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2011年8月31日 (水)

今回も回想ネタ

 育児しながら、何度も思う事。それは、年齢、年数での身体の変化から見る過ごし方は何が正解か?という考え。

 人間、成長して完成するまでが、二十歳までだ。二十年掛けて成長し完成に至る。身体の完成もだけど、先人が社会生活をする上で見付けた知見を知識として身に付ける。

 二十歳から二十五歳迄が完成期で独立期だろう。二十五歳くらいから個体が核として活動する準備に入る。

 二十五歳から三十五歳くらいが次の世代を生み出す準備期間。準備期間故に、社会での活動が盛んになり家族を作る時期。家族を作るためには勢力範囲を拡げる。それ故に、完成した身体や知識を駆使して競い合う時期。この十年は、遺伝子を残すための競争に晒されるために個体としての生命力は疲弊する時期でもある。しかし、社会で一番活動すべき時期であり、一番活動している時期でもある。ただ、疲弊は生命力の疲弊ということで、健全な身体が蝕まれる時期。でも、二十年掛けて構築した完成個体は十年程度の無理には持ち堪えられる。ただ、不調の状況は確実に表れつつもある時期。

 三十五歳が成人病検診の開始時点というのは、このような個体の変化に実にマッチしているとも言える。三十五歳というのは、個体が家族を持ち次の世代を生み出す時期でもある。その時点で、個体としては次の世代に命を繋ぐ作業が義務として課せられる。
 次の世代が個体として完成するまでの期間というと、これから二十年の期間は、次の世代の完成のために生きる。次の世代を完成させるには、次の世代の成長環境を自分の生活環境と共有させる。つまり、疲弊して不調が現れ始めた身体が元に戻る事を意味する。
 次の世代の成長に二十年を費やす。これで元に戻る。

 その二十年後の五十五歳から六十歳では、世代を次に繋ぐ事が出来たわけであり、既に、種としての使命を全うしている。つまり、ここからは自由に過ごせるということ。

 こんな考えを思い描く事もある。還暦で好きな事が出来るように、今は育児中心の生活を営み、自分の身体のコンディションを来るべき還暦の時に完璧を保てるように過ごす。これが大事。そんな気がする。

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