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2011年6月27日 (月)

全力先行待機運転ポンプと放射能

 現在、表題の機器向けの無注水起動軸受の性能評価を行っている。この軸受はポンプメーカー数社に提供しており一部では既に実用化されているし、実用を目的として評価に着手し始めたメーカーもある。

 ポンプメーカーは現行軸受のポンプへの適用評価だけど、自分は軸受の次世代型の開発がメインの私事であるのだが、、、、最近の放射能ネタで考えている事がある。

 それは、、、この手のポンプの普及先は、首都圏の下水道局、、、つまり、首都圏の下水や薄いをハンドリングするのだが、、、、、この首都圏の下水や雨水には福島由来の放射性物質が濃縮した形で含まれている。この放射性物質を扱うポンプ故に確実に汚染されるのがポンプ。特に、インペラーシャフトを支える軸受は下水や雨水の流れの中央に位置するので一番汚染される場所でもあるだろう。

 この軸受に求められるのは何か?

 絶対に壊れない、滅茶苦茶長期間の運用に耐える、、、そういう性能だろう。

 ところで、その部分は将来交換する時期が来るのだろうけど、新しいシステムが原因で下手にポンプを開放する事がないようにしたものである。少なくとも、汚染物質濃度が高い状態の際にポンプの開放が強いられないような信頼性は必要だ。

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