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2011年4月14日 (木)

原発の代替えは?

 現状、原子力発電所の新規建設、点検後の再稼働、、、、これは相当に厳しい。ぶっちゃけ、海外の原発推進にも大きな影を落としているが、国内の原発推進の路線維持は今の状態では不可能といっても良いだろう。

 管は、エコな発電で、、、ということで、ソーラー、風力等々言ってるけど、あんなモノは原発の代わりに為り得ない。地熱というのも観光業等々の兼ね合いから簡単ではない。

 となると、火力、水力となるけど、現実的には火力に依存する事になるだろう。火力というと、石油、石炭、LNGがある。因みに原発は発電量の26%程度、火力を分けて考えると、石油火力は12%、石炭火力が25%、LNGが28%というところ。

 エネルギーコストを考えると、石油火力は厳しい。となると、石炭火力、LNG火力の二つが大きな候補。どちらも一長一短あるようだ。

 純粋に排出CO2低減を掲げればLNG火力なんだろうけど、LNGという資源産出が偏在したモノに頼る事、それと異常時における被害を受けた場合、事故を終息させるのは燃料形態からも非常に難しいという面もある。発電所を含んだ装置プラントとしては大きなコストが発生する。

 一方で石炭火力はCO2排出が多いそうだけど、昨今は超臨界、超々臨界蒸気タービンを用い熱効率を飛躍的に高めたモノも存在するという。メリットは燃料となる石炭が広く安価に調達できること。

 どちらを選択すべきか?というと、一長一短あるようだけど、南海トラフの海底の奥深くに埋蔵されているとされるメタンハイドレートを期待を掛けるよりは良いだろう。

 設備の建設によって原発と早く置き換えるということにプライオリティーを置けば、超臨界圧石炭火力発電所を作るというのがベストかも知れない。発生するCO2を抑制するためには、既存技術の延長+新規技術で或る程度は可能である。超臨界圧の次、超々臨界圧にして、発生CO2は回収するか貯留するかで大幅に抑制できる。使用済み核燃料を地下保存するよりはCO2の貯留の方が受け入れられやすい。

 そういう意味では超臨界、超々臨界圧の石炭火力に軸足を置いて進めるというのが今後の主流となるかもしれない。

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コメント

ふと、思いました。
勤務先では家屋解体クズを焼却して発電するシステムを販売していますが、そういうモノは災害復興に役立てる事が出来るかも知れません。
ソーラーとか、即効性が無いので現実的な路線から案を出さないといけませんね。

投稿: 壱源 | 2011年4月15日 (金) 00時00分

 こんばんは。1970年代にも盛んに研究されていた事ですよね。フィンランドでしたか、森林を整備すると出てくる木材を買い取って発電に利用する制度が有るそうです。国内の旅行先で、手を入れて居なさそうな森林を見かけますが、発電と森林整備が出来て良いかと思います。国内で調達できる事も大事ですよね。また、無駄遣いしない生活をすすめる良い機会ですね。

投稿: クマ | 2011年4月14日 (木) 23時37分

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