スポルティーフ復刻計画再起動、その5
未だフレームは手元に届いていないけど、ワクワク感は募るばかりだ。
自転車ライフにおいて、ホントに久しぶりのスポルティーフである。スポルティーフを復活させたいと思いつつも叶わなかったので、念願である。
スポルティーフとはロード+フェンダー+キャリア+センタープルとは違うのである。
スポルティーフに憧れつつ作ったモデルとして小林ロードフレームで作ったモノや、シルクR2-4ロードで作ったモノがあるけど、、、、やっぱり、紛い物である。所詮ロードである。
スポルティーフ風ロードであったり、プロムナード風ロードだったりするのである。
個人的にはスポルティーフっていうのは非常に難しいモノだと考えている。スポルティーフの定義付けが出来ないとスポルティーフっていうのは作る事が難しいとさえ考えている。スポルティーフの定番工作を加えればスポルティーフか?というと、それも違うだろう。あくまでもロードとランドナーの中間であり、スポルティーフというのは、やはり、ロード、ランドナーに求める資質を理解したビルダーでなければスポルティーフっていうのは作る事が難しいだろうと考えている。
そういう意味で、ロードともランドナーとも違うスポルティーフとして納得の製品というと、ロードフレーム、トラックフレーム専門のビルダーから生まれるか?というと、それも疑念が晴れないのが現実である。スポルティーフフレームを作り得るビルダーというと、、、、やはり、ロード、ランドナーを作り分ける事が出来る歴史が必要。個人的には、東叡社くらいしか思い浮かばないのが感想であり、それ以外では、マスプロメーカーの当時モノくらいしか無いかな?というのが感想なのである。
逆に、スポルティーフをラインナップしていた当時の同メーカーのロードフレームというのはスポルティーフとは一線を画しているというのも事実だろう。
そういう意味で、シルクのR2-4フレームは、当時、グロワールスポルティーフが存在していた事を考えれば、やはりロードであり、小林フレームも、本来はピストフレーム、ロードフレーム専門であり、TTの日本記録を出した事もあるようなフレームを作るビルダーであり基本はロードだろう。
それ故に、フェンダー付けても、センタープルキャリパー付けても、キャリア付けても、、、、、小林フレームはスポルティーフ風ロードであり、シルクはプロムナード風ロードに過ぎない。
実際に、自分の自転車と当時のマスプロスポルティーフの横画像を見ると、スケルトンの違いは明らかである。そんなモンなのだ。
今度やってくるルマンのスポルティーフフレームは、由緒あるメーカーがスポルティーフとして提供していたモノ。それ故に、納得のスポルティーフが出来そう。楽しみだ。
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