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2011年9月23日 (金)

リアセンター

 DAHONのスピママ号、2005年モデルのSPEEDのP8モデルだけど、これ、トップ側に変速すると、時折、チェーンリングの外側にチェーンが脱落する。ガードを付けているから、チェーンリングとガードの間に挟まれて囓る、、、、そういう症状が結構ある。

 勿論、そろっと変速していれば問題ないけど、、、、、症状としては、荒れた路面でチェーンがばたつく時、Rメカのテンションスプリングが弱ってきた時、、、、そういう時だろう。実際、症状が多発しているのは最近の話。組み上げた当初、そんな症状は少なかったから、、、、

 ただ、こんな症状はDAHONのスピママ号のみ。フルサイズの車両、他の小径車でも、それはない、、、、これが起きる理由、、、、それは、チェーンの捻れ角度だろう。角度が急なら脱落しやすいのは当然といえば当然、捻れの角度はカセットの段数/リアセンターで決まる。段数は基本同じ、、、ならば、リアセンターが長い程、捻れ角度は小さい、、、

 一般的にフルサイズの自転車のリアセンター、殆どが390~420mm程度。ロードなら410~420mm、変速無しのピストなら390~400mmくらいが多い。我が家のロードバイクもそう。リアセンターの基本は410mmくらい。ロードエンドで調整可能なモノに限り390~420mmで選ぶ事が出来る。ルマンのスポルティーフともなると460mm近く。
 次は自分の自転車のチェック、小径車のオ・モイヨWW事、パナソニックのレ・マイヨW(PCW38)、これは何と430mm、ルイガノMVFが410mm、西DAHON事、2002年のSPEEDのフレームでは正爪エンド故に400~430mmが選べる。パナソニックのビーンズハウスのB-BH062も正爪で同じく400~430mmが可能。
 さて、DAHONの2005年のSPEEDは?ってみると、、、395mm、、、なる程、短めなんだ、、、、特にフロントシングルの場合、チェーンリングは相当に車体のセンター寄りである。それでカセットトップ側というと、チェーンは結構捻れる訳だ。フロントがダブルとかトリプルになると、アウターリングは外側に逃げるからカセットトップ時のチェーンの捻れは小さくなるけど、フロントシングルでBBが短いと、、、こういうデメリットもある訳だ。更に、リアカセットがワイドレシオでカセットトップ側となるとチェーンテンション自体が掛かりづらい状況。

 対策としては、BBを長めに交換してみた。取り敢えず、脱落の症状は今のところ収まっているようだけど、それでも今一心配、、、、実際、今のRD-C531は公称のキャパシティが22Tで、今の仕様的には目一杯に近い状態。相当酷使しているのでテンショナースプリングも経たっているだろう。後はRメカ交換してテンションを確保する方向だが、どうなるだろうか?

 そんなこんなで、小径車、折り畳み自転車でも変速性能を確保しようと思えば、この場合、リアセンターの長めの自転車の方が苦労が少ないかもしれない。
 リアセンターの長さが選べる正爪エンドの車体、結構良いかも知れない。

 そう言えば、靴底が広くなった形状のスニーカーを履いて漕いでいると、西DAHONでは内装変速用のベルクランクに靴の最後部が干渉気味な事があって、後輪の固定を後にずらして事なきを得た事があるけど、スピママ号では諦めるしかない。そういう意味でも、リアセンターの僅かな寸法っていうのは使い心地に効いてくる。

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