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2011年5月 2日 (月)

来年度採用面接を終えて

 連休前に表題の採用面接を行った。今回の応募は総数で72名、一次の筆記試験で28人になって、最後の採用面接で9人となった。結果的に競争率は8倍である。そんな試験で携わったのは最後の面接だから28人と話をしただけで、筆記試験の段階では知らない。

 その範囲で試験から思った事、、、一言、学生時代での時間の使い方、身についたスキル、知識というのを比較するだけでなく、自身の言葉のリアリティー、その言葉で相手に伝える能力という部分を含めて見て判断すると、、、、、

 絶対の採用数は少ないけれど、圧倒的に女子学生の方が優れているというのが正直な感想。短大卒を含めても女子学生の方が優れている。女子学生の優れている点というのは、学問とか科目云々の内容というよりも、自身の経歴や性格を上手い具合に希望や動機、将来に結びつけているということ。それで、その自分の経歴や性格で利点と思う世界が、本人にとって本当の意味で自信を持っている事というのが話からも判るし、取得した資格等からも判る。言ってみれば、嘘が無いのである。勿論、多少の嘘や見栄は見え隠れするが、それでも、アピールしている部分は彼女らなりの世界観が作られる程度に、その世界での習熟、精通を図っているのが見える。

 しかし、男子学生、、、、これは、正直、クソ以下だ。履歴書の得意分野というと、普通に科目名。この語句的な科目の羅列の時点でたかが知れている。話をした瞬間に見えるのだが、そういう奴に限って夢を語る。しかし、語る文言には全くリアリティーが無い。完全に夢である。夢というより空想に近く、並べ立てる言葉も泥縄式で拾ってきた言葉というのが見えるのである。
 念のため、その文言について質問を行う。彼らが得意科目といった世界の超基本的な理解度を調べる質問だ、、、、それでも、答える事が出来る奴は皆無である。完全解答出来た奴は残念ながらゼロである。答えは決まって『不勉強です、、、、』

 やっていない科目をやっていると語る。根拠の無い空想的夢を語る。言葉が薄すぎるのだ。

 知識の有無で選んでいるのではない。本当に自己分析して、偽りのない自分で、本当に望む未来や夢を語ってくれれば問題無いのだ。やった事もない、判りもしない事を出来るとか、判るとか、そういう体裁を繕う行動だけは頂けない。これじゃ、、、、、だめだ。まるで、今現在、丁稚で使っている作業員みたいなもんだ。

 偉い必要はない。偉い振りをするのがダメなだけ。自分の力、力量を水増しせず言う事が出来るか?出来ないのに出来る、やった事が無いのにやった事がある、、、、そういうのがダメなのだ。

 俺が面接官をする上での選択基準、、、、、見栄張り、嘘吐きは、、、、NGだ。

 でも、、、それ以外で、採用を見送る場合もある。見栄張り、嘘吐き以外で、人物的にも知識的にも、コイツは凄い!って思える奴が2~3年に一人は居るモノ。そういう場合、、、正直な気持ちとしては、入社後の数年で彼らにとって企業が不釣り合いとなるので、辞退する事を進めたい気持ちになる。

 つまり、採用を決める人は、見栄張らず、嘘付かずという人。更に、技術系志望の場合は、先の条件が大前提だけど、あまりに素晴らしい人でないということ。剰りにも優秀な場合、彼らの選択は彼らに後悔を与える、、、そういう意識があるので、その辺で上限側の条件を越えない人という事だったりする。
 男子学生の場合、、、、採用?っていうと、国立大学以上、、、、国立大学大学院で平均レベル迄。国立の修士で成績上位者というのは、企業側が活用する環境を与えてやる事は出来ないだろう。広島県内でいうと私学系の工学部、大学院でもチョイ厳しいかな、、、というのが感想。

 総論として、今年は凄く優秀!って人が技術系志望では居なかったので気が楽と言えば、楽だった。しかし、履歴書に書いてある得意科目、、、うそっぱちだな。知っている科目名を書けば良いって事はないぞ、、、、書けば聞かれる。その準備が出来ていないなら書くな。理工系採用枠に対しては、書けば聞く。聞いて答えて、それが夢に繋がる解答が出来ればOKだけど、基本語句が答えられない、うろ覚えっていうのが判れば、逆に落ちる、、、、熱力、伝熱、流動、材力、、、、そういう言葉を出せば、食い付いちゃうよん!

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