反核
広島人である。正確には被曝二世だろう。8/6っていうのは原爆が落ちた日だ。この時期になると、原水爆禁止、、、こういう言葉をよく目にする。しかし、、、原水爆禁止とか廃止って言葉は聞いても、反核って言葉はあまり記憶にない。反面、核の平和利用、、、、そういう言葉は結構聞いてきた。
しかし、核の平和利用って何?
冷静に考えると、原発でエネルギーを起こして暮らしを豊かにする?って事なんだろう。でも、核は核なんである。漏れ出る放射性物質に善悪は無いのだ。故意だろうが事故だろうが、出てきた放射性物質は等しく地域や生物を脅かすのだ。良い放射能、悪い放射能、、、それは無いのである。取り敢えず、漏れ出た放射性物質は、同じように放射線を撒き散らし、周囲を放射能汚染するのだ。
さらに思ったのは、原爆とか水爆っていうのは、熱線とか爆風の破壊力を除いて放射線の強さっていうのを考えると、案外少ないのである。
しかし、、、、今回のように原発がクラッシュしたら、制御不能となってしまう放射性物質の量は爆弾の比ではないのだ。その量は圧倒的であり、最悪な事態になると、その汚染地域は爆弾の比では無いのだ。
そう考えると、不測の事態で受ける影響を考慮すると、それは手を付けてはならない領域なんだろう。
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