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2011年8月29日 (月)

開発技術に託すのは?

 先行待機ポンプを始めとした無注水摺動と水中摺動を両立する摺動システムだけど、採用してくれる企業もあれば、採用を検討してくれる企業もある。それらを合わせると数社に登る。

 これは実に有り難い話である。

 この様を見て、これで広まれば儲かりますね!的な話をしてくる人も居るけど、、、個人的には、これで儲けようなんて考えていないし、儲かっても嬉しくもないのだ。

 自分の願い、、、それは、何と言っても、レアな発想で生みだしたモノ。これがホントに大丈夫か?これがベストか?というと、自分の頭では、そう信じているけど、別の頭では、モアベターが存在すると思っている。

 その存在するであろう、モアベターと対抗するつもりもないのだ。それ故に、技術を公開して、検討、採用してくれる企業には全てを提供しても良いと考えている。

 その理由、、、、モアベターが有るとすれば、それらと仲良くやっていきたいだけである。自分の技術がベースであろうが無かろうが、この用途における問題解決の手法を既存のレベル以上のモノを見つけ出したいだけなのだ。

 理想は、自分の技術をベースに、興味を持つ多くのエンジニアの知見を集約して確実に性能を上げたモノに育てたいだけなのだ。これが理想。儲けるためというよりも、発想を完成させるためというのが最大の目標なのである。これが全てなのだ。

 技術を独創的に開発して儲けたい、、、、こう思う奴が居るとすれば、それは若すぎて損得勘定だけで幸福不幸の判断をする奴か、或いは、実際の開発は行わない経営者的な考え方だろう。そういうモンである。

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