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2011年3月26日 (土)

出来る事

 津波の被害、原発の事故、非常に大変な状況になっている。こんな事に何が出来るか?考えてみると、祈る、義援金を送る、現地の生活を圧迫するような消費行動を取らない、、、これは実践しているけど、他に何?

 事故処理にあたる自衛官、消防隊員、東電の協力会社社員のような事は出来ない。ボランティアで現地に飛ぶ事も出来ない。

 出来る事、、、残念ながら、今、何も出来ない。

 でも、工業分野に身を置いている現状で出来る事、、、やっぱり、生活を守るニーズに適ったモノを提供して、将来起こりうる危機回避に役立つモノを作る努力をすると言う事は出来そう。

 そろそろ、脳内をリセットして来週からは、意識の向きを修正しないといけない。

 今、行っているのは、津波には無力だけど、高潮とかゲリラ豪雨による水害から生活を守る先行待機ポンプに適用できるかもしれない摺動システムの開発。具体的には、水が襲ってくる前から排水に備えてポンプを全力運転する事を可能せしめる摺動システムだ。

 少なくとも、既存同系統のシステムに劣っている部分は無い。これで儲けようって意識も無い。なるべく多くのポンプメーカーに供給し、広く普及させたい。普及させるためには、安価で広く支給する。権利ばかりを主張しない。こういう姿勢は貫きたい。
 出来そうな事、、、、あれば、社会を守る事の出来る機器を支える何かを生み出す事くらいだ。

 既に、数社から引き合いと製作依頼も頂いている。滞らすことなく、これを処理していこう。

 こういう機器を支えるシステムを作る上では、今回の事故を参考に、見通しに基づいた安全率のような考えはやっぱり排除して、絶対的に安全で壊れないという方向性だけは守りたいものである。
 究極を追求すれば、製作コストの跳ね返り、エンドユーザーからは価格的に厳しいという声も頂いている。それに対して、極力、コストを下げる取り組みも行うけど、それであっても、絶対的な信頼性を失わないシステムにしないといけない。

 ということで、今回、こんなところで敢えて発表してみる。

 無注水起動ポンプ用軸受システムであるが、この核となるベアリングのグレードを新たに追加した。

 追加バージョンは、従来の完成想定品と、機能検証品の中間グレード。機能検証品は出荷する予定はなかったのだけど、これもグレードとして追加する。機能検証品は通常材料で素材比+加工費、中間グレードはそれに対して加工後に材料改質費を追加、その上の製品は改質と加工を繰り返す処置が必要。

 価格比は、原価ベースで機能検証品を1とすれば、中間グレードは1.3倍、従来製品想定グレードは1.7倍である。

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