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2011年9月14日 (水)

内部被ばくの不思議

 世間では低線量の内部被ばくの影響は詳しく判っていない、、、こう言われている。

 一方で、福島県の原発事故被災地の方の住民の方々の内部被ばくの検査では、健康に問題のでる方は居ないと断言されている。

 この二つのニュース、なんだか矛盾しているような気もしないではない。

 健康に問題が出る方が居ないと断言している、、、、となると、健康への影響というしきい値が低線量内部被ばくでも幾らか?という数値が確定している事になる。確定していたら影響は大凡判明しているという事なんだろうか?

 まるで、枝野さんの『直ちに健康に○○するものでは無い』という発言そのもののような、そんな印象。

 それはさておき、気になるのは放射性物質っていうのは、種類によって蓄積する場所が決まるという話。
 そして、放射性物質は線源に近い程放射線の影響が強いという話。

 ということは、少量であっても蓄積する場所は一箇所で、そこに蓄積したら、その部位近傍の細胞は常に放射線に晒されるという意味。晒されている細胞がダメージを被るか否か?そのダメージを受ける率とういのは、線源の強さと距離から算出されるモノで評価すべきではないのだろうか?光でいうと、カンデラと距離でルクス、そのルクスの範囲が広いか狭いか的な評価の方が理解しやすい気もする。
 放射性物質が集積して、それが少量でもその近傍の少数の細胞が問題で、蓄積量に比例して影響を受ける細胞数が多いか少ないか?という話に繋がっているようにも思う。

 その辺の事を色々考えてしまうのは、結果として安全であるという話しか聞けないから。

 安全かどうか?よりも、実態検出線量が幾らで、基準の根拠が幾らで、その相対比較から安全だよ的な説明が全くなされていないのは、人体に対する影響に留まらず、食品の出荷基準についても言える事。
 この辺の曖昧さが非常に不明瞭である。

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