スポルティーフ・ジオメトリー
スポルティーフ、完成しました!
部品を揃えていたせいか、割と早く組上がりました。今回のポイントは従来の自分の好みから大きく方向転換した組み方ですね。勿論、自分の身体のサイズが変わる訳ではありません。それ故に、楽に動力を発生する時の下半身を中心とした各部の相対性はなにも変わりません。
違うのは乗り方です。乗り方的には、状態を起こすといのが基本であり、結果的に尻荷重が増えて、結果的にハンガーセンターから見ると、上体が起き上がり、ペダル位置は前方にシフトします。具体的にはピストやTTバイク風に組む事が多かった従来の前乗りスタイルから、後乗りスタイルに変更します。
当然、上体が起き上がるのでハンドルトップの位置は上方に移動します。但し、ケツの穴というかサドルセンター(荷重中心点)~ハンドルバートップ迄のリーチは乗る人間が共通故に変わりません。ただ、そのサドルトップ~ハンドルバートップを結ぶ線分は、従来の前下がりから前上がり(後ろ下がり)に勾配が変化する訳です。ハンドル位置が高くなるということは、ヘッド角が存在するので、ステム長とトップ長がオーバーラップする訳で、ステムとトップの長さは、ロードとかピストよりも長くなります。自分の場合、ピストやTTバイクでは、ステム長で60mm、トップ長で530mm、ハンドル落差で-50mmのロードではステム長90mm、トップ長で525mm、落差ゼロのコンフォートロードではステム長80mm、トップ長で530mmでしたが、ハンドルバートップがサドルトップより上にあるとオーバーラップが大きくなるので、ステム長90mm、トップ長540mmくらいが丁度良くなります。まぁ、このようにステム長とトップ長が変わってもオーバーラップ分を含めれば実質リーチは全車600mm(サドルセンター~バートップでは620mm)程度になります。
まぁ、そんな事はどうでも良いですが、そういう意識を重視してセットアップしています。
すると、、、、何と言う事でしょう!確かに速度のノリは今一ですが、物凄く楽に走れます。30km/h以下では極楽ですね、、、上体の負担は小さく、車体も直進安定性に優れ、路面のショックも柔らかく流します。後乗りの場合、ケイデンスは上がりませんが、動力を伝えるタイミングが少しダルになる訳ですが、その分、瞬間事の駆動時間が長くなり、その分、車体が安定している時間が長くなると言う感じです。
これ、完璧です。詳細はメインサイトで御覧下さいませ。
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