後手による深刻化
原発事故後の対応、全てが後手にまわっている。しかし、それが被害を身近に忍び寄せている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110501-00000071-jij-soci
下水によって下水汚泥から高濃度放射性セシウムが検出されたという、、、、梅雨、台風、、、季節が進み、対応が進まない程に、拡散した放射性物質が広範囲に広く、そして深く、環境を蝕んで、生活に影響を及ぼしつつある。
こういう実体が明らかになる程に、農畜産物の出荷制限解除とか、そういうニュースの元となる検査結果自体に嫌疑を持つ人が増える。
実際、原乳については、地区の原乳を混合してから検査という風に検査方法が変わったのである。これって、放射性物質が含まれていないのでなく、希釈したから大丈夫という論理である。
今の政府は、検査方法にトリックを使ったり、制限のための、しきい値を都合良く変更して安全のフリをするというのが多すぎる。これは、危険を宣告したら補償範囲が増えるからと言う経済的理由だと疑いが掛けられる原因となっている。
それ故に、進行して、深化していく被害の状況と、制限解除のニュース報道の乖離が白々しく見える。
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