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2011年5月21日 (土)

早く出ろ、、、、

 個人的に一番楽しみにしている事、、、、、それは、車の話。

 マツダの新しいスカイアクティブという奴、そのレギュラーガソリン仕様で圧縮比14を達成し、30km/Lの低燃費を実現するというデミオのマイチェンである。

 これ、是非乗ってみたい、、、、将来、速度で1km/hからロックアップするというトルコンに新世代のエンジンという組み合わせで車が出れば、偽り無しに次期愛車の最有力候補となりそう、、、、
 っていうのは、冬に柴田にぶつけられて借りていた代車が現行デミオの1.3L、これ、トルコンは糞だし、1.3Lでの燃費は5.5km/L台、、、、まぁ、団地の上り下り+通勤時間帯での短距離走行だけだけど、S/Cプロボックスが9km/L以上をマークして、エリオMTが8km/Lをマークして寂しい思いをした印象がどれ程改善されているか?が興味津々なのだ。

http://replica2st.cocolog-nifty.com/diet/2011/03/post-ca63.html

 今の時代、低燃費志向で、CVT、ハイブリッドが注目高いけど、、、、変速比で速度コントロールするようなシステムや、エンジンを単なる移動用としてしか考えないパワーユニットのモデルには全く関心が無い。

 速度とは吹け上がりで楽しむモノ、、、、エンジンとは爆発を感じて速度に変える事を楽しむモノ、、、、そういう感覚では、やはりエンジンとしての存在感を失ってはダメだ。モーターというモノで置き換えるのは、もっと先の時代で良いような気がする。

 登場したら是非試乗してみたい。それがスカイアクティブだ。実際、デミオが30km/Lで登場するか?というと、RX-8の登場では280PSと噂されながら250PSに留まった前科があるから、そのままというのは厳しいかも知れないが、30km/Lが一人歩きしている現状では、これを何とか達成したいだろうなぁ、、、

 ところで、スカイアクティブエンジンの圧縮比14でも使用可能な理由、、、、最近、カットモデルを見て思ったのは、あれは単純に圧縮状態、着火状態における燃焼室形状の工夫によるものか?という気もする。

 勿論、単純にそれだけではないだろうが、根底は、その部分かな?という感じ。着火段階における燃焼室を極力コンパクトにするためにプラグ近傍の小さな球形燃焼室というのが基本であり、スキッシュエリア最小にするというのが元なのかも知れない。

 そもそもノッキングというのは、自然着火温度が低い燃料の使用したり、空燃比の大きな混合気を使うという事で化学反応的な要素が影響すると思われがちだけど、実際は、その反応による弊害を来す物理形状に起因するものである。
 具体的には圧縮比が高い状態で燃焼初期圧力が高い状態とか、火炎伝播距離が長ければ火炎が伝わる前に高い圧力になる部分が多くなるということ。更に具体的に言うと、燃焼の最後の方で残っているエンドガスが多い形状の燃焼室で発生しやすいということで、エンドガスを最小にするには、スカイGのようなピストン形状で燃焼室を定義するのが有利と言う事なのかもしれない。たこ足の併用が有効というのは、シリンダー内の未燃ガスを速やかに排出する慣性排気という部分が重要ということかもしれない。

 まぁ、圧縮比が11程度でノッキングを起こすというのは、その原因に何があるか?を見抜いた眼の賜だろう。

 こういう原理追求型の設計作業こそ、開発業務と言えるものかもしれない。まぁ、この仮定がハズレならば大きな勘違いだろうけど、、、、俺もプロでないから、この説に責任は持てないが、、、、。

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