コンパクトクランクのメリット
コンパクトクランクというかPCD=110mmのクランクのメリット。普通にはインナー34Tが適応可能で軽いギアの選択が可能ということもあるけど、、、、インナー34Tを選べる事によってアウター歯を小さな丁数が選べるというのがメリット。
スタンダードクランクの場合、インナーは38Tが最小。となると、アウター歯は46T以上でなければフロントダブルの意味が希薄になるのだが、、、、コンパクトクランクならインナーで34Tが選べるというと、アウター歯は43T程度から使う事が可能となる。
そもそも、アウターとインナーの歯数差は比率で1.2~1.3程度にして置かないと、オーバーラップが無くなるのでフロント変速時における修正が煩わしい。インナーが34Tならアウターで43T、インナーが38Tならアウターで46T程度が理想。コンパクトならフロント歯数で43T程度が選べるのがメリット。フロント43Tが選べると言う事は、カセットの1T刻みのクロウス領域が常用出来るのがメリット。
フロント歯数が50T以上の場合、相当な脚力が無いと厳しい。そういう意味でアウター歯数が小さく選べる事で、カセットのクロウス領域が常用できるというのがメリットの一つといえるかもしれない。
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