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2011年3月13日 (日)

地震発生後一夜明けて、、、

 土曜日の午後2時46分に地震が発生し、直後に津波が襲ってきて一晩明けてから、被害の様子が報道で明らかになってきた。

 地震による建物の倒壊も震度7と言う事なら阪神大震災並だったのだろうけど、そんな事よりも、その後に襲ってきた津波の破壊力に愕然とするばかりである。建物の三階以上にまで水が押し寄せている。そして木造家屋、船舶、自動車が入り乱れて散乱した様は目にした事のない程の光景。さらに、津波が退いた後に海水が残っており、地域全体で70cm程度の地盤沈下だという。70cmの地盤沈下ということは、海抜高度が70cm以下の地域は海になったと言う事だし、同じ生活エリアを維持するためには最低でも堤防を70cm程高くして排水しないといけない、、、、、それに要する時間が想像出来ない。
 まぁ、此処までは天災なんだろう。

 しかし、原子力発電所の異常時バックアップのディーゼル発電機による冷却システムが起動出来ないとか、工業地帯一帯で多発している消火する事の出来ないコンビナート火災なんていうのは、天災というより、人災的側面も多分に含んでいる。
 これら設備の事故が直接、住民の財産を脅かした訳ではないかも知れないが、そういう設備の事故が、後の想定される被害予測から、優先順位上、政府機関の対応で上位に来ているのは事実であり、そういう設備の事故が、総合的な救援の遅延になっている事も事実である。

 本来、そういう設備のバックアップは機能すべきが当然であり、それがバックアップ機能しないって、、、、一体、何?って思うし、コンビナート火災、LPG、LNG基地で手の施しようが無いとか、、、、バカですか?って思う。想定外が生まれるようなら、そんなリスクを生む設備を使って事業を営む資格なんて無いだろう。

 この度の災害で人命、財産が多く失われた事は極めて遺憾だが、その救援活動の迅速性に影響を及ぼしたという点で、原発関連の事、発電所、備蓄基地、コンビナートっていう事業設備の事故は少なからず存在している筈であり、その事業設備を所有する事業者は、それ自体が被害者かもしれないが、災害を増幅した加害者であるとも見える。少なくとも、自分はそのように感じる。このような事業者の事業が公共インフラを支えるとは言っても、それで利益を得ている事実に変わりはない。
 少なくとも、事業主、事業者は、その事を自覚した上で、そのような設備を受け入れる事を認めた地域に対して最大限の支援をすべきだろう。理想を言えば、何か重大な事態に直面すれば、コンビナート設備なり原発なりの設備が緊急避難場所として頼りになる存在となるほどの安全性があって当然なのだ。それが出来ないのならば、極論すれば、街の再生を無償で請け負うべき代償を払っても不思議ではない。実際、このような設備を、或る意味、高齢化の進んだ集落に置いていて、そこで起こった事故からの再生を集落に住む人が独自で出来るか?というと、それは有り得ない。
 公共を支える企業ならば、それを存続させてくれている住民の生活再生に政府と一体となって取り組むべきだろう。

 企業自体が定めた想定値に対する安全率で安全をふれ回るような、危険な設備を過疎地域に配置するというのは、超御都合主義だ。

 今後、企業にはこのような責任を求めても良いと思うし、企業の作る設備は本質安全な論理の設備建築しか許可してはならないのでは無いだろうか?

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コメント

こんばんは。夜勤、お疲れさまでした。大変でしたね。昨日のニュースでは東京の帰宅難民の扱いが大きかったですが、今は津波の恐ろしさですね。

津波って表現よりも水の壁が迫るようなインパクトですね。

投稿: 壱源 | 2011年3月13日 (日) 00時33分

 えらい災害ですね。東京に居ても怖かったです。まして不安な状況で夜勤。一晩中揺れて怖かったです。私の板地域では怪我人が少なかったようで、運び込まれる人がほとんど無かったです。 原発事故、本当のことがあらわになるのは時間が必要かもしれません。自分でも出来る事としたら、茶色いうがい液(ポピドンヨード液)を水で薄めて飲んでおく事ぐらいでしょうか。津波の被害で思ったのは、ちょうど「のぼうの城」を読んだあとだったので水攻めの悲惨さでした。

投稿: クマ | 2011年3月13日 (日) 00時15分

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