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2011年3月21日 (月)

食べ物への警戒感

 ホウレンソウとか牛乳に暫定規制値を超える放射性ヨウ素が検出されたという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110320-00000320-yom-soci

 売る側としては、その産地のホウレンソウ等は撤去されたという。取り敢えず、食べても健康被害は無いといわれているが、実際の売り場からは姿を消す。

 この問題、ゴミ焼却場近辺でのダイオキシン、O157とカイワレの問題等の時と似ている感じである。

 どんなに安全をアピールしても、消費者は口に入れるモノ故に警戒度は高い。結果的に購入を避ける傾向が強い。これは、鳥インフルエンザとか口蹄疫とか、畜産物に対する警戒にも見れる話。

 害はないよ!っていう一方で、暫定であれど規制値で定義された数値を上回るのも事実。この辺を合理的に説明する理由が必要。これは、計測放射線の強さで安全とか危険を言う場合でも然りだ。

 安全といっても時間が経てば、安全と言ったことが過ちだったというのは、昭和の時代の公害病なんかがあるけど、そういう事をしっているから消費者は警戒するのである。

 今回は、見えない放射能を相手にして、安全の理由が説明されいているけど、そもそも最初に定義された上限値とか規制値があるのに、その決められた値を超えていても大丈夫と言われても説得力に欠けたりしている部分がある。目に見えない不安感っていうのを多くの人が感じているのは事実だろう。

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