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2011年4月26日 (火)

面接を前に、、、

 震災後、内定取り消しとか企業が被害を受けて失業者が増加するとか、そういうニュースを聞くし、それに対して、行政は雇用確保!という事で動いている。
 一方で、リーマンショック後は新卒者採用の抑制で、新卒でも入社が適わない人が問題と言う事でニュースにも取り上げられている。

 そんな話を聞く中で、今年も来年の新入社員の採用試験の季節がやって来た。

 昨年迄、新入社員の導入研修を行ってきたけど、今年からは基本はパスなのだ。

 理由、、、、それは、導入研修で話す内容では、嘘は言えない。しかし、配属後の年数が経過すると、嘘と真実が誰でも判るようになる。すると、最初の内容には綺麗事が多すぎると思う人も少なくない。その思いの差を理由で辞める人に対しては、やはり申し訳ないと思うもの、、、、辞めていった後輩から、最初のやる気が出る話と実態の違いが退職申し出の理由の一つ、なんて聞くと申し訳が立たない。

 そういう理由で、嘘を付くのは嫌だから、今年からは人の人生に関わる場面には参加したくないというのが、講師辞退等に繋がっている。

 採用面接でも然り、、、、不景気になるほど、多くの学生が受けに来る。採用する側の論理とすれば、戦力になるような優秀な学生が欲しい、、、、受けに来る人も様々で、優秀すぎる人も居れば、これって有り得ないだろう!?って人も居る。面接官の立場とすれば、自分の過去を棚に上げて優秀な人材を確保しようとする。

 自分も過去の面接では、そういう優秀な人材を見つけ出す作業に携わってきた。

 しかし、ここ数年で入社後の悩みを持つ後輩を見ると、ホントに優秀な奴を引き込む事は良いのか?という思いを募らせるのが実態である。優秀故に、ダメな組織に対する疑念を抱く。そうした時、組織をどうにかしてやる的なレベルなら良いが、無力感に押しつぶされている実態を見ると、、、やはり、気の毒。人を選ぶのも難しいのである。

 ホントに優秀で力を持つ人が来る可能性は低いが、ダメな組織を改革出来る程のパワーを持つ人っていうのは、ほぼ100%、やってこない。優秀でやって来る人というのは、優秀だけど、組織を変える力迄は持っていないというのが殆どだろうが、そういう個人を受け入れるべきか?というと、これは悩むところ。逆に、会社の実態に合わせて、適当な人材を集めれば、、、という事が可能か?というと、これはこれで問題が少なくない。

 こういう気分は嫌だから、今年は採用最終面接における面接官と採用可否の会議出席は辞退したいと考えていたのだが、、、、今年も、その場に立ち会わざるを得ない状況。

 連休前の4/28にあるのだけど、今から憂鬱。

 気にせずに会社経営者の望む、なるべく優秀な学生を選び、選んだ学生が将来不満を持つのは気にしないで良いといえば、そうかもしれない。受ける側が会社業績から実態を読めなかったのは受ける側の見る力の不足!って思う事にすれば良いのかも知れないが、、、、それは難しい。

 正直、組織に蔓延る矛盾、嘘、偽善、、、、そういうのを全部見ているが故に逆にやりにくい。気にしなければ良いのかも知れないが、、、、なんとも、気分的に憂鬱だ。

 これって、、自分がそういう人を判断する域に成長していない事の裏返しかもしれないが、、、、

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