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2011年3月25日 (金)

ダイエット器具の耐久性

 最近は、世代別流行の比較等を取り上げた番組を見かける事が多い。
 で、近年多く見かけるのが、ダイエット、健康関連である。時代を遡る程、モノや道具に頼らず手間暇掛かるというのが傾向。最近になる程、お手軽簡単という傾向。

 ここ十年くらいを見ると、ダイエット器具、健康器具というのは数と種類の増加は著しいものであり、これを扱う通販番組の拡大も著しい。

 記憶を遡ると、幼少の頃のテレビ宣伝でインパクトがあるのは、『スタイリー』って腰の運動マットが思い出される。これ、果たして効くのか?というと、よく判らないけど、このような健康器具は、今や、深夜通販番組取り扱い商品では不可欠なモノだ。

 実際、自分も何種類か手に入れた事がある。

 オーソドックスにエアロバイク、手軽さ故に衝動買いしたステッパー、重量を嫌って導入した油圧ダンパー式ベンチプレスマシン、ラバーテンション式ベンチプレスマシン、ローラー台、、、、

 しかし、これらの機器を振り返ってみると、、、、

 エアロバイクはフリクション式、マグネット式双方を調達したけど、フリクション式が6ヶ月、マグネット式が2年で負荷ユニットが機能しなくなった。それで廃却。ステッパーについては、毎日の使用で4ヶ月程度でフリクションダンパーのフリクションが摩耗?によって掛からなくなった。油圧ダンパー式マシンは3ヶ月でダンパーオイル漏れ。ダンパー交換を繰り返すも、ダンパー取り付け部が金属疲労で折損、溶接して使用を続けたが、最終的には廃却。1.5年が限界。ラバーテンション式はラバー断裂に3ヶ月、その後、DIY店でスプリングとシャックルを購入して代用したが、スプリング寿命が5ヶ月程度、負荷不足故にスプリング数を増やすと、スプリング固定部、グリップバーのフレームが金属疲労で折損、最後はフレーム全体が歪んだので廃却。ローラー台は毎日30km程度の走行で使っているけど、ベルト系は1年程度で交換。ローラーのベアリングも交換しながら使っている。

 結局、、、、、どれもこれも、連続仕様で半年保てば御の字の状態。

 割と使えるのは腹筋、背筋両用台。これはベースにアングルを加えて使いやすく改造したモノだけど、これは現在3台目で少なくとも2年以上は使えているので満足。それから、筋トレ系ならダンベルは悪くない。スクリューダンベルは糞だけど、ロックボルト式のミズノのダンベルは快調。ローラー台も定期交換すれば取り敢えず使えるという感じ。

 多くの使えない健康器具というのは、殆どが、中国製。中国製が悪いのでなく、このようなデザインを企画した側が、器具に想定した耐久性が低すぎると言う事。毎日の使用で半年で壊れるって言うのは、、、、、どうなんだろう。

 恐らく、器具に頼る消費者が半年も使わないだろうという読み故だろうけど、、、なんだか不満である。使えなくなった途端、場所を取るゴミみたいな存在だから、半年で大型ゴミになるのはチョイ困るし迷惑な話だ。

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