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2011年5月 4日 (水)

バランス

 自転車で速くなりたい、、、、、そんな検索も多いけど、久々、猿まねストーカー小僧と話をしたけど、、、、、簡単に書いてある事、聞いた事をフッとやって結果が出れば誰も苦労しないような、、、、そんな感じ。

 例えば、筋肉が必要!って事で、スロートレーニングで筋肉付けて、それって使えるの?というのが直感的な感想だし、、、、

 基本、能力を高める時、高まった状態を具体化する上で必要な要素全ての能力を高めないと、望む人が望む結果を得るのは難しいような印象である。特に、スポーツというと、ある特定の部分だけ特殊な方法や器具を用いて鍛えても、それが能力を発揮出来るか?というと別問題のように思う。

 高い出力を長時間、、、、、そういう風に簡単に言う事が出来るけど、、、、それを現実に得ようとすれば、特化した方法では無理、、、、、、

 例えば、高い出力というと力×頻度、力を高めるだけでもダメだし、力を伝える頻度を増やすだけでもダメ。それを長時間というと、具体的にどんなにしなければならないか?をシンプルに考えてみる。

 筋肉を付けてもダメ。筋肉を付けたら、それが長時間、大きな出力が持続出来るように心肺側も備わってなければダメだろう。筋肉に溜まる疲労物質を効果的に排出するための循環器系統も備わってなければダメだろう。

 筋肉を発達させると、、、、心臓の血液を送る力も連動して、、、大量の血液をロス無く送るというと、酸素の運搬能力も高くないと活けないし、血管の抵抗も小さくないと活けない。こういう事を連動して考えると、、、筋肉、肺活量、心拍数、血圧、、、、こんな数値がバランスを保って変化するような取り組みが必要なんだろう。

 骨格筋率のアップを目指し、肺活量の増大を目指す。心拍数は低下させて、血圧でも最低血圧の数値を下げていく、、、、それでいて、最高心拍数が高い状態を可能とさせつつも、運動停止後の回復率も高める。このようなバランスが保たれなければ力と持続力は高める事が出来ない。
 更に、出力に重要な頻度というと、必要な瞬間に必要な力を伝える。不要な時に抜く。そういう能力。つまり神経系の発達。神経系の発達=動かし方の自由度の確保。これも重要だろう。

 こういう事をバランス良く高めるというのが、望む人への解答となるように思う。

 そして、そうやって得た能力を、スポーツの種別に応じてどの様に利用するか?を考えた上で理想の実践を繰り返すということが最終的な願いを叶える道順だろう。

 このような総合的なバランス的な考え方が無ければ、望みは永遠に適わない、、、、そう思う。

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