シングルスピード+ドロップ=スカチューン?
本来は先週公開予定の記事。地震、原発事故関連での政府対応への苛立ちで公開が遅れていた記事。今週からは、記事のカテゴリーは基本は従来通りで定時公開の予定。
最近、広島でもよく見掛けるのが、シングルスピード+ドロップハンドルな自転車。一見、ピスト?って感じだけど、見掛けるのが殆ど街中。それにメッセンジャーバッグ装備+スニーカー系の靴、ストラップ類は無しというパターンに加え、停止動作中はクランクを止めているので、所謂、ママチャリと同じでシングルスピードというモデルだ。
これ系の自転車の多くはカラーコーディネートされており、基本はファッションアイテム的な存在。
これをカッコイイと言えばそうかもしれないけど、街中で使うには難点がかなり多そう。
細いタイヤ、泥よけ無し、決して軽くはないギア比、常時前傾姿勢、積載性の乏しい車体、、、こういうパターン、広島で特に頻繁に見掛けるようになった。
この間、このパターンの自転車で後輪にブレーキキャリパーが装備されていないのを見たけど、コースターブレーキが付いているようにも見えなかった。前輪だけで停まるというものだろうか?
固定ギアでもブレーキは必須だけど、フリーギアタイプなのにブレーキが見当たらない、、、、頭のネジが何本か抜け落ちているのかも知れないが、それでも、そういう選択というのは、自転車に求める格好良さを究極のシンプルさで表現しようとしているからなのかもしれない。
確かに、制動装置レス、シングルスピードというと、かなりシンプルに見えるし、BMX等小径車に較べるとフルサイズ700Cでシンプルというと、全体的に透けた感じ。
そういえば、、、、、
この傾向は、十年程前にTWとかFTR、SRとかで流行った奴。そうバッテリー、エアクリ系を取っ払ってサイドカバー辺りをガラガラにする系統。スカチューンって奴に似ている感じがする。確かに、当時のスカチューンを好む層と、今のシングルスピードを好む層というのは、傾向的に同じ人種のようにも見える。
スカチューン系の人、走りの面でみると全然なパターンが多かったけど、今のピストルック好きもそうだ。基本、見た目重視で、シンプル路線。これ系っていうと、これに絡む女性も似たようなモノを好む傾向。
っていうことは、流行であり廃れるのも時間の問題なんだろう。
今の自転車ブーム、、、、、ダイエット健康志向系、体育会系、オタク系のロード系ユーザー+見た目重視のファッションサイクルユーザーの二つのムーブメントが重なっているから大きなブームになっているのだろう。
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