ココ調の説明の仕方
月曜朝、フジテレビのココ調で子供と原子力のネタを放送していた。
なんでも、千葉県と神奈川県の県境近辺の公園での線量測定、、、、公園の砂場が0.19μSv/hour、砂場の深さ10cmくらいの場所が0.20μSv/hour、公衆便所の裏の水たまり下が0.5μSv/hour、池の水が0.2μSv/hour、公園中央の丘の上が1.9μSv/hourだという、、、、
それでテレビ解説では、全然、安全だからしっかり遊んでね!?
でも、基準値を1mSv/yearとすると、0.114μSv/hourだから全部オーバーだろうに、、、、
こういう報道自体に無理がある。安全の基準値を20mSv/yearなら大丈夫だけど、基本の1mSv/yearでは厳しい、、、、、
そもそも、テレビでのフリップをμSv/hourとするところをmSv/hourと表記している事自体が怪しい。
事実を伝えるだけで十分なのに、安全か否かを基準を不明確で伝えるのは無責任極まりない。
チョット、めざましテレビに幻滅してしまった。
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コメント
そうですね、結論ありきの番組作りが多いですね。
事実は事実、事実を伝える事が大事。
結論というのはしきい値との比較に基づくもので、しきい値に何を使うべきか?と言う部分が一番大事です。
その部分が結論ありきというのは残念ですね。
親が報道を信じないのも当然ですね。
投稿: 壱源 | 2011年6月14日 (火) 08時52分
こんばんは
そうですか。そんな報道(番組)があったのですか。結局、マスメディアは検察庁と同じ精神構造ですね。はじめにストーリーありきで番組を作っているのですね。政府の発表した福島以外は安全です、、云々を援護射撃する、ほかは安全です、、というストーリーで番組をつくっている。結果はどうあれ最後にそれを言う。
残念ですね。測定結果を出発点にして考えて番組を構成してゆく、、そういう世の中を待っているのですが、、、
投稿: とおりすがり | 2011年6月14日 (火) 00時32分