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2011年5月10日 (火)

ブースト計用ホース

 プロボックスのS/Cには表題のホースが張り巡らされている。スロットルのソレノイドバルブ~S/Cバイパスバルブ用ダイヤフラム、スロットル下流側~S/Cバイパスバルブ用ダイヤフラム、S/C下流過給側~ブースト圧感知ユニット~ブーストメーターへのフィルター、フィルターから車内側ブーストメーター用感圧ボックス、、、、等々である。全長を積算すると3m程はあるだろう。

 先日、スロットルボディのアイドルコントロールバルブカバーからのLLC漏れをホースバンドの締め直しで解決した際もブースト不良になり、この時は、エンジンルーム内のブーストホースを耐熱耐圧のシリコンバキュームホースに交換して解決した。

 その後、完全にオイル漏れ、水漏れを直した後にもブースト不良になり、この修理はエンジンルーム内のブーストメーターへのフィルターより車内側のホースも耐熱耐圧のシリコンバキュームホースに交換した。

 結局、NBR系のゴムホースの硬化劣化により各種継ぎ手の差し込み部からのリークが原因で、大気圧以上の過給が適わなくなったのが原因だけど、硬化してしまうと差し込み部全てをインシュロックで固定していても無意味のようである。しかし、このホース、メーター備え付けのホースで実使用が一年程度なんだが、それでも過給漏れを来すようである。特に、電気式のブーストメーター部(フィルター、感圧ユニット)は差し込み径がS/C周りより一回り細いせいもあり、差し込み部のシールが宜しくなかったのだろう。

 それにしても、僅か一年程度でNBRホースは圧力漏れを来す程のリークが発生する、、、、正直、驚きである。

 他にも例があるか?を調べるために、『ブースト ホース 劣化 1年』で検索すると、他にも、そういう例があるみたい、、、、

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