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2011年8月 5日 (金)

与野党

 日本の政治、なんか不思議。
 一応与党は民主党、そして野党は自民党、公明党、これは違いない。今の政治状況で、菅内閣が糞なのも理解出来る。

 しかし、菅が現状のように支持を得ない理由というと、基本は原発事故対応、震災対応の拙さ、それから自身の政治献金問題、、、、震災前の支持率低下の理由は、本題そっちのけで、小沢一郎の攻撃のみに傾注しすぎたから。つまり、震災前は政敵の抹殺に一生懸命になりすぎ、震災後は保身一色に走ったからだろう。

 この時間の流れで、自民、公明というのは、民主党の政策を批判し続けてきた。批判対象の政策とは何か?というと、高速道路無料化政策、こども手当政策、農家の戸別補償だ。

 この三つの政策の有無が自公政権と民主政権の違いであり、それ以外は、現状において殆ど一緒というのが現実だろう。

 自公政権の行ってきた事、民主政権で始めた事、当然、異なっているけど、民主政権の批判の対象となっている政策といっても、始まったばかりでこれから新しい時代に代わっていけばよいモノであり、今の生まれたての政策がいきなり完璧になるなんて、多くの国民は思っていないだろう。これは、あくまでも理念の具体化の一例であり、具体化策に拙さがあったとすれば、理念を保ったまま形を変えれば良いのだ。
 これは誰もが考えている事、与党でない自公が理念迄もを震災対応法案の成立を人質に、民主政権の理念迄も否定する事が許されるか?というと、自惚れ、奢りも甚だしい。
 勿論、人質に取られた震災関連法案のために、政党理念を献上するような民主党も、情けないとしか言いようがない。

 結局、民主も自公も糞以下ということだ。

 しかし、、、、、この流れを見ていたら、逆に菅内閣を応援したくなる心情が出てくるけど、同じ様な感覚を持つ国民も少なくないような気がする。

 それにしても、足の引っ張り合いばかり、、、、野党は野党の分を弁えて行動すべきだし、与党は理念を捨ててどうするつもりなんだろうか?アホだろう。

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