタコメータ、テールランプ、、、、
 正直、この車の配線図集を買えば全て解決。安いから、、、買った方が良いのではないだろうか?未使用カプラーから常時電源とかACC電源とか、何が使える?的に調べる事が出来る。テールランプ周りもフロアハーネスからカプラー渡し。ランプ内の基盤で分岐されているので、カプラーの配線の何色が何?っていうのは配線図集で見ながら作業するのが一番。タコメーター、ブーストメーターでは常時電源、ディマーラインが必要だけど、分岐する場所を何処にするか?を見極めるには、やっぱり配線図集があれば便利だ。
 他には、必要なパーツを調べるとには、パーツリストが大変重宝する。

★ピストにエビホーン
 エビホーンたる所以、それはワイヤーが前方にエビの触覚の如く、、、、ブレーキだけの場合は、そう言う事は無い。となると、シフターのワイヤーの事だろう。なると、ピストにエビホーンって事は、ピストにシフターということ。それ、ギア付きの普通の自転車になっちゃう、、、ピストとは言わないだろうに、、、。

★1500cc+過給器
 1980年代半ばは活況を呈したクラスである。税制的にも有利な1500ccだ。日産のE15ET型エンジンを搭載したパルサーターボ、エクサターボ、マツダのE5型ターボエンジンを搭載したファミリアターボ、4XC1-T型エンジンを搭載したイスズのジェミニターボである。
 当時の出力表示で110~120PSが多かった。走りは軽量な車体を活かして活発なものだったけど、同時期のライバル、1600ccの4A-G型を搭載したトヨタ勢、ZC型を搭載したホンダ勢が人気の主役であり、1500ccターボは次第に消滅した。この時期の最終は、トヨタのタコⅡ兄弟でリトラクタブルヘッドライトを搭載した3E型ターボを搭載したモデルだろう。
 その後、、、、、、見掛けた事は無いけど、最近、コルトラリーアートで1.5Lターボエンジンが登場。
 今思っても、税制上、とても有利だと思うし、VWの1.4LのTSIエンジンの如くで国産なら1.5Lでダウンサイジングターボも良いように思う。
 因みに、後付けで出来るのは1NZの☆一つ、☆三つの後付けS/Cが車検対応である。乗ってみて、昔の1.5Lターボより遙かに高性能だと思う。
 正直、最大過給圧を0.1K以下のような全域正圧過給で圧縮比を保つようなモデルが理想。TSIエンジンは圧縮比で9.7、過給圧で2K前後迄掛けているようだけど、過給圧を低くして圧縮比自体を高い状態で保つ方が良いように思う。その方が直噴化する場合にも有利だろう。

★フィットシャトルの全長
 フィットシャトルの全長、4400mmクラス、正確には4410mmなんだそうだ。コンパクトながら大きな室内空間を持つフィットがベースで後輪迄が同じで、オーバーハングの延長で3920mmが4410mm、つまり500mmくらい大きくなっているのだ。フロントバンパーで数十mm大きいらしいから、ラゲッジとしては450mmくらい伸びているということ。これって、凄い事だと思う。
 残念なのはテールゲートが前モデルのエアウェイブに較べると傾斜がきつい事。切り立ったゲートの方が空間としては大きいからだ。もしかしたら、このモデルはバン化してパートナーにならないのかもしれない。
 4400mmクラス、、、、プロボックス+200mm、サクシード+100mmなのだ。プロサクで荷室長が150mmくらい伸びると凄く感動的なんだけどなぁ、、、、。

★寒冷地にLEDライト
 レンズに付着した雪が融けないから今一。

★プロボックス+S/C
 結構、検索率が高い。グレード問わずで装着可能なモノ、それはジムゼさんのMP45のみ。ブリッツ等はFFのAT車のみ、、、そういうのばかり。
 でも、プロボックスでS/Cが取り付け可能なのは2010/5以前のモデルのみ。2010/6の小改良の入ったDBA-NCP5*モデルはダメ。CBA-NCP5*モデル、具体的には排ガスで☆一つか、☆三つのモデル迄。☆四つのモデルは装着は不認可である。CBA型のオーナーならS/Cは超お奨め。特にMT車の場合、坂道発進以外はローは全く不要となる。市街地で4~5速、少々の勾配も3速以上で徐行レベルでの走行が可能。低回転+高いギアポジションで余裕で走るトルクを発生する。結果、現行1.3LデミオのAT車と較べても燃費は遙かに優れる。但し、80km/h以上の速度域ではS/Cのメリットは見出しにくい。パワーはあるのだろうけど、ノーマルでパワー不足を感じないから。走行速度への到達が高いギアで素早く可能というメリットは体感上判りにくい。

★EC-SA10/11
 シャープのサイクロンタイプのゴミ分離装置を用いたスティック型掃除機の初号機。1999年頃発売の機種。この後の機種とこの機種の大きな違い、、、それは、吸引モーター、サイクロンセパレーターという主要機器の位置。
 本機は手元に機器があり、クリーナーヘッドの部分は非常にシンプルだけど、最近の機種は低重心志向のためか、大きく重い主要機器部がクリーナーヘッド部にある。
 結果、机の下とか狭い場所での取り回しが大きく違う。EC-SA10/11の方が実際の使い勝手は優れる。
 EC-SA10を買って十年、吸引能力低下、クリーナーヘッドの消耗で、最近のモデルに買い換えたけど、、、、あまりにも使いづらい。
 ということで、ネットでEC-SA10の中古を購入、完全解体して清掃OHを行って、最初に買ったモデルと二個一で完動品を作成して使用中。その後、、、EC-SA11も発見して捕獲。これも解体してOH、クリーニングで待機中。因みに、最新のモデルは購入した時くらいしか使うことなく、そのまま転売。
 なお、通常掃除機は紙パック式を愛用。三菱のHEPAフィルター搭載、当時9万円くらいした機種だけど、これは未だ快調。

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2011年3月 5日 (土)

最近の年寄りは、、、、

 最近の若いモンは、、、、、って小言、年寄りから聞く言葉では結構多いフレーズだ。

 しかし、、、

 個人的には、最近の年寄りは、、、、って思いの方が遙かに多い。

 先日の自動車で正面から突っ込んできた高齢運転者の事故直後の言い訳と、事故後の謝罪一切無し的な対応も、コイツ、どんな育ち方してるの?って思ったけど、

 先日、東区のスポーツセンターのプールでも苛立ちを覚えた。

 スポーツセンターのプール、プールというと、どうなっているか?

 水深の浅いフリーゾーンがある。そして、コースロープでしきられた形で、ウォーキングコース、そして2レーンを使った遊泳コース、1レーンを使った上級者コースがある。

 ここで、上級コースっていうのは、結構な速度で休み無しで泳ぐ人向け。まぁ、高校、大学の水泳部系が使う場所。そして、遊泳コースというのは途中停止禁止でやはり泳ぎ続けるレーン、ウォーキングコースは歩きのコースとなっている。

 基本、遊泳コース、上級コースは泳ぎ続けるコースで停止する場所は無いのだ。それは、ターンするコース端も然りである。そこでたむろすると泳ぐ人のターンを妨害するからだ。

 しかし、、、、牛田の東区に来るのが高齢者が多いのだけど、泳いでいると、泳ぐなら上級コースで泳げ!って意味不明の事を言って、遊泳コースのプールサイドというか折り返し地点には60代以上の年寄りが数名たむろして温泉状態。

 年寄りっていうのは、言葉の意味が理解出来ていないのだろうか?泳ぐなら泳ぐ。井戸端会議で温泉気分で過ごすなら、フリーゾーンか、ウォーキングコースで過ごせと言いたい。
 ただ、この時期のプールは90%以上が年寄り、、、、マトモな年寄りも居るけど、頑固系のウザイ年寄りを含めて世代的には利用者年齢は相当に高い。それ故に、聞こえぬフリで無視するけど、正直、メッチャむかつく。

 年寄りで、ブヨブヨで浮かんでいるだけか、プールサイドで談笑ばかり、、、、ここは老人ホームか?或いは、病院の待合室か?プールに来ても、水に浸かって話すだけじゃ、、、、、なんの効果もない。受験生が参考書を買って本棚に並べて勉強した気分に浸るのとか、幼児が戦隊パジャマ来てヒーローになった気分になるのと同じ。
 仮に、水に浸かって談笑が目的なら最近多いクアハウスのような場所に行けば良いのに、、、、少なくとも、スポーツセンターには来るな!である。

 まぁ、文句の対象として、若者とか、年寄りとか、、、そうではないのだ。

 あるモノや道具を買って手に入れたり、プールに入るというだけでは、何も意味無いのだ。時間を如何に過ごすか?それが判るかどうかっていうのは、歳ではない。考え方だ。

 まぁ、そういう事が判らないから、その場所、そのタイミングで、何が正しい常識か?が判らないのだろう。

 最近の年寄りは、、、、ってタイトルの意味は、正しい常識を掴むことなく歳をとった人達は、既に聞く耳も持たないだろうから、救いようが無いなぁ、、、って意味での言葉だ。

 折角、泳ぎに出掛けても、そういう年寄りがいると不愉快な気分になるもんである。

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4600系10速のTIAGRA登場

 元ネタは、

http://road.cc/content/news/31511-shimano-launch-tiagra-10-speed-new-cyclo-cross-components-and-ultegra-colour-2012

 である。

 遂に、TIAGRAも10速化するそうだ。個人的には、チョイ残念である。まぁ、何速であろうと、基本は関係無い。新しいシリーズで気になるのはギアレシオの組み合わせはどうなん?ってところ。

 で、その辺を見ると、
 cassette sprockets CS-4600 11-25T:
 cassette sprockets CS-4600 12-28T:
 cassette sprockets CS-4600 12-30T:
 となっている。 

 クランクセットとしては、
 50-39-30 triple with a 12-30 cassette for touring
 50-34 compact and 12-28 rear cassette for performance/sportive riding
 52-39 front chainset matched up to a 12-25 rear cassette for racing
 となっている。

 同時発表のニュースとしては、カンパのCXシリーズに習い?、シマノもCX70/50シリーズをリリースしている。2011年8月発売で46-36Tということらしい。

 結果として、なる程!って思いながら、残念!って感想も抱く感じである。一般に10速は耐久性云々、、、ってあるけど、耐久性が問題になる程、乗り込む人は少ないので問題無いだろう。カセットの構成を見ると、ワイドなギア比構成で軽いギア比が選択出来るというのは大きなメリットだろう。段数を一段増やした以上にギア比のレンジがワイドとなっており、普通には判りやすい機能提供だ。

 デザインについては、人それぞれの主観の問題だから感想は控える。

 個人的には、、、、悪くないけど、積極的に選ぶ理由もない。自分的には、トップギア歯数は最小でも14T、仮に12Tとかならクランク側アウターは44T以下だなぁ、、、って気持ちが強いから、9速時代のカセットである13-25T、14-25Tが選べなくなるというのはチョイ悲しい。それでも、混成で組むならジュニアカセットである14-25T、15-25T、16-27Tを安価な構成で作る事が出来るという点ではメリットがあるかも知れない。CX50/70シリーズのクランクセットと合わせて考えれば、パーツ選びの選択肢が拡がったという点が大きい感じだ。

 ただ、個人的にはSORAファンになってしまいそう。9速の14-25Tってカセット、実に使いやすいからだ。シルクのR2、小林フレームのスポルティーフもそうだ。中断中のフジオリンピック用に準備しているホイールも14-25Tなのだ。このカセットでアウターを46~48Tでクランクを組むと、、、、完璧。

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46-38-30T

 フロントトリプルで700Cモデルを作る時、表題のギア比構成はお奨めである。
 自身、小林ロードフレームで製作したスポルティーフっぽいモデルはSORAのFC-3304クランクセットをベースに46-38-30Tをインストールしてある。これにカセットは14-25Tを用いているけど、実に使いやすい。

 チェーンリング側の歯数差が8T、比率で1.2から1.25程度で結構近い。アウター時はカセットでトップから5枚程度がイイ具合でクロウスしている。センター時にはカセットの真ん中辺が5枚を使えるし、インナー時は軽い方から5枚が使える。

 一番重い時のロールアウトで6.9m弱だけどレースとかしないなら十分。ツーリングなら、これでも重すぎる程。

 因みに、フロントダブルなら、ホイールサイズ、カセットの丁数領域にもよるけど、お奨めは、52-39T、50-39T、46-39T、46-36T、44-34T、43-34T程度。

 まぁ、フロント複数の自転車でカセットの何処を使うか?

 フロントダブルならアウター時はカセットはトップ~6、7枚のもの、インナー時はカセットのアウター~6、7枚のモノ。
 フロントトリプルならアウター時はカセットはトップ~5、6枚のモノ、インナー時はカセットのアウター~5、6枚のモノ。そしてミドル時はカセットの中央から前後2、3枚程度のモノ。

 それ以外での組み合わせ、音鳴り、フリクション、チェーンテンション等々から考えて使うのは避けるのが自分流。

 そう考えると、クランクの歯数差は大きく取ると使いづらい。歯数比率は大きくても1.4倍程度に抑えたい。普通には1.2倍程度が理想。下手にQファクターに拘るよりもチェーンリングポジション毎のカセットレンジの使いやすさを考えると、フロントトリプルで歯数差をタイトにする方が実利的だろうなぁ。

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パンフォーカスデジカメ

 最近、パンフォーカス、トイデジ、低画素、単焦点、、、、ってキーワードでの検索が多い。
 これで検索すると、結構、カメラに詳しい人のサイトにヒットするけど、現実問題、このクラスのデジカメというというエントリーモデルであり詳しくない人向けの製品。

 ということで、自分のような素人目線で感想を記事にしてみる事にした。

 そもそも、カメラに詳しくない人からすれば、オートフォーカスとか半押しとか、、、そういう概念は無い場合だってある。押すだけである。フラッシュにしてもON/OFFの切り換える選択さえしない人も居る。カメラなんて構えて押すだけで映って当然的に思う人も実際のところ、少なくないと思う。

 ブッチャケ、自分の娘が生まれた時に入手したオリンパスのC-720UZだけど、、、、説明書読むだけで気分悪く、取り敢えず、映るだろう的に撮影した結果を見ると、、、、ボケボケでマトモに映っていない写真だらけである。撮影した瞬間にモニターで見るとOKと思っていても、出力したり大画面でみるとピントが余所に合ってたりとか、、、、そんな感じ。
 更に、チョット薄暗いとピントが合わないとか、炎天下の眩しい時もダメとか、走り回っているモノ、特に接近してくる対象が追えないとか、そんな感じだった。

 結局、ピントって概念がない方が撮影対象との距離変化を無視出来るし、暗い時にオートストロボで取り敢えず映るとかの方が美しい写真は撮れなくてもダメダメにはならないという事で、そっちの方が遙かに有意義と言う事が判った。
 後は、スナップ写真だから風景は撮らない。となると、、、、身近なスナップということで、近いモノを映すとか、近くで広く撮れるとかの方が遙かに有意義と言う事も判った。

 スナップ写真はL判で配るので、L判出力がOKな解像度以上は不要であり、画素数的には100万画素で十分。大きくても300万画素迄。サイトアップ用ならVGAサイズの30万画素でもOKと判断している。

 となると、30万画素~300万画素機から選ぶ。しかし、30万画素機はデジカメ創成期であり、30万画素でも単三電池4本とか非常に大きいボディだし、動作も緩慢。対応のメモリーも今となっては入手性が悪い。30万画素機から選ぶのは非常に難しい。30万画素機ならトイデジでUSB接続でデータが抜ける方が使いやすい。
 100万画素~200万画素クラスでは同時代の同じメーカーラインナップの中で新しめのローエンドモデルを選ぶ方が動作も速く、筐体もコンパクト。出始めのモデルは上級だけど動作が遅い場合が多い。時代が300万画素時代の200万画素機はエントリーモデルだけど動きは速い。
 300万画素時代にはパンフォーカス機は無い。この時代のモデルを買うなら、メーカーラインナップのローエンドクラスがお奨め。

 30万画素、暗所に強いCCD、電池駆動で長寿命、、、、これを満たすのは、フジのDS-10位。単四で4本を容認するならインテルのCS630くらいだろう。
 100~200万画素でCCD、フジのカメラは日付のバックアップコンデンサが腐っているのでダメ。例外はフジの輸出主体のfinepixのA101、オリンパスならCAMEDIAのC-120で決まり。
 300万画素ではパンフォーカスが見当たらない。敢えて言うなら、AFだけど動作が速いCANONのPowershotでA300/A310だろう。

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2011年3月 4日 (金)

データ収集システム

 このところ、問い合わせを頂いている企業ドメインから摺動試験システムという検索ワードでお越し下さる方がいらっしゃるようだ、、、、。でも、データ収集システムっていうのは、言葉で一括り出来るようなモノではないのである。目的の捉え方で、その価値というか立ち位置というのは全然違うモノになる。

 自分が現在活用しているモノ。これは、自分の捉える意味からすれば正攻法的なシステムだ。

 モノを作る作業で大事なのは何?っていうと、見落としがちだけど、作ったモノが目的通りに機能しているか?或いは、機能していないのは何処?を見極める事。

 それを直感的かつダイレクトに見て評価できるという事が一番大切なのだ。

 そうするために必要なのは何?っていうと、作るモノがどんな癖を出すか?或いは、良否判定に何を見るか?というモノの動きの本質をモデルとして理解する事。そして、その挙動を判定できる数値を取り出すのにどうすればよいか?をイメージする事である。

 つまり、物作りを本質で理解していれば、それを評価するモノもテレコで理解できるのである。基本、一方が判れば、他方も自然と判るというモノなのだ。

 そんな物作りに関する作業で評価するために、昔の人は計測機を用いて計測して、その数値を整理、処理して判定を下す、、、、こういう作業を延々と繰り返していたのだ。

 しかし、、、

 こういうやり方は面倒臭い。

 ということで、自分の場合、物作り自体を単独で行ってきたので、計測から評価をリアルタイムで即座で行えるシステムの開発も物作りと並行して行ってきた。

 それが、現在ならば、無注水起動摺動システムの評価システムだったりする。

 これは、摺動システムに与える条件、周速、荷重(偏芯荷重、定方向偏荷重、周波数制御、変位量制御)、衝撃、温度、雰囲気状態を自在に変化させて、変化させた結果、目的のモノが如何に挙動を表すか?例えば、偏芯変移、温度、トルク、荷重、元側振動(加速度、速度、変位)、受け側振動(々)等を全てデータ収集し、瞬間的な挙動値、連続的な計測値をリアルタイムで保存しながら、結果としての摩擦係数、比摩耗量を同じくリアルタイムで表示、出力出来るシステムである。

 この開発用システムの良いところ、、、、それは、得た出力は精度を追求して誤差を排除し、同じ試験を行えば確実に同じ結果が得られるような試験再現性を維持できる条件、つまり、ゼロ点を維持する事にも活用できるもので、兎に角、真の値を追求できるように作れるということ。
 評価数値はパソコンモニターに映し出すけど、その数値自体には改竄も偽装も無いというのが自分的にも納得のモノだったりする。

 しかし、同じようなデータ収集システムでも、そうでないモノも結構ある。そうでないというのは、真実を突き止めてモノの性能を突き詰めるという目的外のシステムというモノだが、、、

 例えば、製品の出荷時性能成績表を自動作成する試験装置がある。この試験装置も同じく作成してきたが、これはチョット意味合いが違う。

 こっちの方は、性能追求でなくルーチンワークでの作業効率の円滑化というのが第一目的であり、プログラムの方向性としては、作業の自動化率を極力高めるというのが一番であり、精度面で言えば、悪いところを探すシステムとは違い、悪い部分を隠すシステムと言っても差し支えない。

 作業の自動化率を高めるという部分では、複数部門で発生するデータを極力利用するという方向で組んでいる部分があり、社内全体に分散するデータベースをアクション時にアクセスして必要なデータのみを自動収集して計測関連以外のデータを自動的に組み合わせて生み出す部分なんかが該当する。これは、一つのデータベースなら使い古された言葉でリレーショナルデーターベースの使い方だけど、全く形の違う別個の独立して分散したデータベースをリレーショナルに外部から利用するというモノだけど、こういう使い方というのは、精度追求型の自動計測システムには不要とも言える。

 性能計測という部分では開発用システムと同じようだけど、実は全く違う。それは再々申し上げるけど、開発用システムのワークの欠陥を探し出すという方向性と正反対で、製品の欠陥を見せないというのが方向性なのだ。勿論、物理的にみると被っている部分は少なくない。高性能なセンサーを用いるのは同じ。センサーからの出力を正確にAD変換で取り込むのも同じ。
 しかし、センサーからの数値は、一般に温度とか圧力で、生の値だから、その数値を見ても確認者にとって大きな意味がない。此処が違う。開発用システムでは圧力、荷重とか温度という生の数値自体も意味があるので、その数値も指示計にもPC上にも表示するけど、製品性能表作成装置では、出力値自体に大きな意味が無い。成績表に圧力とか荷重については不要であり、計測時点における温度、比重等を考慮して判りやすい単位系に改めたモノが大事なのだ。つまり、計測された数値をプログラムで処理したものが大事であり、そういうモノをPC画面に表示したり、7セグの表示計に計測数値かの如く映し出すのである。
 つまり、表示させる数値は、計測したままの数値ではないのだ。

 言い換えれば、プログラムによる換算(実は修正もしている、、、)が行われているのだ。この修正は、温度補正、混合物質をハンドリングする場合は混合密度、蒸気圧をリアルタイムで推算しながら推算値を用いて換算した上で表示したり、出てきた数値、例えば、流量数値が目標値に達していなければ、それを任意のボリュームで適当に変化させたりする事も可能だったりするのである。修正が道理に合ったモノばかりであればOKだけど、現実には道理に合わない改変も運用者が行えるというのが実態だったりする。
 例えば、蒸気の状態を監視する部分が在ったとする。ここでは、蒸気条件がスペックで飽和としていされていれば、蒸気の状態を計測すると温度的には圧力と温度が状態図で飽和条件を満たす数値が示されなければならないが、スペックである飽和という条件を隠し、加熱という条件で試験を行いながら、それを隠す必要がある場合、計測した数値が加熱状態を示したりすれば、どうにも都合が悪い。そこで、温度、圧力を測定した時、圧力を計測する。そして、圧力から蒸気状態図の推算プログラムを用い、リアルタイムに測定圧力に応じた飽和温度を逆算し、計測装置の温度計には逆算温度を表示させたりする。こうすれば、見た目的には、使用蒸気が飽和状態であるかのように見せる事も可能である。
 或いは、、、、、測定装置の一般には市販されない気液二相混相流体の流量を測定する場合、その流量の測定は混相状態を液相一相に凝縮させて凝縮液体の水位変化から流量測定を行うようにシステムを作る。その際に、変化水位の変化率算出根拠である時間を任意にボリュームを掛けてやれば、計測装置の出力自体が修正を含んだモノにする事も出来る。このような機構を監視システムの外部の計測装置のロム側に持たせれば、少々の知識で、その部分が何処?と言う事を見つけ出す事は不可能に近い。
 他にも一般的な流量なんて数値もそうだ。流量っていうのは通常は圧力とか水位からの変換数値だが、そんな数値を外部の人間が見ても理解出来ない。外部の人間は流量数値が知りたい訳であり、流量値の出力は必然だったりする。そうすれば、出力表示上の流量の補正なんて楽勝である。補正も色んな所で行える。計測PC側に隠しボリュームをソフト的に組み込む事も可能だし、センサーからのAD入力の途中に抵抗を噛ませる事も可能。別に抵抗値でボリューム電圧を入力して、それと計測値を乗じる等すれば、段階を踏んでいる分、見つかりにくく出来たりもする。

 とすれば、、、、計測数値は正しくても性能として用いる換算値自体は、見せる側の都合によって都合の良い数値を生み出す事が出来るのである。都合の悪い挙動は隠す、、、こんな事は朝飯前なのだ。

 やろうと思えば何でも出来るのである。システムが高度で自動化率を高める程に、パッと見て、その数値が正しいか?という検算自体が不可能なのだ。そういうモノなのである。

 自分の立場的に外部の企業、機関で試験に立ち会う事は少なくない。

 しかし、、、そんなシステムで表示計に7セグのようなDO表示器が用いられていると、、、、そこの会社は信用しない事にしている。理由、、、それは、前述のように7セグなんてモノ、、、、使う必要無いはずだけど、使っているのは何かがあるからだ。その何かっていうのは、逆説的に考えれば、7セグでなくても良いのに7セグを使うなんて行為が怪しいからである。

 それでも、世の中、アホが多いというか、パソコンの画面とかプリンターの印字出力を見ただけで信じる人が多い。それ故に、こういう事がまかり通っているのだろう。

 ということで、データ収集システムっていうのは、聞こえは良いけど、、、こういうのは信用しない方が良い。こういうシステムが正しいかどうか?というのは、システムの開発者=システムの運用者という時だけであろう。開発者、運用者、閲覧者がバラバラの場合、そのシステムはウソ八百である。

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いつの間にか、、、、

 昨年末から年始に掛けては、平泳ぎ膝でチョット左膝内側靱帯に違和感を感じていた。そして、2月の三週に柴田商事の事業主が突っ込んできて背中、腰に痛みを感じていた。更には2月最後の週のスイムで気合いを入れすぎて右の大腿部に違和感を感じていたのだが、、、、

 2月の終わりには何にも違和感を感じなくなり、3月一週が終わろうとする今も異常無しである。

 筋トレ直後の怠さっていうのは、いつもの事で異常ではないから、体調的には本来のコンディションに戻った訳だ。
 戻って思う事、、、、、元気って幸せな事である。

 左膝で平泳ぎ膝の痛みが最大の時は、満足なキックが出来なかったし、歩行時は兎も角、階段の上り下りでぎこちない違和感が拭いきれなかった。

 プリウスが突っ込んできた翌日は、背中の痛みと骨盤の両サイドから少し背中に回り込んだ辺りの痛みでウエストバックの装着も難しく、歩行毎に痛みが響いていたけど、それも消えた。

 今は?っていうと、痛みというよりも、運動後の疲労痛のような質のモノで痛いというタイプではない。

 それにしても不思議なモノである。痛みっていうのは怪我等を負った瞬間に不具合を感じるのだけど、治癒してしまうと、いつから治った?っていうのが明確に自覚出来ないのである。意識すると、、、あれ?って感じで治っているのだ。機械の修理では、修理して不具合が出ない事を確認してOK!ってなるのだけど、自分の身体の不具合っていうのは、常に使っているのにも拘わらず、治った瞬間が何時?っていうのが判らないのだ。

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修理は完了!?

 先々週、車をぶつけられた。100:0で相手の100%過失。詳細は、

http://homepage1.nifty.com/firstsource/etc/shibata.htm

 だけど、自動車部品販売業である安佐北区深川の柴田商事って会社の車だが、運転者がその会社の事業主だったけど、その態度的には、自動車事故の対応からみて、それを生業とするっていうのはどうなん?って感じだが、、、、

 で、些細な傷の一片も全て交換というディーラーならでは修理方法で修理が完了した。

 見た目的には、フロントバンパーの一部変形で歪みとしては3mm程度の変形を確認した。金属部品以外ではバンパー左側の樹脂部分の色剥げ、その部分のホールカバーの色剥げ、バンパーの一部変形に伴うバンパー上部の金属部分の色剥げと僅かな変形、バンパー下側の樹脂部分のズレに伴う色剥げ等々だけど、、、、

 これらの部品は全て交換という事で一応修理は完了した。

 車は一年前に買い換えたばかりで、その際には安くないボディーコーティングも行っていたので、部品交換に伴い、コーティングも当然施工してある。

 結果は幾ら?っていうと、、、、驚きの二十万円オーバーの修理となった。

 部品交換に伴うメリットは殆ど皆無。敢えて言えば、半年程前に走行中、二車線の道路で併走中のタクシーが道路に落ちていたペシャンコのアルミ缶を跳ね上げてバンパーの一部に1mm程度で2カ所のチッピング傷が受けて、これをタッチアップで補修していたのだが、それが無くなった程度。その程度の傷は普通に付くから気にしていないのだが、それよりも部品を交換するに到る事故に遭遇したという気分的な減点の方が遙かに大きい。

 今回のアクシデントでは、見分等でドライブレコーダーの存在が凄く役立った。自分が左端で停止していたところに正面からやってくる、、、、相手も、その存在で己の過失に際する言い逃れが出来なかった訳だ。

 しかし、それでも負傷した自分に対する謝罪とか連絡を一切よこさないっていうのは、やっぱり不愉快。保険で対応するから的で何もないって言うのは、高齢者の癖に、、、って印象が拭いきれない。

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ロードバイク、速くなるには?

 これで検索する人が後を絶たない。
 これに限らないけど、こういう願いって、剰りにも抽象的だ。

 願う人にとって、『速い』って状態が何か?を決める事が最初の話。その願いに対して、現実に到らない点が何処にあるか?何処を改善すれば理想に近付けるか?という手順で一つずつクリアにしていく事が、本人の理想に近づく唯一の手段である。

 ロードに乗ったら速く走れるとか、誰彼の真似した速いとか、エライ人のポジションを真似たら速いとか、どんなグレードのどんなコンポを買えば速いとか、、、、、そういう方法では未来永劫一生掛けても願いは叶わないだろうなぁ、、、、。

 身近にも、気持ち悪い程他人の真似をこっそりやる奴がいるけど、考えた末に人を真似ると決めたから、、、真似るという事を決断したのは自分だからOK的な奴が居るけど、そうなってくると救いようが無い。

 でも、最近思うのは、ロードバイクみたら追っかけたくなるとか、、、そういうのは、結局、自分の考えというのが他人との相対性次第という点では、同じ様な考え方なんだろうという気がする。他人を見て、他人と較べて、自分を判断する、、、、、逆に言えば、他人が居なければ自分が見えないということ。

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2011年3月 3日 (木)

表面改質トライボマテリアル

 3/1にメーカーT社のエンジニア、代理店M社のスタッフが技術説明を受けに来社された。
 そこで、無注水起動摺動システムの固定側摺動面に施す処置は何?って聞かれたので、それに対して行っている処置と処置の生む効果を説明した。この処置は、この世界では、表面改質によるトライボマテリアルの作成という言葉が当て嵌まるだろう。

 因みに、この手法を用いて別ターゲットに対するアイデアもある。別ターゲットでは、摺動という部分で摺動特性の維持を創成皮膜のマイクロポーラス性による摺動特性の維持を別の手法で利用し、その被膜による断熱性、漏れ物質の遮蔽性を期待して機関の効率を上げようとする考え方。高速流体の漏れを抑え効率を高める。摺動といっても耐凝着を追求したものでなく、言ってみればアブレーダブル性によるシール性、材料による熱遮蔽性を期待しようとするものである。

 無注水摺動システムの摺動面に施す改質手法と、熱機関の一部に施す改質手法は、大きな目でみれば同じ言葉で括られるが、手法的には全く別個である。

 今、予備的には、後者の適材選定を行っている。まぁ、年単位で遊ぶネタだが、このネタというのは、今の無注水摺動システムにおける改質方法の選定から連想されて生まれたモノ。まぁ、今の無注水摺動システムも取り掛かって5年程度になるけど、この切っ掛けも更に遡る事5年、つまり今から10年以上前のネタが切っ掛け。ネタというのは、連想ゲームのように続くものである。

 連想ゲーム、、、、モロにそんな感じ。因みに、この無注水摺動システムっていうのは、ポンプとかコンプレッサーとは全く関係の無い世界の知識を駆使している。どの世界か?っていうと、全く趣味の世界。趣味の雑学が発想の起点だったりする。

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適切な隙間は?

 隙間で機能させる摺動システムにおいて大事な考え方。それは何か?っていうと、、、、摩擦である。

 摩擦っていうのが重要である。

 通常の流体軸受でも軸受システムの仕様によってシステムを成立させるために摩擦を考慮する必要がある。摩擦という現象によってもたらされるモノ。それは発熱、、、、発生した熱が排熱出来なければ系の温度が上昇する。
 つまり、流体軸受の場合、発生した熱を速やかに奪うというのが大事な考え方の一つとなる。
 流体軸受の場合、基本的に、向き合う摺動面同士の接触は無い。凄いポンプメーカーの凄い文献を見ると、流体軸受で流体潤滑摺動と言いながら、材質別の摩擦係数の違いを表すモノも見掛けるけど、、、これは理屈に合わない。流体潤滑域における摩擦係数というのは、摺動面同士の干渉が無いのであり、基本は年度、回転数、外径、内径、面圧、軸受長で求める事が出来る。勿論、小さな要因を入れ込んでいけば全く影響しないという事はないけれど、使える数字の桁数に影響する事は断じて無いのだ。

 流体潤滑域、特に、高粘度の潤滑液の場合、摩擦係数は非常に大きくなり発熱量は膨大となる。この発熱量を除去出来なければ一般には抱き付き等のトラブルを引き起こし摺動軸受は致命的なダメージを受ける。
 そうしないために、冷却に十分の流量を確保する。そのために必要なのが、ジャーナル軸受に設けられる溝である。
 摺動軸受における溝というのは、排熱のための冷却流量の確保にも大きく寄与するのである。

 摺動システムというのは、このように摩擦との闘いなのだ。摩擦係数を如何に低く抑えるか?これが鍵なのである。流体軸受においては、摩擦係数を決める前述の数値を決める事が極めて重大なのである。

 無注水起動可能摺動システムを作る時、ドライに耐えると言う事だけに囚われすぎると、通常というか定常使用における流体軸受として機能する時の問題を見落としがちになる。

 無注水摺動の場合も、これを成立させる時に考えるべき第一はやっぱり摩擦なのだ。

 摩擦、即ち、発生する熱、その熱による系の変化が摺動システムに致命的となるかどうか?が鍵であり、無注水摺動システムを実現するには、発熱を抑えるべく摩擦係数を低くする。そして摩擦係数が長期的に低くなる方向に変化するような系を用いるということである。そして、発熱による系の変化がシステムの破壊に繋がらないような設計を施す事が大事なのである。

 摩擦と発熱、それによる系の変化というものを、流体軸受時、無注水摺動時において考えて、それぞれの系における最適条件、許容条件というものを定める。一般には、この条件というのはオーバーラップしないのだが、これが広い範囲でオーバーラップ可能な系が出来れば、二つの摺動を同時に満たすシステムが出来るのである。

 検索ワードで適切な隙間は?って言葉を見つけたが、隙間の数値を根拠を持って決める事が大事なのである。目的を果たす機能を備え、目的に対する適性度の幅を持った解を導き出す事。そして、これを重ねるために何が必要か?を考え、それを具現化出来れば答えに行き着く。そういうものである。

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入試問題流出で特定?

 大学入試問題をリアルタイムでYahoo知恵袋に投稿して解答を収集してカンニングするという騒動。知恵袋への投稿名で『aicezuki』と名乗る人の仕業だが、その当人が特定された模様。

 この行為自体が明るみになって、捜索が始まった時点で、人物の特定は時間の問題だろうな!とは思っていたけど、やっぱりって結末。

 そもそも、頭が良いのか、或いは、機器の利用で上手い事やろう!って考え自体が、幼稚で馬鹿クサイので複数だろうが何だろうが、ガキの悪戯だろうと思っていたが、、、、

 基本は、反則なんだろうけど、携帯電話で外部に問題を送り、それを中継して返信するという行為自体が試験中に見つからなかったので、或る意味、テクニック的には成功した訳だ。これはカンニングペーパーの持ち込みと大差無い話である。

 この実践者のバカだったのは、問題解答の収集を、剰りにも有名な掲示板で行った事。つまり、自分からカンニングしていますよ!って宣伝している点にある。それもYahoo知恵袋なんて利用するのが、、、、話は逸れるけど、身近な奴で、何か在ればYahoo知恵袋で調べる奴が居るけど、知恵袋では知恵は付かないのだが、そんなモノを利用しているから、こういうモノを利用したんだろう。利用先にこんなモノを選んだ時点でGameOverなんだが、、、
 まぁ、結局のところ、外部に問題を流出させて、問題を解く部分を公にしなかったら、ばれなかった筈である。

 恐らく、こういう時期に問題を外部に流出させた人が少なくとも一組居たということで、ネットで解答収集を行わず外部協力者に解答を求めたという人は存在していたのでは無いだろうか?偶然というか、考えの浅さ故に、解答を公に求めた事が見つかった理由な訳だ。

 このaicezukiくんは、特定された結果、試験不合格となるだろうし、身元が割れた時点で、下手すれば来年以降に受験したとしても合格ラインに到達していても合格させて貰えない可能性もある。少なくとも私学では、そういう判定はアリだろう。

 基本、不正はNGだ。当人は今回ばれた事を教訓に生きていけば良いだろう。

 しかし、今回、ネットで解答を募る方法を取らなかったら合格して大学生活を楽しめたかもしれない。

 それでも、彼らの社会に対する貢献というのも少なからずあるように思う。携帯端末の取り扱いをどうするか?ガイドラインが生まれるだろうけど、その切っ掛けになったのは間違い無い。彼らが居たから、次の同種の行為を抑制できるのも事実だろう。

 ところで、不正っていうのは、ばれなければOKなものである。受験生が不正を試みたのだが、不正っていうのは、出来ない状態を出来る状態に偽る事。嘘を付いて良く見せる行為だが、そういう不正の手法が改竄とか偽装という行為だ。そういう改竄、偽装っていうのは、普通に大人の社会、企業でも在る話。

 内容を偽ったミートホープの豚肉入りを牛肉と偽った話とか、姉歯さんの強度計算書偽装事件とか、いろいろである。大企業なら自動車メーカーのクレーム対応にしても問題となったことは記憶に新しい。しかし、こんな話はザラである。偶然、見つかっただけだろう。
 製造業でも機械の材質の偽装なんてザラに聞く。成分偽装、組成偽装、挙げ句の果てには、材質自体が公称と異なる実態という話も普通に聞く。表示と実際を意図的に違えている話とか、計測数値の水増しを見つからないように、指示計の表示を自在に作り出した数字を見せるようにして、その数値に基づいた公表用検査表を作るなんて話もザラである。

 勿論、ばれたらアウトだけど、ばれなければOKな訳だ。

 世の中、お金の話、そして不正の話には非常にシビアで厳しい世論の評価を受けるのだが、現実の世界では、そんな不正や偽装、改竄は割と普通の話だったりする。

 確かに、ずるく過ごす。労を厭わず結果を得る。そういうのが摂理的な行動だろうけど、、、、自分的には嫌だな。

 結果は求めるものでないのだ。結果を出せる地力を身に付ける事が求める事なのである。しかし、こんな青臭い事言ってたら時代を生きていく事が難しいのかな?とも最近は思うのである。

 思うのは、やはり不正無し、嘘無しの社会である。その為には、その行為を過度には責めない事。そして、リカバリーの道を開いておく寛容な社会が理想。

 aicezukiくんも改心して来年以降のチャレンジで同じ学校に挑戦し、学校側も努力に応じた評価をしてくれれば良いし、見つかったと言っても過度に責めるのは良くないと思う。
 組織や企業でも然りである。嘘や改竄があったとしても、それを公にした時に、世間は過度に責めない事である。責められると意識して萎縮するから全部を晒す事が出来なくなる。やり直しのチャンスを与えるには、寛容する社会が必要なのである。それ故に、全てをさらけ出す事が出来る。後ろめたい事を完全に無くす事が再生の第一歩なのだ。

 aicezukiくんの将来を過度に閉ざすような空気が流れない事を望むというと、甘過ぎだろうか?

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FRM

 複合材料で繊維強化プラスチックというとFRP。でも、繊維で強化した金属はFRM。
 強化する繊維も形態によって様々で、短繊維、つまりウイスカーを分散させたもの。長繊維であるファイバーを用いたモノ。最近では連続繊維を用いたモノとあるようだ。

 最近、CFRPに代表されるようにFRP系は良く聞くけど、FRM系の材質はあんまり耳にしない。レーサーレプリカブームの時には、ピストンを強化するのにFRMを用いたモデルがあるっていうのは記憶にあるけど、最近はどうなんだろう。

 通常、繊維で強化するというと、言葉の通りに強化ということで機械物性の改善が主目的となるんだけど、FRMっていうのは果たして、言葉通りに機械物性を強化するという意味合いから見て適切か?というと、チョット疑問に思う事がある。
 金属からみて繊維を含むということは、金属の機械物性を如何に高めているか?というと案外見えにくい部分があるからだ。

 なんでこんな記事を書くか?っていうと、実は、今現在、無注水摺動システムに用いる材料には考えようによってはFRMのような複合材料を用いており、その複合化によって材料に与えられる機能は、少なくとも機械物性の改善という部分ではなく、別の要素の物性変化が主体であり、そのような複合化を行ったのは、機械物性とは異なる物性変化を期待してのことである。

 チョイ昔のFRMっていうと定番的に短繊維を分散して用いる事が多かったけど、長繊維とか連続繊維を用いてやると結構面白いのだ。そういう複合材料はあまり見掛けないけど、FRMって言葉通りに機械物性を主体として狙えば、同材で形態違いの複合化なんて道筋も開けそうだ。こういうのは粉末冶金技術を組み合わせて作れば面白いモノが出来る。同材ベースで形態の複合材を作れば、複合材料の弱点であるリサイクル性という面では大幅に改善されるからだ。

 こういう材料が使えそうな用途を探すのも楽しそうだ。

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ブームは過ぎた?

 最近、周りの人も含めて聞く言葉、、、、『最近は自転車が減ったような感じがする、、、』と言う事。

 それに関しては、感覚的には同じ感想である。

 それでもロードバイクの販売台数は2010年は2009年を上回っているのは事実。但し、、、、、前年比の伸び率からいうと鈍化傾向。特に、2007年から2008年が著しいけど、2008年から2009年、2009年から2010年と最近に近づく程、前年比の伸び率は低下している。2009年から2010年では、売れ行きをキープしていたMTBも台数を落としており、スポーツサイクル全体で見ると頭打ちのような感じ。

http://homepage1.nifty.com/firstsource/etc/japan2rin.htm

 一般に、市場の賑わいというのは、市場調査でブームを捉えて活性化といういことで、実際のブームと市場の賑わいっていうのはタイムラグが存在する。過去、単車のレプリカブームでも然りである。

 販売台数は最高を記録しても、伸び率が低下、そして、実生活で見掛ける頻度が減った。身近な友人にしても、ロードバイクを乗らずに放置状態っていうのが少なくない現状。

 これって、ブームは過ぎたのか?という感じを強く受ける。

 ロードバイクに抱く幻想、、、、これに乗れば、速く走れるとか、楽に長距離走れるとか、、、、
 過去のレーサーレプリカに抱く幻想、、、、乗れば、速く走れるとか、峠が楽しく走れるとか、、、

 しかし、レーサーレプリカに乗れば誰でも速かったか?誰でも楽に膝擦りOKか?っていうと、そうでも無い。

 実際、ロードバイクに乗れば他の自転車より速いか?っていうと、殆ど乗り手次第。楽か?っていうと、勘所や使い方を把握していないと、首、腰、尻、膝が痛い、、、、

 結局、幻想が打ち砕かれる。

 レーサーレプリカの終焉は少なくとも、そういう理由だけど、ロードバイクも同じように見える。乗れば速いか?っていうと、それは有り得ないだろう。思ったより疲れる。思ったよりしんどい。思った程速くない。周りで乗らなくなった人に聞くと、そういう解答が多い。

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2011年3月 2日 (水)

スラリー試験の方法を考えよう

 無注水摺動システムの最初のターゲットは言葉通りに無注水で耐えるかどうか?の話である。

 で、これは確認した範囲で9時間の無注水摺動を行ったけどダメージは無しである。無注水→注水の繰り返し運転でも問題無しである。無注水摺動で壊れる要素は見当たらない。まぁ、壊れないように作っているから壊れるはずが無い。殆ど無敵に近いと思う。

 で、次。

 このシステムは、無注水起動後が高濃度スラリー摺動に晒されると言われている。この言われている、、、、って言葉の定義、、、、これが怪しい。っていうのは、高濃度スラリーかどうか?って言った部分の情報を殆どの人が把握していないから。

 スラリーっていっても水中に浮遊するような性質のモノから流れがないと沈殿するようなモノ迄様々。濃度もスラリー粒子の粒子径も様々。

 この辺りを定義として決めないと、、、、、試験を行っても意味がない。

 特に、試験装置では、水槽中に投入する水とスラリーの量から濃度を定義しても、スラリー性状とその分散度に影響する要素が理解出来ていないと試験自体がローカルなモノとなり評価条件として使えない。

 で、どうするか、、、、、これが問題。勿論、自分の作ったシステムを評価するための試験環境は存在するけど、この試験環境は、他のポンプメーカーが試験をする環境に較べると何千倍、何万倍も過酷な環境なのだ。それ故に、ここで得た結果というのは、他社の発表する結果とは較べる事自体がナンセンスとなる。

 正直、試験機レベルで行われている他社の環境っていうのは、公称値こそ一定の過酷さを持っているように見えるけど、摺動部における実際を見ると、屁みたいなものである。

 この辺をエンドユーザーに知らしめないといけない。これは結構重要な問題。この辺り、如何に進めるのが良いか?どんな試験が役立つか?考えないといけない。

 

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平身低頭

 先日の記事ではないけど、、、、中小企業が生き残っていくには何が必要か?

 経営資源が限られているので、生き残るには手を広げるのでなく、一極集中しかない。こんな話を品質管理部門のエライ人と話をしたりした。

 一極集中、、、、では、どこに集中するか?製品品質、製品性能、、、色々あるけど、こういうのは一極集中するなら、その分野の素地として一極集中に見合う価値があるか?と言う事が前提。

 無いなら、、、、

 それ以外である。何か問題が起こると、兎に角、即対応。即謝罪。何を言われても兎に角頭を下げる。床に額をこすりつけていて頭を踏みにじられても、それでも謝る。

 これしかないだろう。

 なまじ、イイ格好をしたがるから収集が付かない。

 でも、謝るだけではダメ。確信犯的な作為行為を黙って、ばれた時謝る、、、、こういう姿勢は、謝る姿勢に隠れている心が見破られる。作為というのは、ばれていなければOKという事で見て見ぬフリで過ごすっていう姿勢が将来も続ける事が出来るか?というと、それは多分だめだろう。現時点において、性能を誤魔化す。或いは、材質を誤魔化す。色んな嘘があるかもしれないけど、、、、こういう嘘も全て赤裸々に明かし、取り敢えず、謝る。今の嘘を付かざるを得ない状況を、どんなスケジュールで改めるか?というのを本当の意味で明かし、真摯に取り組んでいき、嘘を付かない形で進めていくのが大事。

 嘘を付かない形で未来を進んでいくには、やっぱり、イイ格好をするために付いた嘘を改める事が必要。方針を変えるなら精算が必要なのだ。

 そういう事が出来るかどうか?が未来を左右するような気がする。一時は都合悪い事態を招くかも知れないが、、、、やっぱり、積み重ねてきた嘘は一度全て脱ぎ捨てる必要があるように思う。どんな評価も試練も甘んじて受ける、、、、それが代償だと受け入れる潔さと覚悟こそが再生の第一条件のように思うのは自分だけだろうか?

 最近の日本の企業の閉塞感を見ると、いろんな柵で動きが鈍っている様に見えるけど、、、、動きを縛る柵っていうのは、その要素には、製品としての使命以外の部分ではないだろうか?

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ロード?作成中断中

 レイノルズ531パイプ+カンパエンドのフジのロードフレームがある。
 当初、これをベースにビンテージなロードを組もうか?と思い準備を進めていた。

 構成としては、、、、フロントダブル、リア9段、Wレバーだけど部品は新旧織り交ぜた仕様を考えていた。メカ周りはTIAGRA、クランクはトルバティブのTOUROで46-36T、ブレーキはGRANCOMPEのGC610、ホイールはTIAGRAのハブ+アンブロシオのリム、カセットは14-25T、ハンドル周りは日東M153、シマノのBL-R400、日東パール、、、でパーツは一式揃っているのだが、、、、

 只今、中断中である。

 理由、、、、、これ、作ったとして、BSのテーラーメイドのフレームで組んだロードバイクにキャラか被るし、ロード色を強めたらステンレスロードに被る。センタープルということでスポルティーフとかプロムナードに寄せると、小林ロードとかシルクR2-4に被るからだ。

 パーツ一式を揃えて思ったのは、、、、これ系のパーツはリアルにスポルティーフを作るまで、ストックで置いておこうかな?という事。ロードフレームは勿体ないけど使わずに売却しようかな?と考えたりしている。

 ロードフレームで無理矢理スポルティーフっていうのは、小林ロードで被るし、較べるとどっちが良いか?というと、断然に小林号だ。同じモノを組んでも意味無い。

 ということ、、、、、焦らず、気長に、、、である。

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生き残るのは何?

 最近思う事。それは、アルミとかカーボンのごっついフレームを用いたレーシーなモデルよりも、ビンテージというか、レトロというか、そういう感じの自転車が多いような感じ。

 完成車のシリーズならBe-Allって製品群

http://www.be-all.co.jp/bicycle.html

 あたりなんかが結構目に付く。これらは結構イイ感じである。

 レトロという面では共通しているかもしれないが、本質は異なる方向性では昔ながらのランドナー、スポルティーフっていうのも見かけるようになってきた。
 パナソニックのOSS1ってスポルティーフがラインナップされている。

http://cycle.panasonic.jp/products/pos/oss1.html

 である。

 更に面白いのには、深屋産業のダボス、アラヤのエクセラとか結構多い。

 ニシダサイクルさんには自分のシルクR2-4ベースのビンテージ風なモデルを置いているけど、頻繁に問い合わせがあるそうだ。

 こういう自転車が登場しているのだけど、果たして、これは主流と為り得るのだろうか?

 スポルティーフとかランドナー、、、基本は旅行用の自転車。装備自体がそういう感じである。こういう形をカッコイイと捉える事が出来るか?次第だろうけど、ブームでなく定着するか?

 最初に紹介したBe-Allって系統と、昔ながらのスポルティーフ、ランドナーの復刻、、、見た目は共にレトロ調だろうけど、同じでは無い。普及するか?というと、前者は生き残るかも知れないが、後者の方は個人的には厳しいような印象である。やっぱり、旅行用の自転車は街乗りに使いやすいか?というと、違う。

 レトロというキーワードは共通かもしれないが、用途で考えると、前者は街乗りで、後者は旅用だ。自転車が将来生き残るとすると、、、、やっぱり、使えるモノに淘汰されるんだろう。

 自転車に限らないけど、車ならコンパクトカー、ミニバン、、、、バイクならスクーター、、、、結局、実利のあるものしか生き残っていない。自転車も同じだろう。実利を考えると、電動アシスト、それから街乗り系だろう。街乗りの小径、折り畳み、軽快車、、、、そしてデザイントレンドとしてレトロ調、、、、これがキーワードなんだろう。

 旅行車であるスポルティーフとかランドナーっていうのが生き残れば嬉しいけど、方向性を探る一時の現象で終わるような気もする。

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2011年3月 1日 (火)

通勤路での燃費比較、がっかり。

 プロボックスの代車で保険会社から提供されていたのがマツダの現行デミオ、1.3LのAT車である。インプレは、

http://replica2st.cocolog-nifty.com/diet/2011/02/4at-adef.html

に書いたとおり。

このデミオ、先日、返却したのだが、満タン借り受けだから満タン返し。

すると、、、、使用走行距離数85km、使用燃料15.5Lである。燃費は5.5km/L!

まぁ、通勤オンリーで通勤は自宅から会社迄。自宅としては団地中腹に住んでいるのだけど、そこから団地越えで標高で60m程登り、100m程下る。団地の裏山越えで通っている。その距離は登りが800m、下りが1200mだ。そこから制限速度20~40km/hの裏道を数キロ、その後、通勤時間帯で渋滞する幹線道路を2km程走行して勤務先。片道で6~7km、往復で13km程度で6日分程使用したのだが、、、、、この通勤燃費は驚きの数値。

   5.5Km/L

である。

因みに、カタログ燃費は21km/Lだ。

 で、過去の自分の車と比較すると、、、、同じ通勤経路オンリーの話で、燃費としては最悪となるような走行条件の数値だが、()内に遠出した時の最高記録数値

プロボックス 1.5L+S/C 4WD MT  9.0km/L(Max  18.1km/L、浜田道+国道9号線)
エリオ 1.5L 4WD MT         8.0km/L(Max  19.2km/L、山陽道で岡山方面)
エスクード 2L DE AT          7.0km/L (Max  12.3km/L、国道54号線で出雲往復)
エスクード  2L  V6   MT             5.5km/L  (Max  19.7km/L、山陽道で九州方面)
ジムニーシエラ 1.3L MT             9.0km/L  (Max  18.8km/L、山陽道で大阪方面)
ジムニーターボ 660 MT              5.0km/L (Max  11.0km/L、国道31号線で竹原方面)

 である。他の車については記録を取っていないので不明。

 以上のような感じだけど、今の車、燃費が良い筈だけど使うと今一。燃費走行狙いで50~70km/hで走る続けると変わってくるだろうけど、生活道具として通勤に使うというのが主たる目的なら、その状態での燃費が重要だけど、こういう条件ではデミオはエコとは言えない。燃費の悪さで定評あるH20A型エンジン搭載のガソリンV6エスクードと同じ数値。
 逆にS/Cで過給器搭載したプロボックスの燃費の良さが際だっている。今は400~450km程走行して燃料を40L前後を給油しているけど、全然違うもんだ。改造車であるプロボックスが実質的に一番燃費性能が優れているというのは、興味深い傾向だ。ノーマルNA車+S/C過給で常時正圧運転というと実質圧縮比も維持されるから熱効率も高まるし、結果、大きな力が得られ、その分、高いギアで低い回転数で走る事が出来るというのは、実用性能という面で優れる。
 一般に低燃費というと、超希薄燃焼を前提に高圧縮比で、、、、となるけど、燃料の燃焼率が高くても、燃焼燃料の絶対量が少なければ力不足となるので、結果、低いギアで回転数を維持しなければ動かなくなる。燃焼率と燃焼効率というのは似て非なるものだけど、効率という点で考えた時、希薄燃焼がホントに優れるか?というと、どうなんだろう。効率という面から考えると、必要以上に過給するのは不要と思うけど、吸気側圧力を常に正圧で保つような調圧システムとして過給器というのは有効と思う。イメージ的にはT/Cの方がロスが少ないようにも見えるが、エンジンパッケージとして考えると排気系の制約を考えるとT/Cレスで機械駆動、或いは電動でS/Cの方がシステムとして率を高めて考える時に、不確定要素が減る分、有利なようにも見える。

 そういえば、近々スカイアクティブのデミオが登場するらしいけど、どれ程迄改善しているのだろうか?

 それにしても、デミオの1.3Lというとマツダのエコカーである。このレベルで団地内の利用になると5.5km/Lとは、、、、恐らく、他社のコンパクトも似たり寄ったりだろう。
 エコカーブームでカタログ燃費は驚く程向上したのが、ここ二三年の出来事だけど、実態としては、、、、やっぱりな!って感じ。そんなに変わるものでは無いのだ。測り方で燃費表示を高めたに過ぎないという印象である。因みに、そんなスペックを持つデミオだけど、現行ミラーサイクルモデルで23km/L、スカイアクティブで30km/Lで登場予定とかである。

 しかし、、、この自分の通勤エリアだと10km/Lに届くのは無理っぽいなぁ。

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デモンストレーションを行ってみて

 今日も無注水軸受システムの見学と理論の説明に業界のエンジニア数名が来社された。

 1月から2月にかけて、結構多くの方が尋ねて来られた。理屈に関しては概ね通じた様子。システムとしても完璧に動作し、試験に供している物も何の異常も無く完璧に機能している。

 デモンストレーションは、荷重を掛けた状態での無注水運転を行うのだが、何度も行っていると伝える側としては感動が無くなってくる。ホントいえば、かなりの長時間のドライ運転というと、驚くべき事なんだけど、今となっては当たり前にしか見えない。麻痺状態だ。

 デモンストレーションを受ける側の意識としては、それが出来ると言う事に驚いているような感じだけど、伝える側の意識としては、話をしながら内容は何処まで伝わっている?とか、賛同頂いている?と言う部分が主な関心事。

 自己採点としては、今日は80点くらいだろうか?もう少し判りやすく説明できたかな?という気もする。

 最近、人に話をする事が多いけど、、、、、やっぱり、礼儀のある人達に話しをするっていうのが楽しい。直感的、感覚的に、自分は人に話をするのが好きなんだと改めて自覚した。
 塾の講師時代を思い出すと、判りたいという意志の強い生徒には何処までも付き合って教えていた。当時、夕方6時から夜10時までが授業。その後の補習では、希望者がいればエンドレスで教えていた。勿論、深夜時間帯になると危ないので家迄送り届けるというスタイルだったけど、そういう方法で勉強させていても全く苦痛で無かった。
 他にも、塾の生徒への宿題は、生徒別に違う宿題を与えていた。それ自体手間だけど、そうする事が生徒へのベストと思って行ってきた事であり、それ自体は楽しかった記憶がある。
 実際、子供達にいろいろと教え、子供達から色んな反応が返ってくると、その反応自体が楽しかったのを思い出す。

 印象的なのは、複数の塾で講師をしていたけど、ある塾を辞める時に、当時受け持っていた生徒が実家に集まって辞めないで!って御願いに来ていたと言う事を実家の親から聞いた事があるけど、そういう風な人間関係が出来るまでの付き合いっていうのは、やはり悪くないもの。

 そういう人間関係というのは信頼関係であり、人間関係というのは鏡みたいなモノ故に、こちらの意欲に相手の意欲が共鳴して築かれるもの。共鳴できるかどうか?というと、話のネタに対する真摯度、真剣さの度合が同じというのが大事なのである。

 最近の新技術の解説と反応では、そういうシンパシーを感じる事があるけど、こういう瞬間や出会いは大切にしたい。そういう世界で生きてこそ、ナンボという気もする。

 まぁ、これを裏返して言うと、人にしろ組織にしろ、そういう共鳴が出来ない世界というのは辛い。教えて貰って当然的、やっても判らないから、人の話は聞かないから的な世界で話をするときほどバカらしい事は無い。大事なのは共鳴する関係。共鳴するには意識レベルが同じ、望む方向性が同じ、そういうモノ同士でないとダメだ。方向性もレベルも違うと無理。エライとかバカでなく、望む方向が同じかどうかと言う事が大事。なかなかそういう世界には巡り会えないものだ。やはり、学生時代行っていた塾、、、、アレ系の商売が性に合うようだ。

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社徳なんだろうねぇ

 勤務先の会社、入社してから二十年近くが経過するけど、この二十年での世間の景気の波による悪影響を殆ど受けることなく来ている。最近の不景気でも世間の尺度から見るとダメージが有るどころか、過去最高の業績を記録しながら乗り切っている。

 今現在、製品の性能の部分で競争力があるか?というと、バッチリとは言い難いモノの、価格や事後対応、アフターケアといった部分では、やはり図抜けて居るんだろうし、そういう評価を業界から得ているのは確かだろう。そういう物に支えられているのは間違いない。

 実際、これからの厳しい経済環境に直面しても、市場や業界の動向、受注の傾向から見ると、暫くは安泰で安らかに生きていけるような、そんな感じを受ける。

 ここ十数年、新しい物への色気を感じるが、そういう世界での成功というのは無いけど、思えば、そう言う事は必要の無いポジションを過去の企業の歴史が築いてきたのだろう。

 なんていうか、昔の村というか集落というか、そういう感じで朗らかに生き続ける、、、そんな感じ。そのホンワカした感じというのは、外界との関係性を断った、なんていうか、昔の日本の鎖国のような感じで絶妙のバランスで繁栄しているように感じる。こういう在り方っていうのも、アリなんだろう。

 ちっちゃい企業が生き残るには何か一つの取り柄を守り抜くこと。経営資源の一極集中こそが全て。
 そういえば、知る限り、全く新しい世界への参入とか技術開発はことごとく失敗している。製品性能が公称通りか?というと、これもかなり怪しい。欠陥は無いか?というと、ミスは結構存在している。しかし、、、、何かあったら、ひたすら謝る。壊れたら即対応するという対応の速さは天下一品である。

 そうなんである。この即謝る。即対応するというのが最大の取り柄なのだ。中小企業が生き残る術、下手なことはせず、資源の一極集中で良いのだ。これからも、どんな製品であれ、これを守れば生き残っていけそうだ。下手に色気を出して新しい世界とか市場に打って出るというのは難しい。それより平身低頭で行く。これさえ守れば生き残っていけるんだろうなぁ、、、あまいかな?

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トレーニングの隙間

 毎日の運動生活。これは、会社から午後7時には帰る。そこで夕食、夕食は7時40分迄、そこから団らん、デザートタイム、お菓子タイムで7時50分迄、ここでは主にブラックコーヒーを飲む。それから、9時になると息子の風呂入れである。8時半には風呂から出る。それから9時迄が息子と遊びながら寝かし付けながらで過ごし、9時から9時半迄が娘に勉強を教える。因みに、娘の就寝時刻は午後9時半である。

 で、、、9時半からが運動タイム。9時半からダンベルを用いたサーキットトレーニングである。メニュー的には5セット行うけど、1セットのメニューは次の通り。

1.片手28kgのダンベルを左右に持ってダンベルフライを両手で10回
2.片手28kgのダンベルを左右に持ってダンベルベンチプレスを両手で10回
3.片側15kgのリストカールで片手30回ずつ。
4.片手10kgのダンベルを左右に持って肩上に載せた便座(?)スクワットを15回
5.12kgのダンベルを両手で胸で支えて傾斜腹筋を30回
6.12kgのダンベルを両手で首で支えて傾斜背筋を30回

である。これを5セット行えば大方一時間である。

その後、汗かき気味の状態で、ダンベル機材の類、マットの類を片付けてローラー台をセットしてピストを持ってきて乗る。

基本は100rpmで60分+インターバルで最高200rpm以上を何回か入れるパターン

これが終わったら、これを片付けて軽めのダンベルを用いた整理体操を行う。

これが終わると、、、大抵が深夜零時~零時半くらいである。

この運動を行っていると、やはり家庭生活では都度中断を余儀なくされる場合がある。その中断時間が運動再開の際にどう感じるか?を纏めてみると、、、、

案外、筋トレメインの時は、少々時間が空いても違いはあまり感じないのだが、ローラー台部分では、途中に中断があって、その中断時間が15分を超えると再度身体が暖まって楽に回るには少々の時間が必要となる。

そういえば、週末スイムでも基本は連続だけど、途中で停まるとダメっぽい。週末バイクでも然りである。

運動単体で見ると、移動することによって消費するエネルギーは基本的には同じだろうけど、連続動作状態で定常な状態と断続な状態っていうのは感じ方が違うと言う事は、エネルギーの消費の仕方も変わっているのだろう。感覚的には、途中で停まってしまうと、、、、効果半減って印象を強く持っているので、自分の場合は、余程の事がない限り中断しないようにしている。

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