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2011年4月19日 (火)

依存?脱却?

 地震による震災からの復興、地域によって明暗を分けている。
 地震、津波の被害は甚大だけど、それだけの場合、地震発生から着実に事態は進行している。

 しかし、、、、原発事故という人災による影響を受けている地域では、事態は進行どころか、膠着しているか、深刻化しているかである。

 原発事故っていうのは、周囲に多大な影響を及ぼしているというのが良く判る。
 ところで、原発を迎え入れた地域は、原子力と共存、協栄してきた事実もある。そこで雇用を生んで、経済を活性化する。自治体にも色んなメリットが享受されるのも事実。

 実際、今回の地震で新たな原発の建設、中断した工事の再開は難しい一方で、再開を要望する声もあるようだ。

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/286362.html

しかし、今回の事故で明らかになったのは、原発を受け入れた自治体には普段は享受があっても、その圏外の自治体には何も無い。しかし、事故が起こったら、自治体境界とは異なる被害エリアに被害が及ぶ、、、、結果、享受は何も無いのに、被害だけもたらされるという事実。

今後、原発が生き残るには、従来の自治体だけの賛同だけで進める事が難しくなるということだろう。
チェルノブイリの場合の被害範囲を福島中心で当て嵌めると、その被害エリアは東日本全域となる。チェルノブイリの場合、最悪の事態に進行するとヨーロッパ全土という事だったという話も在る訳で、そうなると、原発の立地を地元自治体だけの賛否で判断するのは不可能ということである。

産業として利益が直接的に享受出来る自治体は兎も角、立地からの距離数に従って、補償、保険料のようなモノが算定されて広い範囲の賛同を得ない限り進める事は難しくなるだろう。

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