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2011年5月18日 (水)

燃料は何処?

 一号機、メルトダウンしてるとの事。空焚きは十時間以上、そして到達温度が2800℃、、、、、ステンレスの融点の二倍に迫る温度。普通に考えて、穴空いているのでは無いだろうか?空焚きというと水無しだから、そんな状態で圧力容器が溶融せずに持ち堪えると考える方が不自然。二号機、三号機も同じような気がする。

 実際、電源喪失後、手をこまねいて時間が過ぎ去った後に炉内に注水作業を行っているけど、実際問題、その注水に見合った水位は確保されていないのが現状。炉内の水位を失ったのは、温度上昇による蒸発というよりも、揺れによる物理破壊+温度上昇による機材溶融による水分の漏出が原因で、空いた穴から崩れ去った燃料が周辺の溜まり水と共に散らばってしまったというのが今の状態のよう、、、、

 圧力容器とか格納容器というものが、容器としての体を為さない状態に陥っているとすれば、これから出来る方法は非常に限られてくる。どうするんだろうか?

 色んな場所に溜まった水の温度の情報が無いけど、案外、大量の水が気温以上になっているとすれば、格納容器外にも燃料が漏出していると言う事を示しかねない。

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