ブームは過ぎた?
最近、周りの人も含めて聞く言葉、、、、『最近は自転車が減ったような感じがする、、、』と言う事。
それに関しては、感覚的には同じ感想である。
それでもロードバイクの販売台数は2010年は2009年を上回っているのは事実。但し、、、、、前年比の伸び率からいうと鈍化傾向。特に、2007年から2008年が著しいけど、2008年から2009年、2009年から2010年と最近に近づく程、前年比の伸び率は低下している。2009年から2010年では、売れ行きをキープしていたMTBも台数を落としており、スポーツサイクル全体で見ると頭打ちのような感じ。
http://homepage1.nifty.com/firstsource/etc/japan2rin.htm
一般に、市場の賑わいというのは、市場調査でブームを捉えて活性化といういことで、実際のブームと市場の賑わいっていうのはタイムラグが存在する。過去、単車のレプリカブームでも然りである。
販売台数は最高を記録しても、伸び率が低下、そして、実生活で見掛ける頻度が減った。身近な友人にしても、ロードバイクを乗らずに放置状態っていうのが少なくない現状。
これって、ブームは過ぎたのか?という感じを強く受ける。
ロードバイクに抱く幻想、、、、これに乗れば、速く走れるとか、楽に長距離走れるとか、、、、
過去のレーサーレプリカに抱く幻想、、、、乗れば、速く走れるとか、峠が楽しく走れるとか、、、
しかし、レーサーレプリカに乗れば誰でも速かったか?誰でも楽に膝擦りOKか?っていうと、そうでも無い。
実際、ロードバイクに乗れば他の自転車より速いか?っていうと、殆ど乗り手次第。楽か?っていうと、勘所や使い方を把握していないと、首、腰、尻、膝が痛い、、、、
結局、幻想が打ち砕かれる。
レーサーレプリカの終焉は少なくとも、そういう理由だけど、ロードバイクも同じように見える。乗れば速いか?っていうと、それは有り得ないだろう。思ったより疲れる。思ったよりしんどい。思った程速くない。周りで乗らなくなった人に聞くと、そういう解答が多い。
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