« 官邸メルトダウン | トップページ | 無注水摺動耐久試験結果:無注水軸受改質材×LPCDLスリーブ »

2011年5月26日 (木)

禁句かもしれないが

 禁句かも知れないが、福島原発、これはドツボ状態と言わざるを得ない。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110525-00000007-maip-soci

 実際、電源喪失から危機に以降する猶予期間に適切な処置を講じられず、右往左往し、経済性を重視して廃炉を恐れたり、、、結果、猶予を失い危機的状況に陥った。

 空焚きの結果、あれ程頑強な建て屋を吹っ飛ばす程の爆発が生じた。

 それでもなお、電源回復で冷温停止、、、とアナウンスしていたが、そんな状況では無い事を認めざるを得ない状況が今。

 何故に、今更公表するか?

 その理由、、、、、隠しようが無くなったから。つまり、手立てを失ったから。

 言う事は禁句かもしれないが、ドツボで手の施しようが無い状態にしか見えない。直近の未来を占うに、、、、従事作業員が次々と線量限度を超える。つまり、誰も居なくなったと言う事。

 既に、原子炉も格納容器も完全にアウト。理由は、容器内外の圧力差が無い事。つまり、気密が失われているのだ。炉内の破壊された燃料がどんな状態か知らないが、処置する事は極めて困難な状況だろう。

 こうやって手をこまねいている間も汚染が明らかになる。農作物、水産物、土壌、、、、殆ど全てが以上状態となっている。その汚染は、非常に広範囲、、、、、政府が安全基準値を操作しても隠しようの無い状態。正直、原発から半径で200kmでも安心出来ない状態かもしれない。

 今、風評といって警戒する行動を非難する空気がマスコミ、政府によって作られているのは、偽善行動にしか見えなくなってきた。

|

« 官邸メルトダウン | トップページ | 無注水摺動耐久試験結果:無注水軸受改質材×LPCDLスリーブ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 禁句かもしれないが:

« 官邸メルトダウン | トップページ | 無注水摺動耐久試験結果:無注水軸受改質材×LPCDLスリーブ »