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2011年3月18日 (金)

或る意味、凄い

 福島原発、先週の金曜日に被災して緊急停止した。緊急停止は良かったけど、バックアップシステムから何まで全て停止してしまった。これはマズイ。

 しかし、基本機能が完全に停止して、建家が爆発したり、火災で炎上したり、サプレッションプールが欠損しても、大爆発のThe Endには到っていない。それも40年前の老朽化の進んだ設備なのに、、、、

 これって、考え方を変えると、凄い事。

 そして、、、、危険な状態が続くという事態が一週間も続いていると、これが日常的に感じられてしまうっていうのも、或る意味、怖い話。

 地震当日から3日目くらいは、NHKも民放も地震の報道番組一色だったけど、水曜日あたりからは、普通に民放の番組も流れている。
 ブログのアクセスを見ると、地震ネタよりも自転車ネタでお越し下さる人の方が多かったりする。少なくとも、西日本に居ると災害があったと言う事自体が危機感として伝わっていない。これは、阪神大震災の際も、奥尻島の津波被害の際も同じ。

 ニュースでは、日本を応援する海外の声が紹介されたり、その元となる救援の様子、市民の秩序等々が紹介されているけど、被災地からの距離に反比例して危機意識が希薄になっているように思う。

 これも、考えようによっては、凄い事。

 更には、急激な円高の理由が、復興特需を見込んだ動きという話もあるけど、急激な円高が復興特需を支える民間活力をバックアップするか?というと、これも厳しい筈だけど、それでも、こういう風に為替が急激に変動するって言うのも、、、、

 これも、みんな金感情で生きているな!って思いから、やっぱり凄い事だと思ってしまう。

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